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殷観

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殷観(インカン)

字は孔休。荊州の主簿。蜀書・先主伝によれば、劉備が武陵、零陵、長沙、桂陽の四郡を攻め取った後、 孫権は劉備に「益州を協力して攻め取ろう」と持ち掛けた。殷観は自ら進み出て
「呉の先鋒となり、益州で苦戦することになると好機は去ってしまいます。今は呉には賛成しておきながら『四郡がまだ安定しないので兵は出せない』と答えれば呉は我々の領土を越えて益州に攻め込むようなことはしないでしょう。こうすれば呉と益州の両方から利益を得られます。」
と進言した。彼に従ったところ孫権は予想通り遠征を中止した。これにより別駕従事に昇進した。
楊戯が著した『季漢輔臣賛』にも才能のある人物であったとの記載がある。益州を呉に帰順させようとした周瑜の野望を頓挫させたという、蜀にとっては大きな仕事をしたのにも関わらず、残念ながら演義に登場してこないのは、これ以外の活躍が伝わってない影響か?

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