このタグがついた入力法は、10本の指をキーボード上の一定の位置に固定させたまま、運指法にほぼ関係なく文字入力を行うことができます。
 従来タッチタイピングを習得できなかったという方にとって、「はじめてタッチタイピングを習得する」ことを目指すときに、ちょうどよい教材としてお使いいただけるものと思われます。

 このページの記述時点で、以下の入力法が運指法を必要とせずに、タッチタイピングを習得できうる入力法となっています。


 こういった入力法で『タッチタイプとは何なのか』というのを体得していただいた上で、そのほかの入力法に取り組んでみると、練習するときの手法などはそのまま流用しつつ、ここに掲載されているさまざまな入力法が持つ「豊かな表現法」を体感いただけると思われます。


 ちなみに、そのほかの入力法は、おおむね以下のような性質を持っています。
── 覚えやすさ・忘れにくさ
速記系 ×、ざっと1600定義ぐらい覚えないと使えない。
行段系 ○~×、10行+10段の20個を覚えるだけで「実際には100個ある定義を意識せず、推測しながら」使えるようなものから、速記系レベルの1600定義ぐらいを持つものまで、さまざまな難易度のものが混在している。
かな系 △、行段系よりは難易度の幅が少ない。濁点分離型(約63定義)、濁音分離型(約90定義)、拗音分離型(150~300定義程度)の、主に3種類がある。それぞれに、行段系のような覚えやすさを加えてみたり、逆に打ちやすさに傾倒してみたりと、各配列ごとに癖がある。
漢直系 ×、ざっと1600定義ぐらい覚えないと使えない。
 打ちやすさについては、『どれが打ちやすいかなんて、人それぞれ』ですし、同じ系統でも並べ方が違うだけで性質ががらりと変わってしまうので、この表ではそれをあらわしていません。
 入力の速さについては、ついったいぱーさん(twitterをたのしむ高速タイパーの皆さん方)とのやり取りから推測するに、『配列の系統』には関係なくて『同時打鍵法ではないこと』が重要そうなので、これも上記の表には含めていません。


 どの入力法を選べばいいの?と迷ったときには、各配列の解説をお読みください。
 あとは、それら配列を作った作者のblogを読み込むなりしてみると良いかも……作者と同じ文章を書くことはないと思うので、内容を読むというよりは『自分に近い文体で、自分が望む分量を書いているか』という視点で見てみると、自分がその入力法を使ったときの印象を想像しやすいと思います。



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最終更新:2011年05月05日 21:18