福井県勝山市内で女子大学院生が殺害された事件で、逮捕された福井大学准教授の男が容疑を認めていることが新たに分かった。

 この事 件は今月12日早朝、福井大学大学院の准教授・前園泰徳容疑者(42)が、勝山市内の路上に止めた車の中で教え子で東邦大学大学院生・菅原みわさん (25)の首を絞めて殺害したとして逮捕されたもの。捜査関係者によると前園容疑者は容疑を認めていて、警察では2人の間に恋愛関係のもつれがあったとみ て動機などについてさらに詳しく調べている。

 2人は平成21年以降、前園容疑者が東邦大学で非常勤講師を務めていた際に知り合ったとみられていて、ここ数年は勝山市内で赤トンボの生態について共同で研究を進めていた。

http://www.news24.jp/articles/2015/03/15/07271023.html

赤トンボ博士 絞殺の教え子と恋愛トラブルか…車中で会っていた?

 赤トンボ研究のパートナーだった東邦大大学院生の菅原みわさん(25)を軽自動車の中で殺害したとして、福井県警が殺人容疑で同県勝山市に住む福井大大 学院の特命准教授前園泰徳容疑者(42)を逮捕した事件で、前園容疑者が当初、県警に「菅原さんの車が雪で動かなくなり、自宅から徒歩で助けに行った」と 説明していたことが15日、分かった。事件当日とされる12日は数十センチの積雪だったが、スリッパ姿だったという。

捜査関係者によると、前園容疑者は菅原さんに呼び出され、駆けつけると車内でぐったりした菅原さんを見つけたと説明したが、不審点が多いことから県警が捜査。死因が首を絞められたことによる窒息死だったため、殺人事件と判断した。

県警は15日、殺人容疑で前園容疑者を送検し、環境保全推進コーディネーターを務めていた勝山市役所など関係先を家宅捜索した。送検容疑は今月12日ご ろ、勝山市村岡町の路上に止めた軽自動車の中で菅原さんを殺害した疑い。捜査関係者によると、事件への関与を認めている。

前園容疑者は当初、研究のために外出していた菅原さんから連絡を受けたと説明していた。2人は車の中で会っていたとみられ、県警は恋愛関係のもつれを含め、何らかのトラブルがあったとみて、詳しい経緯を慎重に調べている。

前園容疑者は北九州市出身で、東大大学院を修了した農学博士。院生時代には、「日本のいきもの図鑑」の編集に関わり、「分かりやすい」と話題になったこと もある。勝山市内で妻と2人の子供と4人で暮らしており、妻は東大大学院で研究パートナーだったことがあるという。09年4月から12年3月まで東邦大の 非常勤講師を務めており、ここで菅原さんと知り合ったとみられる。13年4月に福井大教職大学院特命准教授に就任した。

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/03/16/kiji/K20150316009991080.html

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最終更新:2015年03月16日 14:41