業務日誌
機械と人間
授業後、夜間コースが始まるまでの時間に実習室を
使用させてもらおうとすると、他にも大勢いた。
俺以外は出来合いのチョコレートを成形し直すだけのようだが
一から作る作業が珍しいのか俺は注目の的になってしまった。
しかも出来があまりよろしくなく、というか率直に言えば
ザラザラで不味く、非常に晒し者の気分を味わった。
使用させてもらおうとすると、他にも大勢いた。
俺以外は出来合いのチョコレートを成形し直すだけのようだが
一から作る作業が珍しいのか俺は注目の的になってしまった。
しかも出来があまりよろしくなく、というか率直に言えば
ザラザラで不味く、非常に晒し者の気分を味わった。
ハンナに言わせれば当たり前のことらしい。
チョコレートは均一に、均等に、最初から最後まで同一の
力、速度で作ることでなめらかに仕上がるのだそうだ。
上手さで人間は機械に勝つことはできないのだという。
しかし、味があるとは人間が発生させる揺らぎがその本質であり、
機械では人間よりも味のあるものは作れないのだとも言った。
上手く、味がある。それらの調和こそが美味いものの
条件の一つなのだそうだ。
チョコレートは均一に、均等に、最初から最後まで同一の
力、速度で作ることでなめらかに仕上がるのだそうだ。
上手さで人間は機械に勝つことはできないのだという。
しかし、味があるとは人間が発生させる揺らぎがその本質であり、
機械では人間よりも味のあるものは作れないのだとも言った。
上手く、味がある。それらの調和こそが美味いものの
条件の一つなのだそうだ。
ハンナの助言と融資で俺の不味いチョコレートは大量の
チョコパウンドケーキに化けた。
クラスメイトから分けてもらったチョコチップも入れ、
中々に味のあるものに仕上がったと思う。
ある程度はその場にいた者達で美味しく食べたが
いかんせん量が多すぎた。
タッパーに入れて持ち帰ったが、正直始末に困っている。
チョコパウンドケーキに化けた。
クラスメイトから分けてもらったチョコチップも入れ、
中々に味のあるものに仕上がったと思う。
ある程度はその場にいた者達で美味しく食べたが
いかんせん量が多すぎた。
タッパーに入れて持ち帰ったが、正直始末に困っている。
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- 2012年02月14日 00:34:09
実力に見合った場所
昨年秋あたりから工事していた地下エレベータが完成した。
工事関係者の中に蜂磨というとてつもなく場違いな人物が
混じっていたので話を聞くと、彼を含めた五人は工事関係者を
危険から護るための護衛だったのだそうだ。
深宮の事情を知り、地下深くの超魔王級を相手にできる
人材は限られているということだろう。
エレベータシャフト自体は三日程で完成したが十階毎に設ける
エントランスの設備とそれを護る結界の構築に時間が
かかったそうだ。
二百十階は結界自体が維持出来ないほどプラーナ枯渇が酷く
二百階までの十九段階構成が限界だという話だった。
正直百八十階より下は何もない空間が続くので
耐久実験くらいにしか使用価値がないデッドスペースなのだが、
頑張ってくれた関係者に悪いので黙っておくことにした。
工事関係者の中に蜂磨というとてつもなく場違いな人物が
混じっていたので話を聞くと、彼を含めた五人は工事関係者を
危険から護るための護衛だったのだそうだ。
深宮の事情を知り、地下深くの超魔王級を相手にできる
人材は限られているということだろう。
エレベータシャフト自体は三日程で完成したが十階毎に設ける
エントランスの設備とそれを護る結界の構築に時間が
かかったそうだ。
二百十階は結界自体が維持出来ないほどプラーナ枯渇が酷く
二百階までの十九段階構成が限界だという話だった。
正直百八十階より下は何もない空間が続くので
耐久実験くらいにしか使用価値がないデッドスペースなのだが、
頑張ってくれた関係者に悪いので黙っておくことにした。
どこから聞きつけたのか早速流馬が降りて行ったがすぐに
敵が多過ぎると文句を言いながら戻ってきた。
どうやら下層階はしばらく誰も行っていないため随分危険な
生態系ができつつあるようだ。
これからは暇な奴が時折潜るだろうし、特練でも頻繁に
使用することになるだろうからその内是正されるとは思う。
俺も少し見てこよう。
敵が多過ぎると文句を言いながら戻ってきた。
どうやら下層階はしばらく誰も行っていないため随分危険な
生態系ができつつあるようだ。
これからは暇な奴が時折潜るだろうし、特練でも頻繁に
使用することになるだろうからその内是正されるとは思う。
俺も少し見てこよう。
追伸:多過ぎ。疲れた
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- 2012年02月13日 00:17:45
実践は明後日
今日はこの間ハンナが希望者を募っていた工場見学に参加した。
単純で単調な工程を積み重ね、豆がチョコレートになっていく
流れは休日返上で見に来た甲斐があったと思う。
単純で単調な工程を積み重ね、豆がチョコレートになっていく
流れは休日返上で見に来た甲斐があったと思う。
興味がわいたので手作りしてみようと思い、材料を購入した。
出入り禁止なのを失念したまま帰宅し途方にくれた。
月曜にでも学校で調理場を貸してもらうことにする。
出入り禁止なのを失念したまま帰宅し途方にくれた。
月曜にでも学校で調理場を貸してもらうことにする。
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- 2012年02月12日 00:34:01
仁義なき戦技特練
久々に海外での訓練だった。
ミサイルと一緒に打ち出されて前のミサイルを撃墜し、
自分のミサイルが後続のウィザードに撃墜される前に脱出、
特殊装備なしで生還しろ、とか無茶苦茶だ。
俺は何とか達成できたが十六人中撃墜、脱出の両方を達成できたのは
三人だけだった。撃墜できなかったミサイルは最初に乗っていった
強化人間が全部迎撃していたので、巫女さんはそいつの
腕を信じて今回の特練を企画したのだろうが
一歩間違えばイノセントの世界で戦争が起きたところだ。
ミサイルと一緒に打ち出されて前のミサイルを撃墜し、
自分のミサイルが後続のウィザードに撃墜される前に脱出、
特殊装備なしで生還しろ、とか無茶苦茶だ。
俺は何とか達成できたが十六人中撃墜、脱出の両方を達成できたのは
三人だけだった。撃墜できなかったミサイルは最初に乗っていった
強化人間が全部迎撃していたので、巫女さんはそいつの
腕を信じて今回の特練を企画したのだろうが
一歩間違えばイノセントの世界で戦争が起きたところだ。
まあしかし音速を遥かに超えた世界での訓練は厳しいが楽しいと
再認識した。色も音も置き去りにした超感覚の世界は
イノセントはもとより通常のウィザードでも中々入れる
ものではない。魔術を斬るレベルの話だ。
それも生きていればこその話なので、この特練はやはり
失敗企画なんだがな。死者二名は姫さんの時にはありえなかったことだ。
やはり姫さんは最終安全弁の作り方が上手かったんだな。
再認識した。色も音も置き去りにした超感覚の世界は
イノセントはもとより通常のウィザードでも中々入れる
ものではない。魔術を斬るレベルの話だ。
それも生きていればこその話なので、この特練はやはり
失敗企画なんだがな。死者二名は姫さんの時にはありえなかったことだ。
やはり姫さんは最終安全弁の作り方が上手かったんだな。
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- 2012年02月11日 00:54:31
責任なき出撃
呼び出しに応じ特練へ向かう。
李刻には連絡がなかったので俺一人での出張だ。
前回は俺に連絡がなかったので結構バランスよくやっているらしい。
何の責任もなくやることもやりたいこともやらない、
ただ自分のために体をいじめる特練に一人で挑む。
何だか楽しい気分だ。
李刻には連絡がなかったので俺一人での出張だ。
前回は俺に連絡がなかったので結構バランスよくやっているらしい。
何の責任もなくやることもやりたいこともやらない、
ただ自分のために体をいじめる特練に一人で挑む。
何だか楽しい気分だ。
こんなに軽い気持ちで行く特練は久しぶりかもしれない。
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- 2012年02月10日 00:51:59
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