あいかわらずの平和な朝
今日もあいかわらずの平和な朝だ。空が高い。
この大気を震わす大音量ボイスがなければどんなにさわやかなことか…
「おはよぅぅぅぅぅぅぅ!起きろぉぉぉぉ!!!」
締め切った窓ガラスごしでも目覚まし時計なみの音量である。
一体どんな肺活量をしてるんだ。
少なくとも人類の声量は軽く凌駕しているだろう。
こいつのおかげで俺はここいらで有名人だ。
「はぁ…お前な朝から騒がしいよ。もう少し声量落とせよ。」
無駄と思いつつもこの提案を掲げたのは何度目だろう。
「わかったぁぁぁぁ!!声量を落とすぞぉぉぉぉ!!!」
…そしてこうやって無駄に終わったのも何度目だろう。
いつも通りの月曜日の気だるい朝の一時。
また騒がしい一週間が始まる。
今日も二人は肩を並べて登校する。
登校中は案の定の冷やかしがが学校の生徒達から浴びせられる。
その中にニヤリと笑う友人の姿を見つける。
「あの野郎…今朝はやけに人が多いと思ったら…」
友人は大量のビラがを脇に抱えていた。
チラリと見えた文面には大きく[我が校の名物2人橘駿&三島亮虎]とあり[三年目のカップル]とか[明日の文化祭!!二人はいよいよ…]挙げ句の果てには[私はみた二人のキスシーン!]など、勝手極まることがかいてある。
この大気を震わす大音量ボイスがなければどんなにさわやかなことか…
「おはよぅぅぅぅぅぅぅ!起きろぉぉぉぉ!!!」
締め切った窓ガラスごしでも目覚まし時計なみの音量である。
一体どんな肺活量をしてるんだ。
少なくとも人類の声量は軽く凌駕しているだろう。
こいつのおかげで俺はここいらで有名人だ。
「はぁ…お前な朝から騒がしいよ。もう少し声量落とせよ。」
無駄と思いつつもこの提案を掲げたのは何度目だろう。
「わかったぁぁぁぁ!!声量を落とすぞぉぉぉぉ!!!」
…そしてこうやって無駄に終わったのも何度目だろう。
いつも通りの月曜日の気だるい朝の一時。
また騒がしい一週間が始まる。
今日も二人は肩を並べて登校する。
登校中は案の定の冷やかしがが学校の生徒達から浴びせられる。
その中にニヤリと笑う友人の姿を見つける。
「あの野郎…今朝はやけに人が多いと思ったら…」
友人は大量のビラがを脇に抱えていた。
チラリと見えた文面には大きく[我が校の名物2人橘駿&三島亮虎]とあり[三年目のカップル]とか[明日の文化祭!!二人はいよいよ…]挙げ句の果てには[私はみた二人のキスシーン!]など、勝手極まることがかいてある。
「私達はいつのまにキスしたんだぁぁぁぁ!?」
何故驚く…?
「いやいやしたことねぇよ…なんで驚いてんだよ」
そこで悪友、高橋健のキラーパス!
「ならば今ここで真実にしてしまえ亮虎ちゃん!!」
「わかったぁぁぁぁ!!しゅーーーーーん!!キスだぁぁぁ!!」
『あの野郎煽るんじゃねぇよ。
周りの生徒も無駄に盛り上げるんじゃねぇよ。
こら教師とめろよ!スルーすんな。てか校長先生が生徒にまじって煽るなよ。』
気がつけば生徒(一部教師)の輪に囲まれ脱出は不可能である。
しかもいつのまにやら両肩を指が食い込むぐらいにがっしりと掴まれている。
回避不可、命中率100%といったところだろうか。
亮虎の顔が迫る。
俺も男だ。普通は逆かもしれんが目をつぶる、もう勝手にしやがれ。
鈍い衝撃が額に走る。
「グァッ!?」
何故キスでこんな衝撃がくるんだよ。
ギャラリーも唖然としてやがる。
「駿とキスしたぁぁぁぁぁぁ!!!」
馬鹿やろうがこれ……は…キス…じゃ…ねぇよ…ぱちき…だろうが…
俺の意識は途切れた。
腹に衝撃を受け目覚めると保健室のベッドの上だった。
日はずいぶん落ちて辺りは薄暗い、そして俺は腹に衝撃を与えた物体もとい人物を起こす。
何故驚く…?
「いやいやしたことねぇよ…なんで驚いてんだよ」
そこで悪友、高橋健のキラーパス!
「ならば今ここで真実にしてしまえ亮虎ちゃん!!」
「わかったぁぁぁぁ!!しゅーーーーーん!!キスだぁぁぁ!!」
『あの野郎煽るんじゃねぇよ。
周りの生徒も無駄に盛り上げるんじゃねぇよ。
こら教師とめろよ!スルーすんな。てか校長先生が生徒にまじって煽るなよ。』
気がつけば生徒(一部教師)の輪に囲まれ脱出は不可能である。
しかもいつのまにやら両肩を指が食い込むぐらいにがっしりと掴まれている。
回避不可、命中率100%といったところだろうか。
亮虎の顔が迫る。
俺も男だ。普通は逆かもしれんが目をつぶる、もう勝手にしやがれ。
鈍い衝撃が額に走る。
「グァッ!?」
何故キスでこんな衝撃がくるんだよ。
ギャラリーも唖然としてやがる。
「駿とキスしたぁぁぁぁぁぁ!!!」
馬鹿やろうがこれ……は…キス…じゃ…ねぇよ…ぱちき…だろうが…
俺の意識は途切れた。
腹に衝撃を受け目覚めると保健室のベッドの上だった。
日はずいぶん落ちて辺りは薄暗い、そして俺は腹に衝撃を与えた物体もとい人物を起こす。
だが起きない揺さぶっても口をふさいでも鼻をつまんでも瞼を無理矢理開けて息吹きかけたりしても全く起きない。
なんで起きんのだ!?こいつは……
残された手段はただ一つだが使いたくない。
この方法は両刃の剣だ。効果は絶大だが、ダメージもでかい。
しかし置いて帰るわけにもいかない。
基本的に悪人になれない自分の性格を少しばかり呪った。
「亮虎今起きたら何でも好きなことしてやる。」
ガバッとばね仕掛けの様に亮虎の上半身が跳ね上がる。
本当は起きてたんじゃないか。
「本当かぁぁぁぁぁぁぁ!」
放課後の校舎に亮虎の声が響き渡る。
「出来る範囲でなら…」
こう言っても多分ムチャクチャ言うだろう。うやむやにして帰ろう。
「………………………」
全く聞こえないぼそぼそと何か言っている様だがさっぱり聞こえん。
「なんだよ?」
静かだまるで嵐の前の海の様にゆっくりと時が流れる。
「だから………………」
からかってんだろうか、さすがに二回目には苛ついてつい声が大きくなった、
「聞こえねぇよ!なんだよ!?」
「だから!わたしをだけ!」
一瞬気を失っていたらしい。
いつのまにか亮虎に押し倒されている。
「なっ、なんの冗談ですか?りょっ、亮虎さん?」
なんで起きんのだ!?こいつは……
残された手段はただ一つだが使いたくない。
この方法は両刃の剣だ。効果は絶大だが、ダメージもでかい。
しかし置いて帰るわけにもいかない。
基本的に悪人になれない自分の性格を少しばかり呪った。
「亮虎今起きたら何でも好きなことしてやる。」
ガバッとばね仕掛けの様に亮虎の上半身が跳ね上がる。
本当は起きてたんじゃないか。
「本当かぁぁぁぁぁぁぁ!」
放課後の校舎に亮虎の声が響き渡る。
「出来る範囲でなら…」
こう言っても多分ムチャクチャ言うだろう。うやむやにして帰ろう。
「………………………」
全く聞こえないぼそぼそと何か言っている様だがさっぱり聞こえん。
「なんだよ?」
静かだまるで嵐の前の海の様にゆっくりと時が流れる。
「だから………………」
からかってんだろうか、さすがに二回目には苛ついてつい声が大きくなった、
「聞こえねぇよ!なんだよ!?」
「だから!わたしをだけ!」
一瞬気を失っていたらしい。
いつのまにか亮虎に押し倒されている。
「なっ、なんの冗談ですか?りょっ、亮虎さん?」
しどろもどろ噛みまくりながらなんとかそれだけは言えた。
「『キスの後はセクロス』って高橋が!!だから!!」
とりあえず明日、健の顔を変形するまで殴る事を人知れず心に誓う。
しかしこの状況はまずい!
腹に乗られて、肩を抑えてのしかかられてるから身動きがとれん。
「やっぱり私とじゃ嫌かな……」
しおらしい亮虎の反応に不覚にも反応してしまった。
『どうにでもなれ』
俺は力づくで亮虎をベッドに押し倒し唇を奪った。
夕暮れの保健室重なり合う二つの影が長く伸びていた……。
─────翌日─────
一緒に登校中の俺たちに軽口を叩きながらよってくる高橋の馬鹿を99/100殺しにして学校に向かう。
昨日と全く一緒の光景。
違うのは握られた2人の手だけだった。
「『キスの後はセクロス』って高橋が!!だから!!」
とりあえず明日、健の顔を変形するまで殴る事を人知れず心に誓う。
しかしこの状況はまずい!
腹に乗られて、肩を抑えてのしかかられてるから身動きがとれん。
「やっぱり私とじゃ嫌かな……」
しおらしい亮虎の反応に不覚にも反応してしまった。
『どうにでもなれ』
俺は力づくで亮虎をベッドに押し倒し唇を奪った。
夕暮れの保健室重なり合う二つの影が長く伸びていた……。
─────翌日─────
一緒に登校中の俺たちに軽口を叩きながらよってくる高橋の馬鹿を99/100殺しにして学校に向かう。
昨日と全く一緒の光景。
違うのは握られた2人の手だけだった。
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