バルバッド王国

北のオアシス都市群、北東の小国群、西のパルテビア帝国の中心地にある国。
アリババの出身地。

大陸には首都があるのみで、東大陸での国面積は最小だが、数百もの島々を支配する大海洋国家。
地理の特性上、交易が盛んで、大陸と海、様々な文化と人種が混じり合った独特の空気を持つ。
代々サルージャという一族によって統治されてきた。
現在は第二十三代国王であるアブマド・サルージャと、その実弟で有り副王であるサブマド・サルージャによって統治されている。
王侯貴族と一般庶民の格差社会や、経済の混乱といった多くの問題を抱えており、特に近年は霧の団と呼ばれる義賊のために、内紛状態となっている。

名物は近海で取れるエウメラ鯛のバター焼き
海からの風が丘にぶつかり、頻繁に深い霧が発生するために「霧の街」と言われる。

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第二十三代国王アブマド・サルージャ煌帝国第八皇女練紅玉の結婚式前日、サブマドアリババ主導のクーデターにより、アブマドは退位。
結果、煌帝国との政略結婚および、同時に執り行われる筈だった国民総奴隷化条約が白紙となった。

クーデター直後、アリババにより、王制の廃止と政治体制の共和制へ移行が提案。
共和制移行は一度は国民に受け入れられるものの、カシム率いる霧の団の扇動により、国民の特権階級への憎悪が噴き出し大規模な内乱が勃発した。

内乱終息後、沖合に待機していた煌帝国艦隊の侵入を許してしまい、煌帝国領下となり、征西軍の総督府がおかれている。
現在街や法は全て煌帝国式に整備されており、元バルバッド国民は全て緑の国民服の着用が義務付けられている。
食料や衣服、住居は国から支給されており、上納金に応じて出世も可能。
また、煌帝国領になるとともに奉公人と呼ばれる奴隷制度も導入され、バルバッドでは茶色の服を着用する北方の異民族がこれに当たる。

なお、元王族は国外追放となっており、王族の三人はそれぞれシンドリア王国に身を寄せている。


バルバッド王国所属、出身の人物
王侯貴族・国軍関係者 霧の団
第22代国王 ラシッド・サルージャ 頭領 怪傑アリババ
第23代国王 アブマド・サルージャ 幹部 カシム ザイナブ ハッサン
副王 サブマド・サルージャ 団員 タリク ワリード サイード
他数百名
第三王子 アリババ・サルージャ
国軍右将軍 バルカーク
アニス マリアム ナージャ ザッサン

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最終更新:2013年12月25日 19:06