カシム - マギwiki

年齢	身長	趣味	特技	弱点	出身地	CV
18歳	172cm	煙草	節約	家族	バルバッド王国	福山潤（子供時代：三瓶由布子）

霧の団幹部の一人で実質的なリーダー。アリババの旧友であり相棒。年齢はアリババの一つ上。
背中まで届くドレッドヘアーをハーフアップにし、赤いピアスをしている。
ずっと昔は妹のマリアムにはアリババと結婚して欲しいと思っていた。

スラム街ではアリババとは良き喧嘩友達といった間柄だったが、父親が行方不明になったのち、妹のマリアムとともにアリババの母に引き取られる。
以降アリババと家族同然に過ごすようになる。

酒の席での社交術に長け、まだ少年のうちから街の酒場の顔役を務めていた。
アリババの母が身罷って以降、スラムの子供を指揮しての組織的な盗みを働くようになり、スラムの現状を何とかしようと、霧の団を結成。
スラムの盗賊でしかない霧の団に正当性を持たせるため、バルバッドの王子であるアリババを霧の団へ引き込み、リーダーへと据えた。
妹のマリアムを流行り病で失った際、王宮がスラムの人間を事実上見殺しにした事で、特権階級への憎しみを募らせている。

ハッサンとザイナブのカップルが、痴話喧嘩の度に泣きついてくるのをめんどくさいと思いつつも、毎回相談に乗っている。
トトの好みのタイプであるらしい「ボス猿のような男」の代表例として挙げられている。(*1)
ノリを求められれば（適当に）ノってくれる。

原案では特徴の無い只のイケメンだったが、パッと見でワルだと感じてもらえるようにという理由から、現在の髪型になった。
名前の元ネタは「アリババと40人の盗賊」のアリババの兄カシムから。

＋＋以降に物語の重大なネタバレを含みます

ネタバレ

国の変え方についてアリババと袂を分かち、政府への不満を募らせていた国民たちを扇動して内乱を起こす。
国軍に捕えられかけた際に黒縛霧刀の真の力を解放して黒いジンへと変貌し、革命の意志を貫いた。

戦いの最中、ソロモンの知恵によって、アリババが黒ジンの中のカシムのルフと対話し、お互いの魂をぶつけ合ったことで、最終的に和解する。
運命の違いを受け入れ、アリババに記憶の全てを残し、大いなるルフの流れへと還っていった。

武器の黒縛霧刀はアル・サーメンの闇の眷属器の一つ。
組織に黒の器として見出され、王侯貴族への憎しみを利用されていた。

両耳の赤いピアスは、第77夜以降はアリババが左耳に付けている。
一部のルフがアリババのルフの中に少し混じって残っており、イスナーンにかけられたアリババの「死の呪い」の進行を抑えていた。

同時に魔力の変質を招き、魔装の習得を阻む原因となっていたが、142夜にて、アリババの魔力と融合を果たす。

所有アイテム

• 黒縛霧刀（コクバクムトウ）

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*1 その際「アニキ！と呼ばれる」「ワイルド」「面倒見がいい」「B型」との説明が付いている