世界タイトルマッチ


まず思うことは、おかしな事だらけの試合だったなぁと言うこと。
第一世界ランク16位だっけ?の人が世界チャンピオンと試合が出来るんだろうか。

他に挑戦権を持っている人もいるし、待ってる人もいるだろうに。

そして、因縁の対決と称されているが特にそんな問題があったわけではなく、メディアがまくし立てているだけだ。

特に気になる事をいくつかあげておきたい
  • 挑戦者はなぜ手数が少なかったのか
  • 挑戦者の練習メニューはスパーリングのみだったのだろうか
  • 途中からの試合を投げ出した態度は許されるのか





試合だけを捉えるなら「内藤の方が2枚も3枚も上手」と言う事だろう。
亀田陣営は正に亀状態、手も足も出なかった。
インファイタースタイルの挑戦者は初回の数ラウンドでばてたように見えたのは僕だけでしょうか。
チャンピオンに頭を抑えられた距離、あれはインファイターの距離ではないのでしょうか。
あそこから肩を入れさえすれば、クリーンヒットは狙えたはず、でも打たなかった。

確かに普段の態度、服装、口調、社会人にあるまじき行為の数々許せるものではありません、しかしボクシングを続けると言う事は生半可な事でないはず、だからある程度は本人が表現するように凄いのだと思っていました。
しかし、あの挑戦者の体はボクシングで頂点を目指して出来た体なのでしょうか。
フックを得意とする、ファイタースタイルならありがちなのかもしれませんが、上腕系のビルドアップだけを続けたように思います。
確かにフライ級ともなると、筋肉をつけすぎてもリミットが厳しくなる世界ですので、無茶は出来ないとおもいますが、そのわりに腕が太すぎまやしませんか。

それと、試合中のアノ行動。
あの時点で失格のルールはボクシングにはないのでしょうか、多くの日本人が見ていたあの試合で、アレはないでしょう。
色々な酷評でもあるように、とてもボクシングとは思えません。


さ、今後どうなるんでしょうね。

宣戦布告した手前大変だと思うけど、まだまだ若い。
オヤジさんから解き放たれて、一皮剥けるチャンスなんだじゃないかな?
ボクシング続けるならね^^


10/19追記。





さてさて、
騒動も佳境にに差し掛かっているのではないでしょうか。
亀田陣営は誤り通し、ジム、JBCも所謂「やる事はやった」つもりのようです。
JBCからは、ライセンス停止処分。
ジムからは、JBCでの謝罪会見。

本人の当事者への謝罪。

これらの流れは何を目指してのものだのでしょうか。

一つ頭に浮かんだのは、
「処分の軽減」
マスコミを散々利用してきた流れからして印象操作はある意味得意な分野なのではないでしょうか。
謝罪した報道、謝罪の気持ちを沢山の人に印象付けて、
JBCに厳しいのではないかと言う意見を持って行ってもらう事を狙ってるのかな。
って事。

でもそれなら、謝罪会見をもっときっちりやっとくべき。
今は、ジムの方からも契約打ち切りの話が出ている始末。

ボクシング会でも生き残りをかけて、何かをやるべき時期なんだろうけど。
あの会見ははずしたね。

次、チャンスはまだあるとは思うけど。
スポーツマンとして、TBSを裏切るような事は避けて欲しいけどなぁ。
TBSからの扱いも、今となっては酷そうだしなぁ・・・
最終更新:2007年10月19日 21:30