■作品解説
モナーRPGスレ発、プレイヤーの視点を完全に無視し作者自身が面白がる事に主眼を置いた自慰リレーRPG企画「
裏リレー」待望の第二幕。
あまりにも裏に隠れすぎて参加者が不足した&あまりにもストーリー性が薄かった、といった前回の教訓を生かそうとしてるようなしてないような、何とも言えない雰囲気がある。
運営スレのタイトルから企画成功のために全てのプライドを捨てた発案者の覚悟が見て取れる。
また、参加者は宣言後必ず一週間以内にうpしなくてはならない(=クオリティはどうでもいい)というルールが存在する事からも、このリレーの「参加する事に意義がある」というコンセプトを窺い知る事が出来る。
当初は前作とは無関係の方針で作られていたけれど、最終的には……?
尚、完結編のようなので次回作は多分ない。
■ストーリー
世界の魂の数は一定なのだという。それが人であれ、虫であれ、植物であれ。
もし、何らかの理由で魂の数が一定でなくなった場合、世界は数を一定に保つため、魂の数を増やしたり、減らしたりするらしい。
では、減った魂は何処へ運ばれるのか?
増えた魂は何処から運ばれてきたのか?
我々はその答えを知っている。
(以上、OPより抜粋)
雪原で目覚めた一人のギコ。
彼の周りには見覚えのない風景が広がっていた。
「お、町がある。行ってみるか……」
周囲を見回した彼は、近くに小さな町を見つける。
町の名はジャックフロスト。やはり聞いたことのない地名だ。
不審に思った彼は町の酒場でマスターに世界地図を見せてもらうのだが、その地図に描かれていたのは、彼が未だ目にしたことのない地形だった。
(どうすりゃ元の世界に戻ることができるんだ?)
酒場で一人悩んでいたその時、彼の耳にこんな話が飛び込んできた。
「西の森を抜けた先には天災(天才)科学者が住んでいる」
(科学者か……。望みは薄いが行ってみるか)
駄目元でその科学者の研究所へと向かうギコであったが、それこそが彼と狂える天使との長い戦いの始まりだった。
もっともこの時点の彼には、そんなことは知る由もなかったが。
■主要キャラクター
<ギコ>
リミット技と呼ばれる特殊な技を使う剣士。
元の世界に戻る為にギコ教授のお使いをこなして、デロリアン製作に必要なパーツを回収する。
<フサギコ>
トレジャーハンター。あるものを探して各地の遺跡を探索しているようだ。
ギコとは度々行動を共にすることに。
ちなみに犬だから。
<三月兎>
マジシャン。特技は魔法とギャンブル(イカサマあり)。
西の森でギコと出会う。
<ギコ教授>
コロッケ大好き天災(天才?)科学者。
ギコを元の世界に戻す為(本当は自分が過去の世界を見たい為だけど)にデロリアンその他を作ってくれる。
<コリンズ>
ギコ達の邪魔をする謎の荒らし。
彼の背後には「閣下」と呼ばれる存在がついているようだ。
最終更新:2011年10月12日 02:44