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「貧乏神」(2006/09/04 (月) 01:02:11) の最新版変更点

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新ジャンル「貧乏神」 <dl> <dt><a name="R1" id="R1">1</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 18:54:29.27 ID:98/HFWa80</dt> <dd>「はあ、今日もパンの耳か」 「あ、あの……すいません。私のせいで……」 「ん？　ああいや、お前のせいじゃないよ。俺が仕事すぐにクビになっちまうのが悪いんだからさ」 「……だからそれは私のせいなんですが……」 「ん？　何か言った？」 「なんでもないです……」 「でも本当、こんな汚くて狭い部屋でごめんな」 「……いえ、私は嬉しいですよ。あなたの近くにいつもいられるから」 「あ……あはは、そうか。照れるなそれ」 （ずっと近くにいたいから……あなたにはずっと貧乏でいてもらうしかないんです……すいません） </dd> <dt><a name="R5" id="R5">5</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 18:56:21.75 ID:98/HFWa80</dt> <dd>貧「あ、あのっ！」 男「何？」 貧「わ、私が実は神様だって言ったら、信じますか！？」 男「は？」 貧「……（ジッ」 男「いや、そんなに真剣に見つめられても困る……」 貧「で、どうなんですか！？　信じるんですか！？」 男「……こんな可愛い神様なら、大歓迎だけどね」 貧「あう……頭なでないでください……」 男「でも神様なら、この窮乏から俺を救ってくれたりはしないのかな？」 貧「それは無理」 男「な、なんでそんなにきっぱりと言うの？」 貧「無理なものは無理ですから」 </dd> <dt><a name="R6" id="R6">6</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 18:58:09.32 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「ついに水道まで止められたわけですが」 貧「……このままだと、しんじゃいますね」 男「でもバイトも見つからないし……一体どうすりゃいいんだろ……」 貧「あ、あの。私……しばらく出て行きますね？」 男「え、なんでお前が出て行くんだよ？」 貧「……すいません。理由は言えないんです……」 貧（あなたに死なれては……困りますから……） 一週間後 貧「ただいまです……」 男「お、おかえり！　今までどこいってたんだ！？」 貧「あ、いえ、ちょっと……」 男「そうだ。聞いてくれよ！　俺今日雇いのバイトしてるんだ。工事現場でさ……」 貧「そ、それは良かったですね！」 男「ああ、これでまだ生きていられるよ！」 翌日 男「またクビになったわけですが……」 貧「ど……どんまいっ。ですよ……」 </dd> <dt><a name="R11" id="R11">11</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:06:18.31 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「今日は、外に飯くいにでも行くか？」 貧「えっ！！！！？？？？」 男「どうしてそんなに驚くんだよ」 貧「いえ、どこにそんなお金があるんですか？」 男「この前のバイト、日雇いだったから。結構あるんだよ」 貧「はあ、なるほど」 男「それでさ、いつもパンの耳ばっかりで悪いから、ごちそうしようと思って」 貧「お気持ちは嬉しいんですけど……私とお出かけなんてしないほうがいいと思います……」 男「何言ってんだ。早く行こうぜ。ファミレスくらいしか無理だけどな」 貧「あ……だったら、ハンバーグ食べてもいいですか？」（食べられるのなら……） 男「おお、何だっていいぞ！」 男「……財布落としたわけですが」 貧「あう……ハンバーグ……」 男「ご、ごめんな！　また今度金入ったらごちそうするから……」 貧「いえ、どうせ無理なのはわかってますから……いいです」 </dd> <dt><a name="R12" id="R12">12</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:09:39.88 ID:98/HFWa80</dt> <dd>正直ネタが尽きた </dd> <dt><a name="R13" id="R13">13</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:11:56.84 ID:98/HFWa80</dt> <dd> 男「起きて半畳寝て一畳って言うけど、やっぱり狭いよな……」 貧「あ、あの。私、やっぱりお邪魔ですか？」 男「いや、そんなことないよ。……でも、お前は窮屈って思わないの？」 貧「いえ。そんなことはありません。屋根がある所で暮らしていられるだけで満足です……」 男「そうか？」 貧「ええ、あなたに拾っていただけるまでは、本当に泥を啜って生きてましたから……」 男「…………」 ﾎﾞﾌｯ 貧「え、え、あの。なんでいきなり抱きしめるんですか？」 男「……もう、夜になるとちょっと寒いからさ」 貧「そ……そうですね……」 </dd> <dt><a name="R14" id="R14">14</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:16:21.14 ID:98/HFWa80</dt> <dd>　　　　/＼＿＿_／ヽ 　　／''''''　　　'''''':::::::＼ 　 . |（●）,　　　､（●）､.:|　＋ 　　|　　 ,,ﾉ(､_, )ヽ､,,　.::::|　　　 . 　 |　　｀-=ﾆ=- '　.:::::::|　+ 　　＼　　｀ﾆﾆ´　 .:::::／　　　　　+ ,,.....イ.ヽヽ、ﾆ__ ーーノﾞ-､. :　　| 　';　＼_____ ノ.| ヽ　i 　　 |　　＼/ﾞ（__)＼,| 　i　| 　　＞　　ヽ. ハ　 | 　 |｜ どうも、貧乏神です </dd> <dt><a name="R17" id="R17">17</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:23:42.31 ID:AYg//Y5vO</dt> <dd>正直もえた </dd> <dt><a name="R21" id="R21">21</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:34:49.45 ID:/yEWYatSO</dt> <dd>(´ω｀) 続きマダー？ </dd> <dt><a name="R22" id="R22">22</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:37:02.61 ID:98/HFWa80</dt> <dd> 男「というわけなんだ……。もう、今日から盗みでもしないと、飯にありつけないよ」 貧「あ、あの、私、その……あの……」 男「お前は、知り合いの所に連れてくよ。大丈夫、信用できる奴だから」 貧「私……あなたと一緒にいたいです……」 男「でも、このままだと餓死しちゃうんだぞ？」 貧「わ、私も働きます！　稼げるかどうかわかりませんけど！　身売りでもなんでもして働きますから！」 男「身売りするなんていうな」 貧「あう……すいません……」 男「わかった。お前がそこまで言うなら、俺も今日から死ぬ気でバイト探すから」 </dd> <dt><a name="R23" id="R23">23</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:37:38.78 ID:98/HFWa80</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/22" target= "_blank">>>22</a>の前にこれをつけくわえてください 男「すいません。今日もパンの耳もらえますか？」 パン屋「あのさ、いい加減にしてもらえる？　迷惑なんだけど」 男「え……」 パン屋「もう来ないでくれ」 男「わかりました……」 </dd> <dt><a name="R25" id="R25">25</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:40:59.67 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「ごめん……今日もバイト、見つからなかった」 貧「あ、あの。大丈夫ですか？　顔色悪いですよ……？」 男「あはは、最近……水しか飲んでないからな。お前は大丈夫か？」 貧「わ、私は大丈夫ですけど……」 男「……もう、どうしようもないな」 貧（私は……やっぱり出て行くしかないのかな……） </dd> <dt><a name="R26" id="R26">26</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:47:51.03 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「悪い、金貸してくれないか……？」 友「この間貸した三万も返してもらってないのに、これ以上貸せるわけないだろ」 男「そ、そうだよな。ごめん……」 男「……これから、どうすればいいんだろう」 途方に暮れていた時、電柱にあった張り紙に目が行った。 【五万円まで即決でお貸しします　　電話番号はこちら……】 男「……はは。後で働いて返せば、いいよな……」 貧「あ、おかえりなさいです……」 男「どうした。いつもより元気ないな」 貧「いえ……別に、そんなことないです」 男「そうか。それよりも、久しぶりの飯だ。コンビニ弁当だぞ」 貧「え……ど、どこにそんなお金が……」 男「はは……ちょっとね、借金なんだけど……」 貧「……っ！」 男「大丈夫だって。すぐにバイト見つけて返せばいいから！」 </dd> <dt><a name="R32" id="R32">32</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:56:58.76 ID:98/HFWa80</dt> <dd> 大家「家賃、三ヶ月分溜まってますよ？」 男「あ……すみません。とりあえず、一か月分だけはあるんですけど……」 大家「……ふん、早く払ってくださいよ」 男「……五万なんて、すぐになくなっちまったな……」 ドアの外では、金の取立てに来た男が騒いでいる。 貧「こ、怖いです……」 男「ごめん……ごめんな……こんな目に合わせて……。バイトだって、がんばれば見つかると思ったんだけど……」 貧「……いえ……私は……」 貧（もう、限界……かな） </dd> <dt><a name="R37" id="R37">37</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:01:48.41 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「もう……自殺でもするしかないのかな」 貧「だ、駄目ですよ！　自殺なんて！」 男「うるさいな……、大きな声で騒ぐな。空腹に響くから」 貧「す……すいません……」 貧「あ、あの……魚雷ゲームでもしませんか？　気がまぎれるかも……」 男「……外で遊んでこいよ」 貧「その……」 男「外で遊んでこいって言ったんだ！」 貧「わ……わかりました」 バタン。 男「あいつに当たるなんて、最低だな……俺」 ちゃぶ台の上に置かれた魚雷ゲームを片付けようとすると。 チャリーン 男「ん……。これは、10円玉……？」 </dd> <dt><a name="R40" id="R40">40</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:10:39.43 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「10円玉でできること……か」 家の中の電話を見る。 そういえば、金を払ってないから電話も止められている。 家族とはほとんど絶縁状態だけど……頼るしかない、か？ 男「結局、うまい棒買っちまった……」 公衆電話にたどり着く前に空腹に負けた……。 男「あいつに食わせてやるか……」 ちょんちょん。 その時、誰かに服の裾を引っ張られる。 男「ん……？」 そこには、着物を着た、おかっぱ頭の少女が立っていた。 男「……誰？」 座「お初にお目にかかります。私、座敷わらしです」 男「はあ……？　座敷わらし？」 座「はい」 男「……うまい棒食べる？」 座「あ、どうも……もぐもぐ」 </dd> <dt><a name="R41" id="R41">41</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:age">age</a>] 2006/09/01(金) 20:12:00.99 ID:hOnEQWog0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/40" target= "_blank">>>40</a> なんか出たｗ </dd> <dt><a name="R42" id="R42">42</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:12:21.79 ID:0U2Gk0Q+0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/40" target= "_blank">>>40</a> 貧乏神ピンチ！ </dd> <dt><a name="R43" id="R43">43</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:14:55.77 ID:nwkjIkfu0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/40" target= "_blank">>>40</a> 別ルートのフラグ？ </dd> <dt><a name="R45" id="R45">45</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:18:55.39 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「それで、俺に何か用？」 座「ええ、あなたにというより、あなたの家に居候しているのに用があるんですが……」 男「あいつに……？　まあ、とりあえずウチくるか？」 座「はい、そうさせて頂きます」 アパートに戻ると、部屋の前には８９３が立っていた。 男「げ……！」 893「おう、兄ちゃん……」 男「な、なんでしょう」 893「良かったのう、大家さんがええ人で」 男「は？」 893はそれだけ言ってアパートから去っていった。 男「なんなんだ？」 座「さあ……」 男「まあ、とりあえず中に入って？」 座「お邪魔します」 男「はい……お水。ごめんね、お茶とかなくて」 座「どうぞお構いなく。私はあいつを待っているだけですから」 貧「ただいまです……野いちごとってきたんですけど、食べます……か！？」 男「あ、おかえり」 座「お帰りなさい」 </dd> <dt><a name="R49" id="R49">49</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:26:57.06 ID:98/HFWa80</dt> <dd>貧「な、なんであなたがここに……」 座「あなたを、ここから引き離す為に来ました」 男「……どういうこと？」 座「この娘はね……」 貧「だ、駄目っ、言わないでっ！」 座「貧乏神なんです」 男「え……貧乏……神？」 貧「あ……はい……」 男「あはは、なるほど……貧乏神か。道理でお金も溜まらないわけだ」 貧「す、すいません……。私、あなたから離れたくなくて……！」 座「それがこの人に、どれだけの不幸を強いるかわかっているんですか？」 貧「い、いいもん！　ボロは着てても心は錦だから！」 座「意味がわかりません。あなたはここを離れるべきです。貧乏神や疫病神などの不幸をもたらす神は、一箇所に留まってはいけないんです」 男「……いや、いいよ」 座「え？」 </dd> <dt><a name="R51" id="R51">51</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:31:01.14 ID:FaIyd0NsO</dt> <dd>いいねぇ wktkが止まらないよｗｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R52" id="R52">52</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:35:26.65 ID:98/HFWa80</dt> <dd> 男「借金しちゃった時は流石にやばかったけど……こいつと一緒にいるの、楽しかったからさ」 貧「あ……」 座「これからも、ずっと貧乏のままなんですよ？」 男「負け犬の言葉かもしれないけど、心が貧しいよりはずっといい」 貧「私、一緒にいても……いいんですか？」 男「貧乏でも、いいならね」 貧「あはは……それ、私のせいなんですけど……」 男「そういえば、そうだったな」 ふたりで、笑いあう。 座「私を無視しないでほしいんですが……ぷぇっ、この野いちご、腐ってます……」 </dd> <dt><a name="R54" id="R54">54</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:36:41.95 ID:gdJ3yWCkO</dt> <dd>食うなよｗｗｗ </dd> <dt><a name="R55" id="R55">55</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:38:04.35 ID:nLa//H070</dt> <dd>座敷童がいると幸運が舞い込んでくるらしいな つまり、中和されるんじゃね？ </dd> <dt><a name="R56" id="R56">56</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:age">age</a>] 2006/09/01(金) 20:39:55.71 ID:hOnEQWog0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/55" target= "_blank">>>55</a> いいこといった！ </dd> <dt><a name="R57" id="R57">57</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href= "mailto:%3E%3E55%C3%A8%C2%AA%C2%AD%C3%A3%C2%81%C2%BE%C3%A3%C2%82%C2%8C%C3%A3%C2%81%C2%9F%C3%AF%C2%BD%C2%97%C3%AF%C2%BD%C2%97%C3%AF%C2%BD%C2%97">>>55読まれたｗｗｗ</a>] 2006/09/01(金) 20:41:18.49 ID:98/HFWa80</dt> <dd>座「仕方ありませんね……こうなったら……」 男「ん、どうするんだ？」 座「私もここに居候させて頂きます」 貧「えっ……えええっ！　だ、駄目だよっ……！」 座「私は幸福を呼ぶ妖怪です。私が一緒にいれば、正と負の力が相殺しあって、少しはマシになるでしょう……」 貧「で、でもっ、狭いから駄目っ……！」 男「狭い言うな。……まあ、君が一緒にいるだけで貧乏から抜け出せるなら、こちらとしても願ったり叶ったりな提案だし。かまわないよ」 貧「そんな……」 座「ありがとうございます。それでは、ふつつか者ですが、よろしくお願いいたします」 </dd> <dt><a name="R60" id="R60">60</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:43:38.33 ID:lQTJOwEtO</dt> <dd>貧乏神って福の神に転身するんじゃなかったっけ？ </dd> <dt><a name="R61" id="R61">61</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:44:50.56 ID:UXPczK/M0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/60" target= "_blank">>>60</a> そういや、そんな昔話あったなぁ </dd> <dt><a name="R65" id="R65">65</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:48:23.31 ID:98/HFWa80</dt> <dd>座「それでも、多少……ですけどね」 男「どういうこと？」 座「力で言えば、この貧乏神の方が勝っています。腐っても、【腐っても】！　……神様ですからね」 貧「腐ってもって……強調しないでよっ……」 男「そういえば、ちょっとくさいな…。風呂入ってないから」 貧「あぅ……」 座「まあ、それでもバイトくらいは見つかると思いますけどね……」 男「そっか。じゃあ今日から早速、バイト探してみるよ」 正直オチとか考えてないので、どんどん先を言われてしまうと多少困るｗｗｗｗ ちょっと続き考え付くまで、単発ネタでいきます。 どなたかも何か考え付いたら書いてあげてください。 </dd> <dt><a name="R71" id="R71">71</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:00:56.00 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「ふたりとも出かけてるな……よし」 たたみの下から秘蔵のエロ本を取り出す。 男「ふたりがいる時にオナニーなんて出来ないからな……」 チャックをゆっくりと下げていくと……。 座「……ただいまで……！？」 貧「あはは、忘れ物しちゃいまし……た！？」 男「え……」 硬直する。 ちなみに股間のアレも硬直している。 貧「えっ、あのそのっ、な……なんですかっ！　ナニですかっ！」 男「あああああ、いやその確かにナニだけどいやその」 座「と……とにかく、早くしまってください」 そんな風に言いながら股間を凝視するのはやめてください。 男「ふう……急に帰ってくるなよ……」 貧「すいません……。その……あの……溜まってるんですか……？」 男「え……」 貧「そ、その……私の貧相な体でよかったら……！」 男「えええ！？」 座「貧乏神とえっちなんてしたら、貧乏が体に染み付きますよ」 貧「…………」 男「やめとこうか……」 貧「はい、すいません…………」 男「……ところでさ、座敷わらしとエッチしたら、幸福が体に染み付くの？」 座「そんなこと知りません……！」 男「そ、そうだよね。ごめん……」 座「…………………して、みます？」 貧「駄目に決まってるでしょっ！！」 </dd> <dt><a name="R72" id="R72">72</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:03:57.64 ID:nLa//H070</dt> <dd> ちょｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ爆発したｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R73" id="R73">73</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:05:20.99 ID:JEdSj0YRO</dt> <dd> 霧吹いたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R84" id="R84">84</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:17:37.44 ID:ul+2iGAI0</dt> <dd> ごめん、ID:98/HFWa80を支援するつもりが邪魔したみたいだ 俺をあぼーんしてくれ </dd> <dt><a name="R85" id="R85">85</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:18:35.27 ID:98/HFWa80</dt> <dd> 男「そういえば……大家さんに話聞きに行かないとな」 コンコン。 男「すいません」 大家「はい、なんですか……って、あんたか」 男「どうも……。いつも綺麗ですね……」 大家「余計なお世辞いらないから。……用は？」 男「あの、この間893から、大家さんのこと聞いたんですけど……」 大家「ああ、借金立て替えといた話な……」 大家さんはだるそうに、煙草に火をつけた。 男「あ……ありがとうございます！」 大家「あのヤクザうるさかったからなぁ。まあ、家賃含めいつか返してもらうから、きっちり働くことだね」 男「は、はい、がんばります！」 男「ただいま」 座「お帰りなさい……。嬉しそうですね？」 男「いや、大家さんには本当に感謝しなくちゃなあって」 座（それ……本当は私の力なんですけどね……） </dd> <dt><a name="R87" id="R87">87</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:19:08.01 ID:98/HFWa80</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/84" target= "_blank">>>84</a> 全然邪魔じゃないですよ どんどん書いてください </dd> <dt><a name="R91" id="R91">91</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:24:23.14 ID:65FsCusrO</dt> <dd>俺の脳内に貧乏神たんは髪はショートの灰色でＴシャツとスカート姿のひんぬーひょろひょろおにゃのこなんだが </dd> <dt><a name="R92" id="R92">92</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:sage">sage</a>] 2006/09/01(金) 21:26:15.27 ID:rNm7/MWt0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/91" target= "_blank">>>91</a> いや、ここはやはり着物だろう。 黒を基調としてほとんど無地。 帯は赤って感じだな、俺としては。 </dd> <dt><a name="R96" id="R96">96</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:28:25.05 ID:98/HFWa80</dt> <dd>http://p.pita.st/?drolmixy 俺としてはＴシャツ一枚のこんな感じでした。 正直髪が長すぎた。今では反省している </dd> <dt><a name="R99" id="R99">99</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:30:04.89 ID:tuu7VS590</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/96" target= "_blank">>>96</a> かわいいいな 俺的にはそれ座敷童だwww </dd> <dt><a name="R100" id="R100">100</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:sage">sage</a>] 2006/09/01(金) 21:30:17.74 ID:9JUgUE5s0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/96" target= "_blank">>>96</a> 今追いついた なに、この脳内覗かれてる感じｗｗｗ ﾃﾗＧＪ </dd> <dt><a name="R108" id="R108">108</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:39:59.56 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「げほっ…げほっ……」 貧「だ、大丈夫ですか……！？　風邪ですか……！？」 座「あなたのせいですね」 貧「ち、違うもんっ。私疫病神じゃないんだから……！」 座「いえ、あなたが男さんにキツイ労働を強いているんですから、あなたのせいですよ」 貧「あう……」 男「気にしなくていいから、な？」 貧「ありがとうございます……」 男「今日は、コンビニで弁当買ってきてくれないか……？」 じゃあ…… 貧・座「私が行きます！」 貧・座「…………」 座「ふん……あなたにお金なんて預けておけるわけないじゃないですか」 貧「わ、わたしだって買い物くらいできるもん！」 </dd> <dt><a name="R111" id="R111">111</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:sage">sage</a>] 2006/09/01(金) 21:43:20.89 ID:9JUgUE5s0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/108" target= "_blank">>>108</a> 座敷童子がツンデレｗｗｗ </dd> <dt><a name="R112" id="R112">112</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:46:57.73 ID:98/HFWa80</dt> <dd> 座「嘘をつかないでください。この間男さんに渡してもらった千円札を半分に破って帰ってきたのを忘れたんですか？」 貧「……そうだけどっ……」 男「まあまあ、ふたりで仲良く行ってきたらどうだ？」 座「でも……私の力の方が負けてますから……どんな不幸があるか……」 男「大丈夫だよ。……余ったお金は、ふたりで使っていいから、な？」 座「は……はい」 貧（私……迷惑をかけてばっかり……なのかな……やっぱり） </dd> <dt><a name="R114" id="R114">114</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:48:26.45 ID:ydSP5C2z0</dt> <dd>http://www.vipper.org/vip327257.jpg </dd> <dt><a name="R115" id="R115">115</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:50:20.64 ID:98/HFWa80</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/114" target= "_blank">>>114</a> ﾃﾗｴﾙｿｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R119" id="R119">119</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:55:05.40 ID:98/HFWa80</dt> <dd>のっとられ気味ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R121" id="R121">121</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:57:50.31 ID:98/HFWa80</dt> <dd> 座「うどん……食べさせてあげますね……ふーっ……ふーっ……」 男「だ、大丈夫だよ。自分で食べられるから」 貧「は、ハンバーグも食べますか？」 男「いや……ハンバーグはちょっと、重いかな……」 貧「あっ……そうですね……」 座「だから言ったんです。病気の人にはおかゆやおうどんがいいんです」 貧「そうです……よね……」 男「…………」 パクッ 貧「あっ……！？」 男「うん、ハンバーグもうまいよ」 貧「……えへへ」 </dd> <dt><a name="R122" id="R122">122</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 22:04:08.06 ID:98/HFWa80</dt> <dd>自分でほしゅ </dd> <dt><a name="R127" id="R127">127</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 22:09:09.13 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「今日は、銭湯行くか」 座「銭湯ですか……」 貧「え、お風呂……？」 男「何嫌な顔してるんだ？」 座「貧乏神は汚いのがデフォですから。お風呂は嫌いなんですよ」 貧「そ、そんなことないもんっ……！　いつもきれいきれいだもん！」 男「キレイキレイって……。まあ、お前くらい小さければ一緒に男湯入っても大丈夫だろ」 座・貧「えええええっ！？」 </dd> <dt><a name="R129" id="R129">129</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 22:11:22.88 ID:1nm4v3j2O</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/127" target= "_blank">>>127</a> ちょｗｗｗｗｗ俺も行きたいｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R136" id="R136">136</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 22:23:07.74 ID:98/HFWa80</dt> <dd> 男「いつ見ても古式ゆかしい場所だな、ここは……」 貧「あ、あの……本当に、一緒に入るんですか？」 男「いや、別でもいいけど……」 座「私は一緒に入りたいです……」 貧「えっ、じゃあ私もっ……！」 男「まあ、行くか」 座「はい」 貧「はーい」 座「わあ……大きい……」 貧「お風呂……」 男「他に客いなくて良かったな……」 座「あ、あの。泳いでもいいですか？」 男「駄目だから……」 座「そ、そうですよね……」 貧「うう……お風呂……」 男「ほら、さきに頭洗ってやるから、どっちか先にこっちおいで」 </dd> <dt><a name="R151" id="R151">151</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 22:35:25.51 ID:98/HFWa80</dt> <dd>座「わ……私が先に……！」 貧「私だよっ！」 座「あなたは自分で洗っててください。男さんに貧乏が移ります」 貧「うつらないもんっ……！」 男「どっちでもいいから。……お前はさ」 貧「え？」 男「風呂苦手なら、自分で頭洗えないんだろ？」 貧「え……あ……うん……」 男「じゃあ、お前が先。ほら、前こい」 貧「えへへ……べーっ……」 座「……ふんっ。男さんなんて、貧乏のどんぞこに落ちればいいんです……！」 </dd> <dt><a name="R176" id="R176">176</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 22:45:14.08 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「お前……髪が結構脂ぎってるな……」 貧「今まで……お風呂なんて……あんまり入らなかったから……」 男「綺麗にしておかないと、家に置いておかないぞ？」 貧「え……ええっ、それはいやっ……」 男「いやだろ？　じゃあ、今から綺麗にしてやるから」 貧「そ……そこは洗わなくてもいいよぉっ……」 座「…………離れてくださいっ！」 貧「きゃあっ！」 男「うわっ、どうした？」 座「…………わ、私も、洗ってくださいっ……！　幸福になれますよ！？」 男「た、タオルとるな馬鹿！　目のやりどころに困るだろ……！」 座「べ、別に、男さんになら見られてもかまいません……」 男「え……」 </dd> <dt><a name="R181" id="R181">181</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:sage">sage</a>] 2006/09/01(金) 22:48:03.91 ID:9JUgUE5s0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/176" target= "_blank">>>176</a> なにこのエロゲ展開ｗｗｗ ｋｔｋｒでｗｋｔｋ </dd> <dt><a name="R182" id="R182">182</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 22:48:24.86 ID:ydSP5C2z0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/176" target= "_blank">>>176</a> 座敷は貧坊より年上か </dd> <dt><a name="R186" id="R186">186</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 22:52:33.54 ID:98/HFWa80</dt> <dd> 男「……馬鹿なこと言ってないで、早くタオル巻け」 座「わ、私の体、魅力ありませんか？　少しは成長してるんですよ？」 男「そういう問題じゃないんだよ。ほら、二人仲良く洗ってやるから、並べ……」 座「あ……はい……」 貧「やーい、怒られたー」 座「うるさい、不潔な貧乏神……」 貧「むうっ……」 男（ちょっとあそこが反応しただなんて、いえないっての……） </dd> <dt><a name="R196" id="R196">196</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 23:00:36.96 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「ふう……いい風呂だったな……」 座「そうですね……」 貧「もう、一週間はお風呂入らなくてもいいよね……」 男「それは駄目だ。……でも、本当は毎日入らせてやりたいけど、金がないからな……」 貧「私はかまわないもん……」 男「はあ……じゃ、フルーツ牛乳でも飲ませてやるよ」 座「ありがとうございます」 男「で、代えの下着とかあったっけ？」 貧・座「え？」 男「え？　って言われても……」 貧・座「最初からはいてませんけど……」 男「フルーツ牛乳はなしっ！　今から下着買いにいくぞ！！」 </dd> <dt><a name="R197" id="R197">197</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 23:01:21.98 ID:65FsCusrO</dt> <dd>下着を買うまでの間はまさか… </dd> <dt><a name="R198" id="R198">198</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:sage">sage</a>] 2006/09/01(金) 23:01:46.39 ID:zCbKjPVy0</dt> <dd>超展開だなｗ </dd> <dt><a name="R199" id="R199">199</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 23:02:07.32 ID:JqWfkTv70</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/196" target= "_blank">>>196</a> これまで住んでて気がつかなかったのか？ｗｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R203" id="R203">203</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 23:06:13.81 ID:98/HFWa80</dt> <dd>今日はこれからバイトなんです……。 まあ、落ちててもかまわないんですけど、もし朝帰って残ってたらいろいろ書きたいです。 皆さんいろいろ書いてみてください。どうせＩＤ変わったらわかりませんから </dd> <dt><a name="R223" id="R223">223</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 23:30:59.87 ID:iX5aXFeqO</dt> <dd>保守がてら投下 男「ちょっと散歩してくる」 貧「あっ、私も行きます！」 座「私も行きます。どこかの貧乏神のせいで男さんが酷い目にあわないように」 貧「む、むぅう…」 男「ちょっとコンビニ行ってくる」 貧「あっ、私も行きます！」 座「私も行きます。どこかの貧乏神のせいで男さんが酷い目にあわないように」 貧「む、むむぅう…」 男「ちょっと本屋行ってくる」 貧「あっ、私も行きます！」 座「私も行きます。どこかの貧乏神のせいで（ry」 貧「(＾ω＾＃)ﾋﾞｷﾋﾞｷ」 男「ちょっとトイレ」 貧「…………」 座「私も行きます。どこかの貧乏神の、ってアレ？」 貧「私行くなんて行ってないよ～」 座「あっ、（しまった！」 貧「私を口実にして男さんと一緒に居たいだけでしょ！」 座「ち、違／／／」 貧「君みたいな餓鬼の考えくらいお見通しなんだよ！HAHAHA！」 座「くっ、」 男「（わざわざこの狭いトイレで争わないで欲しいよなぁ……」 </dd> <dt><a name="R224" id="R224">224</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 23:33:07.33 ID:q2hFJEPpO</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/223" target= "_blank">>>223</a> 男はＭ寄りだな </dd> <dt><a name="R300" id="R300">300</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 02:49:00.26 ID:nZ90oqsnO</dt> <dd>・貧乏神さん 男｢さて、そろそろ家計簿をつけないとな｣ 座｢立派な心がけですね｣ 貧｢せっかくお世話になってるから‥私にさせてもらえませんか?｣ 男｢そう? じゃあ…はい。レシート｣ 座｢私が読みましょう｣ 貧｢お願いね｣ 座｢えーっと…ボールペン20本。計2100円｣ 貧｢2100円…っと。またたくさん買いましたねえ｣ 男｢うん‥なんでか知らないんだがみんなインクがまだ入っているのに書けなくなるんだよ｣ 貧｢災難ですね…あれ? 言ってるそばからでなく‥｣ 座｢……もしかして、貧乏神は毎日ボールペン使ってます?｣ 貧｢うん。スケジュールを書くから……あっ｣ 座｢原因はあなたか｣ 貧｢………ごめんなさい…ぐすっ…わた‥しのせいで…｣ 男｢大丈夫だいじょうぶ、貧乏神は悪くないよ｣(なでなで 貧｢…うぅ……えへへ…｣ 座｢っ…!!(うらやましい!!)｣ </dd> <dt><a name="R301" id="R301">301</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 02:55:49.99 ID:SRgxPgvg0</dt> <dd>嫉妬もかわゆす </dd> <dt><a name="R304" id="R304">304</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 03:03:40.95 ID:nZ90oqsnO</dt> <dd>・貧乏神さん 男｢ねんがんの電子レンジを手に入れたぞ!!｣ 貧｢おおーっ!｣ 座｢これで料理も解凍もあっという間ですね!｣ 男｢パチスロで珍しく勝てたからね! ２人とも明日からバラ色の食生活だぞぉ｣ 座｢楽しみです｣ 貧｢わくわくしちゃうね!｣ 男｢ほらほら、もう夜中だから寝るよ。おやすみ｣ 貧｢おやすみなさーい｣ 座｢おやすみなさい｣ ～朝～ 貧｢ふわぁ…おはようございます。って…まだみんな寝てる…｣ 貧｢そうだ! たまには私が朝ご飯を作ってあげましょう!! そうすればきっと男さんが私をほめて………えへっ｣ 貧｢わわわわわ!! 妄想に浸ってる場合じゃありません! そうですね…ゆで卵を作りましょう!｣ 貧｢卵をレンジに入れて…スイッチオン!｣ 貧｢記念すべき電子レンジ最初のお客様は卵３個ですね♪｣ どむっ ～数分後～ 貧｢なんと言ったらいいか…｣ 座｢バカ｣ 男｢まあまあｗｗ｣ </dd> <dt><a name="R307" id="R307">307</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 03:13:08.29 ID:PVvTagPIO</dt> <dd>男「ただいまー」 座「おかえりなさい」 貧「おかえりなさい…」 男「ほら、これ。宝くじ拾っちゃったんだよ」 貧「あ…本当だ。当たってるといいですね…」 座「…（まあ結果は見えてるけど…）」 ＝翌日＝ 男「…五万当たってた…」 貧「ですね…久々にお腹一杯です…」 座「…何でかしらね…」 </dd> <dt><a name="R309" id="R309">309</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 03:29:03.14 ID:nZ90oqsnO</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/307" target= "_blank">>>307</a> ほのぼのＧＪ! http://gban.jp/i/3jhjwy 座敷童を追加 ではまた </dd> <dt><a name="R349" id="R349">349</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 08:53:01.91 ID:lL0E6Z+y0</dt> <dd> 男「久しぶりにバイトなくてのんびり出来るな……」 座「そうですね」 男「貧のやつがいないせいか静かだし。どこいったんだ？」 座「小石を集めてるそうですよ」 男「小石？」 座「意図はわかりません」 男「俺たちの発想が貧乏になったのかな」 座「むこうの発想が貧困なんだと思います」 男「まぁいいや。……ところで」 座「なんでしょうか？」 男「いつまで膝の上にいるんだ？」 座「……………………ずっとです」 とりあえず書き逃げ </dd> <dt><a name="R350" id="R350">350</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 09:01:41.03 ID:32mdjO9WO</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/349" target= "_blank">>>349</a> 萌えた </dd> <dt><a name="R364" id="R364">364</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 09:51:37.20 ID:lL0E6Z+y0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/350-351" target= "_blank">>>350-351</a> ありがとうだぜ…… 男「ほら二人とも、ソフトクリーム買ってきたぞ」 貧「わぁ、ありがとうございます！」 座「どもです……」 貧「つめたくて甘くてふわふわでおいしいです……あっ」 座「落としましたね。しょうがない神です」 男「やれやれ。じゃあ貧、俺の食べろよ」 貧「え……っ！！」 座（か、間接……！？） 男「ほら」 貧「じゃ、じゃあ……ちょっとだけ……」 座「男さん！」 男「どうした必死になって？」 座「私のをどうぞ！」 男「そうか？　じゃあ一口」 座「そして私がガブリ！」 座「おいおい座敷、顔がクリームまみれじゃないか」 座「え？　やだ、私ったら……」 座「じっとしてろ。今なめとってやるからな」 座「え、そ、そんな……恥ずかしいです、こんなところで……」 男「座敷が暑さでやられたようだ」 貧「夏ももう終わりですね」 </dd> <dt><a name="R365" id="R365">365</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 09:52:46.83 ID:gm69zAET0</dt> <dd> うはｗｗｗｗｗｗｗｗまだ残ってたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ 保守してくれた人ありがとうございます さっそくいろいろ書いてみますね </dd> <dt><a name="R366" id="R366">366</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 09:53:38.46 ID:Sbt6DQ3w0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/364" target= "_blank">>>364</a> ﾜﾛｽｗｗｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R367" id="R367">367</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 09:53:53.01 ID:mHQAUw760</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/364" target= "_blank">>>364</a> その一人芝居は男共専用と思ってたがｗGJ <a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/365" target= "_blank">>>365</a> 期待！ </dd> <dt><a name="R369" id="R369">369</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:00:57.75 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 男「下着買いにいくっても……コンビニでいいのかな……」 座「あの……お金はあるんですか……？　別に無理してもらわなくてもいいですよ……」 男「んー、あんまないな……」 貧「あう……すいません」 男「お前のせいじゃないから、気にするな」 座「いえ、こいつのせいですよ」 貧「余計なこと言わなくていいのっ！！」 男「なあ……思ったんだけどさ、座敷わらしと貧乏神では、どのくらいの力の差があるんだ？」 貧「えっ、そんなの……わかんないですよ……」 座「そうですね、もし私が男さんと道を歩いていたら、１時間に一回は千円拾えます」 男「まじか！？　よし、こんど散歩行くか」 座「それもいいですね。是非そうしましょう」 貧「わ、私の場合はどうなるのよ！？」 座「……もしあなたと男さんが二人であるけば、30分に一回は財布を落とします」 男「…………ま、二人で散歩は勘弁してくれな」 貧「あぅぅ……」 </dd> <dt><a name="R373" id="R373">373</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:07:24.66 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 男「そういえば、貧乏神ってのは暖かいのが苦手らしいな」 貧「は……はい。あまり好きじゃありません……」 座「心が貧しいですから、ぬくもりが苦手なんですよ」 貧「そ、そんなことないもんっ！　男さんと一緒なら心もいつも暖かいもん！」 男「うわっと、急に抱きつくなよ……」 貧「こんな風に暖かいのなら大好きだもん……」 座「…………（ﾋﾞｷﾋﾞｷ」 男「ふう……泣きつかれたのか、眠っちまったな」 座「ふん、本当に手のかかる神です」 男「で、なんで今度はお前が抱きついてきてるんだ？」 座「お、男さんの身に染み付いた不幸を追い払うためです……。他意はありません……」 </dd> <dt><a name="R374" id="R374">374</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:08:48.23 ID:qrm+qcEU0</dt> <dd>これは萌える </dd> <dt><a name="R377" id="R377">377</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:14:29.66 ID:gm69zAET0</dt> <dd>貧「何読んでるんですか？」 男「昔話の本……」 座「男さん、期待しているところ悪いんですけど。この貧乏神は福の神に転生したりしませんよ」 男「えっ、そうなのか！？」 貧「期待してたんだ……」 男「ああ、いやその。お前が嫌ってわけじゃなくて、そうなったらいいなあっていう一縷の望みというかなんというか……」 座「貧乏神が永遠に貧乏神ですから。男さんは残念ながらずっと貧乏なままです」 貧「す……すいません……でも、私……」 男「大丈夫だよ、お前を捨てるつもりなんてないから」 座「…………ま、まあ。この貧乏神がずっとここにいるつもりなら、私もここにいるしかありませんからね。感謝してください」 </dd> <dt><a name="R379" id="R379">379</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:22:10.78 ID:mHQAUw760</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/377" target= "_blank">>>377</a> GJ　保守 </dd> <dt><a name="R381" id="R381">381</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:25:11.79 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 男「あ、大家さん。おはようございます」 座「おはようございます」 貧「お……おはようです」 大家「……………………………未成年略取？」 男「ち、違いますよ！」 大家「愛玩性奴隷？」 男「それも違いますっ！　えーと、この子たちはその、親戚の子たちで、今ちょっと預かってるんです」 大家「……自分の住んでるアパートの家賃も払えないくせに、育ち盛りのガキ二人も引き取る余裕はあるんだねえ」 男「そ、それを言われると……」 大家「ま、いいけどね。あんた達、名前は？」 貧「び、貧乏神です……」 座「座敷わらしです……」 男「あ、こらバカ！」 大家「び、貧乏神ってーと、あの貧乏神かい？」 貧「あ、はい…そうだと思います」 大家「座敷わらしってーと、あの幸福を運んでくる座敷わらしかい？」 座「はい、そうです」 大家「…………（思考中）…………仕方ないねえ。座敷わらしの方『だけ』私が面倒みてやるよ」 男「ええ！？」 貧「いよっしゃあ！」 男「え？」 貧「…………」 </dd> <dt><a name="R382" id="R382">382</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:28:50.57 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 座「すいません。せっかくもお申し出ですが、受けるわけには参りません」 大家「なに、冗談さ……」 男「冗談に聞こえませんでしたが」 大家「何か言ったかい？」 男「いえ、何でも……」 貧「ちっ、冗談かよ……」 座「あなた、本性出てますよ」 貧「そっ、そんなことないもんっ……！」 </dd> <dt><a name="R387" id="R387">387</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:37:54.13 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 男「どうやら日本には貧乏神神社というものがあるらしい」 貧「え、本当ですか！？」 男「ああ……長野県だし、ここからでも少し金出せば十分いける距離だな」 貧「わ、私、行って見たいです！　私が祀られてるところ、見てみたいです！」 座「ええ、そうですね。是非行きましょう」 男「ま、なんにしても金溜めないとな。じゃあ、俺はバイト行ってくるから」 座・貧「いってらっしゃい」 座（貧乏神神社は……貧乏神を追い払うための神社ですから……ふふ） </dd> <dt><a name="R389" id="R389">389</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:44:08.53 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 男「ふう……今日のバイトも、そろそろ終わりか……」 座「あ、あの。男さん……」 男「ん、どうしたんだお前？」 座「あ、あの。お迎えにきたんですけど……」 男「そっか。ありがとな。もうすぐ終わるから待っててくれ」 座「はい」 店長「ん……？」 男「どうしたんですか？　店長」 店長「収支が合わない……」 男「え、まさか、足りないんですか？」 店長「いや、500円多い……」 男「お、多いんですか」 店長「ま、この500円はやるよ。迎えに来た妹さん、か？　あの子に何か買ってやれ」 男「あ、ありがとうございます」 座「えへへ……アイスクリーム美味しいです……」 男「これもお前のおかげだけどな」 </dd> <dt><a name="R391" id="R391">391</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:46:50.21 ID:gm69zAET0</dt> <dd>男「ふう、今日も疲れたなー」 貧「男さんっ。迎えにきましたよ……！」 男「おお、お前か。もうちょっと待ってろ、もう終わるから」 貧「はーい……」 店長「ん……？」 男「どうしたんですか、店長」 店長「収支が合わない……」 男「え、まさか。また多いとか？」 店長「いや、今度は一万円足りない」 男「い、一万円！？」 店長「今日レジたってたのお前だけだったよなあ？　バイト代から差っ引いておくから」 男「そ、そんな！？」 貧「あ、あの……なんでそんなに悲しそうなんですか？」 男「いや……なんでもないよ。うん。お前のせいじゃないから……な？」 </dd> <dt><a name="R392" id="R392">392</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:48:05.89 ID:gZj1AJHxO</dt> <dd>これは良いｗｗｗｗｗ 久々のクリティカルヒット </dd> <dt><a name="R394" id="R394">394</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:54:29.97 ID:gm69zAET0</dt> <dd>男「俺、定職を探そうと思うんだ」 貧「お、お手伝いします！」 男「いや、余計に見つからなそうだから、いいよ」 貧「あう……」 座「定職は、さすがに難しいと思います……」 男「え、そうなのか？」 座「はい。もし、もしも、運良く見つかったとしても。せいぜい月収10万そこそこの無制限残業。ボーナスなんて出るかどうか……」 男「そ、そうか。それはちょっと嫌だな……」 座「すいません。私の力が至らないばかりに……」 男「ああほら泣くな……お前のせいじゃないから、な？」 貧「……そうですよっ……どうせ私のせいですよ……！」 </dd> <dt><a name="R397" id="R397">397</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 11:01:43.25 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 男「あ、ゴキ発見！」 座「ひっ……！」 男「座敷っ！　ほら、そこの雑誌で潰せ！」 座「む、無茶言わないでくださいっ……。私には無理です……！」 貧「とりゃああっ！」 男「す、素手で……！？」 貧「ゲットしました。慣れてますから」 男「そ、そうか……」 貧「は、はい」 座「…………」 男「…………」 貧「…………あ、あの。食べていいですか？」 男「食うな！！！！」 </dd> <dt><a name="R398" id="R398">398</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 11:07:15.35 ID:bgwkTiWx0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/397" target= "_blank">>>397</a> ちょｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R399" id="R399">399</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 11:10:02.61 ID:gm69zAET0</dt> <dd>男「神様との間にも子どもってできるのか……？」 貧・座「え……！？」 男「ああいや、変な意味じゃなくてさ……ただできるのかなって」 貧「あああああの。ちょっとわかりませんけど、試してみますか？」 男「いや試さないから……。その捲し上げたシャツを戻せ」 貧「はい……」 座「それにもし出来たとしても、貧乏神と人間のハーフだなんて、子どもが可哀想です。どうせ一生貧乏のままでしょうから」 男「そんなもんか」 座「はい。それと違ってもし私と貴方の子どもなら……」 貧「何脱ごうとしてるのよっ！！」 </dd> <dt><a name="R402" id="R402">402</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:sage">sage</a>] 2006/09/02(土) 11:11:33.66 ID:Izrx31I60</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/399" target= "_blank">>>399</a> イイ！！ </dd> <dt><a name="R406" id="R406">406</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 11:18:33.72 ID:gm69zAET0</dt> <dd> ちょっとバイト上がりで眠いので、仮眠とってきます。 俺だけ書いてると寂しいので、皆さんどんどん書いてあげてください。 </dd> <dt><a name="R408" id="R408">408</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:sage">sage</a>] 2006/09/02(土) 11:19:59.95 ID:Izrx31I60</dt> <dd>　　　　　　　　　　　　　　―､,r--- ､ 　　　　　　＿＿r=メ´::::::::::::::::::::::::::::::｀O　_ _ 　　　　 ∠,グ´(／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::○､ミ｀ヽ 　　　　　／／/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ＼＼> 　　　　　∨ ./::::::::/:::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::',ヽヽ 　　　　　 /::::::::〃:::::::::::::::::::::::::}:::ヾ::::::::::::::::', ﾚ' .　　　　　 /:::::::::/ﾅf:::ﾄ::!:::::l::::l::::T::ト',::::::::::::::::l .　　　　　 l::::::::::l l:::l女､l__:::k::仏:l;;L　!::::::::::::::l 　　　　　　',:::::::::::Yﾍ_:::ヽ　　ﾍ::::::::__ﾄj::::::::::l::ﾘ　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　　　　　　 ',:::::::::ﾘ,,,,ヽ-'　　　ゝ-‐' .l:::::::l:／　　　　 |　あの…その… 　　　　　　　',:::::八　u　　　　　　"" ｲ:::::厶　　　　＜　　　乙かれ　 　　　　　　　 ',::::l:::::＞　　　ﾏ)_ .／　|:／ /ヽ　　　　 |　　　　　　さまです 　　　　　　　　ヽ／　　　　 /::::::fl　　" //:::::::＼　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ 　　　　　　　　　　　　 /:::::::::l !　　//:::::::::::::::ヽ 　　　　　　　　　　 /::::::::::::l !Y'//:::::::::::::::::::::ヽ 　　　　　　　　　　　　　 l:::::::::::::::l !//::::::::::::::::::::::::::::::. 　　　　　　　　　　　　　/:::::::::::::::∨':::::::::::::::::::::::::::::::::::. 　　　　　　　　　　　　　l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l 　　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l 　　　　　　　　　　　　 |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l 　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l 　　　　　　　　　　　　　l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: l 　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l 　　　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l </dd> <dt><a name="R414" id="R414">414</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 11:29:10.11 ID:lL0E6Z+y0</dt> <dd>座「はぁ……はぁ……くしゅん！」 男「……神様でも風邪引くんだな」 座「び、貧乏神なんかがいるからです……」 男「まぁまぁ、責任感じて大家さんのとこに薬もらいに行ってくれてるんだから」 座「うう、寒いです……」 男「弱ったな、毛布なんてないし……」 座「…………じゃあ、抱きしめて暖めてくれませんか……？」 男「こうか？」 座「ひゃっ」 男「どうだ、少しはマシになったか？」 座「ちょ、ちょっとくらい恥ずかしがってください……」 貧「お待たせ！　トリカブト持ってきたよ！」 貧乏神より座敷童に心を奪われたようだorz </dd> <dt><a name="R415" id="R415">415</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 11:31:28.20 ID:37D+yb3f0</dt> <dd> 男「あーあっちぃなー。でも飲み物買うお金もうないしな…」 貧「あ、あのっこれどうぞ」 男「え。何これ白いけど…あ、まさかカルピス！？」 貧　ｺｸｺｸww 座「そんなもの買うお金一体どう工面したんですか」 貧「う、うん。落ちてるお金ちょっとずつ溜めて…何回も無くしたけど… 　　やっと溜まったから買ってきたの」 男「悪いなぁ苦労させて…ありがと。うん、よく冷えてておいしそう… ｸﾞﾋﾞｯ 男「…味ずいぶん薄いね」 貧「？？？」 座「…カルピスウォーター薄めるとは、貧乏性通り越してアホですね」 貧「あ、あれ？？？」ｵﾛｵﾛ 男「……ごめんな(涙)」 貧･座「!!!!!!!!」ｵﾛｵﾛ </dd> <dt><a name="R416" id="R416">416</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 11:32:06.58 ID:PGAvLyv10</dt> <dd>貧乏神がどんどん…悪キャラになってますね </dd> <dt><a name="R418" id="R418">418</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 11:38:20.57 ID:Rv6O9/R+O</dt> <dd>貧乏神はいい子です＞＜ </dd> <dt><a name="R430" id="R430">430</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 11:58:05.04 ID:oiLmbxMqO</dt> <dd>男が外出中に 貧「なにかお手伝いできないかなぁ…」 座「無理ですね。貧乏神ですから」 貧「わ…わたしだってなにか…」 座「…？」 貧「…できないよね…だって貧乏神だもん…」 座「…」 貧「やっぱり…帰ってくる前に…もう…男さんが不幸になるのやだもん…！」 座「…待ちなさい」 貧「…え」 座「あの人の答えも聞かずに行くなんて…ホントに発想まで貧乏ですね」 貧「ぅぅ～…」 座「自分に何が出来るかなんて考えてもそう出てきません。」 貧「…」 座「だったらいまあなたが出来る事を精一杯すれば良いでしょう？」 貧「でも…」 座「考えるよりやりなさい」 貧「うん…ありがと！」 座「まったく…(何を言ってるんだか…私だってあの人のこと…)」 ごめんなさい 初めて書きました </dd> <dt><a name="R431" id="R431">431</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 12:02:58.86 ID:6u0d9jRWO</dt> <dd>Gj！ </dd> <dt><a name="R435" id="R435">435</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 12:13:30.98 ID:oiLmbxMqO</dt> <dd>貧「えへへ…」 座「何ですか独りで笑って。…瓶？」 貧「こうやって外で拾ったり部屋に落ちてるお金を拾って瓶に貯めてるんだ(にっこり)」 座「へぇ…」 貧「出来る事をしてみてるんだけど…駄目かな…？」 座「…貧相な考えですね…」 貧「ぅぅ～…」 座「でも…悪くないですよ」 貧「え…？」 男「ただいま～」 座「おかえりなさい」 貧「…」 文力が無いことを改めて知った </dd> <dt><a name="R437" id="R437">437</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 12:15:50.15 ID:pE3mEYFJ0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/435" target= "_blank">>>435</a> GoodJob </dd> <dt><a name="R529" id="R529">529</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 14:07:38.46 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 男「今日は友達からゲーム借りてきたぞ！」 貧「えっ、本当ですか！？」 座「…………男さん」 男「どうした？」 座「このテレビ、接続する端子がありません」 男「…………そうだね、古いからね」 </dd> <dt><a name="R532" id="R532">532</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 14:11:18.62 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 大家「で……なんでウチのテレビでゲームやってんだい？」 男「すいません、こいつらもたまには遊ばせてやりたくて」 大家「ま、いいけどね……」 貧「わーーーん、ボンビーが離れないよぉっ」 座「ふん、あなたは一生ボンビーに付きまとわれるのがお似合いです」 </dd> <dt><a name="R534" id="R534">534</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 14:13:02.34 ID:oiLmbxMqO</dt> <dd>座「お風呂行きませんか？」 貧「ぇ～」 男「あ、今日はバイト入ってるから」 座「ぁ…それなら二人で行きますので」 貧「え～！」 男「行ってきます」 座「行ってらっしゃい」 貧「…行ってらっしゃい…」 貧「やっぱり帰ろうよ…」 座「男さんに嫌われても良いんですか？」 貧「ぅぅ～…」 座「行きましょう」 座「…子供二人」 女番頭「はいはい♪」 貧「ふぇ…」 座「動かないで下さい…」 貧「くすぐったいよ…」 座「力を抜いて…」 貧「ひゃんッ」 座「…気持ち良いでしょう？」 貧「はぅ…」 座「いい湯でした」 貧「…また入ろうね…」 座「…悪くない傾向です」 </dd> <dt><a name="R537" id="R537">537</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 14:15:23.97 ID:gm69zAET0</dt> <dd>大家「で、そろそろ家賃払ってほしいんですけど」 男「う……。も、もうすぐバイト代入るんで、待ってもらえますか？」 大家「先月もそういってた気がするけど？」 男「そ、それは……この間貧乏神か給料落としちゃってですね……」 大家「それが言い訳になるとでも？」 貧「あ、あの……私が悪いんです……！　だから、怒るなら私を怒ってください！」 男「お、おい……！」 座「私からもお願いします。私が絶対にお金を集めてきますから、どうか追い出さないでください……」 大家「……仕方ないねえ」 </dd> <dt><a name="R538" id="R538">538</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 14:16:27.22 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 大家「私とあんたが結婚すれば全部解決するんだけどねえ」 座・貧「ふざけるなよ年増」 </dd> <dt><a name="R539" id="R539">539</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:sage">sage</a>] 2006/09/02(土) 14:17:51.81 ID:vsv3J2HV0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/538" target= "_blank">>>538</a> 毒舌ﾜﾛﾁｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R540" id="R540">540</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 14:18:10.83 ID:DbZlb28iO</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/538" target= "_blank">>>538</a> 俺は大家派 GJ </dd> <dt><a name="R545" id="R545">545</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 14:23:57.04 ID:37D+yb3f0</dt> <dd>貧乏神うｐ http://vipup.sakura.ne.jp/512kb/src/512kb_1919.jpg </dd> <dt><a name="R547" id="R547">547</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 14:28:05.82 ID:gm69zAET0</dt> <dd>男「あー……後一週間で俺の誕生日か……」 貧「！」 座「っ！」 男「ま、ケーキなんて買う余裕ないけどな……って、お前らどうした？　挙動不審だぞ？」 貧・座「いえ、なんでもありません」 座「ふん、どちらが男さんの為に立派なプレゼントを上げられるか、勝負です」 貧「望むところ……」 一週間後 座「男さん、これ……どうぞ。誕生日おめでとうございます……」 男「ど、どうしたんだ。このケーキ……！　まさか盗んできたんじゃ……」 座「そ、そんなわけありません！　ちょっと、頑張って働いただけです」 男「そっか……ありがとな」 座「えへへ……」 男「で、なんでお前はそんなに暗いんだ？」 貧「…………ひっく……うっ…く……」 男「お、おいおい。なんで泣いてるんだよ」 貧「わ、私だって、頑張って働いて、ケーキ買ったのに……。ひっく、さっき、外で、野良犬に襲われて……ケーキ……盗られちゃったのぉ……」 座「…………」 男「……そっか。頑張ったんだな」 貧「うん……」 男「その気持ちだけで、嬉しいから」 貧「ありがとぉ……」 座「……ふん」 </dd> <dt><a name="R550" id="R550">550</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 14:34:14.92 ID:gm69zAET0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/545" target= "_blank">>>545</a> なんだこれはあああああああああああああああああああああああああ 萌えた </dd> <dt><a name="R552" id="R552">552</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 14:44:49.12 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 座「何故あなたは、そうも男さんに付きまとうんですか？」 貧「だって、好きなんだもん」 男「ありがとな。俺も好きだよ」 貧「えへへ……」 座「早く理由を言いなさい（ﾋﾞｷﾋﾞｷ」 貧「えっと……ある雨の日にね……私は橋の下で寝てたの……。 誰かの家にもぐりこんでも迷惑になっちゃうから、ずっと泥を啜ったり、鼠を捕まえたりして生きてたの……」 男「腹壊さなかったのか」 貧「一応、神様だし……」 座「それで？」 貧「こんな汚い身なりだと、誰も近寄ってこなかった。でも……男さんだけが、私に声をかけてくれたの」 男「まあ、放っておけなかったしな……」 座「なるほど……。男さんは、優しいですね……」 男「別に、そんなことないよ……」 座「いえ、優しすぎて、惚れてしまいそうです」 男「ええ？」 貧「既に惚れてるくせに」 座「何を言うんですかっ、あなたは……！」 </dd> <dt><a name="R590" id="R590">590</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 16:05:57.28 ID:Tjcmynz+0</dt> <dd>パート化云々は<a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/1" target= "_blank">>>1</a>の話が完結いたら終了でいいと思う <a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/518" target= "_blank">>>518</a> http://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d124510.jpg </dd> <dt><a name="R592" id="R592">592</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 16:09:16.78 ID:gm69zAET0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/590" target= "_blank">>>590</a> 惚れた </dd> <dt><a name="R601" id="R601">601</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 16:26:09.43 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 座「あなた、一応神なら神らしいとこ見せてくださいよ」 貧「わ……我の眠りを妨げるものはだれだぁ～」 座「ピラミッドのミイラですかあなたは」 貧「うぅ～、そ、そういわれたって、私には特別な力なんてないんだもんっ……」 座「ふん、本当に人を貧乏にするだけの神なんですね。役に立たないったら……」 男「いやいや、十分役に立ってるよ」 貧「え……？」 男「近くにいるだけで、こんなに幸せな気分になれるからさ」 貧「……あぅ……恥ずかしい……」 座「……チッ」 </dd> <dt><a name="R607" id="R607">607</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 16:39:53.81 ID:gm69zAET0</dt> <dd>座「なによ、この貧乏神……！」 貧「喧嘩でもする？　ちんちくりんの妖怪ごときがっ！」 座「くっ……良くも言いましたね」 男「おいお前ら。あんまり暴れるな！　こんなボロアパートで暴れたりしたら……」 貧「きゃあっ！！」 ズボッ 男「床がぬけ……ちまったか……」 貧「うーーーーんっ！　抜けないよぉっ……！」 完全に下半身だけが下の階に突き抜けてしまっている。 座「ふん、真性のうつけですね」 貧「そんなこといってないで、助けてよぉっ！」 大家「あんたら……何人のアパートの床ぶちぬいてるのさ……」 男「あ、大家さん……そういえば下の階って大矢さんの部屋でしたっけ……」 大家「ったくあんたは……人に苦労ばっかりかけさせて……」 男「あ、あつっ、煙草あっつ！」 座「げほっげほっ」 座敷が煙たそうにしていた。 大家「後……下着くらい履かせてやりな」 男「え？」 大家「下から丸見えだったよ？　まったく……」 貧「み……見ないでくださいよぉ……」 </dd> <dt><a name="R623" id="R623">623</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:02:07.41 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 男「……いいか？　俺は今日から三日住み込みのバイトに行ってくる」 貧「わ、わたしも一緒に……」 座「駄目に決まってるでしょう。男さんの迷惑を考えてください」 貧「あう……」 男「いいか？　ここに一万円を置いておく。虎の子の一万円だ。これだけあれば三日間は十分暮らしていけるだろう」 座「はい」 男「でも、この一万円をなくしたら……もう俺には責任がもてない、頑張れ」 貧「はい、いってらっしゃいです……」 バタン 貧「はあ～……あんたと二人っきりかぁ……いやだなぁ」 座「それはこっちの台詞です。……ちょっと、何一万円札持ってるんですか。こちらに渡してください」 貧「は～い……」 貧乏神が座敷わらしに一万円札を投げ渡そうとしたその時、 ゴォッ…… 部屋の中に一陣の風が舞い込む。 座「あっ……！？」 一万円札はそのまま風に乗って、窓からはるか彼方へと飛んでいった。 座「…………………………………」 貧「あー……あはは……ごめん……めんごっ」 座「めんごじゃありません！　この貧乏神ーーーっ！」 貧「わかりきってることいわないでよ座敷わらしっ！」 </dd> <dt><a name="R627" id="R627">627</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:09:00.18 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 座「はあ……過ぎたことを言っても仕方ありません……」 貧「そうだよね……」 座「まずこの部屋の中で食べられそうなものを探しましょう」 貧「あっ……！」 座「何かありましたか？」 貧「ごきぶりー」 座「捨てろカス」 貧「うーん……」 座「……ないですね……」 貧「あっ、これはいけそう！」 ハッピーターン 座「……まあ、スナック菓子なら大丈夫でしょう」 貧「賞味期限、2005年　八月二十四日」 座「…………一年以上過ぎてますね、捨ててください」 貧「まだまだいけるよ？」 座「食べるなっ！！」 </dd> <dt><a name="R628" id="R628">628</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:09:11.82 ID:Izrx31I60</dt> <dd>座「あれ？家に誰かいます」 男「おかしいな貧は出かけてるし」 座「まさか！泥棒？」 男「俺ん家に盗むもんないだろ」 座「そうですね」 男「（解っていても悲しいな・・・）」 座「どうします？」 男「じゃあ『いっせーのーで』で入ろう」 座「わかりました」 男・座「いっせーのーで！」 ﾄﾞｶｯ！！ ？「あら～帰ってきましたの」 男・座「えっ！？・・・・・・・誰？」 座「なに？この豪勢な料理は」 卓上には所狭しと美味しそうな料理が ？「ふふ　いつもお世話になっていますので」 男「座知り合い？」 座「いいえ　知りません」 男・座「？？？」 貧「たっだいま～♪あれ？どうしたの？？？」 ？「あら　お帰りなさい」 貧「おｯ！お姉ちゃん！！」 タッタッダン　　ガバｯ！ 福「ふふ　大きくなりましたね」 男・座『『えぇえええええええーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！』』 男・座「あっ！せっかくのご馳走が・・・」　　　（タッタッダン←で机をひっくり返した）　　お約束でスマンorz俺にはシナリオが思いつかなかった </dd> <dt><a name="R629" id="R629">629</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:11:01.94 ID:dVIx0RMC0</dt> <dd>お姉ちゃん福の神ｋｔｋｒ </dd> <dt><a name="R630" id="R630">630</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:11:19.79 ID:UG7GIjnO0</dt> <dd>キャラ増やすのは<a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/1" target="_blank">>>1</a>にとって負担になると思うんだ </dd> <dt><a name="R632" id="R632">632</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:13:45.64 ID:dlN1+1VX0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/630" target= "_blank">>>630</a> 同意 <a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/628" target= "_blank">>>628</a> でもGJ </dd> <dt><a name="R634" id="R634">634</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:14:52.23 ID:gZj1AJHxO</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/1" target= "_blank">>>1</a>が全て決めるわけでもあるまい </dd> <dt><a name="R636" id="R636">636</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:15:49.25 ID:dlN1+1VX0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/634" target= "_blank">>>634</a> まぁ<a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/1" target= "_blank">>>1</a>が来るまでの保全でもあるわけだし… </dd> <dt><a name="R638" id="R638">638</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:16:46.47 ID:Izrx31I60</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/630" target= "_blank">>>630</a> いや俺もそう思ったが福の神と貧乏神は同一人物と言う気がしなくてな・・・ 悪かった<a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/1" target= "_blank">>>1</a>さん 福の神が忘れて行った「うちでのこづち」を貧乏神が拾って貧乏神は福の神になれる だから貧乏神→福の神であっても貧乏神＝福の神ではないと思う </dd> <dt><a name="R639" id="R639">639</a> １ [] 2006/09/02(土) 17:16:49.66 ID:gm69zAET0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/636" target= "_blank">>>636</a> 俺はさっきから来て書いてますよ？ </dd> <dt><a name="R642" id="R642">642</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:20:02.14 ID:WeXC/q3C0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/639" target= "_blank">>>639</a> 生みの親として、<a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/1" target="_blank">>>1</a>の設定の中でSS書いていくのと、書き手によって好きに設定付けていくのとどっちがいい？ </dd> <dt><a name="R645" id="R645">645</a> １ [] 2006/09/02(土) 17:21:47.02 ID:gm69zAET0</dt> <dd><a href="../test/read.cgi/news4vip/1157104469/642" target= "_blank">>>642</a> 自由に書いてもらっていいですよ。 本筋とか考えてるようであんまり考えてませんから。 ただ、俺が書くＳＳにそれらが出るかどうかは別ですけど。 </dd> </dl>

新ジャンル「貧乏神」 <dl> <dt><a name="R1">1</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 18:54:29.27 ID:98/HFWa80</dt> <dd>「はあ、今日もパンの耳か」 「あ、あの……すいません。私のせいで……」 「ん？　ああいや、お前のせいじゃないよ。俺が仕事すぐにクビになっちまうのが悪いんだからさ」 「……だからそれは私のせいなんですが……」 「ん？　何か言った？」 「なんでもないです……」 「でも本当、こんな汚くて狭い部屋でごめんな」 「……いえ、私は嬉しいですよ。あなたの近くにいつもいられるから」 「あ……あはは、そうか。照れるなそれ」 （ずっと近くにいたいから……あなたにはずっと貧乏でいてもらうしかないんです……すいません） </dd> <dt><a name="R5">5</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 18:56:21.75 ID:98/HFWa80</dt> <dd>貧「あ、あのっ！」 男「何？」 貧「わ、私が実は神様だって言ったら、信じますか！？」 男「は？」 貧「……（ジッ」 男「いや、そんなに真剣に見つめられても困る……」 貧「で、どうなんですか！？　信じるんですか！？」 男「……こんな可愛い神様なら、大歓迎だけどね」 貧「あう……頭なでないでください……」 男「でも神様なら、この窮乏から俺を救ってくれたりはしないのかな？」 貧「それは無理」 男「な、なんでそんなにきっぱりと言うの？」 貧「無理なものは無理ですから」 </dd> <dt><a name="R6">6</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 18:58:09.32 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「ついに水道まで止められたわけですが」 貧「……このままだと、しんじゃいますね」 男「でもバイトも見つからないし……一体どうすりゃいいんだろ……」 貧「あ、あの。私……しばらく出て行きますね？」 男「え、なんでお前が出て行くんだよ？」 貧「……すいません。理由は言えないんです……」 貧（あなたに死なれては……困りますから……） 一週間後 貧「ただいまです……」 男「お、おかえり！　今までどこいってたんだ！？」 貧「あ、いえ、ちょっと……」 男「そうだ。聞いてくれよ！　俺今日雇いのバイトしてるんだ。工事現場でさ……」 貧「そ、それは良かったですね！」 男「ああ、これでまだ生きていられるよ！」 翌日 男「またクビになったわけですが……」 貧「ど……どんまいっ。ですよ……」 </dd> <dt><a name="R11">11</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:06:18.31 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「今日は、外に飯くいにでも行くか？」 貧「えっ！！！！？？？？」 男「どうしてそんなに驚くんだよ」 貧「いえ、どこにそんなお金があるんですか？」 男「この前のバイト、日雇いだったから。結構あるんだよ」 貧「はあ、なるほど」 男「それでさ、いつもパンの耳ばっかりで悪いから、ごちそうしようと思って」 貧「お気持ちは嬉しいんですけど……私とお出かけなんてしないほうがいいと思います……」 男「何言ってんだ。早く行こうぜ。ファミレスくらいしか無理だけどな」 貧「あ……だったら、ハンバーグ食べてもいいですか？」（食べられるのなら……） 男「おお、何だっていいぞ！」 男「……財布落としたわけですが」 貧「あう……ハンバーグ……」 男「ご、ごめんな！　また今度金入ったらごちそうするから……」 貧「いえ、どうせ無理なのはわかってますから……いいです」 </dd> <dt><a name="R12">12</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:09:39.88 ID:98/HFWa80</dt> <dd>正直ネタが尽きた </dd> <dt><a name="R13">13</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:11:56.84 ID:98/HFWa80</dt> <dd> 男「起きて半畳寝て一畳って言うけど、やっぱり狭いよな……」 貧「あ、あの。私、やっぱりお邪魔ですか？」 男「いや、そんなことないよ。……でも、お前は窮屈って思わないの？」 貧「いえ。そんなことはありません。屋根がある所で暮らしていられるだけで満足です……」 男「そうか？」 貧「ええ、あなたに拾っていただけるまでは、本当に泥を啜って生きてましたから……」 男「…………」 ﾎﾞﾌｯ 貧「え、え、あの。なんでいきなり抱きしめるんですか？」 男「……もう、夜になるとちょっと寒いからさ」 貧「そ……そうですね……」 </dd> <dt><a name="R14">14</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:16:21.14 ID:98/HFWa80</dt> <dd>　　　　/＼＿＿_／ヽ 　　／''''''　　　'''''':::::::＼ 　 . |（●）,　　　､（●）､.:|　＋ 　　|　　 ,,ﾉ(､_, )ヽ､,,　.::::|　　　 . 　 |　　｀-=ﾆ=- '　.:::::::|　+ 　　＼　　｀ﾆﾆ´　 .:::::／　　　　　+ ,,.....イ.ヽヽ、ﾆ__ ーーノﾞ-､. :　　| 　';　＼_____ ノ.| ヽ　i 　　 |　　＼/ﾞ（__)＼,| 　i　| 　　＞　　ヽ. ハ　 | 　 |｜ どうも、貧乏神です </dd> <dt><a name="R17">17</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:23:42.31 ID:AYg//Y5vO</dt> <dd>正直もえた </dd> <dt><a name="R21">21</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:34:49.45 ID:/yEWYatSO</dt> <dd>(´ω｀) 続きマダー？ </dd> <dt><a name="R22">22</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:37:02.61 ID:98/HFWa80</dt> <dd> 男「というわけなんだ……。もう、今日から盗みでもしないと、飯にありつけないよ」 貧「あ、あの、私、その……あの……」 男「お前は、知り合いの所に連れてくよ。大丈夫、信用できる奴だから」 貧「私……あなたと一緒にいたいです……」 男「でも、このままだと餓死しちゃうんだぞ？」 貧「わ、私も働きます！　稼げるかどうかわかりませんけど！　身売りでもなんでもして働きますから！」 男「身売りするなんていうな」 貧「あう……すいません……」 男「わかった。お前がそこまで言うなら、俺も今日から死ぬ気でバイト探すから」 </dd> <dt><a name="R23">23</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:37:38.78 ID:98/HFWa80</dt> <dd><a href= "#R22">>>22</a>の前にこれをつけくわえてください 男「すいません。今日もパンの耳もらえますか？」 パン屋「あのさ、いい加減にしてもらえる？　迷惑なんだけど」 男「え……」 パン屋「もう来ないでくれ」 男「わかりました……」 </dd> <dt><a name="R25">25</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:40:59.67 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「ごめん……今日もバイト、見つからなかった」 貧「あ、あの。大丈夫ですか？　顔色悪いですよ……？」 男「あはは、最近……水しか飲んでないからな。お前は大丈夫か？」 貧「わ、私は大丈夫ですけど……」 男「……もう、どうしようもないな」 貧（私は……やっぱり出て行くしかないのかな……） </dd> <dt><a name="R26">26</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:47:51.03 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「悪い、金貸してくれないか……？」 友「この間貸した三万も返してもらってないのに、これ以上貸せるわけないだろ」 男「そ、そうだよな。ごめん……」 男「……これから、どうすればいいんだろう」 途方に暮れていた時、電柱にあった張り紙に目が行った。 【五万円まで即決でお貸しします　　電話番号はこちら……】 男「……はは。後で働いて返せば、いいよな……」 貧「あ、おかえりなさいです……」 男「どうした。いつもより元気ないな」 貧「いえ……別に、そんなことないです」 男「そうか。それよりも、久しぶりの飯だ。コンビニ弁当だぞ」 貧「え……ど、どこにそんなお金が……」 男「はは……ちょっとね、借金なんだけど……」 貧「……っ！」 男「大丈夫だって。すぐにバイト見つけて返せばいいから！」 </dd> <dt><a name="R32">32</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 19:56:58.76 ID:98/HFWa80</dt> <dd> 大家「家賃、三ヶ月分溜まってますよ？」 男「あ……すみません。とりあえず、一か月分だけはあるんですけど……」 大家「……ふん、早く払ってくださいよ」 男「……五万なんて、すぐになくなっちまったな……」 ドアの外では、金の取立てに来た男が騒いでいる。 貧「こ、怖いです……」 男「ごめん……ごめんな……こんな目に合わせて……。バイトだって、がんばれば見つかると思ったんだけど……」 貧「……いえ……私は……」 貧（もう、限界……かな） </dd> <dt><a name="R37">37</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:01:48.41 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「もう……自殺でもするしかないのかな」 貧「だ、駄目ですよ！　自殺なんて！」 男「うるさいな……、大きな声で騒ぐな。空腹に響くから」 貧「す……すいません……」 貧「あ、あの……魚雷ゲームでもしませんか？　気がまぎれるかも……」 男「……外で遊んでこいよ」 貧「その……」 男「外で遊んでこいって言ったんだ！」 貧「わ……わかりました」 バタン。 男「あいつに当たるなんて、最低だな……俺」 ちゃぶ台の上に置かれた魚雷ゲームを片付けようとすると。 チャリーン 男「ん……。これは、10円玉……？」 </dd> <dt><a name="R40">40</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:10:39.43 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「10円玉でできること……か」 家の中の電話を見る。 そういえば、金を払ってないから電話も止められている。 家族とはほとんど絶縁状態だけど……頼るしかない、か？ 男「結局、うまい棒買っちまった……」 公衆電話にたどり着く前に空腹に負けた……。 男「あいつに食わせてやるか……」 ちょんちょん。 その時、誰かに服の裾を引っ張られる。 男「ん……？」 そこには、着物を着た、おかっぱ頭の少女が立っていた。 男「……誰？」 座「お初にお目にかかります。私、座敷わらしです」 男「はあ……？　座敷わらし？」 座「はい」 男「……うまい棒食べる？」 座「あ、どうも……もぐもぐ」 </dd> <dt><a name="R41">41</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:age">age</a>] 2006/09/01(金) 20:12:00.99 ID:hOnEQWog0</dt> <dd><a href="#R40">>>40</a> なんか出たｗ </dd> <dt><a name="R42">42</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:12:21.79 ID:0U2Gk0Q+0</dt> <dd><a href="#R40">>>40</a> 貧乏神ピンチ！ </dd> <dt><a name="R43">43</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:14:55.77 ID:nwkjIkfu0</dt> <dd><a href="#R40">>>40</a> 別ルートのフラグ？ </dd> <dt><a name="R45">45</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:18:55.39 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「それで、俺に何か用？」 座「ええ、あなたにというより、あなたの家に居候しているのに用があるんですが……」 男「あいつに……？　まあ、とりあえずウチくるか？」 座「はい、そうさせて頂きます」 アパートに戻ると、部屋の前には８９３が立っていた。 男「げ……！」 893「おう、兄ちゃん……」 男「な、なんでしょう」 893「良かったのう、大家さんがええ人で」 男「は？」 893はそれだけ言ってアパートから去っていった。 男「なんなんだ？」 座「さあ……」 男「まあ、とりあえず中に入って？」 座「お邪魔します」 男「はい……お水。ごめんね、お茶とかなくて」 座「どうぞお構いなく。私はあいつを待っているだけですから」 貧「ただいまです……野いちごとってきたんですけど、食べます……か！？」 男「あ、おかえり」 座「お帰りなさい」 </dd> <dt><a name="R49">49</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:26:57.06 ID:98/HFWa80</dt> <dd>貧「な、なんであなたがここに……」 座「あなたを、ここから引き離す為に来ました」 男「……どういうこと？」 座「この娘はね……」 貧「だ、駄目っ、言わないでっ！」 座「貧乏神なんです」 男「え……貧乏……神？」 貧「あ……はい……」 男「あはは、なるほど……貧乏神か。道理でお金も溜まらないわけだ」 貧「す、すいません……。私、あなたから離れたくなくて……！」 座「それがこの人に、どれだけの不幸を強いるかわかっているんですか？」 貧「い、いいもん！　ボロは着てても心は錦だから！」 座「意味がわかりません。あなたはここを離れるべきです。貧乏神や疫病神などの不幸をもたらす神は、一箇所に留まってはいけないんです」 男「……いや、いいよ」 座「え？」 </dd> <dt><a name="R51">51</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:31:01.14 ID:FaIyd0NsO</dt> <dd>いいねぇ wktkが止まらないよｗｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R52">52</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:35:26.65 ID:98/HFWa80</dt> <dd> 男「借金しちゃった時は流石にやばかったけど……こいつと一緒にいるの、楽しかったからさ」 貧「あ……」 座「これからも、ずっと貧乏のままなんですよ？」 男「負け犬の言葉かもしれないけど、心が貧しいよりはずっといい」 貧「私、一緒にいても……いいんですか？」 男「貧乏でも、いいならね」 貧「あはは……それ、私のせいなんですけど……」 男「そういえば、そうだったな」 ふたりで、笑いあう。 座「私を無視しないでほしいんですが……ぷぇっ、この野いちご、腐ってます……」 </dd> <dt><a name="R54">54</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:36:41.95 ID:gdJ3yWCkO</dt> <dd>食うなよｗｗｗ </dd> <dt><a name="R55">55</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:38:04.35 ID:nLa//H070</dt> <dd>座敷童がいると幸運が舞い込んでくるらしいな つまり、中和されるんじゃね？ </dd> <dt><a name="R56">56</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:age">age</a>] 2006/09/01(金) 20:39:55.71 ID:hOnEQWog0</dt> <dd><a href="#R55">>>55</a> いいこといった！ </dd> <dt><a name="R57">57</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href= "mailto:%3E%3E55%C3%A8%C2%AA%C2%AD%C3%A3%C2%81%C2%BE%C3%A3%C2%82%C2%8C%C3%A3%C2%81%C2%9F%C3%AF%C2%BD%C2%97%C3%AF%C2%BD%C2%97%C3%AF%C2%BD%C2%97">>>55読まれたｗｗｗ</a>] 2006/09/01(金) 20:41:18.49 ID:98/HFWa80</dt> <dd>座「仕方ありませんね……こうなったら……」 男「ん、どうするんだ？」 座「私もここに居候させて頂きます」 貧「えっ……えええっ！　だ、駄目だよっ……！」 座「私は幸福を呼ぶ妖怪です。私が一緒にいれば、正と負の力が相殺しあって、少しはマシになるでしょう……」 貧「で、でもっ、狭いから駄目っ……！」 男「狭い言うな。……まあ、君が一緒にいるだけで貧乏から抜け出せるなら、こちらとしても願ったり叶ったりな提案だし。かまわないよ」 貧「そんな……」 座「ありがとうございます。それでは、ふつつか者ですが、よろしくお願いいたします」 </dd> <dt><a name="R60">60</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:43:38.33 ID:lQTJOwEtO</dt> <dd>貧乏神って福の神に転身するんじゃなかったっけ？ </dd> <dt><a name="R61">61</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:44:50.56 ID:UXPczK/M0</dt> <dd><a href="#R60">>>60</a> そういや、そんな昔話あったなぁ </dd> <dt><a name="R65">65</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 20:48:23.31 ID:98/HFWa80</dt> <dd>座「それでも、多少……ですけどね」 男「どういうこと？」 座「力で言えば、この貧乏神の方が勝っています。腐っても、【腐っても】！　……神様ですからね」 貧「腐ってもって……強調しないでよっ……」 男「そういえば、ちょっとくさいな…。風呂入ってないから」 貧「あぅ……」 座「まあ、それでもバイトくらいは見つかると思いますけどね……」 男「そっか。じゃあ今日から早速、バイト探してみるよ」 正直オチとか考えてないので、どんどん先を言われてしまうと多少困るｗｗｗｗ ちょっと続き考え付くまで、単発ネタでいきます。 どなたかも何か考え付いたら書いてあげてください。 </dd> <dt><a name="R71">71</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:00:56.00 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「ふたりとも出かけてるな……よし」 たたみの下から秘蔵のエロ本を取り出す。 男「ふたりがいる時にオナニーなんて出来ないからな……」 チャックをゆっくりと下げていくと……。 座「……ただいまで……！？」 貧「あはは、忘れ物しちゃいまし……た！？」 男「え……」 硬直する。 ちなみに股間のアレも硬直している。 貧「えっ、あのそのっ、な……なんですかっ！　ナニですかっ！」 男「あああああ、いやその確かにナニだけどいやその」 座「と……とにかく、早くしまってください」 そんな風に言いながら股間を凝視するのはやめてください。 男「ふう……急に帰ってくるなよ……」 貧「すいません……。その……あの……溜まってるんですか……？」 男「え……」 貧「そ、その……私の貧相な体でよかったら……！」 男「えええ！？」 座「貧乏神とえっちなんてしたら、貧乏が体に染み付きますよ」 貧「…………」 男「やめとこうか……」 貧「はい、すいません…………」 男「……ところでさ、座敷わらしとエッチしたら、幸福が体に染み付くの？」 座「そんなこと知りません……！」 男「そ、そうだよね。ごめん……」 座「…………………して、みます？」 貧「駄目に決まってるでしょっ！！」 </dd> <dt><a name="R72">72</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:03:57.64 ID:nLa//H070</dt> <dd> ちょｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ爆発したｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R73">73</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:05:20.99 ID:JEdSj0YRO</dt> <dd> 霧吹いたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R84">84</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:17:37.44 ID:ul+2iGAI0</dt> <dd> ごめん、ID:98/HFWa80を支援するつもりが邪魔したみたいだ 俺をあぼーんしてくれ </dd> <dt><a name="R85">85</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:18:35.27 ID:98/HFWa80</dt> <dd> 男「そういえば……大家さんに話聞きに行かないとな」 コンコン。 男「すいません」 大家「はい、なんですか……って、あんたか」 男「どうも……。いつも綺麗ですね……」 大家「余計なお世辞いらないから。……用は？」 男「あの、この間893から、大家さんのこと聞いたんですけど……」 大家「ああ、借金立て替えといた話な……」 大家さんはだるそうに、煙草に火をつけた。 男「あ……ありがとうございます！」 大家「あのヤクザうるさかったからなぁ。まあ、家賃含めいつか返してもらうから、きっちり働くことだね」 男「は、はい、がんばります！」 男「ただいま」 座「お帰りなさい……。嬉しそうですね？」 男「いや、大家さんには本当に感謝しなくちゃなあって」 座（それ……本当は私の力なんですけどね……） </dd> <dt><a name="R87">87</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:19:08.01 ID:98/HFWa80</dt> <dd><a href="#R84">>>84</a> 全然邪魔じゃないですよ どんどん書いてください </dd> <dt><a name="R91">91</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:24:23.14 ID:65FsCusrO</dt> <dd>俺の脳内に貧乏神たんは髪はショートの灰色でＴシャツとスカート姿のひんぬーひょろひょろおにゃのこなんだが </dd> <dt><a name="R92">92</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:sage">sage</a>] 2006/09/01(金) 21:26:15.27 ID:rNm7/MWt0</dt> <dd><a href="#R91">>>91</a> いや、ここはやはり着物だろう。 黒を基調としてほとんど無地。 帯は赤って感じだな、俺としては。 </dd> <dt><a name="R96">96</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:28:25.05 ID:98/HFWa80</dt> <dd>http://p.pita.st/?drolmixy 俺としてはＴシャツ一枚のこんな感じでした。 正直髪が長すぎた。今では反省している </dd> <dt><a name="R99">99</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:30:04.89 ID:tuu7VS590</dt> <dd><a href="#R96">>>96</a> かわいいいな 俺的にはそれ座敷童だwww </dd> <dt><a name="R100">100</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:sage">sage</a>] 2006/09/01(金) 21:30:17.74 ID:9JUgUE5s0</dt> <dd><a href="#R96">>>96</a> 今追いついた なに、この脳内覗かれてる感じｗｗｗ ﾃﾗＧＪ </dd> <dt><a name="R108">108</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:39:59.56 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「げほっ…げほっ……」 貧「だ、大丈夫ですか……！？　風邪ですか……！？」 座「あなたのせいですね」 貧「ち、違うもんっ。私疫病神じゃないんだから……！」 座「いえ、あなたが男さんにキツイ労働を強いているんですから、あなたのせいですよ」 貧「あう……」 男「気にしなくていいから、な？」 貧「ありがとうございます……」 男「今日は、コンビニで弁当買ってきてくれないか……？」 じゃあ…… 貧・座「私が行きます！」 貧・座「…………」 座「ふん……あなたにお金なんて預けておけるわけないじゃないですか」 貧「わ、わたしだって買い物くらいできるもん！」 </dd> <dt><a name="R111">111</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:sage">sage</a>] 2006/09/01(金) 21:43:20.89 ID:9JUgUE5s0</dt> <dd><a href="#R108">>>108</a> 座敷童子がツンデレｗｗｗ </dd> <dt><a name="R112">112</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:46:57.73 ID:98/HFWa80</dt> <dd> 座「嘘をつかないでください。この間男さんに渡してもらった千円札を半分に破って帰ってきたのを忘れたんですか？」 貧「……そうだけどっ……」 男「まあまあ、ふたりで仲良く行ってきたらどうだ？」 座「でも……私の力の方が負けてますから……どんな不幸があるか……」 男「大丈夫だよ。……余ったお金は、ふたりで使っていいから、な？」 座「は……はい」 貧（私……迷惑をかけてばっかり……なのかな……やっぱり） </dd> <dt><a name="R114">114</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:48:26.45 ID:ydSP5C2z0</dt> <dd>http://www.vipper.org/vip327257.jpg </dd> <dt><a name="R115">115</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:50:20.64 ID:98/HFWa80</dt> <dd><a href="#R114">>>114</a> ﾃﾗｴﾙｿｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R119">119</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:55:05.40 ID:98/HFWa80</dt> <dd>のっとられ気味ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R121">121</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 21:57:50.31 ID:98/HFWa80</dt> <dd> 座「うどん……食べさせてあげますね……ふーっ……ふーっ……」 男「だ、大丈夫だよ。自分で食べられるから」 貧「は、ハンバーグも食べますか？」 男「いや……ハンバーグはちょっと、重いかな……」 貧「あっ……そうですね……」 座「だから言ったんです。病気の人にはおかゆやおうどんがいいんです」 貧「そうです……よね……」 男「…………」 パクッ 貧「あっ……！？」 男「うん、ハンバーグもうまいよ」 貧「……えへへ」 </dd> <dt><a name="R122">122</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 22:04:08.06 ID:98/HFWa80</dt> <dd>自分でほしゅ </dd> <dt><a name="R127">127</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 22:09:09.13 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「今日は、銭湯行くか」 座「銭湯ですか……」 貧「え、お風呂……？」 男「何嫌な顔してるんだ？」 座「貧乏神は汚いのがデフォですから。お風呂は嫌いなんですよ」 貧「そ、そんなことないもんっ……！　いつもきれいきれいだもん！」 男「キレイキレイって……。まあ、お前くらい小さければ一緒に男湯入っても大丈夫だろ」 座・貧「えええええっ！？」 </dd> <dt><a name="R129">129</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 22:11:22.88 ID:1nm4v3j2O</dt> <dd><a href="#R127">>>127</a> ちょｗｗｗｗｗ俺も行きたいｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R136">136</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 22:23:07.74 ID:98/HFWa80</dt> <dd> 男「いつ見ても古式ゆかしい場所だな、ここは……」 貧「あ、あの……本当に、一緒に入るんですか？」 男「いや、別でもいいけど……」 座「私は一緒に入りたいです……」 貧「えっ、じゃあ私もっ……！」 男「まあ、行くか」 座「はい」 貧「はーい」 座「わあ……大きい……」 貧「お風呂……」 男「他に客いなくて良かったな……」 座「あ、あの。泳いでもいいですか？」 男「駄目だから……」 座「そ、そうですよね……」 貧「うう……お風呂……」 男「ほら、さきに頭洗ってやるから、どっちか先にこっちおいで」 </dd> <dt><a name="R151">151</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 22:35:25.51 ID:98/HFWa80</dt> <dd>座「わ……私が先に……！」 貧「私だよっ！」 座「あなたは自分で洗っててください。男さんに貧乏が移ります」 貧「うつらないもんっ……！」 男「どっちでもいいから。……お前はさ」 貧「え？」 男「風呂苦手なら、自分で頭洗えないんだろ？」 貧「え……あ……うん……」 男「じゃあ、お前が先。ほら、前こい」 貧「えへへ……べーっ……」 座「……ふんっ。男さんなんて、貧乏のどんぞこに落ちればいいんです……！」 </dd> <dt><a name="R176">176</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 22:45:14.08 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「お前……髪が結構脂ぎってるな……」 貧「今まで……お風呂なんて……あんまり入らなかったから……」 男「綺麗にしておかないと、家に置いておかないぞ？」 貧「え……ええっ、それはいやっ……」 男「いやだろ？　じゃあ、今から綺麗にしてやるから」 貧「そ……そこは洗わなくてもいいよぉっ……」 座「…………離れてくださいっ！」 貧「きゃあっ！」 男「うわっ、どうした？」 座「…………わ、私も、洗ってくださいっ……！　幸福になれますよ！？」 男「た、タオルとるな馬鹿！　目のやりどころに困るだろ……！」 座「べ、別に、男さんになら見られてもかまいません……」 男「え……」 </dd> <dt><a name="R181">181</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:sage">sage</a>] 2006/09/01(金) 22:48:03.91 ID:9JUgUE5s0</dt> <dd><a href="#R176">>>176</a> なにこのエロゲ展開ｗｗｗ ｋｔｋｒでｗｋｔｋ </dd> <dt><a name="R182">182</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 22:48:24.86 ID:ydSP5C2z0</dt> <dd><a href="#R176">>>176</a> 座敷は貧坊より年上か </dd> <dt><a name="R186">186</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 22:52:33.54 ID:98/HFWa80</dt> <dd> 男「……馬鹿なこと言ってないで、早くタオル巻け」 座「わ、私の体、魅力ありませんか？　少しは成長してるんですよ？」 男「そういう問題じゃないんだよ。ほら、二人仲良く洗ってやるから、並べ……」 座「あ……はい……」 貧「やーい、怒られたー」 座「うるさい、不潔な貧乏神……」 貧「むうっ……」 男（ちょっとあそこが反応しただなんて、いえないっての……） </dd> <dt><a name="R196">196</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 23:00:36.96 ID:98/HFWa80</dt> <dd>男「ふう……いい風呂だったな……」 座「そうですね……」 貧「もう、一週間はお風呂入らなくてもいいよね……」 男「それは駄目だ。……でも、本当は毎日入らせてやりたいけど、金がないからな……」 貧「私はかまわないもん……」 男「はあ……じゃ、フルーツ牛乳でも飲ませてやるよ」 座「ありがとうございます」 男「で、代えの下着とかあったっけ？」 貧・座「え？」 男「え？　って言われても……」 貧・座「最初からはいてませんけど……」 男「フルーツ牛乳はなしっ！　今から下着買いにいくぞ！！」 </dd> <dt><a name="R197">197</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 23:01:21.98 ID:65FsCusrO</dt> <dd>下着を買うまでの間はまさか… </dd> <dt><a name="R198">198</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:sage">sage</a>] 2006/09/01(金) 23:01:46.39 ID:zCbKjPVy0</dt> <dd>超展開だなｗ </dd> <dt><a name="R199">199</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 23:02:07.32 ID:JqWfkTv70</dt> <dd><a href="#R196">>>196</a> これまで住んでて気がつかなかったのか？ｗｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R203">203</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 23:06:13.81 ID:98/HFWa80</dt> <dd>今日はこれからバイトなんです……。 まあ、落ちててもかまわないんですけど、もし朝帰って残ってたらいろいろ書きたいです。 皆さんいろいろ書いてみてください。どうせＩＤ変わったらわかりませんから </dd> <dt><a name="R223">223</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 23:30:59.87 ID:iX5aXFeqO</dt> <dd>保守がてら投下 男「ちょっと散歩してくる」 貧「あっ、私も行きます！」 座「私も行きます。どこかの貧乏神のせいで男さんが酷い目にあわないように」 貧「む、むぅう…」 男「ちょっとコンビニ行ってくる」 貧「あっ、私も行きます！」 座「私も行きます。どこかの貧乏神のせいで男さんが酷い目にあわないように」 貧「む、むむぅう…」 男「ちょっと本屋行ってくる」 貧「あっ、私も行きます！」 座「私も行きます。どこかの貧乏神のせいで（ry」 貧「(＾ω＾＃)ﾋﾞｷﾋﾞｷ」 男「ちょっとトイレ」 貧「…………」 座「私も行きます。どこかの貧乏神の、ってアレ？」 貧「私行くなんて行ってないよ～」 座「あっ、（しまった！」 貧「私を口実にして男さんと一緒に居たいだけでしょ！」 座「ち、違／／／」 貧「君みたいな餓鬼の考えくらいお見通しなんだよ！HAHAHA！」 座「くっ、」 男「（わざわざこの狭いトイレで争わないで欲しいよなぁ……」 </dd> <dt><a name="R224">224</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/01(金) 23:33:07.33 ID:q2hFJEPpO</dt> <dd><a href="#R223">>>223</a> 男はＭ寄りだな </dd> <dt><a name="R300">300</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 02:49:00.26 ID:nZ90oqsnO</dt> <dd>・貧乏神さん 男｢さて、そろそろ家計簿をつけないとな｣ 座｢立派な心がけですね｣ 貧｢せっかくお世話になってるから‥私にさせてもらえませんか?｣ 男｢そう? じゃあ…はい。レシート｣ 座｢私が読みましょう｣ 貧｢お願いね｣ 座｢えーっと…ボールペン20本。計2100円｣ 貧｢2100円…っと。またたくさん買いましたねえ｣ 男｢うん‥なんでか知らないんだがみんなインクがまだ入っているのに書けなくなるんだよ｣ 貧｢災難ですね…あれ? 言ってるそばからでなく‥｣ 座｢……もしかして、貧乏神は毎日ボールペン使ってます?｣ 貧｢うん。スケジュールを書くから……あっ｣ 座｢原因はあなたか｣ 貧｢………ごめんなさい…ぐすっ…わた‥しのせいで…｣ 男｢大丈夫だいじょうぶ、貧乏神は悪くないよ｣(なでなで 貧｢…うぅ……えへへ…｣ 座｢っ…!!(うらやましい!!)｣ </dd> <dt><a name="R301">301</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 02:55:49.99 ID:SRgxPgvg0</dt> <dd>嫉妬もかわゆす </dd> <dt><a name="R304">304</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 03:03:40.95 ID:nZ90oqsnO</dt> <dd>・貧乏神さん 男｢ねんがんの電子レンジを手に入れたぞ!!｣ 貧｢おおーっ!｣ 座｢これで料理も解凍もあっという間ですね!｣ 男｢パチスロで珍しく勝てたからね! ２人とも明日からバラ色の食生活だぞぉ｣ 座｢楽しみです｣ 貧｢わくわくしちゃうね!｣ 男｢ほらほら、もう夜中だから寝るよ。おやすみ｣ 貧｢おやすみなさーい｣ 座｢おやすみなさい｣ ～朝～ 貧｢ふわぁ…おはようございます。って…まだみんな寝てる…｣ 貧｢そうだ! たまには私が朝ご飯を作ってあげましょう!! そうすればきっと男さんが私をほめて………えへっ｣ 貧｢わわわわわ!! 妄想に浸ってる場合じゃありません! そうですね…ゆで卵を作りましょう!｣ 貧｢卵をレンジに入れて…スイッチオン!｣ 貧｢記念すべき電子レンジ最初のお客様は卵３個ですね♪｣ どむっ ～数分後～ 貧｢なんと言ったらいいか…｣ 座｢バカ｣ 男｢まあまあｗｗ｣ </dd> <dt><a name="R307">307</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 03:13:08.29 ID:PVvTagPIO</dt> <dd>男「ただいまー」 座「おかえりなさい」 貧「おかえりなさい…」 男「ほら、これ。宝くじ拾っちゃったんだよ」 貧「あ…本当だ。当たってるといいですね…」 座「…（まあ結果は見えてるけど…）」 ＝翌日＝ 男「…五万当たってた…」 貧「ですね…久々にお腹一杯です…」 座「…何でかしらね…」 </dd> <dt><a name="R309">309</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 03:29:03.14 ID:nZ90oqsnO</dt> <dd><a href="#R307">>>307</a> ほのぼのＧＪ! http://gban.jp/i/3jhjwy 座敷童を追加 ではまた </dd> <dt><a name="R349">349</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 08:53:01.91 ID:lL0E6Z+y0</dt> <dd> 男「久しぶりにバイトなくてのんびり出来るな……」 座「そうですね」 男「貧のやつがいないせいか静かだし。どこいったんだ？」 座「小石を集めてるそうですよ」 男「小石？」 座「意図はわかりません」 男「俺たちの発想が貧乏になったのかな」 座「むこうの発想が貧困なんだと思います」 男「まぁいいや。……ところで」 座「なんでしょうか？」 男「いつまで膝の上にいるんだ？」 座「……………………ずっとです」 とりあえず書き逃げ </dd> <dt><a name="R350">350</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 09:01:41.03 ID:32mdjO9WO</dt> <dd><a href="#R349">>>349</a> 萌えた </dd> <dt><a name="R364">364</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 09:51:37.20 ID:lL0E6Z+y0</dt> <dd><a href="#R350-351">>>350-351</a> ありがとうだぜ…… 男「ほら二人とも、ソフトクリーム買ってきたぞ」 貧「わぁ、ありがとうございます！」 座「どもです……」 貧「つめたくて甘くてふわふわでおいしいです……あっ」 座「落としましたね。しょうがない神です」 男「やれやれ。じゃあ貧、俺の食べろよ」 貧「え……っ！！」 座（か、間接……！？） 男「ほら」 貧「じゃ、じゃあ……ちょっとだけ……」 座「男さん！」 男「どうした必死になって？」 座「私のをどうぞ！」 男「そうか？　じゃあ一口」 座「そして私がガブリ！」 座「おいおい座敷、顔がクリームまみれじゃないか」 座「え？　やだ、私ったら……」 座「じっとしてろ。今なめとってやるからな」 座「え、そ、そんな……恥ずかしいです、こんなところで……」 男「座敷が暑さでやられたようだ」 貧「夏ももう終わりですね」 </dd> <dt><a name="R365">365</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 09:52:46.83 ID:gm69zAET0</dt> <dd> うはｗｗｗｗｗｗｗｗまだ残ってたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ 保守してくれた人ありがとうございます さっそくいろいろ書いてみますね </dd> <dt><a name="R366">366</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 09:53:38.46 ID:Sbt6DQ3w0</dt> <dd><a href="#R364">>>364</a> ﾜﾛｽｗｗｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R367">367</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 09:53:53.01 ID:mHQAUw760</dt> <dd><a href="#R364">>>364</a> その一人芝居は男共専用と思ってたがｗGJ <a href="#R365">>>365</a> 期待！ </dd> <dt><a name="R369">369</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:00:57.75 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 男「下着買いにいくっても……コンビニでいいのかな……」 座「あの……お金はあるんですか……？　別に無理してもらわなくてもいいですよ……」 男「んー、あんまないな……」 貧「あう……すいません」 男「お前のせいじゃないから、気にするな」 座「いえ、こいつのせいですよ」 貧「余計なこと言わなくていいのっ！！」 男「なあ……思ったんだけどさ、座敷わらしと貧乏神では、どのくらいの力の差があるんだ？」 貧「えっ、そんなの……わかんないですよ……」 座「そうですね、もし私が男さんと道を歩いていたら、１時間に一回は千円拾えます」 男「まじか！？　よし、こんど散歩行くか」 座「それもいいですね。是非そうしましょう」 貧「わ、私の場合はどうなるのよ！？」 座「……もしあなたと男さんが二人であるけば、30分に一回は財布を落とします」 男「…………ま、二人で散歩は勘弁してくれな」 貧「あぅぅ……」 </dd> <dt><a name="R373">373</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:07:24.66 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 男「そういえば、貧乏神ってのは暖かいのが苦手らしいな」 貧「は……はい。あまり好きじゃありません……」 座「心が貧しいですから、ぬくもりが苦手なんですよ」 貧「そ、そんなことないもんっ！　男さんと一緒なら心もいつも暖かいもん！」 男「うわっと、急に抱きつくなよ……」 貧「こんな風に暖かいのなら大好きだもん……」 座「…………（ﾋﾞｷﾋﾞｷ」 男「ふう……泣きつかれたのか、眠っちまったな」 座「ふん、本当に手のかかる神です」 男「で、なんで今度はお前が抱きついてきてるんだ？」 座「お、男さんの身に染み付いた不幸を追い払うためです……。他意はありません……」 </dd> <dt><a name="R374">374</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:08:48.23 ID:qrm+qcEU0</dt> <dd>これは萌える </dd> <dt><a name="R377">377</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:14:29.66 ID:gm69zAET0</dt> <dd>貧「何読んでるんですか？」 男「昔話の本……」 座「男さん、期待しているところ悪いんですけど。この貧乏神は福の神に転生したりしませんよ」 男「えっ、そうなのか！？」 貧「期待してたんだ……」 男「ああ、いやその。お前が嫌ってわけじゃなくて、そうなったらいいなあっていう一縷の望みというかなんというか……」 座「貧乏神が永遠に貧乏神ですから。男さんは残念ながらずっと貧乏なままです」 貧「す……すいません……でも、私……」 男「大丈夫だよ、お前を捨てるつもりなんてないから」 座「…………ま、まあ。この貧乏神がずっとここにいるつもりなら、私もここにいるしかありませんからね。感謝してください」 </dd> <dt><a name="R379">379</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:22:10.78 ID:mHQAUw760</dt> <dd><a href="#R377">>>377</a> GJ　保守 </dd> <dt><a name="R381">381</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:25:11.79 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 男「あ、大家さん。おはようございます」 座「おはようございます」 貧「お……おはようです」 大家「……………………………未成年略取？」 男「ち、違いますよ！」 大家「愛玩性奴隷？」 男「それも違いますっ！　えーと、この子たちはその、親戚の子たちで、今ちょっと預かってるんです」 大家「……自分の住んでるアパートの家賃も払えないくせに、育ち盛りのガキ二人も引き取る余裕はあるんだねえ」 男「そ、それを言われると……」 大家「ま、いいけどね。あんた達、名前は？」 貧「び、貧乏神です……」 座「座敷わらしです……」 男「あ、こらバカ！」 大家「び、貧乏神ってーと、あの貧乏神かい？」 貧「あ、はい…そうだと思います」 大家「座敷わらしってーと、あの幸福を運んでくる座敷わらしかい？」 座「はい、そうです」 大家「…………（思考中）…………仕方ないねえ。座敷わらしの方『だけ』私が面倒みてやるよ」 男「ええ！？」 貧「いよっしゃあ！」 男「え？」 貧「…………」 </dd> <dt><a name="R382">382</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:28:50.57 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 座「すいません。せっかくもお申し出ですが、受けるわけには参りません」 大家「なに、冗談さ……」 男「冗談に聞こえませんでしたが」 大家「何か言ったかい？」 男「いえ、何でも……」 貧「ちっ、冗談かよ……」 座「あなた、本性出てますよ」 貧「そっ、そんなことないもんっ……！」 </dd> <dt><a name="R387">387</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:37:54.13 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 男「どうやら日本には貧乏神神社というものがあるらしい」 貧「え、本当ですか！？」 男「ああ……長野県だし、ここからでも少し金出せば十分いける距離だな」 貧「わ、私、行って見たいです！　私が祀られてるところ、見てみたいです！」 座「ええ、そうですね。是非行きましょう」 男「ま、なんにしても金溜めないとな。じゃあ、俺はバイト行ってくるから」 座・貧「いってらっしゃい」 座（貧乏神神社は……貧乏神を追い払うための神社ですから……ふふ） </dd> <dt><a name="R389">389</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:44:08.53 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 男「ふう……今日のバイトも、そろそろ終わりか……」 座「あ、あの。男さん……」 男「ん、どうしたんだお前？」 座「あ、あの。お迎えにきたんですけど……」 男「そっか。ありがとな。もうすぐ終わるから待っててくれ」 座「はい」 店長「ん……？」 男「どうしたんですか？　店長」 店長「収支が合わない……」 男「え、まさか、足りないんですか？」 店長「いや、500円多い……」 男「お、多いんですか」 店長「ま、この500円はやるよ。迎えに来た妹さん、か？　あの子に何か買ってやれ」 男「あ、ありがとうございます」 座「えへへ……アイスクリーム美味しいです……」 男「これもお前のおかげだけどな」 </dd> <dt><a name="R391">391</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:46:50.21 ID:gm69zAET0</dt> <dd>男「ふう、今日も疲れたなー」 貧「男さんっ。迎えにきましたよ……！」 男「おお、お前か。もうちょっと待ってろ、もう終わるから」 貧「はーい……」 店長「ん……？」 男「どうしたんですか、店長」 店長「収支が合わない……」 男「え、まさか。また多いとか？」 店長「いや、今度は一万円足りない」 男「い、一万円！？」 店長「今日レジたってたのお前だけだったよなあ？　バイト代から差っ引いておくから」 男「そ、そんな！？」 貧「あ、あの……なんでそんなに悲しそうなんですか？」 男「いや……なんでもないよ。うん。お前のせいじゃないから……な？」 </dd> <dt><a name="R392">392</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:48:05.89 ID:gZj1AJHxO</dt> <dd>これは良いｗｗｗｗｗ 久々のクリティカルヒット </dd> <dt><a name="R394">394</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 10:54:29.97 ID:gm69zAET0</dt> <dd>男「俺、定職を探そうと思うんだ」 貧「お、お手伝いします！」 男「いや、余計に見つからなそうだから、いいよ」 貧「あう……」 座「定職は、さすがに難しいと思います……」 男「え、そうなのか？」 座「はい。もし、もしも、運良く見つかったとしても。せいぜい月収10万そこそこの無制限残業。ボーナスなんて出るかどうか……」 男「そ、そうか。それはちょっと嫌だな……」 座「すいません。私の力が至らないばかりに……」 男「ああほら泣くな……お前のせいじゃないから、な？」 貧「……そうですよっ……どうせ私のせいですよ……！」 </dd> <dt><a name="R397">397</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 11:01:43.25 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 男「あ、ゴキ発見！」 座「ひっ……！」 男「座敷っ！　ほら、そこの雑誌で潰せ！」 座「む、無茶言わないでくださいっ……。私には無理です……！」 貧「とりゃああっ！」 男「す、素手で……！？」 貧「ゲットしました。慣れてますから」 男「そ、そうか……」 貧「は、はい」 座「…………」 男「…………」 貧「…………あ、あの。食べていいですか？」 男「食うな！！！！」 </dd> <dt><a name="R398">398</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 11:07:15.35 ID:bgwkTiWx0</dt> <dd><a href="#R397">>>397</a> ちょｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R399">399</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 11:10:02.61 ID:gm69zAET0</dt> <dd>男「神様との間にも子どもってできるのか……？」 貧・座「え……！？」 男「ああいや、変な意味じゃなくてさ……ただできるのかなって」 貧「あああああの。ちょっとわかりませんけど、試してみますか？」 男「いや試さないから……。その捲し上げたシャツを戻せ」 貧「はい……」 座「それにもし出来たとしても、貧乏神と人間のハーフだなんて、子どもが可哀想です。どうせ一生貧乏のままでしょうから」 男「そんなもんか」 座「はい。それと違ってもし私と貴方の子どもなら……」 貧「何脱ごうとしてるのよっ！！」 </dd> <dt><a name="R402">402</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:sage">sage</a>] 2006/09/02(土) 11:11:33.66 ID:Izrx31I60</dt> <dd><a href="#R399">>>399</a> イイ！！ </dd> <dt><a name="R406">406</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 11:18:33.72 ID:gm69zAET0</dt> <dd> ちょっとバイト上がりで眠いので、仮眠とってきます。 俺だけ書いてると寂しいので、皆さんどんどん書いてあげてください。 </dd> <dt><a name="R408">408</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:sage">sage</a>] 2006/09/02(土) 11:19:59.95 ID:Izrx31I60</dt> <dd>　　　　　　　　　　　　　　―､,r--- ､ 　　　　　　＿＿r=メ´::::::::::::::::::::::::::::::｀O　_ _ 　　　　 ∠,グ´(／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::○､ミ｀ヽ 　　　　　／／/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ＼＼> 　　　　　∨ ./::::::::/:::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::',ヽヽ 　　　　　 /::::::::〃:::::::::::::::::::::::::}:::ヾ::::::::::::::::', ﾚ' .　　　　　 /:::::::::/ﾅf:::ﾄ::!:::::l::::l::::T::ト',::::::::::::::::l .　　　　　 l::::::::::l l:::l女､l__:::k::仏:l;;L　!::::::::::::::l 　　　　　　',:::::::::::Yﾍ_:::ヽ　　ﾍ::::::::__ﾄj::::::::::l::ﾘ　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　　　　　　 ',:::::::::ﾘ,,,,ヽ-'　　　ゝ-‐' .l:::::::l:／　　　　 |　あの…その… 　　　　　　　',:::::八　u　　　　　　"" ｲ:::::厶　　　　＜　　　乙かれ　 　　　　　　　 ',::::l:::::＞　　　ﾏ)_ .／　|:／ /ヽ　　　　 |　　　　　　さまです 　　　　　　　　ヽ／　　　　 /::::::fl　　" //:::::::＼　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ 　　　　　　　　　　　　 /:::::::::l !　　//:::::::::::::::ヽ 　　　　　　　　　　 /::::::::::::l !Y'//:::::::::::::::::::::ヽ 　　　　　　　　　　　　　 l:::::::::::::::l !//::::::::::::::::::::::::::::::. 　　　　　　　　　　　　　/:::::::::::::::∨':::::::::::::::::::::::::::::::::::. 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<dd> 男「あーあっちぃなー。でも飲み物買うお金もうないしな…」 貧「あ、あのっこれどうぞ」 男「え。何これ白いけど…あ、まさかカルピス！？」 貧　ｺｸｺｸww 座「そんなもの買うお金一体どう工面したんですか」 貧「う、うん。落ちてるお金ちょっとずつ溜めて…何回も無くしたけど… 　　やっと溜まったから買ってきたの」 男「悪いなぁ苦労させて…ありがと。うん、よく冷えてておいしそう… ｸﾞﾋﾞｯ 男「…味ずいぶん薄いね」 貧「？？？」 座「…カルピスウォーター薄めるとは、貧乏性通り越してアホですね」 貧「あ、あれ？？？」ｵﾛｵﾛ 男「……ごめんな(涙)」 貧･座「!!!!!!!!」ｵﾛｵﾛ </dd> <dt><a name="R416">416</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 11:32:06.58 ID:PGAvLyv10</dt> <dd>貧乏神がどんどん…悪キャラになってますね </dd> <dt><a name="R418">418</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 11:38:20.57 ID:Rv6O9/R+O</dt> <dd>貧乏神はいい子です＞＜ </dd> <dt><a name="R430">430</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 11:58:05.04 ID:oiLmbxMqO</dt> <dd>男が外出中に 貧「なにかお手伝いできないかなぁ…」 座「無理ですね。貧乏神ですから」 貧「わ…わたしだってなにか…」 座「…？」 貧「…できないよね…だって貧乏神だもん…」 座「…」 貧「やっぱり…帰ってくる前に…もう…男さんが不幸になるのやだもん…！」 座「…待ちなさい」 貧「…え」 座「あの人の答えも聞かずに行くなんて…ホントに発想まで貧乏ですね」 貧「ぅぅ～…」 座「自分に何が出来るかなんて考えてもそう出てきません。」 貧「…」 座「だったらいまあなたが出来る事を精一杯すれば良いでしょう？」 貧「でも…」 座「考えるよりやりなさい」 貧「うん…ありがと！」 座「まったく…(何を言ってるんだか…私だってあの人のこと…)」 ごめんなさい 初めて書きました </dd> <dt><a name="R431">431</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 12:02:58.86 ID:6u0d9jRWO</dt> <dd>Gj！ </dd> <dt><a name="R435">435</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 12:13:30.98 ID:oiLmbxMqO</dt> <dd>貧「えへへ…」 座「何ですか独りで笑って。…瓶？」 貧「こうやって外で拾ったり部屋に落ちてるお金を拾って瓶に貯めてるんだ(にっこり)」 座「へぇ…」 貧「出来る事をしてみてるんだけど…駄目かな…？」 座「…貧相な考えですね…」 貧「ぅぅ～…」 座「でも…悪くないですよ」 貧「え…？」 男「ただいま～」 座「おかえりなさい」 貧「…」 文力が無いことを改めて知った </dd> <dt><a name="R437">437</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 12:15:50.15 ID:pE3mEYFJ0</dt> <dd><a href="#R435">>>435</a> GoodJob </dd> <dt><a name="R529">529</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 14:07:38.46 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 男「今日は友達からゲーム借りてきたぞ！」 貧「えっ、本当ですか！？」 座「…………男さん」 男「どうした？」 座「このテレビ、接続する端子がありません」 男「…………そうだね、古いからね」 </dd> <dt><a name="R532">532</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 14:11:18.62 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 大家「で……なんでウチのテレビでゲームやってんだい？」 男「すいません、こいつらもたまには遊ばせてやりたくて」 大家「ま、いいけどね……」 貧「わーーーん、ボンビーが離れないよぉっ」 座「ふん、あなたは一生ボンビーに付きまとわれるのがお似合いです」 </dd> <dt><a name="R534">534</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 14:13:02.34 ID:oiLmbxMqO</dt> <dd>座「お風呂行きませんか？」 貧「ぇ～」 男「あ、今日はバイト入ってるから」 座「ぁ…それなら二人で行きますので」 貧「え～！」 男「行ってきます」 座「行ってらっしゃい」 貧「…行ってらっしゃい…」 貧「やっぱり帰ろうよ…」 座「男さんに嫌われても良いんですか？」 貧「ぅぅ～…」 座「行きましょう」 座「…子供二人」 女番頭「はいはい♪」 貧「ふぇ…」 座「動かないで下さい…」 貧「くすぐったいよ…」 座「力を抜いて…」 貧「ひゃんッ」 座「…気持ち良いでしょう？」 貧「はぅ…」 座「いい湯でした」 貧「…また入ろうね…」 座「…悪くない傾向です」 </dd> <dt><a name="R537">537</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 14:15:23.97 ID:gm69zAET0</dt> <dd>大家「で、そろそろ家賃払ってほしいんですけど」 男「う……。も、もうすぐバイト代入るんで、待ってもらえますか？」 大家「先月もそういってた気がするけど？」 男「そ、それは……この間貧乏神か給料落としちゃってですね……」 大家「それが言い訳になるとでも？」 貧「あ、あの……私が悪いんです……！　だから、怒るなら私を怒ってください！」 男「お、おい……！」 座「私からもお願いします。私が絶対にお金を集めてきますから、どうか追い出さないでください……」 大家「……仕方ないねえ」 </dd> <dt><a name="R538">538</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 14:16:27.22 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 大家「私とあんたが結婚すれば全部解決するんだけどねえ」 座・貧「ふざけるなよ年増」 </dd> <dt><a name="R539">539</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:sage">sage</a>] 2006/09/02(土) 14:17:51.81 ID:vsv3J2HV0</dt> <dd><a href="#R538">>>538</a> 毒舌ﾜﾛﾁｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R540">540</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 14:18:10.83 ID:DbZlb28iO</dt> <dd><a href="#R538">>>538</a> 俺は大家派 GJ </dd> <dt><a name="R545">545</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 14:23:57.04 ID:37D+yb3f0</dt> <dd>貧乏神うｐ http://vipup.sakura.ne.jp/512kb/src/512kb_1919.jpg </dd> <dt><a name="R547">547</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 14:28:05.82 ID:gm69zAET0</dt> <dd>男「あー……後一週間で俺の誕生日か……」 貧「！」 座「っ！」 男「ま、ケーキなんて買う余裕ないけどな……って、お前らどうした？　挙動不審だぞ？」 貧・座「いえ、なんでもありません」 座「ふん、どちらが男さんの為に立派なプレゼントを上げられるか、勝負です」 貧「望むところ……」 一週間後 座「男さん、これ……どうぞ。誕生日おめでとうございます……」 男「ど、どうしたんだ。このケーキ……！　まさか盗んできたんじゃ……」 座「そ、そんなわけありません！　ちょっと、頑張って働いただけです」 男「そっか……ありがとな」 座「えへへ……」 男「で、なんでお前はそんなに暗いんだ？」 貧「…………ひっく……うっ…く……」 男「お、おいおい。なんで泣いてるんだよ」 貧「わ、私だって、頑張って働いて、ケーキ買ったのに……。ひっく、さっき、外で、野良犬に襲われて……ケーキ……盗られちゃったのぉ……」 座「…………」 男「……そっか。頑張ったんだな」 貧「うん……」 男「その気持ちだけで、嬉しいから」 貧「ありがとぉ……」 座「……ふん」 </dd> <dt><a name="R550">550</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 14:34:14.92 ID:gm69zAET0</dt> <dd><a href="#R545">>>545</a> なんだこれはあああああああああああああああああああああああああ 萌えた </dd> <dt><a name="R552">552</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 14:44:49.12 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 座「何故あなたは、そうも男さんに付きまとうんですか？」 貧「だって、好きなんだもん」 男「ありがとな。俺も好きだよ」 貧「えへへ……」 座「早く理由を言いなさい（ﾋﾞｷﾋﾞｷ」 貧「えっと……ある雨の日にね……私は橋の下で寝てたの……。 誰かの家にもぐりこんでも迷惑になっちゃうから、ずっと泥を啜ったり、鼠を捕まえたりして生きてたの……」 男「腹壊さなかったのか」 貧「一応、神様だし……」 座「それで？」 貧「こんな汚い身なりだと、誰も近寄ってこなかった。でも……男さんだけが、私に声をかけてくれたの」 男「まあ、放っておけなかったしな……」 座「なるほど……。男さんは、優しいですね……」 男「別に、そんなことないよ……」 座「いえ、優しすぎて、惚れてしまいそうです」 男「ええ？」 貧「既に惚れてるくせに」 座「何を言うんですかっ、あなたは……！」 </dd> <dt><a name="R590">590</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 16:05:57.28 ID:Tjcmynz+0</dt> <dd>パート化云々は<a href= "#R1">>>1</a>の話が完結いたら終了でいいと思う <a href="#R518">>>518</a> http://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d124510.jpg </dd> <dt><a name="R592">592</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 16:09:16.78 ID:gm69zAET0</dt> <dd><a href="#R590">>>590</a> 惚れた </dd> <dt><a name="R601">601</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 16:26:09.43 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 座「あなた、一応神なら神らしいとこ見せてくださいよ」 貧「わ……我の眠りを妨げるものはだれだぁ～」 座「ピラミッドのミイラですかあなたは」 貧「うぅ～、そ、そういわれたって、私には特別な力なんてないんだもんっ……」 座「ふん、本当に人を貧乏にするだけの神なんですね。役に立たないったら……」 男「いやいや、十分役に立ってるよ」 貧「え……？」 男「近くにいるだけで、こんなに幸せな気分になれるからさ」 貧「……あぅ……恥ずかしい……」 座「……チッ」 </dd> <dt><a name="R607">607</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 16:39:53.81 ID:gm69zAET0</dt> <dd>座「なによ、この貧乏神……！」 貧「喧嘩でもする？　ちんちくりんの妖怪ごときがっ！」 座「くっ……良くも言いましたね」 男「おいお前ら。あんまり暴れるな！　こんなボロアパートで暴れたりしたら……」 貧「きゃあっ！！」 ズボッ 男「床がぬけ……ちまったか……」 貧「うーーーーんっ！　抜けないよぉっ……！」 完全に下半身だけが下の階に突き抜けてしまっている。 座「ふん、真性のうつけですね」 貧「そんなこといってないで、助けてよぉっ！」 大家「あんたら……何人のアパートの床ぶちぬいてるのさ……」 男「あ、大家さん……そういえば下の階って大矢さんの部屋でしたっけ……」 大家「ったくあんたは……人に苦労ばっかりかけさせて……」 男「あ、あつっ、煙草あっつ！」 座「げほっげほっ」 座敷が煙たそうにしていた。 大家「後……下着くらい履かせてやりな」 男「え？」 大家「下から丸見えだったよ？　まったく……」 貧「み……見ないでくださいよぉ……」 </dd> <dt><a name="R623">623</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:02:07.41 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 男「……いいか？　俺は今日から三日住み込みのバイトに行ってくる」 貧「わ、わたしも一緒に……」 座「駄目に決まってるでしょう。男さんの迷惑を考えてください」 貧「あう……」 男「いいか？　ここに一万円を置いておく。虎の子の一万円だ。これだけあれば三日間は十分暮らしていけるだろう」 座「はい」 男「でも、この一万円をなくしたら……もう俺には責任がもてない、頑張れ」 貧「はい、いってらっしゃいです……」 バタン 貧「はあ～……あんたと二人っきりかぁ……いやだなぁ」 座「それはこっちの台詞です。……ちょっと、何一万円札持ってるんですか。こちらに渡してください」 貧「は～い……」 貧乏神が座敷わらしに一万円札を投げ渡そうとしたその時、 ゴォッ…… 部屋の中に一陣の風が舞い込む。 座「あっ……！？」 一万円札はそのまま風に乗って、窓からはるか彼方へと飛んでいった。 座「…………………………………」 貧「あー……あはは……ごめん……めんごっ」 座「めんごじゃありません！　この貧乏神ーーーっ！」 貧「わかりきってることいわないでよ座敷わらしっ！」 </dd> <dt><a name="R627">627</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:09:00.18 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 座「はあ……過ぎたことを言っても仕方ありません……」 貧「そうだよね……」 座「まずこの部屋の中で食べられそうなものを探しましょう」 貧「あっ……！」 座「何かありましたか？」 貧「ごきぶりー」 座「捨てろカス」 貧「うーん……」 座「……ないですね……」 貧「あっ、これはいけそう！」 ハッピーターン 座「……まあ、スナック菓子なら大丈夫でしょう」 貧「賞味期限、2005年　八月二十四日」 座「…………一年以上過ぎてますね、捨ててください」 貧「まだまだいけるよ？」 座「食べるなっ！！」 </dd> <dt><a name="R628">628</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:09:11.82 ID:Izrx31I60</dt> <dd>座「あれ？家に誰かいます」 男「おかしいな貧は出かけてるし」 座「まさか！泥棒？」 男「俺ん家に盗むもんないだろ」 座「そうですね」 男「（解っていても悲しいな・・・）」 座「どうします？」 男「じゃあ『いっせーのーで』で入ろう」 座「わかりました」 男・座「いっせーのーで！」 ﾄﾞｶｯ！！ ？「あら～帰ってきましたの」 男・座「えっ！？・・・・・・・誰？」 座「なに？この豪勢な料理は」 卓上には所狭しと美味しそうな料理が ？「ふふ　いつもお世話になっていますので」 男「座知り合い？」 座「いいえ　知りません」 男・座「？？？」 貧「たっだいま～♪あれ？どうしたの？？？」 ？「あら　お帰りなさい」 貧「おｯ！お姉ちゃん！！」 タッタッダン　　ガバｯ！ 福「ふふ　大きくなりましたね」 男・座『『えぇえええええええーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！』』 男・座「あっ！せっかくのご馳走が・・・」　　　（タッタッダン←で机をひっくり返した）　　お約束でスマンorz俺にはシナリオが思いつかなかった </dd> <dt><a name="R629">629</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:11:01.94 ID:dVIx0RMC0</dt> <dd>お姉ちゃん福の神ｋｔｋｒ </dd> <dt><a name="R630">630</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:11:19.79 ID:UG7GIjnO0</dt> <dd>キャラ増やすのは<a href= "#R1">>>1</a>にとって負担になると思うんだ </dd> <dt><a name="R632">632</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:13:45.64 ID:dlN1+1VX0</dt> <dd><a href="#R630">>>630</a> 同意 <a href="#R628">>>628</a> でもGJ </dd> <dt><a name="R634">634</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:14:52.23 ID:gZj1AJHxO</dt> <dd><a href="#R1">>>1</a>が全て決めるわけでもあるまい </dd> <dt><a name="R636">636</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:15:49.25 ID:dlN1+1VX0</dt> <dd><a href="#R634">>>634</a> まぁ<a href= "#R1">>>1</a>が来るまでの保全でもあるわけだし… </dd> <dt><a name="R638">638</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:16:46.47 ID:Izrx31I60</dt> <dd><a href="#R630">>>630</a> いや俺もそう思ったが福の神と貧乏神は同一人物と言う気がしなくてな・・・ 悪かった<a href="#R1">>>1</a>さん 福の神が忘れて行った「うちでのこづち」を貧乏神が拾って貧乏神は福の神になれる だから貧乏神→福の神であっても貧乏神＝福の神ではないと思う </dd> <dt><a name="R639">639</a> １ [] 2006/09/02(土) 17:16:49.66 ID:gm69zAET0</dt> <dd><a href="#R636">>>636</a> 俺はさっきから来て書いてますよ？ </dd> <dt><a name="R642">642</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:20:02.14 ID:WeXC/q3C0</dt> <dd><a href="#R639">>>639</a> 生みの親として、<a href= "#R1">>>1</a>の設定の中でSS書いていくのと、書き手によって好きに設定付けていくのとどっちがいい？ </dd> <dt><a name="R645">645</a> １ [] 2006/09/02(土) 17:21:47.02 ID:gm69zAET0</dt> <dd><a href="#R642">>>642</a> 自由に書いてもらっていいですよ。 本筋とか考えてるようであんまり考えてませんから。 ただ、俺が書くＳＳにそれらが出るかどうかは別ですけど。 </dd> <dt><a name="R646">646</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:22:20.01 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 座「この部屋に冷蔵庫なんて上等なものはありませんし……仕方ありません、大家さんに頼りましょう……」 貧「えーっ……あの人煙草くさいし、ちょっと怖いから苦手……」 座「失礼なことを言わないように。確かに私も煙草は苦手ですが、あの人はいい人だとわかりますから」 大家「（ぷはーっ）……で、飯を食わせてほしいって？」 座「は、はい……お願いできませんか？」 貧「……………」 座「ほら、あなたも頭を下げて……！」 貧「あ、お、お願いしましゅ……」 大家「ま……掃除洗濯するってんなら、三日間くらい置いといてやるよ」 座「あ、ありがとうございます！」 貧「ありがとうです……」 大家「……………………はあーっ……あたしもたいがいお人好しだねえ……」 </dd> <dt><a name="R650">650</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:27:05.07 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 大家「ほら、じゃあ、そこの座敷わらしは皿洗い。貧乏神は洗濯な」 座「はい」 貧「はーい」 数分後 大家「あっ、こら！　色物はちゃんと別にして洗う！　あーっ、せっかくの高かった服がっ！」 貧「あ……あぅ……ごめんなさい……」 大家「……全く……男もこれじゃあお金がたまらないわけだ……」 貧「…………」 座「あ、あの。お皿洗い終わりました……」 大家「ああ、ご苦労さん……。貧乏神、あんたはまあ、特になにもしなくていいから」 貧「はーい……」 </dd> <dt><a name="R657">657</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:34:12.59 ID:gm69zAET0</dt> <dd>三日後 男「ただいまー……って、あれ……？　誰もいないな。出かけてるのか？」 大家「ああ、お帰り……。あの子たちなら、あたしの部屋にいるよ」 男「大家さんの部屋ですか？」 座「くーっ……くーっ……」 貧「すー……すー……むにゃ……」 大家「全く、気持ちよさそうに寝て……。暢気なもんだね……」 男「すいません、随分とお世話かけたみたいで……」 大家「ま、いいさね……。ただ、貧乏神が駄目にした服やら皿は、きっちりと返してもらうよ？」 男「……俺も一緒に寝ていいですか？」 大家「…………」 ジュッ 男「あっつ！！！　根性焼き熱っ！！」 </dd> <dt><a name="R660">660</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:41:01.94 ID:gm69zAET0</dt> <dd>座「男さん……少しお話があります……」 男「ん、どうした？」 座「……最近、私がここにいる意味がなくなってきています……」 男「……拗ねてる？」 座「そ、そういう問題じゃありませんっ……！」 男「じゃあ、どういうこと？」 座「男さん、今月で何回財布を落としました？」 男「………5回くらい」 座「やっぱり……」 男「ん、どういうこと？」 座「段々……貧乏神の力が強くなってきてるみたいです……」 </dd> <dt><a name="R664">664</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:47:01.67 ID:gm69zAET0</dt> <dd>男「んー、それは……なんで？」 座「おそらく、貧乏神の男さんを思う力が強くなってきているのでしょう……」 貧乏神は、気持ちよさそうにおなかを出して寝ていた。 男「ああもう、また布団蹴って……」 座「……ヤマアラシのジレンマと似たようなものです。貧乏神は相手のことを思えば思うほど、相手を不幸にする」 男「…………だから、離れろって？」 座「今はまだ私がいるから、ギリギリのラインを保っていられますけど、このまま時が過ぎると、まずいですよ」 </dd> <dt><a name="R673">673</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:53:24.02 ID:Izrx31I60</dt> <dd><a href="#R664">>>664</a> 男ピンチ どうなるんだｗｋｔｋ </dd> <dt><a name="R677">677</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 17:58:46.63 ID:gm69zAET0</dt> <dd>男「………………はあ……」 座「男さん、大丈夫ですか……？」 男「ああ、なんとかね……」 貧「ひっく……う……っく……」 男「ほら、泣かなくてもいいって。たいした怪我じゃないからさ」 座「ひき逃げされて足を骨折したことの、どこが『たいした怪我じゃない』なんですか」 男「一番まずいのは、バイトにいけないってことだよな……」 貧「ごめんなさい……。ごめんなさい……。私、男さんと一緒にいたいだけなのに……」 男「だからさ……俺の運が悪いだけで、お前は何の関係もないんだってば」 コンコン 座「……ん？　誰か来たみたいです」 </dd> <dt><a name="R680">680</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 18:04:15.04 ID:gm69zAET0</dt> <dd>大家「…………よっ」 座「こんばんは」 男「大家さん……。どうしたんですか？　こんな夜遅くに」 大家「……いや、怪我したっていうから、見舞いに来たんだけど……。なんだか葬式みたいな空気だねえ」 貧「………………」 大家「ま、酒とジュース持ってきたし、飲もうじゃないか……」 男「あ、はい……。ちょっとコップ持ってきてくれるか？」 座「はい……」 そして、ささやかな飲み会が一時間ほど続いたころ。 大家「その怪我、いつくらになったら治るんだい？」 男「ええっと……一ヶ月くらいだったと思いますけど」 大家「……そうかい。それは、なんつーか、丁度いいさね……」 男「どういうことですか？」 大家「後一ヶ月で、このアパートがなくなるからさ」 </dd> <dt><a name="R681">681</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 18:05:41.11 ID:oppgVPph0</dt> <dd>新展開ｋｒ－！ </dd> <dt><a name="R684">684</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 18:07:21.68 ID:gm69zAET0</dt> <dd>貧「えっ……！？」 座「……っ！」 男「そ、それって……どういう……ことですか？」 大家「ああ、ここって、あたしの親の土地なんだけどさ……。こんなボロアパートいつまでもやってても仕方ないからって、 土地を売りにだしたんだよ。……それで、この土地を買った人は、ここにマンションを建てるんだってさ」 男「そのまま住み続けるってわけには……」 大家「いいけど……。家賃はここの五倍くらいにはなるよ？」 男「はは……それは、無理ですね……」 </dd> <dt><a name="R687">687</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 18:11:54.36 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 大家「あんたには酷な話だけど……。仕方のないことなんだよ……」 男「大家さん、そんな風に頭を下げないでください」 座（……どうやら、周りの人間にも影響を及ぼすほどの力を、持ち始めているようですね……） 貧「………………」 話を聞いてから、貧乏神は、ずっと部屋の隅で膝を抱えている。 大家「……そういうことだから、一ヵ月後には工事が始まる。……家賃のことは、忘れてあげるけど……立ち退きは絶対さね……」 男「……はい、わかりました」 バタン 大家さんが出て行く。 男は座敷わらしと顔を見合わせた。 男「どうしようか……」 座「どうしようもありません……」 座「貧乏神を、祓いましょう」 </dd> <dt><a name="R688">688</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 18:17:45.35 ID:gm69zAET0</dt> <dd>貧「いやだっ！」 座「我がままを言っても仕方ありません。男さんを殺したいんですか？」 貧「それもいやっ！」 座「でも、このまま近くにいるというのなら男さんは確実に死にます」 男「……座敷、まだ、大丈夫だからさ」 座「男さん……」 男「立ち退きする頃には、怪我はもう治ってるし……。またすぐに働けば大丈夫だよ……」 座「大丈夫なわけありません！　見えるんです、あなたにまとわりつく不幸が。このままだと一ヶ月ももたずに死んでしまいますよ？」 </dd> <dt><a name="R689">689</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 18:19:45.69 ID:Izrx31I60</dt> <dd><a href="#R688">>>688</a> ちょｗｗｗ もうクライマックス！！？(´･ω･`) </dd> <dt><a name="R693">693</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 18:27:26.10 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 男「人はそう簡単に死なないって、とりあえず内職でもするからさ……」 座「…………もう、私は何もいいません…………」 男「そっか。悪いな……」 座「……いえ、本当は、わたしの力が至らないのが悪いんです……」 貧乏神は、泣きつかれて眠っている。男の胸にすがるように。 男「俺はさ……こいつと一緒に暮らしてきて、本当に楽しかったんだ。親に見栄はって上京して、いきがって一人暮らししてたけど、 本当に寂しかったんだ。どんどん、心が貧しくなっていったんだ。……だけど、こいつを拾ってから、生活が変わったんだよ……」 座「……………………」 男「くだらない理由かもしれないけど。俺の心を豊かにしてくれたこいつが、貧乏神だなんて、俺は思ってないから」 座「そう……ですか」 男が優しく貧乏神の頭を撫でると、一筋の涙が、貧乏神の頬を伝った。 </dd> <dt><a name="R694">694</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 18:32:10.74 ID:gm69zAET0</dt> <dd> そして、あっという間に一ヶ月が過ぎ、立ち退きの日がやってきた。 大家「……あたしは、実家に帰るけど……。あんたも、達者でな」 男「あはは……。はい、なんとか頑張ってみます」 両手には、座敷わらしと貧乏神の手がつながれている。 貧「あ、あの……今までお世話になりました……」 座「大家さん、さようならです」 大家「ああ……またな。……それより、荷物かなんかはないのかい？」 男「ええ、どうせロクなものありませんし、邪魔になるだけですから……」 大家「そう……」 男「それじゃあ、今までどうもありがとうございました」 そして、三人で歩き出す。 ギプスはとれた足は大分弱っていて、歩くとまだ少し痛い。 もう秋の色が濃くなってきている、三人に、目的地なんてなかった。 </dd> <dt><a name="R698">698</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 18:37:05.60 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 男「治療費やらなんやらで、大分金が飛んでいっちゃったな……」 財布の中には、４千円しか入っていない。 男「これじゃあ、実家にも帰れない……」 座「……とりあえず、腹ごしらえしませんか？」 男「ああ、そうだな……」 貧「………………」 男「じゃあ、お前達はここのベンチに座って待っててくれ。コンビニで何か買ってくるからさ」 座「はい……」 貧「………………」 男「おい、どうした……？」 貧「………………わかった」 男「よし」 </dd> <dt><a name="R699">699</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 18:42:53.56 ID:vsv3J2HV0</dt> <dd>｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ </dd> <dt><a name="R700">700</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 18:44:42.77 ID:gm69zAET0</dt> <dd>男「…………」 パタパタ。 座「あの……」 男「ん、どうした？　待ってるように言っただろ？」 座「いえ、少しでも幸運があればいいなって……思いましたから……」 男「……ありがとな」 座「えへへ……」 男「あのさ……」 座「なんですか？」 コンビニの袋をぶら下げながら、二人で歩く。 男「お前はさ……俺達についてくる必要ないんだよ？　座敷わらしなら、どこの家でも引っ張りだこだろ？」 座「…………私は、私がいたいところにいるだけですから」 男「そっか……。座敷わらしもさ……相手のことを思えば思うほど、幸福の力は強くなったりするものなのか？」 座「……わかりません」 電器屋の前を通りかかる。 ショーウインドウの中のテレビにはニュースが映っていて、どこぞの会社の役員が横領で捕まったなどということをキャスターが話していた。 男「金ってもんは、あるとこにはあるんだな……」 </dd> <dt><a name="R705">705</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 18:54:01.49 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 男「ほら、おにぎり買ってきたぞー……」 座「ありがたく食べなさい……」 男がうめのおにぎりを貧乏神に手渡そうとする。 パシッ 男「え……？」 おにぎりは、貧乏神の手に払い落とされていた。 男「お、おい。何するんだ。もったいないだろ？」 座「あなた、今がどういう状況かわかってるんですか？」 貧「わかってるよ……」 男「だったら、食べ物を粗末にしちゃだめだろ？」 貧「わかってないのは、男さんだよ……！　なんで私を怒らないの？　鬱陶しいって追い払わないの？ 死んじゃうかもしれないんだよ、それでもいいの！？」 男「……お前な、アパートで言ってたことと反対のこと言ってるぞ？」 貧「あんなの……ただの未練だよっ……！　みんな、私のこと貧乏神だって知ったら、いじめて、石を投げて追い出したりするのに。 あなたはいつも笑っていて……いつの間にか、大好きになってしまっていた……」 男「…………」 座「…………」 貧「わかってた。こんなの、どうせ長続きしないって。どうせ私がずっと近くにいると、その人は死んじゃうんだから」 貧「でも、あなたは、大怪我しても、住処を追い出されても、怒らないで笑ってる。馬鹿じゃないの……？ 　　あなたが離れてくれないなら……。私が離れるしかないじゃない……！」 貧乏神が、公園から走り去っていく。 男「お、おい、どこ行く気だっ……！　くっ……」 座「だ、大丈夫ですか？」 まだ治ったばかりの足は、走れるほどにはなっていなかった。 </dd> <dt><a name="R719">719</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 19:02:51.78 ID:gm69zAET0</dt> <dd>貧乏神をすっかり見失ってしまった。 男「おれはこっちを探すから……お前はあっちを探してくれ……」 座「わかりました……」 男「…………無事でいてくれよ……」 痛む足を引きずりながら、走る。 日は暮れ始め、夕日の赤が世界を染めていく。 その中で、俺はただ走るしかなかった。 貧「…………」 貧乏神は、この街で一番大きな道路の脇に立っていた。 ここから一歩でも踏み出せば、あっという間に轢かれて、私は死ぬだろう。 神とはいえ、肉体の損傷が限度を超えれば死にいたるのだ。 貧「…………でも……」 死にたくない。 そう思っていた。 男から離れれば、また橋の下で泥を啜るような生活に戻る。 男には決して近づいてはいけなくなる。 ……でも、私は決してあの人のことを忘れられないだろう。 それならば、いっそのこと死んでしまったほうがいい――。 </dd> <dt><a name="R720">720</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 19:07:55.05 ID:gm69zAET0</dt> <dd>貧「でも……死ぬのは……怖いよ……」 いつまでも、怖くて一歩が踏み出せない。 両足を一歩ずつ前に出せば、それだけで死ねるというのに。 やっぱり、私の心はいつまでも貧しくて、いつまでも未練ばかりが溜まるんだ。 震えが止まる。覚悟を決める。 貧「…………」 息を止めて、一歩を踏み出そうとして。 男「待てっ……！」 一番聞きたくない人の声を、聞いてしまった。 </dd> <dt><a name="R722">722</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 19:13:14.41 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 男「絶対に、その足を出すなよ……」 貧「なんで、来るんですか！　そんなに不幸になりたいんですか！」 男「お前が死んだら、もっと不幸になる」 貧「え……？」 男「お前は、楽しくなかったか？　三人で、貧乏だけどわいわい楽しくやって、仲良く生きてたあの時間が」 貧「…………」 男「もし、お前が死んで……。俺が座敷わらしと幸せになったとしても、そんなのは嘘なんだよ！　お前がいないと、俺の心は幸せにはならないんだよ！」 貧「……でも、どうしろって言うんですか！？　私が一緒にいたら、絶対に男さんは死ぬんですよ！？　私の力は、もうそれくらいに膨れ上がっているんですから！」 座「……本当に馬鹿ですね、あなたは」 貧「え……？」 </dd> <dt><a name="R726">726</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href= "mailto:%C3%A3%C2%81%C2%8F%C3%A3%C2%81%C2%A0%C3%A3%C2%82%C2%89%C3%A3%C2%81%C2%AA%C3%A3%C2%81%C2%84%C3%A3%C2%81%C2%8A%C3%A3%C2%81%C2%A1%C3%A3%C2%81%C2%A7%C3%A3%C2%81%C2%99%C3%A3%C2%81%C2%BE%C3%A3%C2%82%C2%93%C3%AF%C2%BD%C2%97%C3%AF%C2%BD%C2%97">くだらないおちですまんｗｗ</a>] 2006/09/02(土) 19:21:10.61 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 座「本当に、発想も貧困。どうやら、おつむも貧しいみたいですね」 貧「な……だったら……どうしろっていうのよ……！　私は絶対に、一緒にはいられないんだよ！？」 座「……そのことなら、もう心配ありません」 男「ど、どういうことだ？」 貧「え………………？」 座「さっき、私は男さんに、『座敷わらしも、相手のことを思えば思う程、幸福の力が強くなるのか？』って聞かれましたけど……」 男「ああ……」 座「どうやら、そうだったみたいです……」 男「え……？」 座「私も……男さんのことが好きなんです！」 貧「ちょ、ちょっと……どういうことよ……？」 座「あなただけが、男さんを思っているわけではありません。 　私があなたと同じ分だけ。ううん……あなた以上に私が男さんのことを好きになれば……何も問題はないということなんです」 貧「そ、そんな簡単なことで……いいの？」 座「ええ、その証拠に……」 大家「……はあっ……はあっ……。あんた、足速すぎさね……」 </dd> <dt><a name="R732">732</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 19:29:00.06 ID:gm69zAET0</dt> <dd>男「お、大家さん！？　どうしてここに……」 大家「さっきさ…ニュースで、会社の役員が捕まったってやってたの……。あれ、あそこの土地を買った人でさ……」 男「え、ええ。まさか……」 大家「そう。マンション建てる計画もチャラ。しばらくアパートもそのまんまだから。あんた達はまだあそこに住めるってわけ……！」 座「……そういうことです。私が運んでくる幸福も、まだ捨てたものではありません」 男「ははは……あははははは……良かったな……まだまだ、神様は俺達を見捨ててなかったみたいだ」 貧「……あ……はは……。私が、神様……なんですけど……」 男「そういえば、そうだったよな……」 貧「わ……私、一緒にいても、いいんですか？」 座「だから、何も問題はないと言ったでしょう。私がコレまで以上に、男さんを愛せばいいだけですから」 貧「な、なによ……！　男さんは、渡さないんだから……！」 座「……ふん。男さんを不幸にしないためにも、私、負けませんから」 男「あー、わかったわかった……。せっかくのいい報せがあったんだ。皆で美味いものでも食いにいこうぜ？」 大家「そうだねえ。皆でパーッといこうか！」 貧「やった……！」 座「賛成です…………」 男「ま、金はそんなに無いんだけど……って、あれ？」 大家「ど、どうしたんだい？」 座「まさか……」 男「財布、落としたみたいだ……」 大家「……ぷっ……あっはははははははは」 大家さんがはじけるように笑うと。皆がつられたかのように笑い出す。 結局はこれからも、ちょっとだけ貧乏で、とても幸せな暮らしが続いていくのだと思う。 そう、ずっと……。 </dd> <dt><a name="R741">741</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 19:49:18.07 ID:gm69zAET0</dt> <dd>鯖オチしてたみたいですね。 あ、この話はもう終わりです。 本当、最初は何もオチ考えてなくて、ただの単発スレにするつもりだったんですけど。 いつの間にか微妙な長編になってました。 以降は、普通の新ジャンルスレらしく単発ネタのみでやっていこうと思います、俺は。 皆さんも、１０００までいろいろとお付き合いいただければ嬉しいです。 </dd> <dt><a name="R743">743</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:sage">sage</a>] 2006/09/02(土) 19:50:55.57 ID:RDZ4Ou7X0</dt> <dd><a href="#R741">>>741</a> 感動した </dd> <dt><a name="R751">751</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 19:57:27.66 ID:rzwJyBXh0</dt> <dd><a href="#R1">>>1</a> 良い形で締めてくれてありがとう </dd> <dt><a name="R761">761</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 20:04:49.80 ID:gm69zAET0</dt> <dd>男「ふう……我が家に戻ってきたー……」 座「ほっとできますね……」 貧「…電気、つけるね？」 男「ああ」 パチッ……。 男「えーっと、家具が何も無いわけですが」 貧「え、え……？　どういうこと？」 座「どうやら、空き巣みたいですね……」 がらんとした部屋を見渡して、俺は溜息をつく。 男「ま、すっきりして心機一転ってことでいいだろ。どうせたいしたもの無かったしな」 貧「あぅ……ごめんなさいぃ……」 座「やっぱり、どっちにせよ私の力は少し押され気味なんですね……」 </dd> <dt><a name="R764">764</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 20:12:21.37 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 男「じゃあ、今日はもう寝よう……。幸いにも布団は盗まれてなかったみたいだし……」 貧「あ、あの……けーさつに言わなくていいんですか……？」 男「……面倒だから。いいや……ふぁぁぁぁ」 座「…………（もぞもぞ」 貧「ちょ、ちょっと！　何一緒の布団にもぐりこもうとしてるの！？」 座「私は、男さんと同衾させていただきます。あなたみたいな貧乏神は一人で丸まっててください」 男「あー、ほら……お前も反対側こればいいだろ……？」 貧「え、いいの……？」 男「いいから……早くはいれ……」 貧「えっへっへ……」 座「むぅ……」 ギュッ。 男「二人とも、あんま抱きつくな……暑いから……」 </dd> <dt><a name="R783">783</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 20:30:12.36 ID:WeXC/q3C0</dt> <dd>―――ある日曜日の昼下がり 貧「あれ・・・、男さんは？」 座「バイトの面接に行きましたよ。誰かさんのせいで前の仕事をクビになりましたからね」 貧「・・・・・・」 座(・・・？今日は言い返さないんですね、珍しい) 貧「えっと、座敷ちゃん」 座「？何です」 貧「お願いがあるの」 座「嫌です」 貧「何で？」 座「貧乏神のお願いなんてロクなもんじゃありません」 貧「聞くだけでいいから・・・本当に一生のお願いだから」 座(・・・？妙に真剣ですね・・・) 座「・・・まあ、聞くだけですよ」 貧「ありがとう。あのね・・・私決めたの」 座「何をですか？」 貧「この家を・・・出ることにします」 </dd> <dt><a name="R786">786</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 20:33:33.96 ID:Z1JWTN4y0</dt> <dd>大家さん分が摂れてないので脳汁垂れ流し ドタドタ・・・・・・ガシャーン・・・ 大家「・・・あいつらも懲りないね」 貧「ふぁぁ～ん、ごめんなさい」 座「このバカ」 男「あはは・・まあまあ」 大家「（なんで男のやつはあんな優しく出来るんだ？）（ﾋﾞｷﾋﾞｷ」 大家「（あの二人もせめて損害を出さなければな・・・）」 大家「（ちっちゃい方はいい子そうだけど、まだ小さいし出来ない仕事も多いだろう）」 大家「（あの貧乏神は・・・言わずもがな、だな）」 大家「（私だったら、きちんと掃除も洗濯もして、晩御飯も作ってやって、それから・・・）」 大家「（！！）な、何を考えてるんだ私は。あんなガキのことなんか別になんとも・・・」 翌日 男「おはようございます大家さん、どうかしました？」 大家「ほら、どうせ飯もないんだろ？た、偶にはちゃんとした物食わんと、まともに働けもせんだろう」 男「うお！こ、これ貰っていいんですか！？」 大家「だからそうだっつってんだろ、これ食ってきりきり働いて、家賃払えよ。それと食器は洗って返すこと」 男「ありがとうございます！おいお前ら、今朝はごちそうだぞ！・・・ん？険しい顔してどうした？」 座・貧「（男さんは渡さない！！）」 </dd> <dt><a name="R791">791</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 20:37:01.50 ID:gm69zAET0</dt> <dd>まあまあ……ここは新ジャンルスレですから。 皆さん自由に妄想垂れ流す流れでいいと思いますよ。 殺伐としてもいいことありませんから。 </dd> <dt><a name="R793">793</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 20:37:35.80 ID:gm69zAET0</dt> <dd><a href="#R786">>>786</a> 大家さんツンデレに？ｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R798">798</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 20:40:19.16 ID:WeXC/q3C0</dt> <dd>座「え？」 貧「これ以上ここに居て・・・あの人に迷惑をかけるわけにはいかないから」 座「・・・・・・」 貧「お願いというのは、その、私が出て行った後も、あなたにここに居てもらいたいの。 　　今まで迷惑をかけてきたぶん、あの人にはいっぱい幸せになってもらいたいから・・・」 座「・・・ふん、良いんじゃないですか？そうすれば彼だって不幸から解放されますし」 貧「じゃあ・・・引き受けてくれる？」 座「私は元々そういう妖怪です」 貧「あ・・・ありがとう」 座「・・・感謝されるいわれはありません」 貧「うん・・・でも、ありがとう」 座「・・・・・・」 貧「じゃあ、私行くね？」 座「！今出て行くのですか？彼に何も言わずに？」 貧「うん・・・だって出て行くって言ったら、きっとあの人私を引き止めるもん・・・優しくされたら、決心が鈍るから」 座「・・・・・・」 貧「あの人が帰ってきたら伝えて・・・。『今までお世話になりました。あなたのことは一生忘れません』って」 座「・・・分かりました」 貧「うん・・・じゃあね」 座「・・・・・・」 ・・・ギイッ バタン ・・・・・・ 座(・・・これで、本当に良かったんでしょうか・・・？) </dd> <dt><a name="R799">799</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 20:45:45.89 ID:WeXC/q3C0</dt> <dd>ギイッ 男「ただいま～」 座「・・・おかえりなさい」 男「あれ？貧はどうした？」 座「・・・出て行きました。もう、帰ってきません」 男「え・・・？」 座「これ以上、あなたの傍に居るわけにはいかないそうです」 男「嘘だろ・・・？そんな・・・」 座「嘘ではありません。あの子なりに、あなたのことを考えての決断でしょう」 男「ッ！！」 バンッ！！ 座「！どこへ行くんですか！？」 男「馬鹿！探しに行くに決まってんだろ！」 座「待ってください！」 タッタッタッタッタ・・・ ・・・・・・ 座「・・・無理ですよ。一旦自分の意思で出て行った神を連れ戻すなんて・・・」 </dd> <dt><a name="R801">801</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 20:48:05.60 ID:gm69zAET0</dt> <dd><a href="#R799">>>799</a> wktkwktk </dd> <dt><a name="R802">802</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 20:48:23.88 ID:WeXC/q3C0</dt> <dd>―――三時間後 ・・・ギイッ 男「・・・・・・」 座「お帰りなさい」 男「・・・・・・」 座「どうでした？」 男「・・・・・・」 ぼふっ 座「・・・晩御飯、食べないんですか？」 男「・・・・・・」 座「着替えずに寝たら布団が汚れますよ？」 男「・・・・・・」 座「・・・彼女から伝言です。『今までお世話になりました。あなたのことは一生忘れません』だそうです」 男「！！ッ・・・・」 座「・・・・・・」 男「・・・なあっ」 座「・・・はい」 男「頼む・・・一人にしてくれないか」 座「・・・でも、ここは一部屋しかありません」 男「・・・・・・」 </dd> <dt><a name="R803">803</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:sage">sage</a>] 2006/09/02(土) 20:50:57.15 ID:aRgq2FERO</dt> <dd>貧「私…無に帰ります…」 男「…は？」 貧「私の目的は貴方を不幸にする事…最初はそのつもりだったけど…」 男「…今は違うってか…？」 貧「…(ｺｸ)…貴方を好きになりました…好きな人を不幸になんかできない…」 男「だからオレのために死ぬってか…」 貧「えぇ…今まで本当に…」 男「…待てよ」 貧「…もう決めましたから…」 男「待てってんだよ！勝手な事言うな！」 貧「…だって！そうしなきゃ貴方はずっと不幸のまま…」 男「好きなヤツに死なれて幸せになれるわけねぇだろ！！」 貧「…！？」 男「…好きなヤツがいなくなるほど…不幸な事なんかないだろうが…」 貧「…(泣)」 男「…(照)」 …通りすがりの者ですた。 </dd> <dt><a name="R804">804</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 20:52:12.48 ID:WeXC/q3C0</dt> <dd>鬱エンドとハッピーエンドどっちにしようか・・・ </dd> <dt><a name="R805">805</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 20:53:11.98 ID:gm69zAET0</dt> <dd><a href="#R804">>>804</a> 妄想の赴くままに </dd> <dt><a name="R807">807</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 20:54:11.03 ID:Z1JWTN4y0</dt> <dd>ハッピーENDｷﾎﾞﾝ・・・ </dd> <dt><a name="R810">810</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 20:57:49.53 ID:WeXC/q3C0</dt> <dd>―――三ヶ月後 ギイッ 座「あ、お帰りなさい」 男「ああ・・・ただいま」 座「お仕事のほうはどうでしたか？」 男「ああ・・・順調だよ。今度正社員にしてくれるかもしれないってさ」 座「へえ、それは良かったですね。お祝いしますか？」 男「いや、いい・・・」 座「そうですか・・・」 男「・・・もう寝るよ」 座「あ、あの、晩御飯は？作っておきましたけど・・・」 男「いらない・・・」 座「・・・そうですか・・・」 男「・・・もう、寒くなってきたな・・・」 座「そうですね」 男「あいつ・・・今どうしてるだろうな・・・」 座「・・・・・・」 座「・・・男さん？」 男「・・・ｽｰ､ｽｰ・・・」 座「もう、寝たんですか・・・？」 座「・・・・・・」 座「全く・・・私もどうかしています・・・何で私が・・・」 ・・・ギイッ バタン </dd> <dt><a name="R813">813</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 21:02:42.66 ID:WeXC/q3C0</dt> <dd>――小雨の降る中を歩き続ける。 着物が雨を吸って、少しずつ重たくなってきた。 夜の河川敷に人の姿は無く、ただ雨の降るしとしとという音だけが夜の闇に混ざっていた。 何故私はこんなことをしているのだろう。 私は人に幸運をもたらす妖怪のはずなのに・・・。 座「痛っ・・・」 足に痛みを感じて立ち止まった。 どうやら小石を踏んづけてしまったらしい。 それで気づいたのだが、私は裸足のまま歩いていたようだ。 ・・・全く、どうかしている。 この雨の中、傘もささず履物もはかず、この私が一体何をしているのか・・・。 自分でも分からない。 私は土手に腰をおろした。 お尻が濡れて冷たかったけど、もう濡れてるし別に気にしない。 雨足は少しずつ強まってきているようだった。 ・・・私は、座敷わらしだ。人に幸運をもたらす妖怪だ。 ・・・あの子が出て行ってから、あの人の収入は確かに増えた。 たまっていた家賃も払うことが出来たらしい。 ご飯だって、豪華とはいえないけど毎日三食食べることが出来るようになった。 なのに・・・。 ふと、何かの気配を感じた。 顔を上げ、辺りを見渡す。 橋の下で、闇が動いた。 </dd> <dt><a name="R826">826</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 21:10:37.62 ID:WeXC/q3C0</dt> <dd>気がつくと私は走り出していた。 途中また何かを踏んづけたのか、足に痛みがはしったが、無視して走り続けた。 (何で私がこんなことを・・・) その問いは、もう意味を成さなかった。 橋の下、懐かしい顔がうずくまっていた。 座「・・・久し、ぶり、ですね・・・」 息があがっている。 彼女が、ゆっくりと私のほうを見た。 貧「座敷ちゃん・・・？」 座「はい」 彼の家に居た頃より、ずいぶんと印象が変わっている。 髪はぼさぼさで灰色がかっており、所々引きちぎれていた。 着ている物は、元が何色だったのかすら分からないほどぼろぼろに汚れ、袖は破れて無くなっていた。 一度も風呂に入っていないのだろう。肌はくすんだような色になり、顔には土が付いていた。 貧「こんなところで何をしてるの・・・？」 座「それはこちらの台詞です。あなたのほうこそ何をしているのです」 貧「私は・・・もう、ここしか居場所が無いの」 座「・・・・・・」 貧「ここ、あの人と私が初めて会った場所なの。他の家に住みつくのは嫌だったから・・・」 座「彼は、ここに来ませんでしたか？」 貧「・・・来たわよ。私が出て行ってすぐ。でも隠れていたの。会うのが辛かったから」 座「・・・・・・」 </dd> <dt><a name="R828">828</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 21:13:26.22 ID:WeXC/q3C0</dt> <dd>貧「あの人は・・・元気？」 座「・・・元気ですよ。仕事のほうもうまくいって、今度正社員になれるかもしれないって言っていました」 貧「そう・・・良かった」 座「良くありません」 貧「え・・・？」 座「貧、あなたに頼みがあります」 貧「なに・・・？」 座「家に、帰ってきてください」 貧「・・・何で・・・？」 座「彼は、あなたが出て行ってからずっと落ち込んでいます。見ていられません」 貧「・・・駄目だよ、それは絶対に駄目」 座「何故です」 貧「折角私が居なくなって幸運が舞い込みはじめたんだもの・・・今更戻るなんてできっこないよ・・・」 座「・・・あなたは本当に、本当に何も分かってないんですね・・・」 貧「・・・？」 座「いいですか・・・一度だけしか言いませんからね」 貧「・・・・・・」 座「彼を幸せに出来るのは、あなただけなんですよ」 </dd> <dt><a name="R830">830</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 21:16:08.95 ID:WeXC/q3C0</dt> <dd> 貧「・・・何を言ってるの？私は貧乏神だよ？人を幸せにするのはあなた達座敷わらしの仕事でしょ？」 座「その通り、私達座敷わらしは、人を幸せにするため、その家に富を呼ぶ妖怪です」 貧「なら・・・それでいいじゃない」 座「・・・それじゃ駄目なんですよッ！！」 貧「！！ど・・・どうしたの？」 座「私は・・・この三ヶ月間、彼を幸せにするために一所懸命頑張りました。 　　その結果彼の収入は増え、借金を返すこともできました。 　　・・・でも、でも彼は・・・この三ヶ月間、一度も笑いませんでした」 貧「そんな・・・」 座「あなたじゃなきゃ駄目なんです・・・あなたじゃなきゃ・・・」 貧「でも、何で・・・？」 座「・・・理由は自分で考えなさい。とにかく、私と一緒に帰ってもらいます」 貧「でも、あなたは座敷わらしでしょう？貧乏神をうちに連れて帰っていいの？」 座「あなたは富を呼べませんが、彼を幸せにできます。だから連れて帰るんです。 　　・・・私は彼を幸せにはできませんが、富を呼ぶことはできます」 貧「・・・・・・」 座「・・・私達は、二人でいて初めて彼を本当に幸福にできるんです」 貧「うん・・・うん、ありがとう座敷ちゃん」 座「感謝されるいわれはありません」 貧「うん・・・でも、ありがとうね？」 座「・・・。さあ、帰りましょう」 貧「うんっ」 いつの間にか、雨はあがっていた。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おしまい </dd> <dt><a name="R831">831</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 21:16:17.67 ID:tmfd7KIF0</dt> <dd>つд｀）座敷・・・なんていい子なんだ </dd> <dt><a name="R834">834</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 21:17:52.49 ID:gm69zAET0</dt> <dd>座敷ええこやあああああああああああ </dd> <dt><a name="R845">845</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 21:21:22.07 ID:gm69zAET0</dt> <dd>でも座敷も報われないよな。 男にはずっと振り向いてもらえないし。 </dd> <dt><a name="R869">869</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 21:32:59.82 ID:Z1JWTN4y0</dt> <dd> もし座敷ピンなら座敷の能力で冨は入ってくるけど、座敷自身がドジっこでいろいろ損害出しちゃって+-0かな？かな？ </dd> <dt><a name="R870">870</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 21:34:56.22 ID:gm69zAET0</dt> <dd><a href="#R869">>>869</a> 座敷ピンなら結構収入ありなんじゃね？ｗｗｗ </dd> <dt><a name="R884">884</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 21:49:04.09 ID:gm69zAET0</dt> <dd>貧「エターナルフォースブリザードォ！」 座「な、なんですか！？　この力はっ……！」 男「俺の財布の中身が余計に寒くなったわけですが」 </dd> <dt><a name="R902">902</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 22:02:28.46 ID:gm69zAET0</dt> <dd>男「ふう、じゃあ今日は久しぶりに銭湯いくか」 貧「えっ……お風呂……？」 座「その身に溜まった厄を落とすいいチャンスでしょう」 貧「や、厄なんて溜まってないもん！」 大家「ん？　三人でどこに出かけるんだい？」 男「ええ、ちょっとそこの銭湯まで」 大家「銭湯か……」 貧「今、ちょっとした小話を思いつきました」 座「言ってみてください」 貧「やあ熊さん。これから銭湯にいくってのになんで銃なんてもってんだい？　それはね、これから銭湯（戦闘）に行くからさ！」 座「…………………」 大家「……………さむっ。　しかもぱくり」 男「…………あっ、小銭落としちゃった……」 </dd> <dt><a name="R906">906</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 22:09:57.85 ID:gm69zAET0</dt> <dd> 大家「そうか。銭湯なら、あたしも一緒に行こうかな」 座・貧「っ！！！！！」 大家「な、なんだか悪寒がするねえ……。さっさと風呂入ろうか」 男「ええ、そうですね……。一緒に行きましょうか」 座・貧（なんで誘うんですかっ……！） 大家「じゃあ、あたしはこっちだから……っておい！」 男「え？」 座・貧「？？」 大家「あんた達は女湯だろ？」 男「ああ……こいつら自分じゃ頭洗えないから、一緒に洗ってやるんですよ」 座「そうなんです……すいません……（ﾌﾋﾋ」 貧「私達は男さんと入りますから（ｸﾞｷﾞｬｷﾞｬｷﾞｬ」 大家「……そうかい。じゃあ、あたしもそっちに入ろうかねえ。どうせ他に客いないし」 男「ええ！？」 座・貧「はああ！？」 </dd> <dt><a name="R919">919</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 22:24:36.09 ID:gm69zAET0</dt> <dd>かぽーん……。 大家「ふう……いい湯だねえ」 男「本当にいいのかな……」 貧「いいわけ……ないじゃないですか……」 男「ん？　なにかいったか？　というかお前、いつもどおりすげー垢だな」 貧「あう……」 座「汚い神様……ぷっ……」 貧「う、うるさいなあ……！　あたっ……！　シャンプーが目に入ったー！」 男「あ、こら暴れるな馬鹿！」 大家「風呂くらい静かに入れないのかい……？」 </dd> <dt><a name="R920">920</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [<a href="mailto:sage">sage</a>] 2006/09/02(土) 22:26:17.36 ID:WakqRP5c0</dt> <dd>コンコン 大家「あ～い。どうぞ～」 座「こんにちわ。今月分の家賃預かってきました」 大家「珍しいね。あんたが持ってくるなんて」 座「ええ。こと、お金に関してはあの二人に任せると碌な事が起こりませんから」 大家「ああ、間違いなく財布落とすだろうさね」 座「私だって頑張ってはいるんですけどね。でも、仮にも神様が相手ですからただの妖怪の私ではとても……」 大家「弱気になるんじゃないよ。アンタがあの男のことを好きになったらいいんだろ？」 座「はい……」 大家「……。ひとついいことを教えてあげようじゃないか。これは遠野という地方の話だけどね。そこには家の神というのが三柱いてね。オクナイサマってのとオシラサマ、そして……」 座「そして？」 大家「……ザシキサマっていうんだよ。このザシキサマって言うのがいわゆる座敷童のことさね。」 座「えっ？　じゃあ……」 大家「ああ。アンタも立派な神様だよ。だからアンタも卑屈にならずに元気出しな。ほれ、こんな飴ぐらいしかないけど、持ってきな」 座「はい……ありがとうございます！」 大家「ふふ……まったく。子供の世話も楽じゃないね」 </dd> <dt><a name="R923">923</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 22:29:51.58 ID:gm69zAET0</dt> <dd>新ジャンル「大家さん」 </dd> <dt><a name="R934">934</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 22:39:19.34 ID:gm69zAET0</dt> <dd> ジン「ったく、こんな年増につけられやがって……」 ウォッカ「あ、兄貴……」 ジン「この組織が開発した毒薬を飲ませて、さっさとずらかるぞ」 ウォッカ「は、はい」 大家「か……体が熱い……骨が解けてるみてぇだ……」 バーローｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R942">942</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 22:44:01.91 ID:37D+yb3f0</dt> <dd>【出会い】 小さな小さな神様は、橋の下の暗闇でじっとうずくまっていた。 すると、一人の人間が話しかけてきた。 「こんなところにいちゃあ風邪ひくよ？」 神様は顔をあげなかった。 「私に関わると不幸になるよ」 「……」 しばらく黙った後、人間はにっこりと笑った。 「誰かが隣にいてくれたら、僕はそれだけで幸せだな」 http://vipup.sakura.ne.jp/512kb/src/512kb_1939.jpg </dd> <dt><a name="R943">943</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 22:45:07.26 ID:gm69zAET0</dt> <dd><a href="#R942">>>942</a> うわあああああああああああああ 最高だあああああああああああああああ </dd> <dt><a name="R952">952</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 22:50:00.97 ID:gm69zAET0</dt> <dd>っつーかこれもしかして1000行くのか……。 自分がたてて1000いったの初めてだわｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R958">958</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 22:52:33.96 ID:gm69zAET0</dt> <dd>大家「ふう……いいお湯だった……」 男「フルーツ牛乳……は、飲む金がないですね……」 貧「次の給料日まで、また極貧生活だよぉ……」 座「それがいやなら、出て行ったらどうですか？」 貧「そ、それはいやっ！！」 大家「今日は、あたしがフルーツ牛乳くらい奢ってやるさね」 座・貧「やったー！」 男「現金なやつら……」 大家「って、あれ……？　あ、……あたしも財布おとした……！？」 貧「…………すいません…………」 </dd> <dt><a name="R964">964</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 22:59:04.37 ID:gm69zAET0</dt> <dd>次スレ立てるのは別にかまわないんだけど 正直ネタが枯渇してきているので、かなりgdgdになりそう。 それでも、皆さんがいろいろ書いてくださるっていうのならいいんですけど…… どうしようね……？ </dd> <dt><a name="R967">967</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 23:00:47.25 ID:gm69zAET0</dt> <dd>ん、じゃあまあ。 次スレはなしということで。 皆さんお付き合いありがとうございました。 頑張って1000まで埋めましょう。 </dd> <dt><a name="R968">968</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 23:01:21.83 ID:WeXC/q3C0</dt> <dd>貧「今日の晩ご飯は、私に作らせてください」 男「え？・・・まあ、別にいいけど・・・材料を買う金が無いんだよね」 貧「それなら大丈夫です！実は前々から少しずつお金を貯めて、もう用意してあるんです！」 男「へえ、そうなんだ。じゃあ任せるよ」 座「食べられるものを作ってくださいよ？」 貧「失礼な！ちゃんと食べられます！！」 座「ならいいけど・・・」 貧「できました！」 男＆座「おおっ！」 貧「へへっ、どうですか？」 男「これは・・・イワシの塩焼きとオカラと山菜の白和えと玉子焼きと・・・」 座「おみそ汁に大根の糠づけに・・・炊き立ての白いご飯」 男「安そうだけどちゃんとした献立じゃないか。凄いぞ貧」 貧「えへへ、頑張りました」 座「やるじゃないですか・・・貧乏神のくせに」 貧「最後の余計だよ～」 </dd> <dt><a name="R970">970</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 23:02:32.51 ID:WeXC/q3C0</dt> <dd>男「じゃあいただきます」 座「いただきます」 貧「はい、どうぞ」 男「あれ・・・？お前のぶんは？」 貧「あ、え～と・・・お金が足らなくて・・・」 男「・・・・・・」 貧「あっ！気にしないでください、おなか減ってませんから！」 男「はあ～・・・ほら、分けてやるからこっち来い」 貧「そんな本当にいいですよ。2人で食べてください」 座「私のも分けてあげますよ」 貧「え・・・」 座「一人で食べるのは少々気が引けますからね」 貧「あ・・・じゃあ、ちょっとだけ・・・」 座「ただし、玉子焼きは好物なので譲れません」 貧「はいはい」 男「じゃあ玉子焼きは俺のを半分やるよ」 貧「あ、ありがとうございます」 大家「やれやれ・・・余ったおかずを持ってきてやったけどこれじゃ入りづらいねえ・・・」 </dd> <dt><a name="R971">971</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 23:03:21.00 ID:gm69zAET0</dt> <dd>貧「もうすぐ……皆さんとお別れですね……」 座「次回は新ジャンル「座敷わらし」で復活ですね」 貧「な、なにそれっ！？」 座「当然、貧乏神の出番はなしということで……！　どうかひとつ……！」 男「なにがどうかひとつなのかな……」 </dd> <dt><a name="R972">972</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 23:05:38.27 ID:gZj1AJHxO</dt> <dd><a href= "#R1">>>1</a>さん、貧乏神を新ジャンル学園に入れてもいいかな？ もう会えなくなるのは寂しすぎる </dd> <dt><a name="R974">974</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 23:06:40.97 ID:gm69zAET0</dt> <dd><a href="#R972">>>972</a> その新ジャンル学園ってどうやっていれるの？ｗｗ </dd> <dt><a name="R977">977</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 23:07:43.47 ID:Bea3bMDbO</dt> <dd><a href="#R793">>>793</a> お前座敷童じゃね？ </dd> <dt><a name="R978">978</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 23:08:12.76 ID:gm69zAET0</dt> <dd><a href="#R977">>>977</a> 俺かよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ </dd> <dt><a name="R983">983</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 23:10:58.59 ID:WeXC/q3C0</dt> <dd>座「もうすぐお別れですね・・・」 男「短い間だったけど、やっぱり寂しいな」 貧「みんな私のこと忘れないでね」 座「もし私のこと忘れないでいてくれたら、いつかあなたの部屋にお邪魔するかもしれませんよ」 貧「あ・・・じゃあ私も」 座「迷惑になるでしょっ！」 大家「私は出て行ってくれるんなら大歓迎だが」 貧「そんな～」 男「でも、やっぱりみんなといるのが一番良いよな」 座「そうですね」 貧「じゃあまた、どこかでお会いしましょう」 一同「「さようなら」」 </dd> <dt><a name="R1000">1000</a> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2006/09/02(土) 23:14:48.63 ID:Vk2fAtOjO</dt> <dd>1000なら完 </dd> </dl>

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