新ジャンル「庭が異世界」
- 1 名前:宿屋の女中 :2006/11/20(月) 22:13:56.58 ID:xAkVkX3u0
- 若 「ん?見かけない顔だな」
女庭師「あ〜どもぉ、先週から雇われた者っす〜」
若 「庭師って・・・お前、うちの庭は・・・」
ギギギギギッーーーーー!
若 「ほら、変な生き物いるしジャングル化してるし」
女庭師「あ〜大丈夫っすよ〜それが仕事っすから〜主に
花育てたり、草刈ったり、剪定したり、狩ったりがですかねぇ〜」
若 「そ、そうなのか」
女庭師「旦那様の依頼は、庭を以前の様な庭園に戻すこと
それを任されたのが私です。以後お見知りおきを。」
若 「お、おう」
女庭師「では〜ちょっと狩ってきますねぇ〜」
若 「その刈り込みバサミでやるのか?」
女庭師「これは狩り込み鋏っすから大丈夫ですよ〜、ではっ!」
若 「・・・よろしく」
無いな
- 2 名前:Fuk u nubz ^_^. ◆Fxnwzsef0I :2006/11/20(月) 22:14:32.19 ID:rifNnJk50
- |
;:',;' ||
||/ / ||
| / '",:;; ||
|| / ;:',;' ||
0)|| '",:; || >>1良い覚悟だな。
||;:',;' ;:',;' '",:; || ∧_∧ お前の潔い所が俺は好きだったぜ
|| | ;:',;' _||_ __(´<_` ) 俺は・・・・・お前の事を、一生忘れない。
((0) '" ,:; C| | それで何か言い残す事はないか?
|||| |つ|____/ | 無ければそろそろさようならの時間だ。
||| レ´_/| | | /
||| || ,  ̄ |_//_/ '",:;
| || |_∞_|
||| ∧_∧ | || | | || ||||' ",:;
| || ( ・∀・ ) | | | | | | |||||||
||| /|| `′ ||\ | | | | | || ||||||
| | | /ヽ || >>1 || ´\ | | | | | | || |||||| '",:;
\ 〈 \||=====|| / ) | | | | | | || |||||||
λ \ \_|ろ===E|_/ |_|_|__|_||∧|_|_||_|||||
λ  ̄ //// | | ||\\\ Zy」 Lyゝ
.;:'";:'".,:;';:'";:';'.;:'",:;;:';' ( ( ( | | | | | ) ) )).;:'";:'".,:;';:'" ,:;'.;:';'.;:'",:;;:';'.
.;:'",:;' '.; : ' ,;'.;:'",: ;'.;:' .;:'".,: ;:' '.;:'" .; '";'.;:
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.;:',;'. ' .;: ' . : .,:;. ̄ ̄;:'",:;'.;:';'.
- 3 名前:油売りの左暮 :2006/11/20(月) 22:15:24.40 ID:p6FSX0A20
- ;ヾ、,.、,、.、rツ ッッシ、:':' r':' _,、-'゙_, や 公 帰 そ
,、,、,ミッン、,._ _,、-'゙_,、-'゙. っ 園. り ん
、ィッ ,:、 ゙''ゞ=ミ、~.: _,、-'゙_,、-'゙ __, て の 道 な
}; ヾ ゙' {!li;:,. _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,::|_| 来 ト に わ
ゞァ''゙ぐ _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,、-''" .|_ た イ あ け
,ヘ:'_,、-'゙_,、-'゙..::「┴_,エ ┴ ''"_|_| の. レ る で
└i'゙-ニ,ニエ,.:|ニ「 _エ ┴ ''"_|_ だ に
|エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴ __.|_|_
- 4 名前:羅将神イサキ ◆icQdW9ivQU :2006/11/20(月) 22:19:10.77 ID:OSi50xxT0
- 若 「ああ、今日もご苦労様。」
女庭師「ええ旦那様、今日も花が綺麗に咲き誇ってますよ。」
若 「あれ、なんて花だ?ずいぶんと綺麗だが・・・。」
キョロキョロ
女庭師「(どれだろう・・・)
あ、あの花ですかぁ・・・私も好きですよ。」
若 「あれだけ咲いているのにやけに輝いておるな・・・。」
女庭師「花は一度好くとそれしか見えなくなると言われてますからね。」
若 「ホントに庭にいるお前は・・・輝いているな・・・。」
女庭師「・・・えっ?今なんて・・・?」
若「いやいや、なんでもない。引き続きがんばってくれ///」
- 5 名前:宿屋の女中 :2006/11/20(月) 22:26:09.42 ID:xAkVkX3u0
- 若 「ところでお前飯とかどうしてるんだ?
なんなら家で」
女庭師「あ〜大丈夫っすよ〜自分で採って食べてますし」
若 「採って?」
女庭師「旦那様に内緒であっちの庭の隅の方で野菜作ってるんすよ〜
あ!トマト食います?」
若 「人のうちの庭に勝手に家庭菜園作るな!」
女庭師「秘密っすよ〜」
若 「聞けよ」
- 6 名前:宿屋の女中 :2006/11/20(月) 22:33:34.79 ID:xAkVkX3u0
- 若 「日中は日差しがキツイだろ。ホラ!」
女庭師「ん〜なんすか〜?これ〜」
若 「見てわかるだろ麦藁帽子だよ」
女庭師「ん〜ダセェっすねww」
若 「うるさい」
女庭師「・・・♥ 」
若 「ん?どうした」
女庭師「なんでもないっす〜♪」
若 「?」
- 7 名前:宿屋の女中 :2006/11/20(月) 22:41:30.32 ID:xAkVkX3u0
- 若 「ん、いい匂いだな」
女庭師「それはニオイヒバっす、わかります?
パイナップルの匂いなんすよ〜」
若 「ほ〜う」
- 8 名前:門番の娘 :2006/11/20(月) 22:43:17.80 ID:D1aePVwP0
- 期待あげ
- 9 名前:VIP村人v :2006/11/20(月) 22:45:09.55 ID:QX05XgSb0
- 新ジャンルかどうかは分からんけど、
>>1みたいな世界観は好きだ。
期待。
- 10 名前:宿屋の女中 :2006/11/20(月) 22:56:26.68 ID:xAkVkX3u0
- ガサガサッギギギギギー!!
女庭師「出ましたね〜この時期だと多いっすねトリスメギストス」
若 「トリス・・・?」
女庭師「あ、人食うんできーつけてください」
若 「マジかよっ」
女庭師「じゃあ、狩り込みますか」
若 「気をつけろよ」
女庭師「木眼、瑕疵発見、剪定開始!」
何コレ?
- 11 名前:VIP村人w :2006/11/20(月) 23:32:59.53 ID:QX05XgSb0
- 寝る前支援
ザクッ! ザシュッ! ズバッ!
若 「おお、今日も精が出るなぁ」
ジャキッ!……ジョキッ!
若 「……ん?」
若 「おーい。その木、切り残しが一本あるぞー」
女庭師「さ〜せ〜ん! それは後回しっす〜!」
若 「そうなのか。……ん?」
ぴぃ、ぴぃ。
若 「……小鳥、か。なるほどな」
- 12 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/20(月) 23:38:58.48 ID:xAkVkX3u0
- >>11
やられたぜ
- 13 名前:姫 :2006/11/20(月) 23:48:05.85 ID:4uxTQqr00
- ためしに。
家の庭は異世界だ。
いや、あばら家と言うような話ではない。
熱帯雨林、ジャングル。そんな意味でもない。
本当に、ほんの意味で異世界なのだ。
つまりは。
「――今日は新しい人が来る日、だったか」
そういい、ごちた。縁側に1人腰掛けながら、私はなんとなしに視線を庭へと投げる。
双眸に入るのは緑。生い茂るは木、草、そして森。
獣道のような入り口にはただ洞々とした闇があるばかりである。
この奥にどのような暗い淵があるのか、それはこの土地主である私でさえ知る所ではない。
ただ理解できるのは、この庭を制する庭師など世の中に存在しないという事だ。
「一日、一日と一時間三〇分、二日と三時間、一番長く持ったのは三日だったかね」
若い庭師がいた年老いた庭師がいたそれほど若くもなく老いても居ない庭師がいた
女の庭師がいた男の庭師がいた老女の庭師がいた老翁の庭師がいた
それら全て、居なくなった。家の庭師を表す言葉は全て過去形だ。
食人植物に食われた者がいた怪物に取り殺されたものがいた
庭から帰ってこないものがいたやめたいと言い出したものがいた
それら全て、この庭を制することはなかった。
家の庭は、それ程異世界なのだ。
- 14 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/20(月) 23:52:59.13 ID:xAkVkX3u0
- >>13
おいおいおいおい
続きが気になるんだぜ?
- 15 名前:VIP村人w :2006/11/20(月) 23:53:12.12 ID:QX05XgSb0
- 若 「よっ、と」
ドサドサ。
女庭師「さ〜せん、なんか手伝わせちゃって〜」
若 「まあ、たまには運動するのも良いさ」
女庭師「んじゃ〜、この薪で芋でも焼くっすか」
若 「……その芋もウチの庭で勝手に作った奴か?」
女庭師「細かいことは気にしたら負けっす」
若 「……まあいいか。焚き火に焼き芋と洒落込むか」
女庭師「そうっすね〜」
女庭師「あ、その前に、ちょっといいっすか?」
がさがさ、ひょいひょい。
若 「ん、それは?」
女庭師「この木は煙に幻覚作用があるんで焼いたら駄目なんすよ」
女庭師「麻薬の親戚みたいなもんっすから気を付けて下さいね〜」
若 「なんでウチの庭にそんなものが……」
- 16 名前:姫 :2006/11/20(月) 23:57:57.16 ID:4uxTQqr00
- 「あの――」
ふいに、私の背後から声がする。その声の主が誰であるかの判別は消去法ですぐに付く。
「君が新しい庭師かい?」
振り向きざまに若干の諦めと共に言葉を吐き出し、何百回目のよろしくを口に出そうとして、止まった。
「今日からこちらで庭師としてお世話になる事になります」
少女である。
それ以外、形容する言葉が無かった。視界に入った瞬間、少女につけた形容詞を私は揚々と剥がしとることが出来なかったのだ。
少女、以外の形容詞が見当たらない。彼女はそれ以外その言葉をもっていないような気さえする。
間違っても、そうだ。間違っても。
「君が、新しい、庭師?」
この混沌とした庭を調停する庭師には、見えない。
「はい」
簡単に肯定される。確かに、少女は頷いた。ふむ。
ふむ。
ふむ。
「その体躯で大丈夫なのかい?」
「どう言う意味ですか?」
失言だったのだろうか。心情を迷いなく吐露した所で私はしまったと奥歯で舌を食んだ。
最短記録、更新なるかと
「見た通り、この庭は異世界だ」
庭の入り口を差す。その入り口はやはり、庭に入ろうとする者の生ける可能性全てを吸い込むがごとくの漆黒だ。
「プロ、ですから」
家の庭師はそう言って笑った。ふむ。
ふむ。
ふむ。
- 17 名前:VIP村人a :2006/11/21(火) 00:02:27.64 ID:GJFpfSuu0
- 最後に絵支援。
http://imepita.jp/trial/20061120/860480
- 18 名前:宿屋の女中 :2006/11/21(火) 00:03:06.05 ID:uSLBUEar0
-
「よろしく、頼むよ」
これも一つの余興ではあるか。
口に浮かびそうになった苦笑いを盆の上に乗せてあった茶で流し込み、洞々とした庭の入り口を見つけながら少女に笑う。
若い庭師がいた年老いた庭師がいたそれほど若くもなく老いても居ない庭師がいた
女の庭師がいた男の庭師がいた老女の庭師がいた老翁の庭師がいた
それら全て、居なくなった。そして今日、新しい庭師が来たのだ。
食人植物に食われた者がいた怪物に取り殺されたものがいた
庭から帰ってこないものがいたやめたいと言い出したものがいた
それら全て、この庭を制することはなかった。
では数百人で初めて『自分はプロである』と豪語した少女は如何な者か。
家の庭は、異世界だ。
遠くの方で誰かしらの悲鳴が聞こえていた。
家の庭は、それ程異世界なのだ。
なんか老成した爺ちゃんと若い庭師との物語みたいなら、
何か新しい方向性も見出せるんじゃね?と思ったけど、
そうでもなかったみたい。何かだらだらとごめん。
- 19 名前:牛のふん :2006/11/21(火) 00:03:40.86 ID:+6nO2xDi0
- 次はここにwktkっと。
- 20 名前:VIP村人k :2006/11/21(火) 00:04:48.32 ID:dq7RovQnO
- >>17
GJ
- 21 名前:VIP村人v :2006/11/21(火) 00:06:07.23 ID:iunRrzAD0
- >>17
おまっ!
保存したそしてバックアップも取った
トン
- 22 名前:VIP盗賊 :2006/11/21(火) 00:06:41.47 ID:R9QSAOSi0
- >>17
おまいのID、つまりGJ
- 23 名前:VIP足軽zip :2006/11/21(火) 00:07:22.62 ID:hrDUZr2z0
- >>17
最後などと淋しい事言うな。だがGJ!
- 24 名前:宿屋の女中 :2006/11/21(火) 00:08:51.92 ID:uSLBUEar0
- >>17
すげーうまいな。異世界っぽさでてる。GJ!
- 25 名前:VIP毒蛇 :2006/11/21(火) 00:09:09.32 ID:1zoccQsDO
- これは新しいwww
- 26 名前:VIP足軽y :2006/11/21(火) 00:10:43.84 ID:Rddpbpzl0
- ただの蒼い子スレかと思ったらいいのが来てるなw
- 27 名前:VIP村人v :2006/11/21(火) 00:14:03.36 ID:iunRrzAD0
- >>18
いやいや、よかった
BADっぽいけど
- 28 名前:水汲みおしち :2006/11/21(火) 00:15:16.25 ID:f7gz0oNm0
- >>27
他スレに宣伝しすぎだwwwwww
まぁ良スレだったからよかったけど
- 29 名前:VIP足軽c :2006/11/21(火) 00:15:24.05 ID:e7gtnzM00
- 若 「ちょ、誰?」
女庭師「新しい庭師です これからよろしくお願いします」
若 「ああ・・・気をつけてくださいね・・・」
女庭師「たぶん大丈夫だと思います」
若 「ああ・・・みんなそう言ってたんだけど・・・油断しないで」
女庭師「これをね、こうして、ドーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!」
普通の庭になった
よかった
- 30 名前:VIP村人P :2006/11/21(火) 00:17:42.41 ID:rZZVwks30
- 宣伝から飛んできてたよ
<⌒/ヾ-、__ おやすみ
<_/____ノ
- 31 名前:VIP村人v :2006/11/21(火) 00:19:30.50 ID:iunRrzAD0
- >>28
いや、すまない
あの絵を見たらうれしくなっちゃって
- 32 名前:VIP村人i :2006/11/21(火) 00:19:55.44 ID:uIx4kL6CO
- wktk
- 33 名前:宿屋の女中 :2006/11/21(火) 00:23:36.51 ID:uSLBUEar0
- 寝る前に支援。
ある日家の庭師が怪我をして庭から帰ってきた。
「君、き、君! 腕を怪我してるんじゃっ……!」
縁側で1人黄昏ていた私を見つけるや否や、庭師は笑いながら手を振る。
その振り上げられた手に縦一閃に走る赤い線を見つけ、私は立ち上がり彼女の元へと駆ける。
夕暮れ時の橙に染まる世界。そこに線を描く少女の生々しい赤は、
私にとって庭の入り口である黒よりも何やら、恐ろしくそしてとても鮮明に移った。
その赤が黒よりも恐ろしく、そして鮮明であったから。
だからこそ、なのだと思う。
「待っていろ、今、今すぐ救急箱を」
「いいっすよ。こんなの傷の内にも入りません」
平坦な少女の声が何度も何度も鐘の余韻にも似た波紋を持って響き続けたのは
「しかし、そんな怪我で「旦那様」
少女が私を捉えた。
目を合わせてはいけない。そう私は直感しているのだけれど。
目をそらさなければいけない。そう私は理解しているのだけれど。
そらす事もできなければ、瞑る事さえ出来なかった。今や私の心臓の鼓動一つでさえ、目の前の相手に操られているのだと、そう感じた。
少女の視線は私から逸れない。私の視線もまた、少女から逸れない。
「プロですから――っ私はこの家の、庭師ですから……」
なんかどうか居てもバットっぽい。ごめん。
- 34 名前:だんご屋のはる :2006/11/21(火) 00:24:49.36 ID:P035pnE10
- 庭「ちぃーす、さすらいの庭師でーす」
若「……あの、庭師なんて呼んでないんですけど」
庭「だから「さすらいの」って言ったじゃないっスかwwwwwww聞こえなかったんっスかwwwwww」
若「……で、その庭師さんがうちに何の用で?」
庭「ここの庭がウザったいんで刈らせて欲しいんっスよ」
若「……いいですけど……無理だと思いますよ、ご覧の通りうちの庭は異世界で……」
庭「そりゃ貴方みたいな素人には無理っスよwwwwwwwww黙っててくださいっスwwwwwwwwww」
若「……」
庭「それに近所からも苦情出てるんスよwwwwwww迷惑だって自覚ないんスかwwwwwwwwwwww」
ピッポッパ
若「あの……どこに電話して……」
庭「もしもしー、あ、大統領っスかー? デイジーカッター一つ出前してくれっスー」
若「帰れ!!」
- 35 名前:VIP村人v :2006/11/21(火) 00:31:00.17 ID:iunRrzAD0
- 女庭師「若、髪伸びたっすね〜」
若 「そうだな、そろそろ切らないと」
女庭師「あ、私切りましょうか〜?」
若 「おお、切れるのか」
女庭師「はい、こんなもの草切るのと一緒っすよね?」
若 「まさか、おまえ刈り込みバサミで・・・」
女庭師「なわけないじゃないっすか〜剪定バサミっすよ〜w」
若 「一緒だ!」
チョキチョキ
若 「・・・うまいな」
- 36 名前:VIP村人v :2006/11/21(火) 00:32:19.56 ID:iunRrzAD0
- >>33
いいっすよw
- 37 名前:だんご屋のはる :2006/11/21(火) 00:42:16.27 ID:P035pnE10
- 若「あ、あの……庭師さん」
庭「なんすか? あ、やっぱテポドンの方がよかったッスかwwwwwwww」
若「違います。出来ればもう少し穏便にやってもらう訳には……」
庭「え? まさか私にあんな異次元空間に飛び込めって言うんスか?」
若「そういうわけでは……」
庭「じゃあなんすかwwwwww他の誰がやったって結果は同じっスよwwwwwwwwwww
誰も無事に帰って来れないっスよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
若「……」
庭「大体なんでこんなになるまでほっといたんスかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
若「それは……庭師さんの言うとおり誰も庭を整えられなかったからで……」
庭「だったら家ごと爆弾かなんかでフッ飛ばせばよかったじゃないっスかwwww」
若「そ、それはさすがに……」
庭「で、その結果がこれっスかwwwwwwwwwwwwwwたいした先見の明っスねwwwwwwwwwww」
若「(´;ω;`)ウッ」
- 38 名前:VIP村人v :2006/11/21(火) 00:48:04.55 ID:iunRrzAD0
- 若 「なぁ、この花なんて言うんだ?」
女庭師「それはっすね〜リューココリネっす」
若 「・・・いい花だな」
女庭師「クックック・・・」
若 「何がおかしい」
女庭師「さすが若っすね〜、その花の花言葉しってます?」
若 「花言葉?」
女庭師「温かい心」
若 「な!?」
女庭師「照れるなw照れるなw」
若 「帰る!」
女庭師「あ〜ん、若のいけず〜ww」
- 39 名前:VIP村人v :2006/11/21(火) 00:57:08.66 ID:iunRrzAD0
- 若 「お〜い」
女庭師「なんすか〜わkって動くなっ!!」
ヒュッ! ザク!!
若 「な、なにす・・・」
女庭師「肩にトリスメギサソリがいたもんで〜
さされたら死にますよ。んで、なんすか?」
若 「あ、ああ・・・何か飲むか?お茶にしよう」
女庭師「梅昆布茶で♥」
- 40 名前:VIP村人w :2006/11/21(火) 01:08:03.58 ID:iunRrzAD0
- 若 「綺麗な花だな」
女庭師「あ〜その花トゲが・・・」
若 「ッツ!」
女庭師「ほら言わんこっちゃない
人の話は聞いた方がいいっすよ〜」
若 「おまえが言うなよ」
女庭師「あ〜これくらいなら、ちょっと待っててください」
若 「ほら、言ってるそばから無視かよ」
女庭師「はい、薬草っすこれを傷口に塗っといてください
すぐなおりまよ〜」
若 「そんな物まで育ててるのか」
女庭師「あ、屋敷の裏に世界樹植えときましたから
死んじゃった時は言ってください」
若 「なんで、そんなものが!」
女庭師「冒険者の必需品っすよw」
若 「どこで仕入れた」
女庭師「え〜と…プ、プロっすからwwww」
若 「答えになってねぇよ」
- 41 名前:籠屋の銀二 :2006/11/21(火) 01:11:49.45 ID:P035pnE10
- 若「とにかく爆弾系は勘弁してください」
庭「んな事言える立場っスかwwwwwwwwwwwホントこの庭迷惑なんスよwwwwwwwwwwww」
若「そ、そこをなんとか……」
庭「んー……ま、そこまで言われちゃ仕方ないっスね。見逃してあげるっス」
若「あ、ありがとうございます……って、なんで俺がここまで下手に出なきゃ……」
庭「つーことで、これからヨロシクお願いするっスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
若「……はい?」
庭「庭師としてこんな庭ほっとけないっスwwwwwww何年かかってもちょっとずつ刈ってきますよwwwwww」
若「……あの……それってもしかして……うちに住み込むって事じゃ……」
庭「そうっスよwwwwwwwwwww三食昼寝とじゅうぶんな給料、各種保険もつけてくださいねwwwwwwww」
若「ええ!? そ、そんないきなり……!」
庭「なんすかwwwwwwwwこんな美少女とひとつ屋根の下で暮らせるんスよwwwwwwwwww
童貞の貴方には願ったり叶ったりじゃないですかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
若「どどど童貞ちゃうわ! そうじゃなくて、問題はまた別のところに……」
庭「あれもダメこれもダメって何様のつもりっスかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
そもそも諸悪の根源はこの庭の持ち主である貴方なんスよwwwwwwwwww」
若「うっ……!」
庭「分かったら素直にハイと言ってくださいっスwwwwwwじゃないとマジで家ごとフッ飛ばしますよwwwwww」
若「……は……はい、よろしくお願いします……」
庭「えへへ、商談成立ッスねwwwwwwwwwwあ、格安にしときますからwwwwwwwwwwwwサーセンwwwwwwwwwwwwww」
若「うぅ……」
- 42 名前:籠屋の銀二 :2006/11/21(火) 01:27:47.25 ID:P035pnE10
- 庭「ふー、今日もいい仕事したッス……あ、若さん。ちょうどよかった、お風呂沸いてるっスか?」
若「……」
庭「あれ、なにすっとぼけた顔してるんスかwwwwww正直笑えるっスよwwwwwww」
若「いや……見る限り半径五メートルも刈れてない気がするんですけど……」
庭「怪我とかしたくないっスからwwwwwwもしかして>>33みたいな展開期待してたんスかwwwwww」
若「そ、そんなわけでは……」
庭「命あっての物種っスからwwwwwwあ、お先にお風呂頂きますねwwwwwwサーセンwwwwwwwwwwww」
若「……」
- 43 名前:籠屋の銀二 :2006/11/21(火) 01:40:06.93 ID:P035pnE10
- 庭「若ぁ〜(がばっ)」
ムニュ
若「うわっ!? に、庭師さん!?」
庭「そのー、お願いがあるんスけどぉー」
若「そ、それより……その……む……胸……が……」
庭「あててんスよwwwwwwwあ、童貞にはキツかったっスねwwwwwwサーセンwwwwww」
若「どどど童貞ちゃうわ! そ、それよりお願いってなんなんですか!?」
庭「実はお気に入りの高枝切りバサミが刃こぼれしちゃってー。新しいのが欲しいんスよー」
若「そ……それくらいならちゃんと買いますから! も、もっと普通に頼んでください!」
庭「童貞君へのお情けっスよwwwwwwなんなら今度若の下の毛も刈り込んであげましょうかwwwwww」
若「い、いりません! 早く離れてください!」
- 44 名前:籠屋の銀二 :2006/11/21(火) 01:48:15.38 ID:P035pnE10
- 若「……あの、庭師さん」
庭「なんスか、童て……若? 間違えましたwwwwwwサーセンwwwwww」
若「……それです。事あるごとに童貞というのはもうやめてください」
庭「あれっ、口答えっスかwwwwwwwwwwwww童貞なのにwwwwwwwwwwww」
若「……そ、そういう庭師さんこそ……その……尻の軽い女じゃないですか」
庭「何言ってるんスかwwwwww私まだ処女っスよwwwwwww」
若「え……!?」
庭「それにしても失礼っスねwwwwwwそんなだから未だに童貞なんスよwwwwww」
若「うう……」
庭「若のチンポはこの庭みたいなもんスねwwwwww手入れされてないから全然ダメダメっスwwwwww」
若「(´;ω;`)」
- 45 名前:VIP村人e :2006/11/21(火) 01:51:15.02 ID:Mvqg7pqQO
- 頑張れ
- 46 名前:籠屋の銀二 :2006/11/21(火) 01:57:54.66 ID:P035pnE10
- 庭「さーて、今日もちまちま刈るっスよー」
若「あ、庭師さん……ちょっと」
庭「ん? なんスか?」
若「そこの木は切らないでもらえますか?」
庭「あれ、素人が注文っスかwwwwwwなんでっスかwwwwww」
若「その……それは五十年前に祖父が植えた松で……」
庭「何かと思えば思い出話っスかwwwwwwこれ切らないと奥の木が刈れないんスけどwwwwww」
若「……どうにかなりませんか」
庭「ならないっスwwwwwwサーセンwwwwww」
ギャイイイイイイン
ドッスゥゥゥゥゥゥン
若「ああ……」
庭「気持ちは分かるっスけどねwwwwwwもう少しモノの取捨選択できるようになった方がいいっスよwwwwww」
若「……」
庭「そんなだから未だに童貞も捨てられないんスよwwwwwwwwwwww」
若「どどど童t(ry」
- 47 名前:油売りの左暮 :2006/11/21(火) 02:07:44.85 ID:P035pnE10
- 庭「♪くーれないーにそーまったーこーのおーれーをー♪」
ギャイイイイイイン バリパリバリバリ
庭「♪なーぐさめーるやーつーはーもーういーなーいー♪」
メキメキメキ ズズゥゥゥゥゥゥン
庭「っとー、今日はこれくらいにしておくっス」
若「……ずいぶん豪快に刈りますね」
庭「誰のせいだと思ってるんスかwwwwwwこうでもしないと一生かかっても終らないっスよwwwwww」
若「しかし……庭師っていうのはもうちょっとこう……繊細な技を持つ職人的なイメージが……」
庭「保守的な考えっスねwwwwww守るのは童貞だけにしといてくださいっスwwwwww」
若「どど……もういいです」
庭「と言うかこんな異次元的な庭に気ぃつかいたくないっスwwwwww生ゴミに金メッキするようなモンっスからwwwwww」
若「……む、無駄だと?」
庭「当たり前じゃないっスかwwwwwwもしかしてキレイに整えてもらえるとでも思ってたんスかwwwwww」
若「……」
- 48 名前:籠屋の銀二 :2006/11/21(火) 02:18:51.85 ID:zRGD4vnE0
- おもしろいな
むかしあった「女庭師」思い出した
- 49 名前:油売りの左暮 :2006/11/21(火) 02:52:35.30 ID:P035pnE10
- 庭「いやー、大雨様々っスねーwwwwwww堂々と仕事サボれるんスからwwwwww」
若「不謹慎ですよ……大雨のせいで困っている人もいるんですから」
庭「んな事言い出したら日照りで困る人もいるんスよwwwwww何も言えないじゃないっスかwwwwww」
若「それはそうですけど……」
庭「若はなんでも気遣いすぎなんですよwwwwwwだからぜんぶ後手に回って取り返しのつかない事になるんスwwwwww」
若「……その結果がこの庭の惨状、と言いたいんでしょう」
庭「そうっスよwwwwww分かってるじゃないっスかwwwwwww」
若「(´・ω・`)」
庭「……ま、若のそんなとこ嫌いじゃないっスけどね(ボソッ)」
- 50 名前:壷ふりお京 :2006/11/21(火) 03:08:39.33 ID:P035pnE10
- 若「……庭師さんはどうしてこの仕事につこうと思ったんです?」
庭「なんすかいきなりwwwwww別に暗い過去とかないっスよwwwwwwエロゲーじゃないんスからwwwwww」
若「す、少し気になったもので……差し支えるようならお答えいただかなくても……」
庭「あー、私のことをもっと深く知りたいって訳っスね? さすが童貞、バレバレっすよwwwwww」
若「! そ、そういう訳では……」
庭「若って慌てるといっつもそれっスねwwwwwwもっとボキャブラリーないんスかwwwwww」
若「……し、失礼します///」
庭「気にしなくてもいいっスよー、これだけカワイイ子と同棲してて意識しない方がおかしいっスからねwwwwww」
若「……///」
庭「……あ、もしかして童貞の上にインポって可能性も……」
若「いいいEDちゃうわ!」
- 51 名前:壷ふりお京 :2006/11/21(火) 03:26:39.89 ID:P035pnE10
- ブーン ブーン
庭「なんスかあの蜂の巣wwwwwwいくらなんでもでか過ぎっスよwwwwww」
若「これは……さすがに専門の業者に頼んだ方がいいですね」
庭「何言ってんスかwwwwwwそれじゃ私のお給料が減っちゃうじゃないっスかwwwwww」
若「……ちゃんと今日の分のお金は払います。危ないからやめてください」
庭「危ないのは分かってるっスwwwwwwそれを踏まえた上で私がやるって言ってるんスけどwwwwww」
若「え……なにかいい方法でも?」
庭「ええ、某ランドから某黄色い熊を拉致ってくるっスwwwwwwこれで全滅っスよwwwwww」
若「それだけは勘弁してください!」
- 52 名前:VIP村人k :2006/11/21(火) 04:18:59.48 ID:zplR/rMdO
- 保守してみる
- 53 名前:VIP村人Ecup :2006/11/21(火) 06:26:39.46 ID:iunRrzAD0
- 保
- 54 名前:VIP足軽roop :2006/11/21(火) 06:44:40.90 ID:Z7BsFCT40
- 今沖田。
>>23
あれは「寝る前の支援のラスト」って意味なんで、
帰ってきて残ってたらまた支援させて頂きますわ。
- 55 名前:VIP村人s :2006/11/21(火) 07:04:38.55 ID:Tb5vUgnKO
- >>54
ありがとう
うまい人
- 56 名前:VIP村人m :2006/11/21(火) 07:06:21.83 ID:x+iybEFq0
- 美容師キャラが出るとどんな神スレもとたんに糞スレになるな
- 57 名前:荒巻スカルチノフ :2006/11/21(火) 08:44:09.71 ID:zRGD4vnE0
- テレビで「庭師詐欺」やってるwww
- 58 名前:VIP村人u :2006/11/21(火) 09:57:59.63 ID:Tb5vUgnKO
- 詐欺師かよw
- 59 名前:VIP村人xxx :2006/11/21(火) 10:55:18.70 ID:bxIJQ1m30
- 捕手
- 60 名前:VIP足軽l :2006/11/21(火) 11:42:52.83 ID:+0lLezg+0
- >>56
庭「あ、サーセンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
- 61 名前:牛のふん :2006/11/21(火) 11:45:46.94 ID:pvebGUxO0
- 庭師+女=第3、第4ドール
の式ができる俺まじ薔薇紳士
- 62 名前:VIP村人w :2006/11/21(火) 11:54:36.27 ID:Tb5vUgnKO
- つーかマジで俺
庭師見習いなんだ
- 63 名前:VIP村人y :2006/11/21(火) 13:47:59.55 ID:Tb5vUgnKO
- ほ
- 64 名前:VIP神 :2006/11/21(火) 14:00:44.40 ID:iunRrzAD0
- 若 「その麦藁帽子もうボロボロだな」
女庭師「そ〜すね〜いろいろありましたから」
若 「いろいろ・・・新しいの買ってやろうか?」
女庭師「いや〜いいっすいいっす!これで」
若 「なんでだ?」
女庭師「だってコレ・・・若がぁ・・・」
若 「だって何だ?」
女庭師「あっえっと!え〜と・・・あっコレは赤髪のsy」
若 「待て!それ以上言うなゴム人間」
- 65 名前:VIP足軽e :2006/11/21(火) 14:32:03.87 ID:zRGD4vnE0
- っていうか、神wwwwww
- 66 名前:VIP村人XL :2006/11/21(火) 15:27:05.26 ID:Tb5vUgnKO
- ほす
- 67 名前:水汲みおしち :2006/11/21(火) 15:38:52.51 ID:UjQRWN4aO
- >>17
きめぇほどうめぇwwwwwwwwwwwwwww
- 68 名前:VIP村人z :2006/11/21(火) 17:25:54.71 ID:yiHsW5G7O
- ほ
- 69 名前:VIP女神 :2006/11/21(火) 17:50:01.83 ID:iunRrzAD0
-
- 70 名前:VIP村人j :2006/11/21(火) 17:50:58.47 ID:9Ig353Z50
- 携帯ならやってみ
街を育成するゲームでかなりおもしろい
http://gcity.tv/?RF=1&frdref=216351
- 71 名前:VIP村人XL :2006/11/21(火) 18:18:48.74 ID:yiHsW5G7O
- ほ
- 72 名前:VIP侍 :2006/11/21(火) 19:10:44.40 ID:iunRrzAD0
- 若 「バナナ?」
女庭師「あ〜それ唐種招霊っす
中国から輸入されたのにバナナのニオイがするって
不思議っよね〜」
若 「ほ〜ん?こっちもバナナのニオイがするな」
女庭師「それはバナナっす」
若 「え?」
女庭師「バナナっすぅ〜」
若 「なんでこんなところに・・・」
女庭師「育てました」
若 「おい!」
女庭師「いや〜だって小腹がぁ〜」
- 73 名前:VIP村人z :2006/11/21(火) 20:02:17.07 ID:rtE656nN0
- 若 「トマトにサツマイモ、バナナ、キュウリ、カボチャ、ハーブも数々」
女庭師「ああ〜。駄目っすよ若〜、乙女の花園に勝手に踏み込んじゃ〜」
若 「ここはウチの庭だろが!」
女庭師「しまった〜ばれた〜(棒読みで)」
若 「……殴ってもいいか?」
女庭師「お断りっす」
若 「それはそれとして、聞きたいことがある」
女庭師「なんすか?」
若 「あそこに生えてるのはなんだ?」
女庭師「ドリアンっす」
若 「育てんなあっ!」
女庭師「まあまあ、若も食べます?」
若 「切るな! そしてこっちに持ってくるな! 臭い! 臭い!」
女庭師「ま〜ま〜ま〜」
若 「うわぁぁぁぁ!」
- 74 名前:VIP村人z :2006/11/21(火) 20:17:11.85 ID:rtE656nN0
- 若 「ぜぇ、ぜぇ……酷い目にあった……」
女庭師「まったくですね」
若 「お前のせいだろ!」
女庭師「ドリアンが臭いのが悪いんすよ」
若 「そんな無茶苦茶な……。
つうか、アレは片しとけよ、ちゃんと」
女庭師「うい。ここからいなくなるまでには元に戻しておきますよ〜」
若 「は? いなくなる?」
女庭師「旦那様の依頼、忘れたんすか?
私の仕事は『この庭を元通りにすること』じゃないっすか。
それが終わったら、契約もめでたく満了っす」
若 「そ、そうなのか……」
女庭師「あ、今ちょっと寂しくなりました?」
若 「いや、それはないけどな……」
女庭師「あはは、それもひどいっすね〜。
じゃ、早速ひと仕事行ってくるっすよ〜」
若 「あ」
ドドドドド……。
若 「……行っちまった」
若 「……それは、ない……よな?」
- 75 名前:VIP将軍 :2006/11/21(火) 20:26:50.56 ID:iunRrzAD0
- GJ
- 76 名前:VIP将軍 :2006/11/21(火) 20:52:13.26 ID:iunRrzAD0
- チョキチョキ
若 「うまいもんだな」
女庭師「いや〜そんなことないっすよ〜」
チョキチョキチョキチョキ
若 「いや、今まで見てきた中で一番うまいぞ」
女庭師「またまた〜ww」
チョキチョキチョキチョキ
チョキチョキチョキチョキ
若 「いや、ホントだぞ・・・ってちょっと切りすぎじゃないか?」
女庭師「褒めすぎっすよ〜wwww」」
チョキチョキチョキチョキ!
チョキチョキチョキチョキ!
チョキチョキチョキチョキ!
若 「お、おい!・・・あれ?ハートマーク?」
- 77 名前:VIP神父 :2006/11/21(火) 21:26:25.73 ID:Tb5vUgnKO
- ほす
- 78 名前:VIP村人y :2006/11/21(火) 21:34:41.18 ID:Mvqg7pqQO
- >>76
イイヨイイヨ
- 79 名前:姫 :2006/11/21(火) 22:14:12.32 ID:uSLBUEar0
- 起きる前、意識が覚醒する直前。無意識と意識の狭間。
そこへ静かに身を委ねていた私は、ふと。どこかが交じり合わない違和感を覚えた。
どこかが違うのだ。
細部の細部、正解と良く似たジグソーパズルを手に掴まされたような、感覚。
違う事は理解出来るのだけれど、何処が違うのかはっきりと言い表す事が出来ない。
「あ……」
原因を勘ぐる思考。
探ろうと暖かな寝床の中から這い出し、朝の冷えきったそれに体を晒した所でやっと気付いた。
そうか。今まであったかすかな音が、今日は無いのだと。
目覚めと共に聞いていたはずの音を、今日に限って私は捉える事がないのだと。そう気付いた。
「あ……」
外気と酷似した、凍りつく喉を意味のない言葉で震えさせ、私はまたゆるゆると弱い動作でフスマへと這った。
手が震えるのは、寒さだけの理由ではない。
「ああ……」
外を見た。違和感の原因を知った。そして、絶望した。
「いない、いない」
- 80 名前:姫 :2006/11/21(火) 22:18:49.86 ID:uSLBUEar0
- 事情を飲み込みたくないのに、思考は凍りつくのに、何故か舌だけは事実を何度も繰り返していた。
庭師が、いない。
いつもは庭の入り口にある木やら草やらを剪定していた庭師がいない。
鋏の混じり合う音がない。じいとその方を見る私に気付き、そうして笑う彼女の姿が見えない。
フスマに付けていた手が意外の内に下がる。
世界の温度がコンマ刻みで下がっていく。思考、視界、世界。その全てが凍り付いていく。
それでも喉は震えていたああああ。ああ、あああ。
双眸に入るのは緑。生い茂るは木、草、そして森。
獣道のような入り口にはただ洞々とした闇があるばかりである。
この奥にどのような暗い淵があるのか、それはこの土地主である私でさえ知る所ではない。
庭師のいない庭。
何度この風景を見て私は慙愧に浸っただろう。
幾度この風景見て感傷の淵へと身を投げただろう。
何百回目のはずなのに、何故私は一抹の慙愧を感じていないのだろう。
何故心にあるのは絶望だけなのだろう。
そして何故。
「旦那様?」
ふいに、私の背後からした声の主が誰であるかの判別を、
いつもの消去法ではなくその声の響きで、決めてしまったのか。
- 81 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/21(火) 22:22:18.63 ID:iunRrzAD0
- いいね
- 82 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/21(火) 22:24:31.68 ID:iunRrzAD0
- 若 「将来的にはこの庭をどうするんだ?」
女庭師「ん〜」
若 「日本庭園とか洋風庭園とかあるだろ」
女庭師「まず、トウモロコシときゅうりとトマトを〜」
若 「庭を作れ!」
女庭師「ひまわり」
若 「ん?」
女庭師「ひまわりでいっぱいにしませんか?」
若 「ひまわりか・・・いいな
よし、がんばって作るか!」
女庭師「ひまわりの種ってけっこううまいんすよw」
若 「それが目的か!」
- 83 名前:姫 :2006/11/21(火) 22:26:28.86 ID:uSLBUEar0
-
「旦那さ――っ?」
庭師である。
振り向き様の言葉はなく、その代わりに彼女を抱きしめた。
腕を介して伝わってくる彼女の体温。
それが凍り付いていた全ての物に息をつかせる。
思考、視界、世界。その全てがまた相応しい温度へと戻っていく。その中で喉だけは動かなかった。
その分。喉が動かぬ分私は腕へと力を込めた。
離さないようにと。もう二度と零れ落ちないようにと。
「あの、その、前使ってたのがダメになって、
新しいのを買いに出かけたのですが」
旦那様が寝ている内にでもと。
しどろもどろの言葉が背中ごしに聞こえた。
それでも私は返答しない。ただ黙って腕の力を強めた。
回される庭師の腕。
その体温だけをこの世界の全てにしても良いと、私は思った。
バットばかりじゃつまらないので、萌え路線を狙ってみたが、微妙。
俺のレスの方が異世界だって話だ。
- 84 名前:VIP魔王 :2006/11/21(火) 22:26:51.58 ID:TRaS0JZjO
- 名前決めようぜ!
- 85 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/21(火) 22:32:16.71 ID:iunRrzAD0
- >>83
なんかシリアスなエロの雰囲気
- 86 名前:VIP足軽j :2006/11/21(火) 22:34:09.61 ID:eEDXvHCY0
- >>84
きやがったな魔王!
- 87 名前:姫 :2006/11/21(火) 22:36:07.30 ID:uSLBUEar0
- >>85
エロ突入したらしたで若が庭師庭師連呼で逆に萎えね?
庭師の旦那様、若はいいと思うけど。
「旦那、さまぁ……っ」みたいな。
- 88 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/21(火) 22:38:29.38 ID:iunRrzAD0
- >>87
いや、本当にエロ方面に行かれても困るがw
ただの感想
- 89 名前:VIP村人a :2006/11/21(火) 22:42:03.54 ID:IM0cqlA70
- 庭「どうっスかwwwwwwとりあえず縁側の周りは刈り終えたっスよwwwwww」
若「あの……これは刈り終えたというより刈り尽くしたといった方が正しいのでは……」
庭「なんせ異空間っスからねwwwwwwちょっとでも残ってると気持ち悪いんで全部取っ払っちゃいましたwwwwww」
若「なんというか……庭というより焼け野原ですね……」
庭「これはこれで趣があるんじゃないっスか? 少なくともあんな公害認定されそうな不気味な庭よりマシっスよwwwwww」
若「……」
- 90 名前:VIP村人a :2006/11/21(火) 22:53:03.53 ID:IM0cqlA70
- 若「おはようございます」
庭「おはよーっスwwwwww今日の朝飯なんスか?」
若「野菜炒めと焼き魚です」
庭「ちょ、野菜炒めっスかwwwwww勘弁してくださいよwwwwww」
若「え……なにか野菜関係でアレルギーでも?」
庭「だからエロゲじゃあるまいしそんな複雑な設定ないっスよwwwwww何回同じ事言わせるんスかwwwwww」
若「では何故……」
庭「鈍いっスねwwwwwwなんで普段植物相手に仕事してるのにメシの時まで草見なきゃなんないんスかwwwwww」
若「……ようするに、庭師さんは野菜が苦手だと」
庭「……まあ、そうとも言……って、何ニヤニヤしてるんスかwwwwww不気味っスよwwwwww」
若「それはいけませんね。偏食は健康と美容の大敵ですよ」
庭「ちょ、弱みを見つけたら集中攻撃っスかwwwwww意外と性格悪いっスねwwwwww」
若「いえいえ、庭師さんにはいつも助けていただいてますから、しっかり栄養を取ってもらわないと」
庭「や、やめてくださいっスwwwwwwひ、人呼びますよwwwwww」
若「どうぞご自由に。あいにくこの庭のせいで隣家との交流がうすいので誰も来ないと思いますがね」
庭「ま、マジっすk……あ、あひぃぃぃぃぃぃ!」
- 91 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/21(火) 22:55:26.97 ID:iunRrzAD0
- 庭師のイメージはフリクリの
ハル子+マミ美
- 92 名前:姫 :2006/11/21(火) 22:59:38.24 ID:uSLBUEar0
- 起きる前、意識が覚醒する直前。無意識と意識の狭間。
そこへ静かに身を委ねていた私は、ふと。どこかが交じり合わない違和感を覚えた。
どこかが違うのだ。
細部の細部、正解と良く似たジグソーパズルを手に掴まされたような、感覚。
違う事は理解出来るのだけれど、何処が違うのかはっきりと言い表す事が出来ない。
「あ……」
原因を勘ぐる思考。
その根本を探ろうと暖かな寝床の中から這い出し、朝の冷えきったそれに体を晒した所でやっと気付いた。
そうか。今まであったかすかな音が、今日は無いのだと。
目覚めと共に聞いていたはずの音を、今日に限って私は捉える事がないのだと。そう気付いた。
「あ……」
外気と酷似した、凍りつく喉を意味のない言葉で震えさせ、私はゆるゆると弱い動作でフスマへと這った。
手が震えるのは、寒さだけの理由ではない。
「ああ……」
外を見た。違和感の原因を知った。そして。
「おはようございます、旦那様」
- 93 名前:花魁 :2006/11/21(火) 23:00:28.19 ID:uSLBUEar0
- 剪定バサミ片手に笑う庭師を見た。白に埋め尽くされる世界を見た。
落とした吐息も白かった。天を仰げば、空もまた見事な曇天で。
ひしめき合う鉛色と、太陽のお蔭かほんの少しだけ明るくなっている東の空。
轟々とした鉛色から
「雪か――」
「はい、初雪っす」
深々と降る純白の白さと言ったら。
音が聞こえない理由を、その時私は始めて真に理解した。
音は、音となる前に空中で凍りつき、雪と共に私の足もとへ落ちていっているのだと。
雪は音を吸収すると言う。その通りだ。
寝間着のまま外へと出て、白に埋め尽くされた地面へと足を付いた。
きゅうと言う音。その音は雪鳴きか、或いは音となるべきだった物の残骸か――
赤っ鼻のトナカイならぬ庭師の横に立ち、天を仰ぎながら声を掛ける。
音となる前に雪と交わらなければいいのだけれど、と思いながら。
「どれ、中へ入ったらどうだ。休憩しよう。……熱い緑茶があるぞ」
庭師が目をむく。そうして顔を綻ばせて。
はい。と言う声が白の中に響くまで、そう時間は掛からないだろう。
ごめん趣味。本当に俺のレス異世界だな。
>>89
あえて逆方面狙ってみたぜ!
- 94 名前:VIP村人xxx :2006/11/21(火) 23:04:38.19 ID:rtE656nN0
- >>89
庭師なのに草生やし過ぎではw
>>91
俺もマミ美のイメージで書いてたw 口調とか。
- 95 名前:門番の娘 :2006/11/21(火) 23:08:34.72 ID:iunRrzAD0
- 若 「もうすぐクリスマスだな」
女庭師「そういえばそうっすねぇ〜」
若 「何か予定とかあるか?」
女庭師「いえ、とくにないっすけどぉ・・・」
若 「俺もだ」
女庭師「・・・」
若 「・・・」
女庭師「じゃあ、一緒にクリスマスツリー作りましょうかぁ?」
若 「ああ、モミの木買わないとな」
女庭師「あっ庭に生えてますよぉ〜」
若 「マジかよ!さすが異世界」
- 96 名前:VIP村人xxx :2006/11/21(火) 23:12:48.94 ID:rtE656nN0
- 寝る前に支援
http://imepita.jp/trial/20061121/832950
>>35をお借りしました。
- 97 名前:VIP村人x :2006/11/21(火) 23:13:19.95 ID:PKovIMnM0
- >>96
(*^ー゚)b グッジョブ!!
- 98 名前:門番の娘 :2006/11/21(火) 23:14:48.25 ID:iunRrzAD0
- >>96
俺のぉぉおおおお!!!!
涙がでたGJGJ!!
- 99 名前:VIP村人xxx :2006/11/21(火) 23:27:05.41 ID:rtE656nN0
- 若 「大分すっきりしたなぁ」
女庭師「頑張ったっすよ〜。ばっさばっさ切ったっすよ〜。
褒めて下さいよ〜」
若 「おう、よくやった」
女庭師「ありがとっす〜。
いやぁ〜、これでようやっと庭での作業に取りかかれますよ〜」
若 「……は?
何言ってんだ、今まで散々切りっ散らかしてただろ」
女庭師「若こそ何言ってるんすか。
今までのは単に家の周囲をすっきりさせてただけで、今からメインの庭っすよ」
若 「いや、どんだけ広いんだよウチの庭……」
- 100 名前:門番の娘 :2006/11/21(火) 23:32:44.90 ID:iunRrzAD0
- バレンタイン
女庭師「どうでした?」
若 「何がだ?」
女庭師「もう、とぼけちゃってぇ〜
今日バレンタインすよ〜」
若 「ああ、今日か
今までもらった事ないからなすっかり忘れてた」
女庭師「へぇ〜(結構可愛い顔してんのに)」
若 「ん?何か言ったか?」
女庭師「あ〜えと、あげましょうか?」
若 「なっ!?」
女庭師「ちょっと待っててくださいねぇ〜」
若 「お、おう・・・」
女庭師「はいっ!」
若 「・・・なにコレ?」
女庭師「カカオ」
若 「実かよっ!」
女庭師「加工はセルフっす」
- 101 名前:VIP村人XL :2006/11/21(火) 23:32:45.82 ID:Mvqg7pqQO
- 庭師いいな
- 102 名前:門番の娘 :2006/11/21(火) 23:43:54.18 ID:iunRrzAD0
- ホントに絵師やばいな
- 103 名前:VIP村人w :2006/11/22(水) 00:00:27.53 ID:xcTTH9HS0
- 若 「昼飯だぞ〜」
女庭師「うぃ〜すぅ」
若 「今日はカラスミのパスタだ、力作だぞ」
女庭師「うまそうっすねぇ〜あっちょっと待っててください」
若 「ん?」
女庭師「はい、バジルっす」
若 「おお!」
女庭師「こう細かく切ってパラパラっと〜」
若 「それでは」
女庭師「いただきます!」
若 「つ〜かまた勝手に育てて・・・」
女庭師「うまいっすねぇ〜ww」
若 「・・・まぁいいか」
- 104 名前:姫 :2006/11/22(水) 00:15:11.43 ID:/BaTN6hL0
- しかしゆったりとした流れだな
ここもある意味異世界だ
- 105 名前:VIP村人w :2006/11/22(水) 00:16:34.85 ID:xcTTH9HS0
- 隣 「おい、ここの主人を出せ」
女庭師「あ〜すんません、今外出中なんすけど〜」
隣 「じゃあ、伝えとけ、いい加減迷惑してるってな」
女庭師「はぁ・・・すんません」
隣 「だいたいだな、地主だからって好き勝手やってもらちゃ
困るんだよ」
女庭師「・・・」
隣 「それにここの主人と来たら焼くのはダメだ!とか
自然破壊になるだとか女々しいことばかりで・・・」
女庭師「・・・刈るぞ」
隣 「あ!?」
女庭師「てめぇの残り少ない髪を全部刈ってやろうか」
隣 「なっ・・・」
女庭師「・・・」
隣 「きょ、今日はこのくらいにしといてやる!
主人によく言っとけよ!!」
若 「ただいま〜、誰か来たか?」
女庭師「いえ〜誰も来てないっすよ〜」
若 「そうか」
- 106 名前:VIP村人e :2006/11/22(水) 00:18:16.76 ID:nBM1ZcJgO
- 庭師かわええ
- 107 名前:VIP村人xxx :2006/11/22(水) 00:21:23.71 ID:ZjExyFul0
- うちにも庭師欲しいな・・・庭ないけど
- 108 名前:内藤ホライゾン :2006/11/22(水) 00:22:23.02 ID:/gKNNW5L0
- 若 「……時々思うんだがな」
女庭師「ん?なんすか?」
若 「お前はウチの庭を剪定に来たのかさらにカオスにさせに来たのかどっちだ?」
女庭師「もちろん前者っす」
若 「じゃあ、その手に抱えてる苗木はなんだ?」
女庭師「これっすか?マンドラゴラっすよ。なかなか手に入らなかったんすよね〜」
若 「ああ……ウチの庭がますますカオスに……」
こんな感じ?
- 109 名前:VIP村人w :2006/11/22(水) 00:27:18.26 ID:xcTTH9HS0
- >>108
それだGJ
- 110 名前:VIP村人w :2006/11/22(水) 00:40:36.07 ID:xcTTH9HS0
- 若 「ん?これって菘じゃないか?」
女庭師「お〜よく知ってますねぇ〜春の七草の1つっすよ」
若 「おっこれは蘿蔔だって七草全部生えてるじゃないか!」
女庭師「おお!マジっすね〜ってか秋の七草まで生えてるっすよ」
若 「さすが異世界、季節感なんてあったもんじゃないな
今夜は14草粥だな!」
女庭師「でもあんましうまくないんすよねアレ」
若 「ああ、そういえばそうだな・・・」
- 111 名前:VIP村人w :2006/11/22(水) 00:55:09.72 ID:xcTTH9HS0
- 若 「サボテン・・・こんなものまで・・・」
女庭師「それ昨日生えてきたんすよ〜」
若 「ん?今これ動かなかったか?」
女庭師「あ〜それ、はりせんぼん撃つんで気をつけてください
当たったらダメージ1000っすから」
若 「マジでここどこの世界だよっ!」
女庭師「あっでも、ラーニングしときました」
若 「おまえも何者だよっ!」
- 112 名前:VIP村人w :2006/11/22(水) 00:58:28.99 ID:xcTTH9HS0
- 若 「でかい花だな、なんて名前だ?」
女庭師「パックンフラワー」
若 「刈れ!」
- 113 名前:VIP村人m :2006/11/22(水) 00:58:55.74 ID:kli1/1vXO
- >>111 青魔道士かよwwwwwwwwwwww
- 114 名前:VIP村人b :2006/11/22(水) 00:59:11.22 ID:2xDQxEWK0
- >>112
バロスwwwwwww
- 115 名前:VIP村人x :2006/11/22(水) 01:04:40.70 ID:xcTTH9HS0
- 女庭師「若ぁ〜買って欲しいものあるんすけどぉ〜」
若 「何が欲しいんだ?新しい鋏とかか?」
女庭師「いえ、リーフの石っす」
若 「何進化させる気だっ!」
- 116 名前:VIP村人x :2006/11/22(水) 01:24:28.57 ID:xcTTH9HS0
- 若 「夕飯何食いたい?」
女庭師「そうっすね〜カレーとか」
若 「よし、じゃあ買い物行ってくるか」
女庭師「あ、野菜あるっすよぉ〜」
若 「まぁ・・・うすうす感ずいてたけど
でもカレールーとかは買わないと」
女庭師「心配無用、スパイスも育ててあるっす」
若 「そこからか!じゃあ肉だけだな」
女庭師「あっ肉もあるっす」
若 「待て!それ何の肉だ、見た事ないぞ」
女庭師「これはさっき庭を歩いてた何かっす」
若 「何かか・・・」
女庭師「何かっす」
- 117 名前:VIP村人x :2006/11/22(水) 01:28:54.64 ID:xcTTH9HS0
- 保守して寝る
- 118 名前:VIP村人c :2006/11/22(水) 01:34:27.29 ID:2xDQxEWK0
- hosyu
- 119 名前:VIP毒蛇 :2006/11/22(水) 02:17:37.62 ID:8NyoG3Z70
- このふにきはすきだ
- 120 名前:VIP毒蛇 :2006/11/22(水) 02:53:58.97 ID:8NyoG3Z70
- すきなんだよ!
- 121 名前:VIP足軽a :2006/11/22(水) 03:00:40.91 ID:/gKNNW5L0
- 女庭師「若ぁ〜ちょっといいっすか〜?」
若 「どうした?」
女庭師「いや、あの木のことなんすけどね」
若 「ん?あの桜の木?いつもどうり伐っちゃっていいよ」
女庭師「いや、それが……。あの女の人がやめてくれって……」
若 「女の人って……?誰もいないじゃないか」
女庭師「え?あそこにいるじゃないっすか。白い着物着て桜の木の下に立ってる……」
若 「……」
女庭師「……」
若 「……とりあえずそっとしとこっか……」
女庭師「……そっすね……。呪われたくないし……」
- 122 名前:VIP村人o :2006/11/22(水) 03:13:31.27 ID:58JQs31w0
- 〜〜っす
って口調はなぜだか妄想戦士やまもとに出てきたあれを思い出すな
- 123 名前:VIP村人z :2006/11/22(水) 03:51:28.70 ID:xcTTH9HS0
- ho
- 124 名前:VIP村人p :2006/11/22(水) 06:04:57.35 ID:gBR/ZHFeO
- ほ
- 125 名前:VIP村人p :2006/11/22(水) 06:32:20.73 ID:Ji+UJhF1O
- ほ
- 126 名前:VIP村人q :2006/11/22(水) 07:45:50.93 ID:gBR/ZHFeO
- ほ
- 127 名前:VIP村人r :2006/11/22(水) 08:04:22.11 ID:dAXEOi0K0
- `ho
- 128 名前:VIP村人u :2006/11/22(水) 08:11:28.63 ID:xKzmHkQeO
- SS募集中
- 129 名前:VIP村人r :2006/11/22(水) 08:43:47.13 ID:gBR/ZHFeO
- ほ
- 130 名前:VIP賢者 :2006/11/22(水) 09:17:16.35 ID:5/jNs9xq0
- 不肖、援護仕る。
女「あ、ご主人様、お疲れ様です」
男「ご主人様はやめてくれ。君は庭師だろう?」
女「しかし、雇い主ではありますよ。本日も裏庭からお帰りですか……」
男「正面から入れないことも無いのだが、この足ではな」
女「お庭に出られては危険です。玄関先は、とくに酷い状況ですから、当分は裏庭ですね」
男「頑張ってくれているようだな。因果な庭を押し付けてしまって、申し訳ない」
女「私は楽しいですよ。確かに成長力が凄まじい植物が多くて難儀していますが、精一杯生きてますし、それに」
男「それに?」
女「無闇に火を放ったりせず、面倒を見ようとする、そんな優しい旦那様にもお会いできました」
男「俺も、こんな奴等を愛でてくれる、素敵な庭師に出会えたことを、誇りに思おう」
女「あ、有難う御座います。では、玄関先を片付けて参りますので、旦那様は中に……」
男「待った。頬に泥がついている。……これでよし」
女「お、お戯れを……失礼します」
男「……熱でもあるのかな」
適当です。さーせん
- 131 名前:VIP村人o :2006/11/22(水) 10:12:08.69 ID:nBM1ZcJgO
- >>130
GJ
- 132 名前:VIP村人o :2006/11/22(水) 10:45:43.70 ID:nBM1ZcJgO
- ら
- 133 名前:VIP足軽s :2006/11/22(水) 10:59:54.54 ID:92ECz/FaO
- め
- 134 名前:VIP村人u :2006/11/22(水) 11:11:41.26 ID:gBR/ZHFeO
- ぇ
- 135 名前:駅前食堂のメグ :2006/11/22(水) 11:19:34.80 ID:HpuykSD2O
- 庭師の口調でプリニーを連想する俺はたぶん負け組
- 136 名前:宿屋の女中 :2006/11/22(水) 11:41:01.45 ID:2X8isM9mO
- 男「ごふごふ」
庭師「ご主人、まだ風邪っすか?」
男「うん、でも心配してもらうほどのものでもないよ。ありがとう…ごふごふ」
庭師「……。時にご主人、もしあるとしたら…ユニコーンの角と人魚の肉、どっちがいいっすか?」
男「ははは、あるなら頼りたいところだね…。それより悪いんだけど、ちょっと風邪薬を持ってきてもらえる?」
庭師「どうぞ(サッ)」
男「…? あ、あぁ、ありがとう。(やけに準備がいいね…)
それじゃあありがたく…(サラサラ)」
庭師「と、ここでネタばらし。それユニコーンの角っすよ」
男「ぶほっ」
庭師「これにはさすがのご主人も苦笑い」
男「ま、まさか庭か!庭からとってきたのか!」
庭師「いぇーい(ぶいぶいっ)」
男「……あとでそいつに謝ってきてね……角削ってごめんって…」
庭師「ちなみに今晩は馬刺っすよ」
男「ぶほっ」
庭師「だが、世界にはもっとすごい庭師がいた!」
男「か、勘弁してくれ!庭をこっちの世界に持ってこないでくれ!」
庭師「うへへ、冗談っすわかったっすよー。今度から気を付けるっすー。じゃあねーごしゅじーん(バタバタ)」
男「………はぁ……」
人魚「それにしてもあの庭師、ノリノリである」
男「ちょっ!?」
- 137 名前:VIP村人y :2006/11/22(水) 12:32:44.54 ID:xKzmHkQeO
- アンデルセン入りま〜す
- 138 名前:VIP村人v :2006/11/22(水) 12:51:17.27 ID:gBR/ZHFeO
- ほ
- 139 名前:門番の娘 :2006/11/22(水) 13:20:17.65 ID:poH8511JO
- ユニコーンって純潔の処女の前にしか姿を現さないよね。
ってことは……
- 140 名前:VIP乙女 :2006/11/22(水) 13:24:04.14 ID:ij3aaUML0
- >>139
セシル先生は処女じゃないってことだな
- 141 名前:VIP村人s :2006/11/22(水) 14:07:27.66 ID:nBM1ZcJgO
- な
- 142 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/22(水) 14:10:58.69 ID:S16DBmMD0
- こんな感じでいいのかな?
庭「よっこらせーの、こらさっさー♪」
若「なぁ女」
庭「・・・ん、なんすか?」
若「それ刈ってもどうせすぐ生えてくるんだろ?虚しくならないか?」
庭「あたしゃ庭師ですからねーwこう伸びっぱなしをほっとくわけにはいかないんすよ。
キリがないとはいえ医者が病人をほっとけないみたいなもんすかねー」
若「そうか」
庭「・・・んー、ここもうちょっとかな」
若「でも飽きないのか?こう毎日毎日庭の手入ればっかしてて」
庭「・・・・・・若さん、若さんって今まで生きてきた中で花、いくつ見てきましたか?」
若「え、花?花か・・・えっとー・・・」
庭「・・・あたしゃ庭師やるようになってから色んな花を見てきたんすよ、
そりゃあ子供の図鑑にも載ってるようなものから世界中の誰もがまだ見たことないようなヘンテコなものまで」
若「・・・はぁ」
庭「ま、いいもんっすよ。四季折々、色々あって見てて飽きることなんてありませんよ。
・・・この仕事に就けてよかったと思ってるっす」
若「・・・そうか」
庭「・・・こうして若さんみたいに使用人を気遣ってくれる優しくてカッコいい主人にも出会えたわけだし♥」
若「ぁ、え!?ちょ・・・っ」
庭「あははははっ、若さんも見てて飽きないっすねーwwナイスリアクションっすwww」
若「ゃ、雇い主をからかうなぁっ!」
庭「おっとそろそろ休憩の時間だなぁ・・・そいじゃ、失礼しまーすwww」
若「お、おいちょ待っ・・・・・・って足速過ぎだろアイツ・・・・・・」
- 143 名前:VIP村人XL :2006/11/22(水) 14:28:27.57 ID:xKzmHkQeO
- いいすね
- 144 名前:VIP村人s :2006/11/22(水) 14:34:17.57 ID:nBM1ZcJgO
- すっ
- 145 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/22(水) 14:55:28.65 ID:S16DBmMD0
- ちょっと長いけど勘弁
(1/3)
庭「ちゃんと付いてきてくださいよ、なんか最近この庭グレードアップしたみたいなんで」
若「グレードアップ?」
庭「ええまぁなんつーかその、ランダムダンジョン?みたいな感じに」
若「はぁ?」
庭「いやーなんか時空が歪んでるのかなんなのか知りませんけどねぇ。
100万回遊べるっつっても庭の手入れがメンドくなるだけだっつーのにw」
若「つまりどういうことなんだ?」
庭「今まで使ってた地図、ありますよね?あたしが若さんに渡したヤツ。
あれ、使えなくなりましたから」
若「え、使えないってお前はどうしてんだ?今新しい地図を作ってるとか?」
庭「若さんわかってないねぇww庭に入るたびに変わってるんすよ、庭の配置が」
若「・・・マジかよ?」
庭「大マジっす。まぁ一晩帰れなくてもあたしゃ大丈夫ですけど、若さんは大変でしょ?
はぐれないようにちゃーんとついてきてくださいね」
若「ぉ、OKわかった」
庭「お?今のわかったは若とかけてるんすか?w」
若「別にかけてねーよ」
庭「あー・・・っと、ここはまだ手つけてないかな・・・?」
若「・・・しっかし、相変わらずカオスな空間だなぁ・・・なんなんだよあのピンクの物体は・・・
・・・・・・ん?」
庭「んー・・・よし、若さーん行きますよー」
若「おうわかったー・・・オオユリかー、こんなところにもちゃんと普通の花があるのな。
・・・・・・あれ、女?」
- 146 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/22(水) 14:56:35.45 ID:S16DBmMD0
- (2/3)
若「女ーっ、女ぁーっ!・・・・・・っくそ、何処にいったんだ?
雇い主を置いてくなっつーの・・・いやまぁよそ見してた俺も悪いかもしれないけどさぁ・・・
・・・・・・日が傾いてるなぁ・・・」
?「ゲコゲコゲコ!!」
若「・・・!ぅわぁっ!?・・・って何だカエルかよ・・・・・・カエル・・・なのかこれ?
・・・・・・ここって凶暴な動物とかいるのかな、毒蛇とか・・・とにかく女に会わないと出られそうにないな・・・
・・・女ァー!!どこだーっ!!?」
庭「・・・うるさいっすねぇ、そんなに叫ばなくてもちゃんと聞こえてるっすよ」
若「うわぁ!い、いたのか!?」
庭「全く、だから言ったじゃないっすか、ちゃんとついてくてきてくださいって」
若「あ、あぁ、すまん・・・・・・ってお前もちゃんと確認してから移動しろよ」
庭「あーあー、聞こえないっす」
若「ガキかよお前は・・・それにしてもよく俺の場所が分かったな、時空が歪んでるんだろ?」
庭「あー・・・まぁそれはちょっとした秘密があるんすよ」
若「秘密?」
- 147 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/22(水) 14:57:41.04 ID:S16DBmMD0
- (3/3)
庭「ほら、そこの足元にある草、あたしゃ鳴子草と呼んでるんすけどね、
こいつは今の時期だよ鞘の中で乾燥した種がコロコロ動いて音が鳴るんすよ、ほら足とかに当たるとこんな風に」
若「侵入者を知らせるための鳴子みたいだな」
庭「・・・で、この草は横に長ーくツタを伸ばすんで・・・ほら、ここちょっと見て下さい」
若「・・・あれ、ツタの先が消えてる?」
庭「この先が時空のゆがみになってるんす。で、歩きのリズムで鳴子草を鳴らすのなんて若さん以外に考えにくいんで
この鳴子草の鳴っているツタをたどって行ったって訳っす」
若「なるほどね・・・」
庭「・・・それにしても、女ー女ーって若さん迷子の子供みたいでしたよww」
若「あ・・・あーあー、聞こえなーい」
庭「wwwじゃ、そろそろ帰るっすよ。今度こそはぐれないでくださいね」
若「おう」
庭「迷子にならないように手でもつなぎますか?wwほれほれwww」
若「は、はぁっ!?や、止めろよ馬鹿!」
庭「はいはいわかりましたよwwそれじゃ普通に帰りましょうか」
若「あ、あぁ」
- 148 名前:VIP毒蛇 :2006/11/22(水) 15:00:25.12 ID:xcTTH9HS0
- 不思議なダンジョンktkrww
これはいいものだ
- 149 名前:VIP女神 :2006/11/22(水) 16:41:35.54 ID:xcTTH9HS0
- ge
- 150 名前:愛のVIP戦士 :2006/11/22(水) 16:51:46.46 ID:8NyoG3Z70
- これから寝るけどスレ残しておいて!!!!!!
- 151 名前:VIP番長 :2006/11/22(水) 17:19:00.45 ID:xcTTH9HS0
- ガンガル
- 152 名前:VIP村人v :2006/11/22(水) 17:56:16.36 ID:nBM1ZcJgO
- しゃ
- 153 名前:VIP村人Ecup :2006/11/22(水) 18:21:42.02 ID:6QH2DkWXO
- 保守
- 154 名前:VIP村人Ecup :2006/11/22(水) 18:55:25.20 ID:gBR/ZHFeO
- ほ
- 155 名前:VIP遊び人 :2006/11/22(水) 19:18:57.49 ID:kli1/1vXO
- しゅ
- 156 名前:VIP賢者 :2006/11/22(水) 19:19:33.79 ID:mLc9lMNoO
- 保守
- 157 名前:姫 :2006/11/22(水) 19:36:17.62 ID:5/jNs9xq0
- うぬ等、保守しか出来ぬのか。私も同類だがなァ! 寝る前の援護、推して参る。
男「む、今日は少し早めに上がったようだね」
女「あ、お疲れ様です」
男「君の方が数倍ほど疲れているだろう」
女「とんでも御座いません。旦那様のご苦労の一辺程度なら、私にも解るつもりです」
男「はは……怪我をしているのか?」
女「あ、いえ、これは……」
男「見せてみろ」
女「いえ、たいした傷じゃ……」
男「頼む」
女「……鳳仙花の大型のものが、どうにも種を産む時期だったようで……少々、巻き込まれてしまったようです」
男「すまん。これほど危険と知っていれば、できる限りの用意は出来ただろうに」
女「大丈夫です。比較的軽傷ですから、手当てをすれば、直ぐにでも出られます」
男「また庭に出るつもりなのか? 今日はもう」
女「いえ、今日のうちに種を回収しておかねば……明日には根を張ります……そうなっては、片付けに手間を取ってしまう」
男「今日はもういい。急ぐ必要などないだろう?」
女「しかし、それでは、旦那様のお庭が……」
男「急がないと言った。手当てをして、もう休んでくれ」
女「……はい、仰せのままに」
男「すまないな。仕事の邪魔をしてしまって」
女「いえ……お気遣い、本当に嬉しく思います」
男「やがて嫁ぐ身に、傷など似合わんだろう」
女「そう……ですね」
あれ、ちょっとだけ続きそうだ……寝かせろ。
- 158 名前:姫 :2006/11/22(水) 19:53:57.79 ID:5/jNs9xq0
- 女「あの……」
男「ん、すまん。どうやら寝ていたようだな」
女「このような時節に、庭先においでとは……どうかなされたのでしょうか?」
男「いや、君の仕事ぶりを見に、では理由にならないか?」
女「はぁ……差して面白いものでもないと思いますが……」
男「そうでもない。アリゲーターの大群を山刀一本で仕留める芸当など、なかなか見れるものではない」
女「あ、あれは……ちょっとしたアクシデントといいますか。本来狩るべきではなかったのですが……」
男「しかし勝手に増えたものだ。いずれ狩らなければならなかった。しかし庭師というのは、万能な者なのか?」
女「……ただの庭師に、この庭は任されません。そうですよね?」
男「そうだった。それより、その花は、どうした?」
女「これは……これも、狩る予定ではなかったのですが、周りにこれよりも繁殖力の強い植物がありまして、やむなく」
男「移しかえることは、できないのか?」
女「……この花は、一夜限りしか咲けない花です。この環境で生きていたのが奇跡的なほど弱い生き物ですが、繁殖すると更に危険ですので」
男「危険?」
女「根に猛毒があります。なので、根枯らしを少し使いました」
男「ふむ……しかし、それなら花を摘む理由は?」
女「それは……部屋に飾ろうかと……」
男「ほう。押し花か」
女「いえ、花瓶に」
男「一夜しか咲かんのだろう?」
女「ええ、ですから、花瓶に」
男「そうか……儚いな」
女「そうですね……一夜限り。私も憧れる言葉です」
男「? 何の話だ?」
女「いえ、何も」
- 159 名前:姫 :2006/11/22(水) 19:55:04.49 ID:5/jNs9xq0
- 限界だ。頭の回転数が落ちてる。また夜中にでも……
- 160 名前:宿屋の女中 :2006/11/22(水) 20:09:15.07 ID:xcTTH9HS0
- 難しいからな
- 161 名前:悲しい一人暮らし :2006/11/22(水) 20:09:21.83 ID:irWRMeUp0
- 庭「あの〜若〜?ちょっといいっすかぁ〜?」
若「うん?何の用だ」
庭「いや、まだ入ってないエリアに行ったらですねぇ〜足跡が
見つかったんですよぉ〜」
若「誰か迷い込んだんじゃないのか?」
庭「それがですねぇ・・・まぁついてきてくださいっす」
庭「これなんですよぉ〜」
若「これは・・・35cmいやそれ以上か・・・?」
庭「これってもしかしたらですよねぇ〜」
若「いくらうちの庭でも・・・いやまさか・・・」
庭「・・・・・・」
若「・・・・・・」
庭「・・・ジャイアント馬場?」
若「んなわけねーだろ!!!」
- 162 名前:宿屋の女中 :2006/11/22(水) 20:56:42.33 ID:xcTTH9HS0
- チョキチョキ
女庭師「この木〜なんの木 気になる木〜♪」
若 「そういえば、その歌に出てくる木って
なんて名前なんだ?」
女庭師「え?これっすか?
ん〜教えてもいいすけど、国から狙われますよ」
若 「なっ!?」
女庭師「なんかトップシークレットらしいですし
あの事件と同じぐらいやばいって言われるんすよ・・・」
若 「マジかよ・・・」
女庭師「教えましょうか?」
若 「い、いや・・・遠慮しとく・・・」
女庭師「そうっすか(若っておもしろいっすね〜)」
チョキチョキ
女庭師「名前も知らない〜 木ですから〜♪」
- 163 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/22(水) 21:23:57.21 ID:xcTTH9HS0
- ガァァアァ!
若 「おわっ!何か出た!」
女庭師「若、下がってくださいモルボルっす」
若 「ファンタジー寄りが強いなここはっ」
女庭師「くさい息に気をつけてください
たぶん若だったら即死っすよ」
若 「は、早く倒してくれ」
女庭師「おまかせっす。あ、ラーニングは」
若 「するな!」
- 164 名前:暴れん坊VIPPER :2006/11/22(水) 21:28:04.17 ID:Egk7mS8I0
- 庭師「旦那!旦那!」
旦那「どうしたんだい?そんなに慌てて」
庭師「これを見てほしいっす!」
旦那「なんだい?その真っ黒なのは」
庭師「チョコバナナっす」
旦那「美味しそうだねぇ」
庭師「旦那も一緒にたべるっす!」
旦那「おや、まだあるのかい?」
庭師「あの木になってるっす!おいしいっすよ」
旦那「随分と不思議な木を見つけたね」
庭師「これぐらいはまだまだっすよ。はい、旦那の分っす」
旦那「ありがとう、いただきます」
庭師「チョコが好きだから先に舐めちゃうっす!」
庭師「はむ・・・ちゅぷ・・・ふちゅる・・・・・・ちゅっ」
旦那「( ゚д゚ )」
庭師「な・・・なんっすか?そんなに見られると恥ずかしいっすよ」
旦那「・・・いや、何でもない」
- 165 名前:VIP魔王 :2006/11/22(水) 21:57:14.08 ID:6QH2DkWXO
- ら
- 166 名前:VIP下手人 :2006/11/22(水) 22:00:41.45 ID:Egk7mS8I0
- め
- 167 名前:花魁 :2006/11/22(水) 22:00:45.16 ID:eNGbQ+hH0
-
縁側に一人座りながら、庭師がいつものように剪定しているのを見ていた。
真剣な眼差しで木々と対峙する庭師。
口元に浮かんだ笑い。これはいかん。微笑みを緑茶と一緒に啜り込む。
「旦那様」
意識の糸を緩めた庭師が私を呼んだ。白い息が空中を舞ってから形を無くしていく。
風鳴きの音がする。森の中から吹いているようにも思えるし、森が風を吸い込んでいるかも知れなかった。
「なんだい」
「クリスマスが、近いっすね」
庭師が半ば惚けた口調で言った。くりすます、庭師の言葉をそのまま繰り返してみる。
くりすます、か。
「え……まさか旦那様。クリスマスを知らない、とか」
「それはない。知っているが――久しく関係していないな」
素早い否定をして、この庭が『こう』なっていなかった頃は勿論、な。付言する。
こうなっていなかった頃。
私の言葉を今度は庭師が繰り返す。
「旦那様、それなら――」
漏れる白い息。心許ない形を持って世界に現れるそれ。
そうして、消える。
「ん?」
「植えてみませんか? モミの木の苗っ!」
庭師の言葉が聞こえ、それを理解した瞬間。何年先になるか。私は言葉を返していた。
近寄ってきた庭師が腰に巻いていた道具袋の中から小さな苗を出す。
- 168 名前:花魁 :2006/11/22(水) 22:02:13.51 ID:eNGbQ+hH0
- 「……用意周到じゃないか」
「…………えへ」
「えへ、て。君な……」
ため息は白く具現する。更に追加と長く重いため息を吐いて。
「余計、混沌とした庭になるな」
くつくつと笑うと、庭師が両手に持っていた苗が徐々に地面へと垂れ下がってくる。
ダメ、ですか……? 目が。目が訴えている訳だが。
「……いや、それもいいだろう」
またくつくつと喉の奥で笑う。彼女は息を呑んで。
それから
「この木が大きくなる頃には庭だって立派になってるっす!
って言うかします! 自分が立派にします! モミの木に合う感じの庭に!」
……家は一応、純和風なんだが。
更に浮かんだ苦笑いの理由を明かさず(知れば必ず落ち込むだろうから、な)彼女に見せて。
ああ。庭にもたらされるこの『歪み』が、
この目の前の庭師による物と言うだけで無類の幸福を覚える私は――
私はこの庭師を『特別』と見始めているのだろうか、と。
もっともその考えは吐く息よりも脆弱な形として私の胸に落ちて、消えただけではあったが。
>>95借りたっ。
- 169 名前:VIP村人XL :2006/11/22(水) 22:22:48.11 ID:nBM1ZcJgO
- >>168
GJ!
- 170 名前:VIP足軽t :2006/11/22(水) 22:25:27.27 ID:/gKNNW5L0
- 「……まあ、薄々はわかっていたんだがな」
「いやぁ、見事な異世界ぷりっすね」
「にしても一日でここまで成長することは無いだろ」
「大体7、80mってとこっすか。これだけ大きいと飾りつけも大変ですね」
「一応確認だが、アレは本当にモミの木の苗だったのか?」
「ええ。ごくごく普通の苗っす」
「……」
「ま、良かったじゃないですか。今年のクリスマスに間に合ったと思えば。さて、飾りつけー♪飾りつけー♪」
>>168 ゴメン死んでくる
- 171 名前:VIP商人 :2006/11/22(水) 22:39:06.67 ID:8NyoG3Z70
- おはようのこってたありがとう
- 172 名前:花魁 :2006/11/22(水) 22:43:40.31 ID:eNGbQ+hH0
- >>170
いや、170の方がこのスレに合ってるwwwww
- 173 名前:VIP将軍 :2006/11/22(水) 22:55:40.00 ID:IWZ/rnKX0
- ピンポーン
「ちわー、自衛隊の者ですがー」
若「じ……自衛隊!?」
庭「あ、やっと来たみたいっスね。さすが体育会系、無駄に時間に正確っスwwwwww」
若「やっぱり庭師さんが呼んだんですか……」
庭「そうっスよwwwwwwわざわざ呼ばなくても遠からず国家権力に取り潰されそうな家っスけどねwwwwww」
若「……しかし、なんでまた自衛隊なんか……」
庭「あれっ、言ってなかったっスか? きのう庭にサーベルタイガーが出たんスよwwwwww」
若「サーベルタイガー!?」
庭「そうっス。で、そんなの居ちゃ命がいくつあっても足りないんで駆除してもらいに来たんスwwwwww」
若「な、なるほど……しかし、あの、出来れば前もって相談していただけると嬉しいのですが……」
庭「何言ってんスかwwwwww相談してる間にソイツが外に出て子どもとか襲ったらどうするんスかwwwwww」
若「それはそうですけど、その、もうちょっとこう……」
庭「細かいっスねwwwwwwそんなんじゃ童貞以前にモテないっスよwwwwww」
若「……もういいです」
- 174 名前:水汲みおしち :2006/11/22(水) 23:02:08.57 ID:xcTTH9HS0
- 絵師来ないかなぁ・・・
- 175 名前:宿屋の女中 :2006/11/22(水) 23:11:29.86 ID:IWZ/rnKX0
- 庭「にしてもこの庭無駄に広いっスねwwwwww東京ドーム何個ぶんあるんスかwwwwww」
若「まあ、歴史だけはある家ですので……ここら一体の土地はすべてうちの物です」
庭「……ってことは、若と結婚したら大地主っスねwwwwww結婚しましょうよwwwwww」
若「! な……い、いきなり何を言い出すんですか!?」
庭「あはは、冗談っスよwwwwww土地ったってこんな異次元空間じゃなんの価値もないでしょwwwwww」
若「……わ、悪い冗談はやめてください」
庭「あ、本気にしたんスかwwwwwwさすが童貞っスねwwwwww」
若「に、庭師さん!///」
庭「サーセンwwwwww」
- 176 名前:VIP皇帝 :2006/11/22(水) 23:15:06.11 ID:nBM1ZcJgO
- >>175
このノリ好きだwwwww
- 177 名前:庭師+計算済み :2006/11/22(水) 23:27:52.43 ID:oHx7LsmR0
- 庭「またVIPっスかwwwwww」
若「いや、今日は久しぶりの休みだし……」
庭「少しは外に出て日に当たった方がいいっスよwwwwwww」
若「いや……日光苦手だし……」
庭「モテるとかそれ以前の問題っスねwwwwww」
若「……」
庭「だから童貞なんっスよwwwwww」
若「…… (ブチッ」
庭「逆切れっスかwwwwww」
若「いいだろう。そこまで言うならお前で卒業してやる!!」
庭「えっ……!?そ、あ、まっ……!!」
庭「(計算通り!)」
- 178 名前:水汲みおしち :2006/11/22(水) 23:30:37.20 ID:xcTTH9HS0
- 美容師じゃねぇんだよな・・・
- 179 名前:VIP賢者 :2006/11/22(水) 23:44:31.02 ID:92ECz/FaO
- 庭師のノリが好きだ
- 180 名前:VIP村人XL :2006/11/22(水) 23:58:17.03 ID:geq9cSU20
- ホシュ
つ http://www4.atwiki.jp/a_jack/pages/420.html
- 181 名前:VIP魔王 :2006/11/23(木) 00:12:11.42 ID:1ObqNKmV0
- (1/2)
若「女ー、いるかー・・・ってちょっ、どうしたんだ!?」
庭「ん・・・?」
若「は、ははは裸じゃないか!隠せよ!っつーかなんか着れ!!」
庭「んー・・・んぅ・・・」
若「ちょ、寄るなって!な、なんなんだよぉっ!?」
庭「はぁ・・・ん、若・・・さぁん」
若「な、お、おい落ち着けってマジに・・・!」
庭「・・・・・・イヤっすか?」
若「あ、そ、その・・・ってイヤとかそういう問題じゃなくてだな・・・は、離せって!」
庭「・・・・・・」
若「・・・お、女・・・」
ザシュッ
庭?「ぐっ!?」
若「え?」
- 182 名前:VIP皇帝 :2006/11/23(木) 00:12:45.69 ID:1ObqNKmV0
- (2/2)
庭「・・・っとぉ!」
?「ッが・・・ぁ・・・・」
若「ぇ、え!?」
庭「・・・・・・ふぅー、危なかったっすねぇ若さん。
こいつは動物に寄生する寄生植物っす(グイグイ)」
若「きせい・・・しょくぶつ?」
庭「そーっす。人とか動物とかに化けて相手に近づき、自分の種を植えつけるんす。
脳みその電気信号かオーラかしらねーっすけど、相手の深層心理を読み取って変化する形を変えるとか・・・
・・・よっと(ダンッ)」
若「・・・よく自分と同じ姿の首を切れるな」
庭「こいつはしつこいっすからねー、こうでもしないとすーぐ復活するんすよー・・・っと(ジー)
・・・・・・あー、やっぱり自分の晒し首なんて見るもんじゃないっすね(ポイ)」
若「そ、そうか・・・っつーかなんでお前に化けてたんだ?」
庭「あぁ、そりゃまぁ多分、相手の深層心理を読み取って変身する訳だから・・・・・・全くー、若さんったらいやらしいんだからぁ♥」
若「な、ちょっ違・・・っ」
庭「まーまー英雄色を好むといいますし、今回は多めに見ますよww
・・・・・・あ、一応言っときますけどあたしゃあそこまで胸大きくないっすからwwwサーセンwwww」
若「いや別に胸は・・・って、おいこらどこ行くんだ!?」
庭「なーに言ってるんすか、まだ仕事は終わってないんすよ?また今度暇なときにでもお相手しますから、おつかれ様〜っす♪」
若「はぁ・・・」
庭「・・・・・・ふぅ、これであと2体・・・? まさか若がいるとは思わなかったっす・・・危機一髪っす・・・
・・・嘘は言ってないっすからね、深層心理を読むって・・・見たこともないものに変身できる訳ないじゃないっすか・・・
・・・っつーかさり気にサイズアップとか痛すぎっす・・・あたしゃそこまでコンプじゃねぇっす・・・多分
・・・・・・はぁー・・・にしてもよほどじゃない限りあそこまでいかないのに・・・溜まってるんすかねぇ・・・最近」
- 183 名前:VIP村人e :2006/11/23(木) 00:19:47.45 ID:t17JwF2c0
- age
- 184 名前:VIP村人x :2006/11/23(木) 00:24:24.03 ID:nhytNEFb0
- >>180
こんな物が・・・
- 185 名前:宿屋の女中 :2006/11/23(木) 00:42:03.55 ID:yb7ITi0u0
- なんか書きたいけどネタが浮かばね
誰かお題を
- 186 名前:VIP魔王 :2006/11/23(木) 00:43:27.87 ID:1ObqNKmV0
- >>180
まとめお疲れ様です
庭「んー・・・チョキチョキ」
若「・・・なんだそれ?」
庭「あれ、若さん知らないっすか?芝刈り君」
若「・・・いや知ってるけど」
庭「なんとなーく今マイブームっす」
若「はぁ」
庭「・・・んー、左右のバランス悪し」
若「っつーかでかくないかそれ、不気味だぞ」
庭「手作りっすから。自分の子供みたいでいいっすよ」
若「・・・さすが庭師なだけあって上手いな」
庭「どーもっす・・・」
若「ついでに俺の髪も切ってくれないか?なんてなw」
庭「ん?別にいいっすよ」
若「マジかよ!?」
庭「さ、とりあえずそこに埋まってくださいっす」
若「埋まるのかよ!」
庭「バリカンでいいっすか?」
若「それ芝刈り機だろ!?」
- 187 名前:VIP村人f :2006/11/23(木) 00:47:10.87 ID:EyghIuPyO
- >>185
仕事終えた庭師
庭師の休日
風邪
- 188 名前:VIP魔王 :2006/11/23(木) 00:47:12.85 ID:1ObqNKmV0
- >>185
庭「お題っすかー?そーいや最近家庭菜園の作物を荒らすやつがいるっすねー」
若「お前が出すのかよ。っつーか家庭菜園なんかあったのか?」
- 189 名前:宿屋の女中 :2006/11/23(木) 00:53:09.51 ID:yb7ITi0u0
- >>187>>188
おk、俺遅筆だけど頑張って消化する
- 190 名前:VIP村人d :2006/11/23(木) 00:54:47.54 ID:0e1Bu7gm0
- >>185
ドッピオ…いや、なんでもない
- 191 名前:VIP村人f :2006/11/23(木) 00:56:51.94 ID:EyghIuPyO
- >>189
頑張れ
- 192 名前:VIP悪魔 :2006/11/23(木) 00:57:45.48 ID:6O8ncO070
- 期待
- 193 名前:VIP村人n :2006/11/23(木) 00:58:20.08 ID:qsqddfsnO
- やっと追い付いた
絵師期待age
- 194 名前:VIP魔王 :2006/11/23(木) 00:58:30.03 ID:1ObqNKmV0
- >>189
庭「期待してるっすよー、がんばってくださいねー」
若「お前が頑張れよ」
- 195 名前:VIP神父 :2006/11/23(木) 01:00:30.39 ID:TlfgZWHn0
- ってかここでやったほうがよくね?↓
http://yy45.60.kg/sinjanru/
- 196 名前:VIP村人y :2006/11/23(木) 01:02:55.10 ID:nhytNEFb0
- ここの絵師のレベルは異常
- 197 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/23(木) 01:14:40.71 ID:yb7ITi0u0
- お題 仕事終わりの庭師
庭師「おつかれっしたー」
旦那「お疲れ様、今日もよく働いてくれたね」
庭師「旦那ったら人が仕事してる間中ずっと見てるんですもん恥ずかしいっすよ」
旦那「いや、仕事中の君は実に表情豊かで、見ていて飽きないよ」
庭師「うひゃー旦那がストーカーっす、あやしいっす、怖いっすよ〜」
旦那「そんな、変な意味じゃなくてね・・・」
庭師「冗談っすよ、本当に旦那はからかいがいがあるっすね」
旦那「そんな、照れるよ」
庭師「そこで素直に喜んじゃうんのが旦那っすからね」
庭師「それじゃ旦那、また明日お庭で」
旦那「ああ、また明日」
旦那「いつも異界(庭)の方へ帰って行くけれど、一体彼女は何処に住んでいるのだろうか」
一体俺は何が書きたかったんだろうか、ギャグでもなしラブコメでもなしシリアスでもなし
- 198 名前:VIP村人v :2006/11/23(木) 01:17:24.70 ID:BTvWyn0G0
- 庭「んぐ、んぐ……ぷはー! やっぱ仕事の後の一杯は最高っスねーwwwwww」
若「あの……庭師さん、失礼を承知でお聞きしますが」
庭「失礼って分かってて聞くんスかwwwwww二重に失礼っスねwwwwww」
若「……庭師さんは今おいくつなんです?」
庭「あ、私十八っスwwwwwwピチピチっスよwwwwww」
若「やっぱり未成年でしたか……。そのお年ではまだお酒は体に毒ですよ」
庭「ちょっと位ならいいじゃないっスかwwwwww融通きかないっスねwwwwww」
若「お酒やタバコはそのちょっとが問題なんです」
庭「大丈夫っスよwwwwww若じゃあるまいし、取り返しの付かないことになる前にやめますからwwwwww」
若「……ほどほどにしてくださいね」
庭「んにゅ……若ぁ〜……(すやすや)」
若「だから言ったのに……」
庭「すぅ……すぅ……」
若「……こたつで寝ると風邪引きますよ」
庭「うぁ〜……動けないっス〜……おんぶしてほしいっス〜(むにゃむにゃ)」
若「……し、仕方ないですね///」
すっ
庭「おぉー、目の前に鬱蒼と茂ったジャングル発見ッスー、刈るっスよー」
若「い、痛たた! ちょ、そ、それは髪の毛です! や、やめてくださ……アッー!」
- 199 名前:VIP村人y :2006/11/23(木) 01:22:13.50 ID:sxTTwBbm0
- シュールじゃね?
- 200 名前:VIP村人y :2006/11/23(木) 01:22:54.43 ID:nhytNEFb0
- 保寝
- 201 名前:VIP毒蛇 :2006/11/23(木) 01:23:03.45 ID:6O8ncO070
- イイヨイイヨー
- 202 名前:VIP村人g :2006/11/23(木) 01:26:15.66 ID:EyghIuPyO
- グッジョブ!
- 203 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/23(木) 01:31:39.67 ID:yb7ITi0u0
- お題 庭師の休日
庭師「ん〜いい朝っす、今日も元気に庭を・・・お休みっすね」
庭師「何やるっすかね〜普段出来ないこと普段出来ないこと」
料理 旦那の方が上手です
おめかし 旦那もいないし異界でオサレしても・・・
読書 もう読む本がありません
お出かけ 異界から出るのが面倒くさいです
旦那・・・ 性欲をもてあます
庭師「・・・庭弄りでもするっすかね」
みんなレスd、やっぱり俺にはこの作風しか書けんわwww
- 204 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/23(木) 01:52:21.79 ID:yb7ITi0u0
- お題 風邪 1/2
旦那「うぇきしっ げほ!げほ!」
庭師「だいじょぶっすか?、インドア派なのに無理するからっすよ」
旦那「悪いね、せっかくのいい天気なのに、庭に出たいだろう?」
庭師「旦那がこんななのに庭になんかでてられねっすよ」
旦那「・・・僕は良い庭師に恵まれたね」
庭師「まったく。こんなの、庭師の仕事じゃないっすよ?」
旦那「今月分のお給金に上乗せだね」
庭師「そ、そんなのいいっすよ、そんな金があったらメイドさんの一人や二人雇えばいいじゃないすか」
旦那「いや、君がいてくれればいいかなって」
庭師「私がいなくなったらどうするつもりっすか?」
旦那「・・・それは考えてなかった、どうしよう」
庭師「まったく、旦那は本当にお間抜けさんっすね、これじゃ心配でうかうか職も変えられないっす」
旦那「これからもよろしく頼むよ」
- 205 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/23(木) 01:52:59.83 ID:yb7ITi0u0
- 2/2
庭師「旦那、葛湯っす」
旦那「ああ、ありがとう」
庭師「ほら、あーんするっす」
旦那「あーん」
旦那「どうしたんだい?葱なんか持って」
庭師「いえ、この 使える!民間療法 って本に書いてある治療法に葱を使うのがあるんす」
旦那「・・・まさか」
庭師「さあ旦那、お尻を出すっすよ」
旦那「アッーーーーー」
- 206 名前:門番の娘 :2006/11/23(木) 02:02:36.94 ID:yb7ITi0u0
- おまけ
庭師「はくしょんっす!! ずるずるーっす」
庭師「げほっす!げほっす!」
旦那「添い寝なんかするからうつっちゃったみたいだね」
庭師「旦那が元気ならそれでいいっす」
旦那「ほらほら、栄養のある物作ってあげるから家に帰ろう」
庭師「ハンバーグがいいっす!」
旦那「ハンバーグだね、他には?」
庭師「お腹一杯っす」
庭師「旦那?どこっすか?」
旦那「ここだよ」
庭師「ど・・・どうしたんすか?葱なんか持って」
旦那「あの民間療法、凄くよく効くから、君にもやってあげようと思ってね」
庭師「い・・・嫌っすよ、らめぇっす」
旦那「さ。お尻出して」
庭師「せ、せめて旦那のマツタケで」
旦那「だめー、普通にだめー」
庭師「アッー」
- 207 名前:門番の娘 :2006/11/23(木) 02:04:05.75 ID:yb7ITi0u0
- 残りのお題は明日スレがあったら消化しますお
おやすみ
- 208 名前:VIP女神 :2006/11/23(木) 02:11:53.49 ID:6O8ncO070
- 乙乙だお
- 209 名前:VIP足軽の子 :2006/11/23(木) 02:34:47.10 ID:xFvhvi510
- 色々なタイプの庭師がいて、それぞれが面白いからいいなぁ。
ちなみに俺は、最初>>145-147みたいなのを想像してたとか。
- 210 名前:VIP遊び人 :2006/11/23(木) 02:49:27.68 ID:slkn1HSr0
- >>206
>庭師「アッー」
・・・お尻見たならきっとアソコもみえたはず
- 211 名前:VIP足軽MS :2006/11/23(木) 03:01:51.49 ID:xFvhvi510
- 深夜支援。今晩はこれだけ……。
http://imepita.jp/trial/20061123/108360
- 212 名前:VIP村人i :2006/11/23(木) 03:04:04.64 ID:S76daWdmO
- やっと追いついた
- 213 名前:VIP足軽b :2006/11/23(木) 03:04:34.98 ID:Ea6OR+ai0
- >>211
キタ━━ヽ( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)`Д´)-_-)冫、 )´Д`)=゚ω゚)ノ━━!!!
GGGGJJJJJJ!!!!!!111
- 214 名前:VIP足軽t :2006/11/23(木) 03:09:57.60 ID:raKi/V+90
- 今、追いついた〜。このふいんきは好きw
- 215 名前:VIP番長 :2006/11/23(木) 03:13:00.37 ID:6O8ncO070
- >>211
ぐっぞぶ
- 216 名前:VIP足軽になりたい :2006/11/23(木) 03:21:45.91 ID:4A6PPujz0
- やっと追い着いた
どんなに絵師の絵見てもやっぱり脳内でマミ美なってる俺は負け組み
- 217 名前:VIP侍 :2006/11/23(木) 04:28:07.60 ID:6O8ncO070
- 華麗に浮上
- 218 名前:VIP村人P :2006/11/23(木) 06:01:40.54 ID:nhytNEFb0
- >>211
GJ!!!!!!!!!!!!!!
- 219 名前:VIP皇帝 :2006/11/23(木) 06:06:27.18 ID:ppVYy6rh0
- >>211
GJ!!!!何かss書きたいけど、独特の雰囲気が表現できないんで諦めた
- 220 名前:VIP足軽wwwww :2006/11/23(木) 06:39:08.46 ID:raKi/V+90
- 若「っとホントにジャングルって感じだな。久々に見回ってみようと思ったら………ツタうぜぇ!」
庭師「まぁまぁ。旦那がここの持ち主なんスから、たまに把握しとかなきゃダメですって」
若「そうは言ってもな〜。……っ!!」
庭師「あ、そこトラップあるから気をつけてください」
若「先に言え!先に!!……ぃつっ!なんだよ、微妙に足とられたと思ったらオナモミだらけって!足に刺さっていてぇ!」
庭師「今日はトゲのわな(弱)みたいッスね。昨日は毒ガスでしたから、軽くなってて良かったスね」
若「………それは普通、死ぬんじゃないか?」
庭師「食らってから30分以内にどくけしそう飲めば平気ですよ。一歩ごとに体力削られますが」
若「………。まぁ、いいや。それは置いておこう。…………たく、足がいてぇ。まだ入ってんのかな?」
庭師「こういうときは、コレですよ」つ【やくそう】
若「どうせなら、マキロンとカットバンがいいんだが。……ところで、コレ何の薬草?」
庭師「何言ってんスか?やくそうはやくそうで種類なんてないですよ?」
若「………効能は?」
庭師「HPを30かいふk」
若「アホか!そんなワケあるか!なんだよHPって!30って!」
庭師「そんなこと言われても、ウインドウメッセージにそう」
若「ない!そんなものは!!」
庭師「いやいや。ほーら、ちゃんとあるじゃないですか。下のほうに」
若「どこにあるんだ!そんなm……、………あるな、確かに」
庭師「前から思ってたんスけど、ウインドウの色がピンクって趣味悪いッスよ?白い文字醜いし」
若「そりゃ、オレが設定したんじゃねぇよ!」
ノリで作った。なんか、俺の頭の中が異世界だorz
- 221 名前:VIP村人m :2006/11/23(木) 07:21:10.10 ID:EyghIuPyO
- ら
- 222 名前:VIP村人n :2006/11/23(木) 08:10:38.53 ID:EyghIuPyO
- ほし
- 223 名前:VIP遊び人 :2006/11/23(木) 08:41:10.71 ID:nhytNEFb0
- >>220
イインダヨ
- 224 名前:VIP足軽b :2006/11/23(木) 09:32:06.01 ID:QVbRDUGm0
- よくもつなあこのスレwww
- 225 名前:VIP村人o :2006/11/23(木) 09:55:45.76 ID:EyghIuPyO
- 庭師
- 226 名前:VIP皇帝 :2006/11/23(木) 10:56:24.04 ID:EyghIuPyO
- ほすぁ
- 227 名前:VIP侍 :2006/11/23(木) 11:00:46.04 ID:slkn1HSr0
- ここ好きなのに今夜の10時が寿命か・・・
- 228 名前:駅前食堂のメグ :2006/11/23(木) 11:03:36.00 ID:7x6AM/2QO
- スゴロクしながら小遣い稼ぎができるサイト
最初は微妙かもしれないが、最終的には最初の6倍稼げるから、やってみ
http://sugo69.adjt.jp/?a=intro&s=157799
- 229 名前:VIP皇帝 :2006/11/23(木) 11:47:42.50 ID:kWeZOvPw0
- hosyu
- 230 名前:VIP村人r :2006/11/23(木) 12:19:26.62 ID:EyghIuPyO
- し
- 231 名前:VIP賢者 :2006/11/23(木) 12:43:50.39 ID:yb7ITi0u0
- お題 作物荒らし 1/2
庭師「旦那!旦那!見てくださいっす!」
旦那「どうしたんだい血相を変えて」
庭師「ひどいんす、ひどいんすよ!見てくださいっす」
旦那「随分と掘り返してあるねぇ、何が生えてたの」
庭師「ジャガイモっす!」
旦那「そんなものが自生していたの?」
庭師「育ててたんすよ、家庭菜園っす」
旦那「あー、なるほど」
庭師「もうちょっとで収穫だったのにひどいっす、仇をとるっすよ!」
旦那「ちょ、なんか異様に大きい鋏なんか持って何処に行く」
庭師「決まってるっす、犯人の心の樹をへし折りに行くっす。おいでレンピカ!」
旦那「そんな事しなくても、この畑に罠でも仕掛けておけば良いんじゃないかな、まだ作物もあるんだし」
庭師「・・・旦那もたまには冴えた事言うじゃないっすか」
旦那「それじゃあ罠を持って来ようか」
- 232 名前:VIP賢者 :2006/11/23(木) 12:44:13.36 ID:yb7ITi0u0
- 2/2
庭師「旦那!犯人が捕まったっす」
美容師「サーセンwwwww」
旦那「庭師の弟さんですか?」
庭師 美容師「あるあwwwwwwねーよwwwwwwww」
旦那「( ゚д゚ )」
庭師 美容師「ちょwwwwwwこっちみんなwwwwwwwwwwwww」
旦那「・・・で、何処から入り込んだの」
庭師「野生の美容師みたいっすね」
旦那「野生?」
庭師「異界(庭)の奥の方に行くと群れで暮らしてるんす」
旦那「美容師が沢山いるの?」
庭師「そうっす、一昨日食べたお肉だって美容師の肉っすよ」
旦那「・・・・・・」
庭師「今夜はごちそうっすね」
旦那「今すぐこの美容師を逃がしてあげなさい」
庭師「えーなんでっすか〜」
旦那「他のお肉買ってあげるから!逃がしてきなさい!」
庭師「はーい」
庭師「もう畑は荒らすなっすよ」
美容師「サーセンwwwwww」
- 233 名前:VIP村人r :2006/11/23(木) 12:46:58.55 ID:EyghIuPyO
- 野生の美容師wwwwwwwwwwww
- 234 名前:VIP村人y :2006/11/23(木) 12:48:32.85 ID:WHWpYTc30
- やせいの びようし があらわれた!
どうする?
ニア モンスターボール
なんかポケモンのノリを思い出した。
- 235 名前:VIP悪魔 :2006/11/23(木) 13:01:31.36 ID:sxTTwBbm0
-
I> いしをなげる えさをなげる
- 236 名前:VIP村人s :2006/11/23(木) 13:17:46.87 ID:EyghIuPyO
- サファリパークwwwww
- 237 名前:VIP悪魔 :2006/11/23(木) 13:21:13.35 ID:sxTTwBbm0
- わか の いしをなげる !
びようし「いたいのがきもちいいのぉおおおぉぉぉ」
- 238 名前:VIP村人q :2006/11/23(木) 13:48:19.75 ID:0e1Bu7gm0
- サンタんとこの美容師かwwwwww
- 239 名前:VIP魔法使い :2006/11/23(木) 13:56:59.66 ID:39+/FeBr0
- >>238
なあ、スレ違いで悪いんだがサンタのdat持ってないか?
- 240 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/23(木) 14:02:51.48 ID:slkn1HSr0
- >>239
まとめにある
- 241 名前:VIP足軽neet :2006/11/23(木) 14:03:00.12 ID:kWeZOvPw0
- >>239
サンタまとめにあったぞ
http://www.h3.dion.ne.jp/~gdwin/matome/santa.html
ホシュ
- 242 名前:VIP無職 :2006/11/23(木) 14:08:32.50 ID:39+/FeBr0
- >>240
>>241
サンクス
- 243 名前:VIP村人xxx :2006/11/23(木) 14:19:48.88 ID:4hH3YVZLO
- ら
- 244 名前:VIP足軽wktk :2006/11/23(木) 14:22:03.99 ID:IQ7V1zPS0
- め
- 245 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/23(木) 14:30:24.86 ID:slkn1HSr0
- ー
- 246 名前:VIP村人n :2006/11/23(木) 15:02:48.56 ID:kVYGTcWf0
- TV 「――は、本がしゃべり出す、チラシが噛み付くなど、
不可解な事件が相次いでおり、文部科学省は……」
若 「ウチの庭もアレだが、世間も相当に異世界だな……」
……ッ、……マス。
若 「ん?」
ピッ……ピッ……。
若 「……なんだあれは?」
ピッ、ピッ、ピッ、バックシマス。
女庭師「お〜らい、お〜らいっす〜」
若 「おはよう」
女庭師「あ、若、おはようさんっす〜」
若 「……このトラックは?」
女庭師「回収業者の人っすよ。切った木や草は製紙工場に回してるんす。
この量はバカになんないっすからね〜」
業者 「こんちゃっす。毎度お世話になってやす」
若 「原因はウチかよ……」
- 247 名前:愛のVIP戦士 :2006/11/23(木) 15:03:42.29 ID:6O8ncO070
- >>246
わろた
- 248 名前:VIP村人a :2006/11/23(木) 15:06:06.86 ID:xcCT9z4I0
- ●ッ●キーマウスかとおもた
- 249 名前:VIP足軽b :2006/11/23(木) 15:31:57.45 ID:/C2y/mFJ0
- ほすしておきます
- 250 名前:VIP足軽orz :2006/11/23(木) 15:45:56.46 ID:kWeZOvPw0
- ホシュ
- 251 名前:VIP足軽p :2006/11/23(木) 16:25:06.81 ID:kWeZOvPw0
- ∧_∧ ホシュ!
∩`iWi´∩
ヽ |m| .ノ
|. ̄|
U⌒U
- 252 名前:VIP村人o :2006/11/23(木) 16:26:40.23 ID:kVYGTcWf0
- 女庭師「ん、しょっと」
ごとっ!
若 「今日はなんだ? この岩は……」
女庭師「庭師の仕事は草刈りだけじゃないっすよ。
今日は多少庭が拓けてきたんで、石積みをするっす」
若 「ほう、そういう仕事もあるのか」
女庭師「も〜、そんなだから庭がこんなになるっすよ」
若 「ああ、悪いな。……ふむ、どれ」
がし、ごろっ。
女庭師「ああ、いいっすよ〜、私がやりますから」
若 「力仕事を女一人に任せる訳にもいかんだろ」
女庭師「そっすか。じゃ、お願いしますね」
後日。
若 「……筋肉痛で動けん」
女庭師「無理するからっすよ」
若 「お前は元気だな……」
女庭師「プロっすから」
- 253 名前:VIP村人v :2006/11/23(木) 16:43:30.93 ID:EyghIuPyO
- す
- 254 名前:VIP村人P :2006/11/23(木) 16:44:11.54 ID:Rjstim0e0
- http://music5.2ch.net/test/read.cgi/musicjg/1163835687/l50#tag318
糞スレ↑
- 255 名前:VIP村人xxx :2006/11/23(木) 16:59:42.03 ID:AxMF7W1P0
- 「プルプル、ぼくいいスライムだよ」
若 「・・・何だそれは」
女庭師「スライムっすね」
若 「スライムって、うちにはそんなものまでいたのか」
女庭師「奥のほうの洞窟にいたっす」
若 「で、どうするんだ?スライム」
女庭師「そっすねー、スラリンはどうしたいっすか?」
若 「名前をつけるな」
- 256 名前:VIP足軽a :2006/11/23(木) 17:23:59.36 ID:77PYgki00
- 全然どうでもいいんだが
>>10
で三重に偉大な神があっさり殺されてる件について
- 257 名前:VIP村人XL :2006/11/23(木) 17:30:28.30 ID:q3Pj/NvN0
- age
- 258 名前:VIP村人q :2006/11/23(木) 18:11:31.44 ID:kVYGTcWf0
- 夕方絵支援。
http://imepita.jp/trial/20061123/652860
>>83をお借りしました。早朝の空気感って難しい。
- 259 名前:VIP村人x :2006/11/23(木) 18:21:39.59 ID:EyghIuPyO
- >>258
GGGGGGGJJJJJJJJ!
- 260 名前:VIP賢者 :2006/11/23(木) 18:30:53.75 ID:6O8ncO070
- >>258
いい仕事
- 261 名前:VIP将軍 :2006/11/23(木) 18:31:18.30 ID:nhytNEFb0
- >>258
!!!!!!!!!!!!!!!!yfludtxcrysxghvkjlk
- 262 名前:VIP皇帝 :2006/11/23(木) 18:39:49.31 ID:QVTlePih0
- >>258
お前等アクセスしすぎwwwwエラー出たぞww
庭師の手と目がいい感じだ!ぎゅって感じが出ててすげぇwwww
>>261
落ち着け
- 263 名前:VIP商人 :2006/11/23(木) 18:51:12.67 ID:UmMExuNS0
- >>258
いい腕だ。GJ、GJにございまする。
さて十時まで、どうするか……
- 264 名前:VIP下手人 :2006/11/23(木) 19:04:16.19 ID:QVTlePih0
- 吐いた息は白く、暗澹な闇に紛れて消えた。それを見て、少しだけ口元に苦笑いが浮かべる。
短い息を1つだけついて、またその行方を見送った。
「あ……旦那様?」
背中にかけられた声。ただそれだけで、安心できた様な気がする。
胸が温かくなった様な気がする。 こういう考え方はもう末期なんだろうか。
なんて考えて口に浮かべた苦笑を更に深めた。過ぎるだけまだマシだと自己完結。
「ん」
軽く手を挙げて返事。あえて振り返る事はない。
「――――……」
その不躾さを笑うのではなく、何処か納得したような、曖昧な笑い声が聞こえてきた。
相変わらずっすね。なんて思ったりしているのだろうか。……まあいい。
「旦那様」
落ち着きを持った、凛とした声が届く。
柄にも無く、どきりとしてみたり。
「ん?」
語尾のイントネーションを若干上げる。
そう言いながら、振り返り。何だい。と目で問い掛ける。
一寸先は暗澹な闇。終わりの暗がりとも言えるその中に混じる少女。
「上っすよ、ほら!」
庭師の口に浮かんだ微笑。
それを見て、別段――面倒くさいだけではなかったのかな、なんて考えてみたりする。
振り返らなかったのは、ただ単に――じらしてみたりしたかったのだろうか。
相手がどう言う反応をくれるか、知りたいから。
- 265 名前:VIP下手人 :2006/11/23(木) 19:04:52.82 ID:QVTlePih0
- 「――どうし……?」
言うはずだった「た」を止めて、視線を上へと向けた。庭師指が指す方へ。
庭師がやっていた動作。右手を軽く掲げて、立てた人差し指を、空へ。
「――…………」
言葉がない。感嘆ぐらいは漏らせただろうが、それさえも――できなかった。
発生すべきすべての音は、先刻の吐息のように――空へと吸収され、昇華でもされているのだろうか。
「こんな異世界なら悪くはないっすね?」
空に描かれた何筋もの光の尾。
ああ、流れ星か。なんて心の中で黙考。言葉にしてしまうのはもったいない気がしたのだ。
言葉だけでは――いい表しきれないだろうから。
一言で片付けるには、惜しい、美しさ。星屑が、体を満たすような、この感覚は。
『異世界』である庭には、時折この様な現象が起こる事があった。
流星群が降り注ぐのだ。
これと同じような物を庭で一人見た時もあったが、
私は果たして心動かされていただろうか?
「何か願わないんすか?」
半ば呆然と天を仰ぐ私に届く庭師の言葉。
- 266 名前:VIP下手人 :2006/11/23(木) 19:05:46.63 ID:QVTlePih0
- 「星に願うほど他力本願ではないよ」
視線を固定させたまま、出来るだけ短く答えた。
本心だったが――少し短すぎたかもしれない。
「……だんなさまのりありすとー」
頭の中で、明確に、彼女の苦笑いが浮かぶ。
実際にも彼女は苦笑いを漏らしていたのだが。いやはや。
「自分自身で叶えなえなきゃならない願いなんでね……あー……いや――」
違うか。
視線を降ろして、思ったよりもすぐ近くにいた庭師を見据える。眼光を和らげて、微笑む。
「……?」
訝しげな庭師の視線。小首をかしげて、眉をひそめさせる。
端を折った言葉続きを待っているようだった。
「もう叶ってる」
――――苦笑いでは無い、今日一番の笑顔を向けてやる。
庭師の瞳に映る星屑。私の瞳に映る星屑。
一人で見ていた時に強く強く望んだ事。そして今、叶っている事。
願わくば。
ああ、願わくば。
大切な人と、この奇跡を過ごせればと。
>>263 俺は思いつく限りの作品投下するぜ!
- 267 名前:宿屋の女中 :2006/11/23(木) 19:08:22.61 ID:nhytNEFb0
- 10時か・・・
- 268 名前:VIP村人y :2006/11/23(木) 19:20:09.83 ID:EyghIuPyO
- >>266
イイヨイイヨー
- 269 名前:散髪とめきち :2006/11/23(木) 19:22:19.97 ID:UmMExuNS0
- >>266
その意気や好し。ならば見守ろう。
- 270 名前:VIP村人j :2006/11/23(木) 19:35:25.93 ID:yeEyJx380
- 庭「あっ……は……わ、若ぁ! た、助けてくださいっス〜」
若「! どうしまし……ブ──────ッ!(AA略) な、なんですかその破廉恥な格好は!?」
庭「ゆ、油断してたら……触手みたいな草につかまっちゃったっス〜……ひゃうん!」
若「さ、さすがは異空間、なんと素晴ら……いや、すばら……いや、すばら……いや、ベタな展開……!」
庭「な、なに人が困ってるところ見て興奮してんスかぁ……不謹慎じゃないッス……あん! や、やぁぁ……」
若「……はっ! す、すみませんつい夢中に……いや、呆気に取られてました! い、今助け……うわっ!?」
庭「んっ……ちょ、い、威勢よく出てきといてそれっスかwwwwww役立たずっスね……ふぁぁ! や、やめてくれっスー!」
若「に、庭師さん……!」
庭「あ……や、いやっス……み、見ちゃだめっスよ……う、訴えるッスよ……ふぅ……ん……っ!」
若「し、しかし触手に拘束されて自分ではどうにも……っ!?」
庭「!? ぁ……あ……わ、若に……ぜ、ぜんぶ見られてるっス……くふぅ! な、なんで急に激しくなるんスかー!?」
若「庭師さん(*´Д`)/ヽァ/ヽァ」
庭「なにニヤニヤして……ひあっ! あ、だ、だめ……あっ……ん、あ、やぁぁぁぁぁぁ!」
若「ここまでひっぱっといて夢オチとかありえないだろ……常識的に考えて……(ゴシゴシ)」
庭「……あれっ、若? なんでこんな時間に洗濯なんか……って、夢精っスかwwwwwwさすが童貞っスねwwwwww」
若「(´;ω;`)」
- 271 名前:VIP村人xxx :2006/11/23(木) 19:43:26.76 ID:q3Pj/NvN0
- age
- 272 名前:VIP村人P :2006/11/23(木) 20:05:40.11 ID:q3Pj/NvN0
- ホシュ
- 273 名前:VIP村人s :2006/11/23(木) 20:08:41.62 ID:kVYGTcWf0
- 絵支援。>>205をお借りしました。
http://imepita.jp/trial/20061123/721230
やっつぁっつぁぱれびっぱれらんらんびっぱりりんらんぴちたんるんらー♪
>>266
良い意気だぜ。俺も頑張る。
- 274 名前:VIP村人xxx :2006/11/23(木) 20:14:04.95 ID:PRLRdFvB0
- >>273
このささやかな胸元……出来ておる喃
GJ、GJに御座いまする。
- 275 名前:VIP奴隷 :2006/11/23(木) 20:19:41.01 ID:6Q4xp0ZWO
- >>273
ぬふぅ
- 276 名前:VIP村人z :2006/11/23(木) 20:23:04.72 ID:EyghIuPyO
- >>273
イイ!
- 277 名前:籠屋の銀二 :2006/11/23(木) 20:26:51.82 ID:iMLEzYSk0
- >>273
(・∀・)bグッジョブ!!
- 278 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/23(木) 20:32:30.47 ID:nhytNEFb0
- >>273
ありがとう・・・ホントにありがとう・・・
- 279 名前:姫 :2006/11/23(木) 20:32:36.62 ID:QVTlePih0
- >>273
いい笑顔じゃねぇか庭師wwwwww
- 280 名前:VIP皇帝 :2006/11/23(木) 20:49:33.15 ID:QVTlePih0
- ああ、もう春なんだなと呟いた私に、休憩時間中の庭師は間抜けな感じのイントネーションで
春ですか?(語尾に小さい「ぁ」が入っていた気もしないでもないのだが)と繰り返してきた。
そんな花曇の午後。
「春? え、季節感じれるもの、ありますか?」
縁側から立ち上がり、数歩進む庭師。
いつも通りな庭を見回し、そうしてから目ぼしい物も何も……ごにょごにょと言う。
「いや、そこにあるじゃないか」
指差す私の指を凝視する庭師。すっとぼけてるのか、それともその反応は本気なのか。
先だよ、先。くいくい、と関節を曲げて私は言外に伝える。
「桜が咲いてるんだよ」
呟き、そうして春だよなぁ。なんてもう一度感慨深く言って。
「む……旦那様ぁ」
間抜けな感じのイントネーションで(語尾に小さい「ぁ」入っていたな)庭師が私の方を向く。
「なんだい」
「目、大丈夫ですか?」
「なんだい」
「桜って桃色ですよ? え、あれ何色だと思ってます?」
「白だな」
間髪居れず返した私に、色彩感覚は正常ですか。庭師が胸を撫で下ろした感じで。
うん。 な ん で 通 じ な い 。
- 281 名前:姫 :2006/11/23(木) 20:51:51.39 ID:QVTlePih0
- 「……君は本当に庭師なのか」
「失敬な」
間髪居れずに返した庭師に、知らないわけはないだろう。私は言う。
「?」
「あれはオオシマ桜と言ってな。白い桜なんだぞ?」
は?
おい庭師、その顔は何だ。いやむしろこっちを見るな。
ため息一ついれた私に、庭師が
「いや、旦那様。反則ですそれは」
「反則とは何が反則なのか?」
「この庭に正常があることっす!」
よく言うな庭師。
「いやだってですよ? 食人植物出るかと思ったら熟れた柿の横にふっつーに大きなトマトなってるし! 秋と夏かよみたいな! もう全っ然手入れされてないんすよ庭!
もー手入れしてる人間の顔が見てみたいって言うかいや、うん。それは私っすけど。あっ…………」
一口でまくし立てられ、そして沈黙が蚊帳のように降り立ってくる。
真綿で首を締めるという言葉を知っているかい君。
「……うぅぅ……ごめんなさい」
珍しくしょんぼり気味の庭師が謝ってきた。まあ苛める気はないからいいんだがな。
「ああ、でも――――」
はた、と気付いたように庭師が顔を上げる。
なんだい。平坦な声で言うと。
- 282 名前:姫 :2006/11/23(木) 20:52:45.41 ID:QVTlePih0
-
「庭の奥に、私。この桜、見たっす」
は…………? 今度は私が固まる番だった。
「いや、それはどう言うことだい」
口は動かぬのに思考が回る。
おかしい。
おかしいのだ。いや、何が可笑しいのがまず考えてみると歪んだ家の庭、
その存在自体がおかしいのだが今はそれを言及している場合ではない。本当の本当におかしなことは。
「ありえない」
「でも、見たもんは見たんす。植物なら、一度見れば忘れません」
庭の奥にあったっすよ? 一本だけですけど。
庭師の声が遠くに聞こえてはいた。
ありえないありえない。ありえないのだ。いやむしろこれは。ありえてはいけない。
この庭先ならともかく――――『正常』が庭の奥にあってはならないはずなのだ。
『歪み』は歪んでいるからこそ『歪み』となるのだ。
『異なる』という事はその『異なる物』以外の物が全て並列にあらねばならない。
異質は白の中にある一つの黒でなくてはならない。
- 283 名前:姫 :2006/11/23(木) 20:54:05.44 ID:QVTlePih0
-
私は長年、庭の中を異質と見てきたのだが。
先代の庭師たちは、庭の中を異質と捕らえてきたのだが。
本当に歪んでいるのは『正常』であるはずの庭奥のオオシマ桜なのか……?
いや、仮に庭奥にいる一本の正常がそれだとして。
しかし――なぜ。
「それがオオシマ桜であらねばならないのだ……!」
私の声は庭師に届いて居ただろうか。
彼女は不思議そうな顔をするばかりである。
ああ。くらり、と。瞼の奥から疼くような。
記憶を手繰り寄せたところで、私はそんな強い頭痛を覚えた。
物語は確信へ……!
みたいな。ごめんただ庭師にもわからない植物はあるよってだけなんだ。
白い桜は本当にある。
- 284 名前:籠屋の銀二 :2006/11/23(木) 20:58:15.38 ID:iMLEzYSk0
-
- 285 名前:油売りの左暮 :2006/11/23(木) 21:14:36.21 ID:iMLEzYSk0
- ホシュ
- 286 名前:VIP村人xxx :2006/11/23(木) 21:20:20.37 ID:6FxQxzMU0
- 若「あと1時間くらいで・・・・・・この庭も消えてしまうんだな」
庭「そうっすね」
若「色々と苦い思い出もあったが、俺はこの庭が好きだった」
庭「確かに。やりがいはありましたね」
若「・・・・・・お別れ、か」
庭「ちょ、しんみりし過ぎっすwwww ご主人が手入れしないから、この庭自衛軍の攻撃対象になっちゃったんっすよ」
若「そうならないように、君に庭の手入れを任せていたはずなんだが」
庭「サーセンwwwwww 情報操作しくじりましたwwwwwwwwwwwww」
若「庭の手入れの方に力を入れてほしかったよ・・・」
庭「後悔先立たず、後の祭りっすwwwwww」
若「・・・・・・そうだな。後悔は必ず後にしか来ない。先に来たものは杞憂とされるからな」
庭「ご主人wwwwwwwwww 童貞wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
若「・・・これから、君はどうするんだね?」
庭「ちょ、華麗にスルーwwwwwwwwwwwwww ・・・そうっすね〜、また流れていきましょうか」
若「そうか」
庭「おっ、おっ、反応薄っwwwwwwwwww」
若「フフ・・・俺が君を引き止めるとでも?」
庭「・・・・・・」
若「・・・・・・」
庭「・・・・・・」
若「・・・・・・引き止めて、いいかい?」
庭「・・・遠慮させてくださいっすwwwwwwwww」
若「だろうね」
庭「・・・・・・。・・・ご主人、この庭たぶん土地レベルで異世界っすから、一度焼き払ってもまたこんなんになりますよwwwwwwwwwwwww」
若「うん」
庭「だから、そん時になったらまた呼んでくださいっすwwwwwwwwww こんな庭、他に誰が手入れ出来るゆーんっすかwwwwwwww」
若「うん」
- 287 名前:VIP村人xxx :2006/11/23(木) 21:22:05.19 ID:6FxQxzMU0
- 庭「・・・・・・ご主人、消えちゃイヤっすよ」
若「消えないよ」
庭「・・・・・・」
若「たとえ、この庭と一緒に消えても、君の心には俺はいるから・・・」
庭「童貞が勝手に人の心に引きこもらないでくださいっす・・・。ニートっすかぁ・・・・・・もぅ・・・」
若「元気でな」
庭「・・・・・・」
若「最後まで、君でいてくれないか?」
庭「うっせーよwwwwwwwwwww 童貞wwwwwwwwwwwwwwwwww」
若「・・・またな・・・」
庭「二度と来るかwwwwwwwwww どーもサーセンッwwwwwwwwwwwwww」
そして、庭は焼き払われて・・・・・・
- 288 名前:悲しい一人暮らし :2006/11/23(木) 21:25:11.32 ID:slkn1HSr0
- 物語は、第二幕へ・・・
- 289 名前:愛のセーラー戦士 :2006/11/23(木) 21:40:15.30 ID:xoSqFqa00
- 多分最終絵支援。>>206をお借りしました。
http://imepita.jp/trial/20061123/778120
もうスレも終わりかぁ。
今までいくつもの新ジャンルスレで絵を描いてきたけど、
一つのスレにこれだけ投下できたのは初めてだw
皆さんGJ&お疲れっした。
- 290 名前:VIP村人y :2006/11/23(木) 21:44:02.87 ID:0e1Bu7gm0
- 童貞言い過ぎwwwwwww
だがそれがいい
ところで>>289のGJな絵で気になったんだけど、風邪の時はネギをケツに、っていう分化はVIPにもあったのか?
- 291 名前:VIP村人P :2006/11/23(木) 21:44:15.40 ID:PRLRdFvB0
- 素晴らしい流れ、そして素晴らしい職人方に出会えて、幸せを感じる。
保守の必要など、一片とて無かった。
皆GJなんだぜ?
- 292 名前:VIP悪魔 :2006/11/23(木) 21:45:49.63 ID:C+W74ZBd0
- リアカーマン実況
http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1164285139/
- 293 名前:油売りの左暮 :2006/11/23(木) 21:48:06.00 ID:iMLEzYSk0
- age
- 294 名前:VIP村人l :2006/11/23(木) 21:51:08.84 ID:yeEyJx380
- 庭「──いよぉーし! 終ったっスよー! 若ー! 若ー!」
若「確かに……終ってますね。完全に焼け野原です」
庭「もともと終ってる庭っスからwwwwww逆にはじまったようなもんスよwwwwww」
若「……何はともあれ、お疲れ様でした。これが最後のお給料です」
庭「へい、確かにwwwwwwいやー、うまい商売だったっスwwwwww」
若「……」
庭「あれ、なに辛気臭い顔してんスかwwwwwwwせっかく人が庭を奇麗にしてあげたってのにwwwwww」
若「……いえ、これで庭師さんとお別れかと思うと少し寂しくなりましてね」
庭「ちょ、今更出てけとか薄情っスねwwwwww用が済んだらポイっスかwwwwww」
若「え……?」
庭「人の処女まで奪っといて無責任っスよwwwwww最後まで責任取ってほしいっスwwwwwww」
若「! そ、そんなつもりは……って、待ってください、という事は……」
庭「……若さえよければ、これからもヨロシクっス」
若「……に、庭師さん!」
庭「ひゃっ! わ、若!? く、苦しいっスよ!」
若「庭師さん……これからもよろしくお願いしますね?」
庭「……こちらこそ、っス///」
おわり
- 295 名前:門番の娘 :2006/11/23(木) 21:52:37.66 ID:nhytNEFb0
- 若 「ついにこの時が来ちゃったな」
女庭師「来ちゃいましたね〜感慨深いっすよ」
若 「もう、変な生き物も、植物もいないんだな」
女庭師「ええ、全部倒しましたから〜
おかげでもうLvUPしまくりっすよw」
若 「でだ、1つ気になるんだが
庭と言うより畑になってないか?」
女庭師「気のせいっす」
若 「ほら、果樹園もあるし」
女庭師「気のせいっす」
若 「やたらと食べる物が・・・」
女庭師「デフォルトっす」
- 296 名前:VIP足軽a :2006/11/23(木) 21:52:45.69 ID:vWHef4uQO
- 処女を奪ってkwsk
- 297 名前:門番の娘 :2006/11/23(木) 21:53:16.60 ID:nhytNEFb0
- 若 「まぁ・・・いいか
本当に行くのか?」
女庭師「はい、契約内容は果たしたっすから」
若 「そうか・・・元気でな」
女庭師「な〜に暗い顔してんすか
ほらほら、笑って笑ってw」
若 「ああ、そうだな
じゃあ、元気でな!」
女庭師「・・・(麦藁帽子大切にします)」
若 「え?」
女庭師「じゃあ、若もお元気で!
また、会えると思うっすけどとりあえずさよならっす〜」
若 「ああ、また会おう!
・・・行っちゃったか、言いそびれちまったな〜」
- 298 名前:VIP村人xxx :2006/11/23(木) 21:53:32.14 ID:6FxQxzMU0
- >>294
ねぎか、ねぎで処女を奪ったのか!!?
ていうか、いつの間にそんな我々を置いていくような展開に・・・・・・
- 299 名前:VIP村人XL :2006/11/23(木) 21:54:40.94 ID:EyghIuPyO
- GJとしか言えない
- 300 名前:愛のセーラー戦士 :2006/11/23(木) 21:55:29.60 ID:xoSqFqa00
- >>296,298
>>177のことじゃないかな、多分。
- 301 名前:門番の娘 :2006/11/23(木) 21:55:36.88 ID:nhytNEFb0
- 一週間後
ギギギギギッー!!!!!
若 「な・・・なんで、庭が元の異世界に・・・」
ギ?ギギギギッーーー!!!
若 「う、うわー!!」
ザン!!
女庭師「あぶなかったっすね〜若w」
若 「なんでここに!
と、言うか何でまた異世界に!?」
女庭師「知らないんすか〜?若
庭はですね、生きてるんすよ、手入れをしないとすぐ元通りにw」
若 「じゃあ、一生元に戻らないじゃないか!」
女庭師「そこでっすね〜私がこの家の専属庭師になってあげましょうか?」
若 「それって・・・いいのか?」
女庭師「当たり前っすよ好きなんすから
こう言う時は男からいうもんすよ〜早く早くw」
若 「これからもよろしく頼む!」
女庭師「おまかせっす♥」
- 302 名前:門番の娘 :2006/11/23(木) 21:57:02.20 ID:nhytNEFb0
- 俺が>>1なんだが
本当に楽しかった、ありがとう
- 303 名前:油売りの左暮 :2006/11/23(木) 21:58:09.33 ID:iMLEzYSk0
- >>302
乙
- 304 名前:VIP村人XL :2006/11/23(木) 21:58:35.03 ID:EyghIuPyO
- 本当に楽しかった。新ジャンルでこんな夢中になったのは初めてだったぜ
- 305 名前:VIP村人g :2006/11/23(木) 21:59:42.67 ID:raKi/V+90
- あと、15分ちょっとか。
……こんな終わる空気を作っておいて、落ちなかったらウケるんだけどなw
- 306 名前:悲しい一人暮らし :2006/11/23(木) 22:01:19.21 ID:xoSqFqa00
- >>302
乙。このスレを立ててくれて、ありがとう。
楽しかったよー。
- 307 名前:水汲みおしち :2006/11/23(木) 22:01:21.48 ID:nhytNEFb0
- 絵師の人本当にありがとう
絵は家宝にします
- 308 名前:ドヴァドヴァ大爆弾 ◆usDOVA73.2 :2006/11/23(木) 22:01:32.81 ID:f6DNgGsK0
- 1おつ、面白かったよww
- 309 名前:VIP足軽b :2006/11/23(木) 22:01:55.27 ID:vWHef4uQO
- 俺…将来偉くなって…庭師雇うよ…
- 310 名前:VIP皇帝 :2006/11/23(木) 22:02:13.51 ID:6FxQxzMU0
- え? あれは若の夢じゃなかったのか・・・・・・
- 311 名前:棒またぎ姫 :2006/11/23(木) 22:03:37.27 ID:QVTlePih0
- それはかつて私がまだ『若』だった頃の話だ。
それはかつての庭師がこの庭にいた頃の話だ。
その頃私は何かを嫌い、何かを好きになり、
何かを憎み、何かを愛し、何かを感じて、何かを掴み損ねて、
何かを。いや。確かに彼女の事を好いていたのだ。
それはかつてこの庭が。
「旦那様」
「なんだい」
「モミの木」
「ああ」
「もみの木の約束、まだですよ」
「ああ」
「破るんすか」
「すまん。なあ、庭師」
「……なんすか」
「ないて、いるのか」
「な、ないてません!」
- 312 名前:VIP足軽zip :2006/11/23(木) 22:03:49.98 ID:Hd56tL0L0
- あれ、終わりかー
皆お疲れ様。
- 313 名前:棒またぎ姫 :2006/11/23(木) 22:04:38.87 ID:QVTlePih0
- 白い桜の前。私は見上げ、庭師は地面だけを見ていた。
あの強い頭痛を覚えた時。思い出したことが一つあった。
そうだ。この桜は――彼女が。先代の先代の先代の……そんな庭師がふざけた口調で植えていったものなのだ。
「どうせ若ならからしちまうっすwww」とか言いながら。うん? 思い出すだけでむかむかしてきたぞ?
とにかく。この桜は――いきなり消えてくれたあの庭師へと持つはずだった
私の嫌悪やら怒りやら憎しみやら好意やら愛やら自己嫌悪やらを全て吸い取ってくれていたのだ。
本来吸い込むはずのなかったものを吸い込んでしまった。
だから桜としての存在意義を失ってしまったのだ。白い、桜。そうしてこの桜は多分、周囲にも『歪み』をもたらしてしまったのだろう。
だからこそ、この庭はこんなにも異世界になったのだ。
では、庭の奥にあったものは――?
……いや。もう考えるのをよそう。些末な事だ。ああ、些末なことなのだ。
「庭師よ。なくな。泣いてくれるな」
「ないてませんないてません! 泣いてなんかっ、ないっ……!」
そして到った結論があった。
この庭先にあるこの桜。燃やしてしまえば――天へと、昇華させてしまえば、
庭を包むこの異質は、浄化されるのではないかと。
目の前にある桜が形を無くしていく。そして私も私としての形を無くしていくのだ。
当たり前だ。私を支えていた全ての物が、天へと帰ってしまうのだから。
視界の中に入るもの。
白い白い桜の花びらが名残惜しむように舞い落ちている。
- 314 名前:棒またぎ姫 :2006/11/23(木) 22:05:25.19 ID:QVTlePih0
- ああ。白い白い。
彼女との日々のように。
目の前で泣く庭師との、あの雪の日のようにあの星屑の日のように。
白い。白い、はなびらが。
「旦那様……っ……絶対、絶対……! 私っ……」
庭師が何かいっている。ああ、泣いてくれるなと言ったのに。
存在が消えかかる。弱い光が私と言う光が消息へと向かう。
気分は極めて安らかだったのだ。
貴方にまた会いたい。
彼女の言葉を、私が聞く事はあったのだろうか。
了
俺の庭師は何か雰囲気最後まで違うかったな。
最後に絵師とか書き手とかにすっげーGJ!楽しかった!
- 315 名前:水汲みおしち :2006/11/23(木) 22:07:03.63 ID:nhytNEFb0
- >>314
乙GJ
もう、短編小説だな
文才に嫉妬
- 316 名前:VIP村人u :2006/11/23(木) 22:07:43.17 ID:ATTNQcEg0
- 終わりか。
結構面白かったww
多分庭は元に戻るだろうなww
そして俺等もまたこんなスレをたてるのだろうな
- 317 名前:VIP足軽b :2006/11/23(木) 22:10:04.29 ID:vWHef4uQO
- VIPのスレが落ちるのがこんなに悲しいなんてな
- 318 名前:壷ふりお京 :2006/11/23(木) 22:12:30.25 ID:iMLEzYSk0
-
- 319 名前:VIP村人j :2006/11/23(木) 22:12:35.00 ID:CSXLdYqi0
- ここで終わりか・・・
長かったようで意外と短かったんだな
みんな乙でした。面白かったっす
- 320 名前:VIP足軽b :2006/11/23(木) 22:12:47.81 ID:vWHef4uQO
- あばよ!庭師!若!皆!
- 321 名前:悲しい一人暮らし :2006/11/23(木) 22:12:54.48 ID:xoSqFqa00
- 皆さんお疲れ様でした!
http://imepita.jp/trial/20061123/799340
- 322 名前:水汲みおしち :2006/11/23(木) 22:13:25.37 ID:nhytNEFb0
- ホントにありがとう
- 323 名前:壷ふりお京 :2006/11/23(木) 22:14:00.32 ID:iMLEzYSk0
- >>321
GJ!!!
ノシ
- 324 名前:VIP魔王 :2006/11/23(木) 22:14:03.14 ID:PRLRdFvB0
- ちきしょう、超重いぜ。GJ、GJにございまするぅぅぅ!!
- 325 名前:VIP足軽b :2006/11/23(木) 22:14:36.20 ID:vWHef4uQO
- あるぇ?
- 326 名前:水汲みおしち :2006/11/23(木) 22:14:57.28 ID:nhytNEFb0
- >>321
最後にかっこいい事しやがって!!
泣いたぜちくしょう!!!!!
- 327 名前:VIP村人j :2006/11/23(木) 22:15:10.86 ID:CSXLdYqi0
- >>321
(´;ω;`)ノシ
- 328 名前:VIP村人Ecup :2006/11/23(木) 22:15:33.93 ID:EyghIuPyO
- GJ!GJ!
絵師も書き手も最高だ
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