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夏の詩 - (2006/08/07 (月) 14:20:23) のソース

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          時計の針が
          
          時を刻む
          
          目覚めたばかりの夜明けに
          
          蒸し暑い朝
           
          窓ガラスを開け放つ
          
          どこからともなく
          
          入り込んでは出て行く
          
          朝涼がここちよく
          
          はだを撫でていく
          
          窓辺の向こうに見える
          
          朝を歩く人々に
          
          銀の風が吹いていた
          
          窓辺の風鈴が
          
          朝涼に吹かれるままに
          
          懐かしい音色を響かせて
          
          私はただそれをだまってみていた
           
          私はそれをだまって聞いていた
          
          懐かしい思い出と
          
          始まったばかりの
          
          朝との間を
          
          揺れ動きながら