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平成 17年 7月
夢見たものたち 儚くきえていった
願った小さな幸せたち 脆く壊れたものたち
道はどこまでも続く 空たちはどこまでも広く
何故どうしてと 問う日々たち
何もかも失ったかのように思えた日々が続いた
青い空たちは変わりなく青く澄んでいた
春はいつものようにやってきた
いつものように変わらない季節が行ったり 来たりと
繰り返されていた
道は閉ざされて さまよい歩いた心たち
どれ程のと時が過ぎて行っただろうか
何もかも見栄も欲も捨てた時 心は軽くなった
この世にはどうにもならない事があることを知った
祈り続けても叶わぬことがあることを
逆らえない運命という定めを
夢を捨てたわけではない 希望を諦めた訳ではない
それ以上に夢は大きく 希望はたちはしっかりと
叶うことも 叶わぬことも 恐れなど無くなり
この命のある限り歩き 人々はみなそれぞれの道を
進まなければならないと きずいたときから
何もかもを失って 泪さえも凍てついていた日々
凍てついた心たち それらはみな
今 夢となり 希望となり 帰ってきた
まだまだ果てしなく遠い夢 希望たちが
空を仰ぎ 風にさそわれて 届いた贈り物を
抱きながら
まだまだ何が起こるかわからない人生
けれど迷わずに進もうと
泣きながら 笑いながら 生きていこうと、そうきめたのはいつのことだっただろう。
-[[あ]]