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「サイレントランニング」

1972年/アメリカ/深遠なるSF

あらすじ
地球上では動植物がほとんど死に絶え、食物は人工的に
作られたものが主流になっていた。
フリーマン・ローウェルたち一行は宇宙船で
木星近辺で植物を育成する研究をおこなっていた。
しかし、ある日植物を研究するための施設を切り離し
爆破して地球へ帰還せよとの命令が下る。
ローウェル以外の船員達は退屈な宇宙での生活に
飽き飽きしていたため嬉々として森のあるセクターを
切り離し、次々と爆破していく。
だがローウェルだけは違っていた。彼は森を愛し
地面から収穫できる食物こそが真の価値あるものだと
主張し、他の船員達と対立を深めてゆくのだった。。。

※あらすじについて上に書いたとおりにはっきりと
 語られているわけではないので一部推測で内容補完しています。

コメント
映像はいまどきの映画に見慣れた人がみると
ちゃちいとか言われてしまうかもしれませんが、
時代背景を考えるとたいしたもんです。

それにしてもこの監督、ダグラス・トランブルという人は
台詞もすくなに哲学的なテーマを描いていて
すごいと思います。こういう映画があるからカルト映画
と呼ばれるものは見過ごせないんですね。

これとは別の「ブレインストーム」では
バーチャル・リアリティの走りで、おまけに死後の世界に
まで触れてしまうという暴走(?)ぶり。

本作では、環境を省みない人間と環境を保護しようと
するが挫折し、狂気に走る人間を宇宙という閉鎖空間の
中で孤独感をことさらに強調して描いており、緊迫感が
あります。結局は環境や自然というものは人間が大事に
しないと破壊されてしまうが、かといって人間が思うよう
にコントロールできるほど簡単なものではない。
と訴えかけているように勝手に解釈してみました。

余談ですがいままで映画の中では無菌室のようだった
宇宙船にごみを散らかすなど生活観をかもし出したのは
この作品からです、みたいな話もあるみたいです。

古びたじょうろに涙した方、せつなくなった方。
お互いその気持ちは大事に忘れないようにしたいものです。

投稿者
管理人
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