キャンペーンハンドアウト

■「キャンペーンパス」について

 キャンペーンハンドアウトで提示される「キャンペーンパス」は、
この「聖骸戦争」において、プリプレイ毎に新たに提示されるものです。

 ※ つまり「ライフパス」「PC間パス」「シナリオパス」に加えて
  4つ目のパスを所持した状態で、毎回のシナリオは開始されます。

 キャンペーンの特別ルールとして、キャンペーンパスは
「パス処理タイミングにおいて、自由に失っても良い」ものとします。
失ったキャンペーンパスは、自動的に次のプリプレイで再び獲得できます。


+ ■天壌院・紅音専用キャンペーンハンドアウト

■天壌院・紅音専用キャンペーンハンドアウト

キャンペーンパス:「戸田・蒼子への(任意:友情推奨)」
主な関係NPC:【ターミィ】(相談相手?)、戸田・一輝(蒼子の弟)

 キミは雪代学院に通う女学生だ。
由緒正しい「天壌院家」の後継者として相応しい人物になるため、
そして「聖骸戦争」にマスターとして参加し、勝ち残るために。
キミは幼い頃から、ずっと厳しい修行を課せられてきた。

 だが、そんなキミにも友人は居る。
いつも明るく元気な同級生「戸田・蒼子」(とだ・あおこ)だ。
彼女は優秀なテレポーターであり、ずっと「世間慣れ」している。
その才能を活かしてあちこちでアルバイトを重ねているのだ。

 キミが困っているとき。いつも彼女は手を差し伸べてくれた。
キミが迷っているとき。いつも彼女は笑顔で待っててくれた。
‥‥彼女の誠意に応えてあげたい。心からキミはそう思っている。

 ※ 蒼子は「聖骸戦争」や魔法などの知識は全くありません。
  そのような怪しげで危険な儀式の存在を知れば、親友・紅音を
  救いたいと反発するでしょう。キミの祖父の意に反して‥‥

 ※ 「蒼子からの因縁」は、キャンペーン本編の展開に合わせて
  どんどん変化していきます。キミが持つ「蒼子への感情」も、
  プリプレイ毎に変化させて構いません。


+ ■“嫁尾・まいら”専用キャンペーンハンドアウト

■“嫁尾・まいら”専用キャンペーンハンドアウト

キャンペーンパス:「自我への(任意:戸惑い推奨)」
主な関係NPC:柳川葉月博士(VF団協力者)、アンドロイド「優衣」

 キミは生命を持たない「人形」でしかない。そのはずだ。
「器」としての肉体はあるものの、それを動かす「魂」がない。
精々、プログラム通りに、ヒトの情緒反射を模倣する程度だ。

 でも。最近、ドクターの命令が「聞こえなくなる」時がある。
数多の防護壁を破り、直接、キミの制御中枢へと届くモノがある。

 それは嘆き。日々の平穏が失われたことへの悲しみ。
 それは怒り。全てを打ち砕くような、理不尽への憤り。
 それは祈り。誰かに笑顔で居てほしいという、小さな願い。
 それは‥‥

 「誤動作データ」フォルダの中に、それらの痕跡が積もっていく。
そして、キミの中に、新たな情報処理クラスタが生まれつつある。
ドクターは気づいている。だが「これを消せ」とは命じてくれない。

 キミは変わってしまうのだろうか。「人形」以外の「何か」に。
‥‥どうして、その事が気になるのだろう。理解できない。

 ※ まいらちゃんの受信する電波その2(誰かの魂と感応)の
  表現として「疑似的な自我の芽生え」パスを用意しました。
  このキャンペーンパスを保持している間は、ドクター以外の
  命令電波も受信可能です。

 ※ 「このパスがないのにドクターの命令に違反した」場合、
  それは電波その2(誰かの魂と感応)の仕業ではなく、
  「まいらちゃんの中で何かが囁いた」扱いとします。

 ※ なお「魂がない」状態でも、まいらちゃんはデフォルトで
  簡単な質疑応答が可能です(やや無機質な対応でしょうが)。
  その処理クラスタの優先順位に従い、常に「最善の判断」で
  応えるでしょう(GM判断)。


+ ■鷹見仁専用キャンペーンハンドアウト

■鷹見仁専用キャンペーンハンドアウト

キャンペーンパス:「龍導寺・沙妃への(任意:幼子推奨)」
主な関係NPC:樹蘭(相談相手)、鮫島辰夫(沙妃の運転手兼護衛)

 坂の上のお屋敷には、ひとりの少女が住んでいる。
‥‥その少女の名は「龍導寺・沙妃」(りゅうどうじ・さき)。
キミの婚約者(12歳)だ。まぁ、祖父達の他愛ない口約束だが。
将来、この優しい娘が美人さんになる予感はひしひしと感じる。

 多忙な両親と一緒に過ごす時間が少ないためか、沙妃ちゃんは
いつも寂しそうだ。キミが顔を出すと、とても喜んでくれる。

 だが、沙妃ちゃんには特異な才能があるらしい。あまり人前で
見せてはいけないそうだが、キミにだけと秘密を教えてくれた。
「わたしは、このせかいのみらいをうけつぐんだって」

 そして、キミは彼女と共に事件に巻き込まれた。
‥‥彼女の笑顔を護りたい。キミは心からそう願っている。

 ※ 沙妃ちゃんとの婚約話はあくまでも「ネタ」です。
  本人はまんざらでもなさそうですが、暴走するなよ~w
  なお、樹蘭さんは「私は沙妃ちゃんの味方よ」だそうで‥‥

 ※ 沙妃ちゃんの登下校は、運転手と護衛を兼任する使用人
  壮年の無口な男性エキストラ「鮫島さん」が付き添います。
  キミも馴染みで、よくリムジンに同乗させてもらいます。


+ ■“祁答院・芹香”専用キャンペーンハンドアウト

■“祁答院・芹香”専用キャンペーンハンドアウト

キャンペーンパス:「家族への誓い」
主な関係NPC:【ターミィ】(相談相手)、祁答院・鐘斡(借り)

 キミは「失われた魔法世界」から来た王族の末裔だ。

 キミの祖母(“最後の王女”フェリシア)は、滅亡しつつあった
祖国から神器【調停者の瞳】と共に逃れ、この世界へと漂着した。

 その後、彼女はこちらの世界で成功して「祁答院財閥」を興し、
新たな平穏を手に入れた。そのはずだったが‥‥

 フェリシアの前に【ターミィ】が現れ、【神器】を巡って争う
「聖骸戦争」の存在を教えた。その勝者となれば「故郷の復興」も
可能であると。そう告げてしまった。

 そして、キミの周囲から全てが失われた。
家族も。地位も。財産も。‥‥未来の選択肢さえも。
残されたモノは「滅びた王家の誇り」と「一族の未練」だけだ。

 勝たねばならない。キミは家族の墓標の前で誓いを立てた。
「失った全てを取り戻す」ために‥‥!

 ※ すでに、キミは叔父の「祁答院・鐘斡」に借りがあります。
  これ以上は頼れません。叔父の面子を護るためにも、キミは
  優等生を演じる必要があります。振る舞いに注意!

 ※ 神器【調停者の瞳】は先祖伝来の家宝です。奪還しましょう!


+ ■不動賢専用キャンペーンハンドアウト

■不動賢専用キャンペーンハンドアウト

キャンペーンパス:「神器【苛烈なる正義】への拒絶」

 現在、キミは神器【苛烈なる正義】を所持しており、手放せずに困っている。
この神器【苛烈なる正義】の所有者である限り、キミに安らぎの時はない。

 ※ 不動賢が被っている「不眠の呪い」はコレを所持していることの副作用です(フレーバーですがw)
  無論、神器【苛烈なる正義】を装備するかしないかは自由に決めていいよ!

神器【苛烈なる正義】詳細データ


 この神器は「装備部位」を消費せずに装備可能な武器である。
装備者には「常に」以下の効果が自動適用される。その上で「起動条件」を満たしたならば、
下記の「超過駆動」「神焉展開」の特殊能力を発動させてもよい。

基本1:最大LPが+1される。
基本2:どんな状況下でも決して「不意打ち」を受けない。
基本3:自身が被ったBS「放心」は特技やアイテムでは回復させることはできない(覚醒時の回復はOK)。
基本4:感情パスを新規取得した場合、その内容は「●●への怒り」になる(後に変化させてもOK)。


☆超過駆動【アルゴス】
起動条件:2LP消費。「未行動」時のみ。「シーン内の誰かが特技/エネミー特技の使用を宣言した」直後に起動する。
効果:
 シーン内のキャラクター1体を対象とする。対象が宣言した特技/エネミー特技1つの効果をすべて打ち消し、
対象に20点のHP喪失を適用する。だが、その特技/エネミー特技を「この神器の所有者」が取得していない場合、
この能力は自動的に無効化されてしまう。

 ※ 使用宣言の不要な「タイミング:常時」の特技/エネミー特技は打ち消せない。
 ※ 「特技として扱う」アイテム類(内なる無限の世界シリーズなど)は範疇外。


☆神焉展開【???】
起動条件:???
効果:???

 ※ この神器の詳細は情報項目として調査可能です(キャンペーンを通じて有効)。


+ ■真田りんご&岸田のクソジジイ専用キャンペーンハンドアウト

■真田りんご&岸田のクソジジイ専用ハンドアウト


 キミたちは外道だ。
いや、正確には「表社会に迎合する気のない、はぐれ者」(アウトロウ)だ。
女子高生のりんご。得体のしれない正体不明の浮浪者、岸田。

 博徒ふたりが出会い、最初の一勝負が終わったそのとき、【ターミィ】から声をかけられた。
その結果、りんご側が岸田のジジィに「押しかけ弟子入り」して、師弟関係が結ばれた。

 どうやら「聖骸戦争」とかいう大がかりな儀式やらは、随分と面白そうだ。
常識に囚われず、素直に興味を示した2人は、さっそく【英霊】の召喚を試みることにした。
――どうせ、そのままじゃ麻雀にも面子、足りないしな。


+ ■【英霊】PC専用キャンペーンハンドアウト(シャナ、ソウジ、皇帝:共通)

■【英霊】PC専用キャンペーンハンドアウト(シャナ、ソウジ、皇帝:共通)

キャンペーンパス:「マスターへの義務感」
主な関係NPC:【ターミィ】(仲介者/審判?)

 キミは「聖骸戦争」の参加者により、この現世へと召喚された存在だ。
その身体はフレアを練り上げて構成された仮初のものでしかないため、
【マスター】との契約が解除されれば、簡単に失われてしまう。

 キミには願いがある。それを叶えるためには、契約した【マスター】が
この戦争に最後まで生き残り、【創世】を達成しなければならない。

 当然、他のマスターも己を護るために【英霊】を召喚しているだろう。
あらゆる時代の英雄たちと凌ぎを削り合う。それが「聖骸戦争」だ。

 疑問も多い。あの【ターミィ】は何を基準にマスター候補者を選ぶ?
「継承者の刻印」とは? 誰が何故「聖骸戦争」システムを生み出した?

 ‥‥マスターと共に生き残ろう。すべてを解き明かすためにも。

 ※ 別に「マスターに願いが何かを告げる」必要はありません。
  マスターと契約を交わす時に「キミの願いを叶える」ことも自動的に
  織り込まれているため、マスターが「聖骸戦争の勝者となった」なら
  キミの願いは必ず叶えられます。
  (マスター契約が強制的に解除された場合も同じです。御安心を)

 ※ 「美酒町」では「非常識な存在」は非常に目立ち、騒ぎになります。
  現代社会においては、誰もが手軽に記録を残せることをお忘れなく。
  “死人に口なし”にも限界はあります。監査組織が火消しに動きますが、
  キミの情報は誰でも「情報収集判定」で得ることができる、という事を
  意識しておきましょう。なお[透明くん]は購入可能ですよ!(10/0)


+ ■英霊“フェンサー”専用キャンペーンハンドアウト

■“フェンサー”専用キャンペーンハンドアウト

キャンペーンパス:「鷹見仁への(任意:守護推奨)」
主な関係NPC:【ターミィ】(互いに疑惑を)、龍導寺・沙妃(保護対象?)

 キミは正規の英霊ではない。だが、キミの使命は「鷹見仁を護る」ことだ。
そのため、キミは「鷹見仁の召喚儀式に介入する」ことで、彼の元へと駆けつけた。
既に神器【調停者の瞳】は力を失った。‥‥チャンスは、この一度だけなのだ。

 鷹見仁を危険な「聖骸戦争」へと巻き込んだ【ターミィ】のことは許せない。
だが、既にマスターとなった彼を、このまま放置しておくわけにもいかない。
幸か不幸か、彼はキミを「英霊」だと思い込んでいる。ならば期待に応えよう。

 絶対に。彼と共に生き延びて。未来を勝ち取ってみせる‥‥!

 ※ キミは神器【調停者の瞳】の第2段階の超常能力【パンドラ】を使用して、
  その効果で「鷹見仁を救う」ことに成功しました。が、その代償は大きく、
  しばらくの間は、この神器の力を使用することはできません。
  (情報収集&イベントで回復?)

 ※ また【パンドラ】の副作用により(?)、キミは「未来の知識を得たが、
  それを思い出すことができない」状態です(プロミネンス《心砕き》扱い)。
  「自分が何処の誰なのか」「鷹見仁を護りたい」の2つだけは覚えている。
  それ以外は、ほぼ何も覚えていない状態だと思ってください(GM判断)


+ ■英霊“坊や”専用キャンペーンハンドアウト

■英霊“坊や”専用ハンドアウト


 キミは当初、「抑止力」(カウンターガーディアン)として、
この「聖骸戦争」を阻止するために顕現する予定だった。
だが、何らかの要因により、その行程は歪められ‥‥

 キミは一介の「英霊」として顕現せざるを得なくなった。
おそらく「聖骸戦争」には、外部からの干渉への対策が講じられていたのだろう。

 だが、逆に言えば「英霊」として参加する分には誰にも文句は言わせない。
キミの目的は「この聖骸戦争を廃止させること。その黒幕の存在抹消」にある。
その過程としてどんな手段を用いるかは、キミの自由裁量に任された‥‥ということだ。

 ※ ぶっちゃけますと「舞台裏」を探ることを期待された探偵役ですw
  「聖骸戦争」運営側から敵視され、勝手に介入してくるでしょう。
  キミの周囲には、次々に不可解なトラブルが発生します。いわゆる疫病神的な存在ですね。
  (カオスフレアであるキミ自身には特に不都合な影響はありませんがw)

 ※ マスターとの関係はキミが自由に決めて良い。無理に「義務感」を抱く必要はない。



最終更新:2012年05月07日 17:26
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