第1話ハンドアウト

+ ●セッショントレーラー

●セッショントレーラー


 冬の美酒町を、密かに怪奇の恐怖が侵していく。
犠牲者は自覚なき「闇の眷属」と化し、新たな種を撒く。
今宵も邪悪な吸血姫“カーミラ”の酒宴が催される。

 すべては、来るべき「聖骸戦争」への布石だった。
暗躍する冥府の魔人。眠れる邪神獣。星空から降る脅威。
英霊を従えた『マスター』が、己の願いを賭け争っている。
ついに日本S.A.F.E.はカウントダウンを開始した。

 だが、すべての希望が潰えたわけではない。

 祖父の遺言に従い、少女は戻れぬ道へと踏み出した。
創造主の命に背き、“それ”は空ろを抱いて飛び降りた。
何も失うモノを持たぬが故に、少女は心の暗闇に繋がれた。

 そして‥‥ 大切な幼馴染みの少女を護るために。
少年・鷹見仁は、怪異なる事件に挑む。心強い仲間と共に。

      カオスフレアSC
  「第2次聖骸戦争」キャンペーン

         第1話
       「炎の旅立ち」
    ~ Let go of yourself ~

 ――神焉展開。彼らの聖骸戦争が始まる。

+ ■天壌院・紅音専用ハンドアウト

■天壌院・紅音専用ハンドアウト

シナリオパス:「聖骸戦争への興味」

 キミの祖父、天壌院財団の老当主「天壌院・紅郎」(てんじょういん・くろう)は、
いわゆる「黒幕」だった。日本S.A.F.E.にも大きな影響力を持ち。敵だと見ればどんな
相手だろうと容赦なく叩き潰す。そんな苛烈な人物だった。

 だが、キミは知っている。キミだけが知っている。
祖父は自身の力不足を常に嘆いていた。彼には果たせぬ“願い”があった。

 キミの前に【ターミィ】が出現したとき。祖父は嘆き。そして告げた。
「紅音。聖骸戦争に参加せよ。あれは天壌院の悲願だ」
「英霊を招き、おまえ自身を完成させるのだ」
「‥‥その後は、好きにしろ。天壌院は檻ではない。おまえが勝つための道具だ」

 祖父の没後。キミは動き出した。
今、キミの戦争が、始まろうとしている‥‥!

 ※ キミは幼い頃から「聖骸戦争」についての前情報を与えられぬまま、
  ただ「マスター候補者」としての英才教育を受け続けてきた。
  キミが英霊“シャナ”を召喚するシーンを、OPで描く予定だ。

 ※ このシナリオパスが「聖骸戦争への決意」に変化した場合、「その次のシーン」が
  「ミドル最後のシーン」として扱われます。「クライマックス前の準備」用ですね。
  最短だと、OP終了時に変更⇒ミドル1でミドルが終了⇒クライマックス、となります。
  他のPLさんと相談して、タイミングを見計らいましょう。
  (パス処理は「シーン終了時」あるいは「シーン中、GMが認めたとき」に実行可能です)

+ ■英霊“シャナ”専用ハンドアウト

■英霊“シャナ”専用ハンドアウト

シナリオパス:「英霊“カーミラ”への嫌悪」

 キミを召喚した少女「紅音」は、素養は良いが実戦経験に乏しい。
百戦錬磨のキミが支えてやろう。此度の戦争も、なかなか面白くなりそうだ。

 だが。無粋な輩もいる。
地中をごそごそと這いずり回る「巨大生物」や、電線経由で移動し続けている
謎の「猛獣」。いろいろ奇妙な存在が、この街には潜んでいるようだ。

 特に許せないのは「若い女性を狙い、血と若さを奪う怪人」だ。
早く見つけて叩き斬ろう。うん。

+ ■“ドクター・アツハ・バクリュージ”専用ハンドアウト

■“ドクター・アツハ・バクリュージ”専用ハンドアウト

シナリオパス:「【神器】への(任意:渇望推奨)」

 ※ まいらちゃんは第1話時点では自我が皆無なので、ハンドアウトの意味がないと判断。
  関連エキストラである、ドクターのハンドアウトを用意いたしました(GM)。

 なぜだろうか。キミのピュアな情熱(*1)は、あまり受け入れてもらえない。
「貴様の人格や個性、境遇なぞには全く興味がない。100%身体目当てだ!」と告げただけで、
選ばれた栄誉を喜ぶならともかく、怒り出すとは‥‥やはり、リアル女は理不尽だな。うん。

 まいらに召喚させた英霊は女だった。騎士娘っぽかった。嫁度も高かった(*2)。
早速、パーツに有効活用しようと思ったら、その直後、あっさり敵の襲撃で暗殺された‥‥
なんということだ! 勿体ない!

 だが、収穫もあった。その暗殺者は、強力なオーパーツを所持していたのだ!
‥‥VF団に分捕られてしまったが。どうやら、それは【神器】と呼ばれる代物らしい。
あれほどの力を秘めたアイテムが得られるならば‥‥嫁度も上がる! 利用しない手はない!
キミは「理想の嫁」作成プロジェクトに、【神器】の入手も加えることにした。

 (*1):他の色が混じってなければ、どんな色でもピュアと呼んでいいはず。
 (*2):第2話で復活するかも? 無論、別の英霊を呼び直しても良いのですが‥‥w


+ ■鷹見仁専用ハンドアウト

■鷹見仁専用ハンドアウト

シナリオパス:「聖骸戦争への脅威」

 キミは沙妃ちゃんの雪代学院中等部合格内定を、キミの家で祝っていた。
プレゼントを交換し、笑顔で彼女を見送ろうとした、そのとき‥‥

 突然、沙妃ちゃんが何者かに襲撃を受けた!
キミは彼女を護ろうとしたが、あえなく打ち払われてしまう。キミは無力だった。

『いいや。鷹見仁。キミには力がある』
『‥‥この世界中を敵に回してでも叶えたい願いが、キミにはあるはずだ』

 そう告げた声。現れた“彼女”。そして‥‥「聖骸戦争」。
聞かされた内容は途方もなく無茶苦茶な代物だった。なんて理不尽な!

 ※ 純粋に「聖骸戦争」への怒りを持ってもらうためのシナリオパスです。
  義憤を抱くようなキャラでないなら、別の感情でもOK。

 ※ 重要なのは「沙妃が狙われたこと」です。


+ ■英霊“フェンサー”専用ハンドアウト

■英霊“フェンサー”専用ハンドアウト

シナリオパス:「英霊“シューター”への脅威」

 ようやく。ようやく“彼”を救うことが出来た!
これまで何度、未来を、世界を、見捨ててきたことか。
もう【パンドラ】は使用できない。やり直しはできないのだ。

 おぼろげな「未来の記憶」の断片から、“彼”を狙撃する者の武器が
神秘の力を込めた火縄銃であることは分かっている。1人では動かず、
集団で活動していることも。‥‥英霊の集団に狙われているのだ。
 ここは“彼”の安全を確保するためにも、常に一緒に行動すべきだろう。
もう二度と、あんな光景など見たくない。

 ※ 今回のシナリオにおいて、ミドル中ずっと仁くんは狙われ続けます。
  イベントで解決できますので、頑張ってねー

+ ■“祁答院・芹香”専用ハンドアウト
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■“祁答院・芹香”専用ハンドアウト

シナリオパス:「【呪い】への抵抗」

 連続吸血事件を調査していたキミは敵マスターと遭遇し、敗北。
ソウジに救われたものの、邪悪な【呪い】を身体に刻み込まれてしまった。

 その【呪い】はキミの心を蝕んでいく。このままでは自我喪失も時間の問題だ。
だが。最も信頼できるはずの仲間を、キミは信じることができずにいる‥‥

 ※ キミは敵マスターのプロミネンス《心砕き》を受け、かなり危険な状況です。
  このままだとダスクフレア化も時間の問題です。解決策をミドルで調査しましょう。

+ ■英霊“ソウジ”専用ハンドアウト

■英霊“ソウジ”専用ハンドアウト

シナリオパス:「英霊“カーミラ”への脅威」

 キミは主人“祁答院・芹香”と共に、敵マスターとその英霊“カーミラ”を
追い詰めていた。だが、倒す寸前で芹香は敵マスターの使用したプロミネンスを受け、
行動不能状態となった。かなり危険な状況だ。もはや彼女の命は風前の灯だ。

 やむをえず、キミは芹香を連れて撤収した。彼女を救う手段を探さなければ‥‥!


最終更新:2012年05月07日 15:38
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