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963 名前:イラストに騙された名無しさん[] 投稿日:2008/01/07(月) 20:46:42 ID:8dJp6mZm
>>948
「人類は衰退しました」
某有名エロゲライター田中ロミオラノベデビュー作品。
話は至って普通に淡々と、平凡に進む。逆に新鮮なくらいに。
人類が衰退し、数も少なくなった世の中は、第二の人類「妖精」のものになっていた。
妖精とは手のひらサイズの小さな絵本に出てくるような「妖精」
だが、彼達は一晩でミニチュアサイズの町をつくるほどの力を持っている。
主人公の少女は、人見知りの激しい少女で、学校を卒業し、祖父のもとに帰ってくる。
祖父の仕事は妖精と人間の中を取り持つ「調停官」
少女もその調停官になり、妖精達に会いに行くのだが・・・。
みたいな話。
本当に何もない話というか、単調。特に戦争やら恋やら個性派のキャラやらがあるわけでもなく(主人公は私的には個性あると思うけどね)
そんなゆったりしてるけどどっかシュールな話。
でも作者がシナリオライターなだけあり、一人称のうまさはとびぬけ。
「すごい!」っていうより気がついたら読み返してました。ってかんじ。
個人的にはかなりおもしろかった。
ちなみにこのラノベがすごいにも十何位にはいってたはず。