約束の柱、落日の女王

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16 名前:(1/2)[sage] 投稿日:2008/01/31(木) 13:27:21 ID:RRzd8rJ1 &color(black){>>}15 約束の柱、落日の女王 イリアーラ帝国に仕えるカルロ・カルネロスは非凡な才を持ち勲功を挙げながらも、亡き父の心友ルシド将軍に裏切られてしまう。 そして彼は皇帝に直接取り入るため、皇帝を悩ませている呪いの神殿と呼ばれる場所の調査へ向かう。 シュラトス王国の女王クリムエラは急死した弟に代わり女王となるが、信頼できるものの居ない王宮で孤立していた。 隣国バルシア帝国との争いが続くなか王国の滅びを予感したクリムは、ある魔術書に書かれていた神の戦士を呼び出す儀式を行う。 カルロが気付いた時、彼はシュラトス王国へと移動してしまったいた。二千年前に滅びた、過去の王国に。 シュラトス滅亡と、最後の女王クリムエラの運命を知るカルロは、元の時代に戻る方法を探るため、 そして自身の運と才能を試すために王国へ仕官することを選び、クリムと出会う。 周りの者とは違い、自分を真っ直ぐに見てくれるカルロをクリムは信頼し、カルロもまた、自分を必要としてくれるクリムに忠誠を誓う。 孤立していた二人は互いの中に自分の居場所を見い出し、祖国の為に力を尽くしていく。 17 名前:(2/2)[sage] 投稿日:2008/01/31(木) 13:29:15 ID:RRzd8rJ1 そしてシュラトスはバルシアとの戦いに勝利し、未だ不安材料はあるものの和平会談までこぎ着ける。 しかしその前日、カルロは唐突に未来へと戻されてしまう。シュラトスの運命を見届けられぬまま―― 二千年後のイリアーラ帝国で、カルロはシュラトスの未来を知る。 シュラトスはあれから三百年あり続け、クリムエラは名王と讃えられる存在となっていた。歴史は、変わったのだ。 そしてカルロは呪いの神殿――二千年の時を越えて残る、シュラトスの神殿へと向かう。 かつてクリムと、また一緒にここへ来ようと約束した神殿。その、約束の柱へ―― 所々はしょったけど、詳細はこんな感じ。 個人的にはけっこう好きな話だった。

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