リタイア

概要

ポップンミュージックポップンミュージック Lively)のシステム。
AC版における放置によるものと、CS版におけるボタン操作の2種類がある。
楽曲プレイ中にミスをしてしまい、これ以上プレイを続ける意義がないときなどに使われることがある。

ポップンミュージック Livelyでは、後のアップデートでリザルト画面にリタイアであることが表示されるようになった。

AC版

ポップンミュージック10でこのシステムが初めて設けられ、ポップンミュージック11は何故か設けられていなかったが、次作のポップンミュージック12 いろはで再度追加された。
曲のプレイ中にグルーブゲージが0のまま何もボタン(テンキーを除く)を押していない時間が続いている場合に「RETIRE?」が表示され、この状態でしばらく経過すると途中でそのステージが強制終了になる。
成立の際にプレイヤーのLOSEアクションライバルキャラクターのWINアクションを同時に行った後、リザルト画面に移る。

ポップンミュージック10は上記のグルーブゲージが0の状態から数秒後に「GIVE UP」と表示される。
ポップンミュージック12 いろはから現行の「RETIRE?」表記になり、エンジョイモードチャレンジモード(カーニバルからの超チャレンジモードも含む)に導入された。
ポップンミュージック ラピストリアのみPASELIを使用したコースモードをプレイした場合にゲージが0になってもプレイを続けられるが、この機能は利用できない。
自分の実力では到底できないようなコースを間違って選んでしまった場合は目も当てられなかった。

CS版またはポップンミュージック Lively

ボタン操作で即座に終了することができる。

コマンドはセレクトボタン(PS版シリーズではスタート+セレクト同時押し)で、押した瞬間に一瞬でプレイが終了して即座にリザルト画面に移行する。
このシステム上、CS版では放置リタイアは採用されていない。
強制終了した際の挙動はAC版と若干異なり、CS11までは終了した時点で譜面スクロール・発動中のオジャマ・キャラクターのアニメーションががそのまま静止して選曲画面へ移動、CS12以降はAC版同様に終了した瞬間に譜面スクロールが途切れてかけていたオジャマも強制解除されつつ即座に画面が切り替わる。
左右のキャラクターの勝ち負けアクションは行われず、画面が切り替わるまでアニメーションはそのまま続く。

CS14ではトレーニングモードフリーモードに限り、リタイアした際にハリアイ画面からやり直せるクイックリトライ機能が追加された。コマンドはセレクト・スタート同時押し。
同じ曲を繰り返しやり直したい際に便利。
CSの対戦モードでもリタイアは可能だが、仕様上リタイアした時点で強制的にゲームオーバーとなり、その時点での対戦結果はリセットされる。

ポップンミュージック Livelyでは、Escキーの長押しで同様に終了できるが、専用コントローラ使用時はスタートボタンを押してリタイアになる。
また放置によってリタイアとなる、AC版のシステムも導入されている。

  • スタッフが、以下のことを考えて入れたものと考えられる。
    1. ポップンの初心者が間違って難易度の高い曲を選んでしまう、またはオプションやオジャマ設定のミスにより、とてもプレイできるような状況でなくなったとき。
    2. 前の人が何らかの事情で途中でプレイを止めたときに、後に待たせている人に曲が終わるまで待たせるのは申し訳ないため。
  • ポップンミュージックカードの登場によりカードを短時間で多く引くために、意図的に放置してリタイアを行うという行為が賛否両論となっている模様。
    本来の「ボタンを押して音を奏でる」という目的から逸脱して、カード目当てが明らかなためである。
  • 強制終了が成立した時点でボタンの入力は無効となり、その際に降ってきたポップ君は全て見逃しBADとしてカウントされる。
    この際、強制終了が成立してから少し経過したら赤ボタンを押すと、リザルト画面への切り替えを早くすることが可能。
    余り無意味ではあるが、これにより余計なBADをカウントしないようにすることが可能だったりする。
  • ポップンミュージック Livelyにおける称号獲得目的では、 リタイアが適用された場合はカウントの対象外 となるので注意。

関連用語

用語集
グルーブゲージ
見逃しBAD

基本要素・システム

最終更新:2023年12月21日 11:06