にせポップ君の嵐【オジャマ】

【にせポップくんのあらし】

関連タグ>>オジャマ オジャマ系統:視認妨害

ポップ君の嵐が目隠しをするよ

ポップンミュージック7で初登場したオジャマ
サングラスをかけた大量のポップ君(偽物)が大雨のごとく降ってきて、譜面ポップ君(本物)を覆い隠すというインパクトのある演出が特徴。
あまりお邪魔に慣れないプレイヤー視点では、一見譜面がぜんぜん見えなくなると思う人も多いだろう。
当初の名称表記は「にせPOPくんの嵐」。

最大の特徴はBPMハイスピードの設定によって偽ポップ君の流れる速度が比例する点である(※現行仕様、詳細は下記参照)。

注意点・対策など

オジャマ名のインパクトもあってか、慣れないとクリアすらままならないと思ってしまう人も少なくないが、実は完全に覆い隠すわけではなく隙間があるので、そこから本物のポップ君を認識することが可能。
慣れない内は、クリアできる最高レベルよりも10以上低い譜面や同時押しが少ない譜面からプレイしていくのが良い。
乱打に同時押しが混じるタイプは、後述の関係で攻略難易度が高め。
また、偽物は「判定の基準となる白いラインがない」「偽物と本物の流れる速さに違いがある」というポイントを把握していれば、見切りやすくなるだろう。
慣れてくると高難易度譜面の見切り力に効果を発揮するかもしれない。
視覚を遮るタイプのお邪魔なので、ダンスオジャマ攻撃!と同様に練習量・慣れ具合で耐性に差が出そうだ。

イメージ的には譜面の暗記という攻略手段が考えられるが、実は暗譜する必要はほとんどない。
基本的に低速力がものを言うことになるので、HIDDEN+SUDDENや普段調整しているハイスピードを少し下げた状態でもクリアできるようにしておくのがよいだろう。

視点を固定する
HIDDEN+SUDDENの状態でプレイする応用で、視点を固定するのがコツの1つ。
「2つ同時押しのように見えて一部隠れている影響で実は3つ同時だった」のように、慌てて同時押しを対処することのないように。
オブジェの深追いは危険で、ポップ君を処理している間に次のポップ君が来て…とだんだん悪循環につながってしまうためである。
特に視線が変わると、本来ないはずのオブジェまで見えてしまうという錯覚を起こしやすいのが、このオジャマの恐ろしさ。
画面から距離を取る
レーンの全体が見渡せるため、変に意識せずに見ていると本物が見えてくるはず。
逆に近づくとかえって判断が難しくなってしまう。
従って、画面との距離が近い筐体のアニメロ台でのプレイは難易度が少し上昇する(個人差あり)。
慣れてくると、ある意味HIDDEN+SUDDENの強化版と感じる人もいるのでは。
形状の異なるポップ君を使う
譜面を認識するための一種の常套手段といえる。
キャラクターポップの場合は、スコアが大きく下がりやすいが判別が易しくなる。
ビートポップはサイズが薄いため、かえって視認が難しくなる可能性が高いので注意。
上下さかさまファットポップ君を併用
前者はポップンミュージック7に限り、ポップ君のスクロール方向に偽ポップ君もスクロールする仕様であったが、次作で併用できなくなった。
後に再び併用できるようになったポップン14から仕様変更により、上下逆さまでも偽ポップ君のスクロールはそのままになったため、これの影響で明確なスクロールの違いからポップ君を見分けることが可能になった。
従って上下逆さまの耐性があれば、(ポップン14以降)ポイントが10のお邪魔であるため両方ずっと!にして大幅にチャレンジポイントを稼ぐことが可能。
後者の場合はポップ君が大きくなるのを利用したアシスト的なオジャマの組み合わせとなるので、攻略の補助になることも。

仕様の変化

ポップン7当初は当初はポイントの割に非常に難度が高く、速く流れてくるので慣れるのが難しかった。
BINGO de 7でもノルマが登場し、このお邪魔を「最初から~」状態で10万点という、当時凶悪な難易度を誇った。

ポップン7の落下速度はほぼBPM170のHs4相当の速さと言われている。
以降は何度か仕様変更が施されており、ポップン8ではかなり難易度が低下した上にポイントが1増加したので、比較的稼ぎやすいお邪魔になった。
その後も微妙にスクロール速度に調整が入っているが、ポップンいろは以降は速度に合わせてお邪魔の落下速度も変わるため、オブジェ落下速度がが速くなるほど偽ポップの速度が速くなるので、一転して難易度は上がった。
しかし現仕様はノーマルスピードだとほとんど効果がないお邪魔となっているためか、ポップン7時のものには及ばないと言われているほど。

意外にも知られていないが、AC15のときはダンスと同時発動するとBPMなどの要素に関係なく偽ポップ君の降下速度がやたら速くなるという現象が発生した。
この現象はAC16で解消されたが。
ポップン16で隠し曲を出すための要素に初めて使われ(インフィニティ、最初から最後までの状態でなおかつミラーオプション)、ポップン17でもネイチャーの出現条件に関わった。

ポップンミュージック ラピストリアから表示優先順位が変更され、ダンスと組み合わせた場合、今までダンスアクションが嵐より前に来ていたのが、逆に嵐が前に来るように仕様変更されており、判定文字も嵐とダンスで隠れるようになり、判定を確認しづらくなったので、強化されたお邪魔といえる。
JUDGE+を設定した場合は、FAST/SLOWの表示も同様に嵐で隠れるようになっている。

ネット対戦

ネット対戦が初登場したポップンミュージック12 いろはのみLv2お邪魔という恐ろしさ(名称もいろはネット対戦に限り「にせ」の表記がない)であった。
キラーお邪魔として評価されたことで次作ポップンミュージック13 カーニバルのネット対戦はLv3に上昇し、さらに次作14ではマスターオジャマに昇格したほど。

ポップン19ネット対戦ではグレードが上がるごとに嵐の密度が上がっていく。
が、グレード1では雨の量で言えば小雨程度しかなく、グレード4にすることで本来の「にせポップ君の嵐」の状態となる。

【仕様・ポイントの変遷】

バージョン ポイント 備考
pm7 8 「にせPOPくんの嵐」表記。
基本設定の速度がかなり速めとなっていた。
上下さかさまと併用した場合、落下方向が逆になっていた。
pm8 9 偽ポップ君の落下速度が緩和。
上下さかさまと併用できなくなった。
pm9 9
pm10 9
pm11 9
pm12 9 この作品のネット対戦のみ「ポップ君の嵐」表記。
再度BPMに合わせて流れる速さが変化する仕様となった。
pm7よりはやや遅め。
pm13 11
pm14 10 上下さかさまと再び併用できるようになった。
上下さかさまによる偽ポップ君の落下方向が変わらなくなった。
pm15 10 ダンス(オジャマ)と併用した場合、偽ポップ君の落下速度に補正がかかった。
pm16~19 10 ダンス(オジャマ)併用による落下速度補正がなくなった。
pm20~ 100
ラピストリア (100) 画面の表示優先順位が、偽ポップ→ダンスオジャマ→判定文字に変更。

  • ポップン13からは超チャレンジモードによる『ダブルオジャマ設定』が可能。
    『ファットポップ君(ポップ君が大きくなる)』と一緒につけると隙間からちゃんと見えるため、難易度が若干減ると思う。
  • 13カーニバルのネット対戦モードで使えるオジャマとしては随一の反則と呼べるだろう。
    対処方法があるにはあるものの、相当なリスクを伴う場合が殆ど。
    正当な防護手段と呼ぶよりは実際には嫌がらせ的な要素としてあるという声もある。
    これと双璧をなした反則級のオジャマ「EXCITE」はこれのみを装備し、曲の終盤で発動するという脅威的な用法が上位部屋で目立ったせいなのか、「EXCITE+爆走」もろともネット対戦モードでは次回作廃止された。
  • スライド#?との併用では、右2レーン分が影響を受けなくなるということはなく、スライドでずれた分このお邪魔も右にずれる。
  • ちなみに、CS版7や8では、極端にBPM変化が大きい楽曲にこのお邪魔を最初から最後までの状態にすると、特定の部分でお邪魔が途切れ、偽者ポップ君の挙動がおかしくなるという謎の現象が発生する(ミラクルで試してみるといいかも)。
  • ちなみにラピストリアからの仕様では、フルコンボパーフェクトを達成した際のクリアエフェクトの演出による文字が、偽物ポップ君によって隠されるようになっている。

関連用語

ポップ君の竜巻
ダンス
オジャマ攻撃!

オジャマ

最終更新:2024年01月25日 19:52