ニエンテ / NIENTE

【ニエンテ】

光と闇のはざま。なんにもないぼくはただ世界の終わりをうたっていた。

ポップンミュージック15 ADVENTUREで登場した楽曲。担当キャラクターは
個人解禁イベントわくわくミミニャミ探検隊」で登場した、最後に獲得するイベント隠し曲
イベント期間中は高難易度の条件を満たさなければ獲得できなかった。
曲名は「ノイ」と読む。

neu / 少年ラジオ
BPM:95[N・5btn]、199[H・EX]
5b-12
N-24
H-36
EX-【15,PMP】42 ⇒ 【18】43
新難易度
EASY NORMAL HYPER EXTRA
7※ 30 42 49

※eclaleより稼動途中でEASY譜面が追加

 イタリア語であるジャンル名と、ドイツ語で「ノイ」と読む音楽用語である曲名は共通で”何もない”という意味になる。つまり曲の内容はあらゆるものを「無」に帰す世界の終わりが来たとしても、どこかで音が聞こえてくるという唄である。少年ラジオといえばIIDX9thのmoon_childで知られるwacの名義だけあって、ノイズを意図的に使うという点で共通性がある。またボーカルはこれまでのwac曲などに関わっている常盤ゆうということで、ポップンに対する何らかの思いを伝えたいというメッセージ性を感じる。
 譜面によって曲調が異なるという手法はIIDXのScripted Connection⇒を思わせる。しかもハイパーではイントロに天帝、EXではZETAの一部が流れるということあり、イベントのラスボス曲という位置ということで今作に対するwacのこだわりを感じさせる。サントラでも各譜面をただ繋げるだけでなく、途中で「無」になる演出などが加わって3倍楽しめるだろう。しかし、探検隊イベントの期間では無の世界に位置していたこともあり、隠し曲を含めた新曲のEX譜面に全てクリアマークを付けなければ出現しないという点で、この曲がプレイできるということが実力の判断材料となっていた。
 BPMが変化しない曲で、譜面によってBPMが異なるというパターンは今作の移植曲の1つであるOne Phrase Bluesに続いて2曲目となる。まず、Nに関してはBPMが95という落ち着いた曲調が特徴的で、比較的単調な配置が多いが後半の8分刻みには注意。Hではwacならではの階段が出てくる配置だが、8分刻み中心でほとんど難しい階段がないことからフルコンボを狙いやすいだろう。ただしBPMが199と速い分、体力がないと少々苦戦する。
 そして噂のEXはCS13のもうしまをも凌ぐ、過去最多ノーツの1899でBPMと合わせてとんでもない発狂&体力譜面。縦連打、階段や同時押しなどあらゆる要素を備えており、ただでさえ(個人差はあるものの)前作のプログレッシブバロックEXと互角以上の難度にも関わらず、Lvが42となっているからある意味困りものだ(体力に自信がある人なら42相当にも感じるかも)。特に中盤からの5個押しからが本領発揮で、容赦なくゲージを奪いにくる。そして終盤には最大の発狂→休みのない階段まで待ち構えているので、ヒップロック3EXと同じようなゲージ増加率の影響で逆ボーダー程度まで残せないと、クリアがほぼ無理としか言いようがない。
 ポータブルならではの5ボタン・7ボタンそれぞれに用意されてるH譜面だが、この曲の譜面難易度別に曲構成が異なる特徴を生かすためか、5ボタンHでは9ボタンHの音源を、7ボタンHでは9ボタンEXの音源をそれぞれベースとして譜面が作られている。5ボタンHは5ボタンではメガネロックと対を成す最高難度となっており、9H同様の8分・16分階段が頻発する。一方7ボタンHはLv40にはなっているものの、EXの譜面の一部を参考にしているためか、ノーツ的にも他の7ボタンHとは一線を画した高難易度譜面になっている。
 9ボタンに関してはPSPのハードの特性上から3+4の同時押しのない配置になっているなど、一部の譜面が少々変更されている部分もある。そのためこの譜面も例外ではなく、EXはACよりも19少ないノート数。またこの曲に限り、ミュージックプレイヤーにN譜面版・H譜面版・EX譜面版に分けられて収録されているという特別仕様になっているのも嬉しいところ。

他のBEMANIシリーズへの収録

ジャケット
SOUND VOLTEX jubeat
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SOUND VOLTEX

  • 第1作のBOOTHから「neu BSP style」として登場。
    「初音ミクの暴走」などでおなじみのcosMo@暴走Pがアレンジを加えている。
  • SDVX初のソフラン曲で、前半がBPM130、後半から原曲同様のBPM199になる。

beatmaniaIIDX

  • 20 tricoroに移植された。
    LIMIT BURST曲として、EXTRA STAGEで登場する。
  • N(BEGINNER):ポップンのN、H:ポップンのH、A:ポップンのEXという形で、ポップンと同様に譜面によって曲の構成が異なる。
    また曲の冒頭がHYPERでは[moon_child]、ANOTHERでは[少年A]の一部が流れるという違いが見られる。
  • HYPERやANOTHERではムービーが曲の終盤で途切れてしまうが、意図的なのか不具合であるのかは不明。
  • ノート数はポップンを踏襲しているのか、H譜面やA譜面では下2桁が「99」になる。
    A譜面はSP・DP共に1999

jubeat

  • saucerで登場。
  • ミミニャミ・コタローのフライングキャッチ!の1曲として、ポップンでPRANAがプレイ可能な状態になると同時にプレイ可能となる。
  • 音源がjubeat用に構成されており、最初の方がポップンのNORMALのような流れで、その後がポップンのEXにほぼ近い流れとなっている。
    ポップンのHYPERやEXで言う冒頭に少年リップルズが入っているなど、ポップン版とは異なる点が見られる。
  • ジャケットはwacのアルバム「音楽」のブックレットを火あぶりして加工している。

ノスタルジア

  • 第1作の稼動開始から収録。
    ポップンのN譜面の音源構成が元となっている。
    ジャケットはjubeatと同一。
  • Op.3において2022/06/10から、この機種では初となる曲説明文の変更が行われた。
    「『pop'n music』より」と機種名の記載のみであったが、この後にポップンにおけるかつての曲説明文が付け加えられた。
    また、翌年の2023/05/12から、チュウニズムへの収録に関連してかReal譜面が追加された。
  • neu*
    • Op.3で2023/05/12から、「neuのもう1つの姿」という形で登場。
      後述のチュウニズムへのこの曲の収録に関連してか、新たに追加したものだろう。
      音源構成が曲説明文の通りポップンのEX譜面版となっているが、曲の冒頭で[nostos]の一部が流れる形になっている。
    • ジャケット自体は上記のバージョンと同じだが、赤みを帯びているのが特徴。
    • 曲説明文は上記のN譜面音源版を元で、出展機種とポップンにおけるかつての曲説明文を逆にして、以下のように微妙に改変されている。
      闇と光のはざま。なんにもないぼくはまだ世界の終わりをうたっていた。*『pop'n music』EX譜面より

GITADORAGUITARFREAKSdrummania

  • EXCHAINで2019/03/11から、「EXCHAIN Quest」で獲得できる曲として登場。
    「激走! ベアマラソン」で、楽曲をクリアする毎にクマっ子がゴールに向かって進んでいき、合計20km進むことで1曲目で獲得できる。
  • ポップンのEX譜面の音源構成が元となっているが、曲の冒頭でLittle prayerの一部が流れる。
  • ドラムのMASTER譜面は1600ノーツ超えで、加えて曲の長さもあっ体力を求められる非常に厳しい譜面。
    達成率難度の観点から、レベルがEXCHAINでは9.40だったがNEX+AGEで9.55、HIGH-VOLTAGEで一気に9.96まで格上げされ、ドラムの最難関譜面の5本の指に入ることとなった。

DANCERUSH STARDOM

  • DANCERUSH STARDOM GYM 3内のSTEP 5「フリースタイル PART3」で登場する曲として、2020/12/16から neu (STARDOM Remix) が登場した。
    PONによるREMIXで、REMIXの元となっている音源はポップンのN譜面である。

その他関連

  • ボンバーガールにて、BGM「BEMANIセレクション」シリーズの1曲として登場。
    作中に登場する「グレイ」の誕生日(01/08生)を記念して、2020/01/16~2020/02/06 10時前までの期間限定で、期間中1プレイごとに貰えるスタンプを集めることで、BGMアイテム「BEMANIセレクション」を入手できる。
    この曲はBEMANI Vol.4に収録。
  • セガ「チュウニズム」において、SUN PLUSバージョンでプレイできる曲としてまさかの登場。
    2023/05/11から、マップ「ロシェの宝物庫 SUN PLUS?」の3エリア目にある課題曲をクリアすることで先行プレイできる形である。
    • EX譜面の音源が準拠で、冒頭の音にリナシタが入っており、コナミの筐体では聞けない音源が入っているというこだわりぶりである。

  • ポップン15の最後の隠し曲。担当キャラ
    おそらくMZDの影だと思われる。
  • 無の世界唯一の曲であり、ミミニャミ探検隊最後の隠し曲になる。
    難易度は24/36/42。
    この曲はN・H・EXで曲構成が全く異なる
    ポップンでは珍しい曲であり、NではBPM95、H以降は199となっている。

    どの譜面も総合譜面の属性を持つが、EX譜面は全曲の中でもトップクラスの難度を誇る。
    ゲージの回復が悪く、ノーツも1899という異様な数を誇り、この曲のクリアは相当な上級者でないとクリアどころかゲージを残すことすら出来ないかと思われる。
  • サントラではNバージョンが収録されている。
  • 曲が長く、ノート数も多い為いろいろ譜面をこったものにすることが出来たのか、いままでの曲のなかで最も総合色の強い譜面だと思います。
    まず序盤の階段やそのあとの同時押しはほぼフルコンすることが大前提、その後のタテ連打が勝負です。5個押しなど非常識な密度で振ってくることはもちろん、そこでゲージ維持するだけではなく、以下に体力を消耗しないかが大切です。
    なぜならここはまだニエンテの勝負譜面ではないからです。立て連打同時押しを抜けた後しばらく回復譜面となるがそこで疲れているようでは恐らく無理。その後、二重階段があるのでそこでも耐えてボーダー+3~4本は必須。そのあと休みなく階段+4分のおまけで続いているが、もしこの時点で疲れているようでは負け。
    この逆境に耐えながら正確に拾えるかが勝負。テンポもかなり速いので、よほど体力がないと43レベルの曲よりも難しく感じてしまう。
  • eclaleで追加されたEASY譜面は、楽曲の構成がN譜面と同じ。
  • AC17時の指数が+1以上だった。爆撃で癖付いた人続出という件もあって、AC18にてLv43(旧)に昇格した
  • ポップン収録曲の中では長らく最多のノート数を持つ譜面であったが、実に登場から11年と少しが経ってそれを塗り替える譜面が登場した
  • 楽曲の制作当時は「インフルエンザの熱に浮かされながら作った」というコメントがあり、うなされた状態で降りてきて実家のアップライトで弾いてみたのが3拍子のランラランから「Yon and me」までだったとのこと。

収録作品

AC版
ポップンミュージック15 ADVENTUREからの全作品

CS版
ポップンミュージック ポータブル

  • ミュージックプレイヤーではこの曲のみN・H・EXにそれぞれ分けられている。

ロング版収録

pop'n music 15 ADVENTURE AC・CS pop'n music 14 FEVER!

  • N・H・EXをひと繋ぎしたような構成のロングバージョンとなっている。

V-RARE SOUNDTRACK 17

  • 音楽
    • wacの1stアルバム。DISC1のラストに収録。曲構成がオリジナル版から変化しており、単独でアルバム収録されなかったwac作の楽曲がメドレー形式で終盤に一気に流れるようになっている、

関連リンク

-関連曲
リナシタ
wac
常盤ゆう

-メドレー関連
[Popperz Chronicle]

楽曲一覧/ポップンミュージック15 ADVENTURE

最終更新:2024年04月06日 07:49