【ギターフリークス】
1999年1月から稼動開始した、BEMANIシリーズの第4弾。
音楽では馴染みの深い、実在する楽器をモチーフにシミュレートしたゲームとして、擬似的にギターを演奏する感覚になれる。
ネックボタンと上下に動かせるピッキングレバーの組み合わせで構成されたギターのコントローラを弾いてプレイする形になるが、音楽ゲームとしては「対応する色のネックボタンを押しながらピッキングレバーを動かす」という段階的な操作が伴うため、初心者はよく「ネックボタンとピッキングレバーの操作を同時にやってしまう」ことも多い。
基本的な一連の操作の流れを身につけることが大切。
また上記とは別にギターのマークが流れた場合は、指示されたタイミングでコントローラーを縦に上げて演奏に成功すれば「ワイリングボーナス」というボーナススコアを得られる。
バンドとしてギターとドラムは欠かせない組み合わせであるため、後に登場したドラムマニアとのセッションプレイができるのが最大の特徴。
最大3人(ギター×2、ドラム)でプレイできるのでまさにバンド気分を味わえる。
後のシリーズではゲージが共有されるため、極力ミスを抑え他のプレイヤーの足を引っ張らないようにプレイする必要がある。
ドラムマニアが登場後は、新作が登場するごとにほぼ同時期にギターとドラムが一緒に登場する形となり、後に2013年からGITADORAという名称で表記されるようになった。
当初はナンバリングがギターとドラムで1ずつずれるためか、2005年2月に新たにナンバリングをリセットして、筐体内の基盤と共にタイトルを「
GuitarFreaksV
」「
DrumManiaV
」としてリニューアルした。
ゲームとしての性質もあってか、カバー版を含めて特にポップン以上によく知られている版権曲の取り込みも多く、オリジナル曲でも泉陸奥彦#?や小野秀幸、Jimmy Weckl、佐々木博文、肥塚良彦#?などのアーティストを生み出した作品でもある。
3rdMIXからは、1つの楽曲にベースパートも用意されるようにななり、セッションプレイではギター・ベース・ドラムとよりバンド感覚を味わえるようになっている。
7thMIXからは、ネックボタンを押さずにピッキングレバーを弾くという「オープンピック」が導入され、実際のギターではまず行わないが、ゲーム的な要素として取り込まれた。
そのため、後のシリーズでに1曲に付きギター・ベース・OPENの3種のパートが難易度別に選択できるようになった。
2010年3月には、ハイグレードバージョンの「GuitarFreaksXG」が「DrumManiaXG」と共に登場し、2013年2月にGITADORA表記が加わった。
詳細は「GuitarFreaksXG」「DrumManiaXG」を参照。
なお、XG~XG2とほぼ同時期にスタンダード版ではギタドラV7、V8が登場している。
しかしこれは一時的な対応に過ぎず、今後はXG3でXGへ完全移行という形になったことで、操作感の違いから付いていけなくなる人が出ることが懸念される。
作品名 | AC版での初出 | CS版での初出 |
GUITARFREAKS | 1999/01 | 1999/07 |
※XGシリーズはGuitarFreaksXGを参照。
ギターやドラムを使用するという特性上、ロック・パンク・メタル・ミクスチャー・プログレ・フュージョン系の楽曲が多い。
また、GFDM V2まではe-AMUSEMENTに接続していなければプレイできない楽曲も存在していた。
8thMIXで初めてポップン関連曲としてソフトロックが移植された。
逆にギタドラシリーズからはBボーン先生・Tボーン先生、トルテ&パフェなどが登場している。
また、Ska Ska No.4はギタドランドで使われていた曲をポップン用にリアレンジして収録された曲で、例外的にギタドラ側ではプレイできる楽曲としては登場していない。
ポップンでの楽曲 | Dance Dance Revolutionでの曲名 | 備考 |
ポップンでのジャンル名 | Dance Dance Revolutionシリーズでの初出 | ポップンに登場した作品 |