【ダンスエボリューション】
2010年11月20日にXbox360で発売されたBEMANIシリーズの作品。
名前がDance Dance Revolutionと似ているが、内容は似て非なるものである。
しかし「ダンス」という点では共通している。
リズムに合わせて流れてくるマーカーに合わせて手足を動かし、シルエットに合わせてポーズを決めるという内容で、専用のコントローラを操作する必要が無い。
「Kinect」と呼ばれるセンサーシステムを使用している。
センサーで反応して操作するというコンセプトは実にParaParaParadise以来、約10年ぶりとなる。
身体全体がマーカーの判定対象となるので、Dance Dance Revolutionよりもリアルなダンスを楽しめるのがこのゲームの特徴。
白を基調とした外見は女性にも好評で、女性に人気の高い機種の1つである。
2010年に「日本ゲーム大賞」のフィーチャー部門賞を受賞した。
日本と欧州、アメリカで展開される作品で、北米では「Dance Masters」というタイトルになっている。
パラパラをモチーフとした楽曲も入っており、ParaParaParadiseでの振り付けがそのままこのゲームでも再現できるというのも。
プロデューサーはDance Dance Revolutionで多くの楽曲を手がけたNAOKI。
サウンドプロデューサーにD-crew(Des-ROW)が関わっている。
BEMANIシリーズとしては家庭用では初のCERO基準で全年齢対象以外のレートを出した作品である。
後に2012年3月下旬にはAC版にも進出しており、AC版では版権曲の導入もそれなりに目立つ。
KONAMI Arcade Championshipでは他の機種と比べて「ダンスらしさ」を重視するためか、パフォーマンスに重点を置いた大会となっているのが特徴で、審査には実際に活躍するダンサーや演出家が関わっている。
2大会続けて女性がチャンピオンに輝いたことがあった。
一方で期間内に条件を満たさなければ解禁できない楽曲が存在し、そこまで到達するのに厳しいノルマを達成しなければならない、相次ぐ版権曲の削除の影響もあったのか、2016/08/09に全ての隠し条件曲が最初からプレイできるようになった。
2016/08/31を持って、e-AMUSEMENT Participationの対象機種から外れることとなった。
作品名 | 初出 |
Dance Evolution | 2010/11/20 |
Dance Evolution ARCADE | 2012/03/27 |
知名度の高い、話題性の高い版権曲が少しずつ追加されている。
収録されている楽曲はゲームの性質上からか、既存のBEMANIシリーズに収録されている楽曲が使われており、このゲームを初出とする楽曲は収録されていなかったが、2013/04のイベントで登場した「Do the Evolution」がこの機種を初出とする初のコナミオリジナル曲となったものの、他のオリジナル曲が登場しなかったので唯一の曲となった。
しかし、操作が大きく異なる機種のためか連動イベントではあまり恩恵がない機種でもあり、他のBEMANIプレイヤーを取り込むのを重視したためか、後半の方では他機種からの移植曲が目立つようになり、2016年6月の更新を持ってこれ以上の更新は行われなくなった。
プレイヤー層と収録する楽曲の選定に大きなずれがあったことが原因か。
ゲーム面では他の機種のように入力ボタンなどの接触の判定が無いためか、ポップンミュージックのように楽曲・譜面難易度によって判定タイミングの甘い辛いが激しく、判定数が評価ランクに関わるため、レベル表記があまり当てにならない曲が多い。
Dance Evolution | |||
pop'n music | NORMAL | HYPER | EXTRA |
AC版が登場してからポップンを初出とする楽曲は収録されていなかったが、イベント「胃ノ熊大作戦」において、2014/01/08から初めてポップン初出の移植曲が登場した。
ポップンでの楽曲 | 移植されたバージョン | 備考 |
ファッシネイション | ※2014/01/08~ | 胃ノ熊大作戦の隠し曲 |
同時収録曲 |