ブルームフュージョン / BLOOM FUSION

【ブルームフュージョン】

切なくも美しいピアノの乱打はまるで舞い散る花びらのよう

ポップンミュージック Sunny Parkで登場した楽曲。担当キャラクターはちせ
初出がjubeatからの移植曲で、個人解禁イベントポップンウォーカー」で登場したイベント隠し曲追加配信曲)。
2017年5月現在、現行BEMANI機種での全機種収録が実現した曲である*1

アルストロメリア / TAG
BPM:144
新難易度
EASY NORMAL HYPER EXTRA
× 26 38 46
ハイライト
EASY NORMAL HYPER EXTRA
× 6 6 6
 jubeat copiousからの移植曲で、copiousでは称号パーツを1000種類以上獲得という途方も無い条件を満たさなければ常時プレイできず、伝導での解禁すらできなかった数少ない曲である。ある種(copiousにおける)エンディングのイメージともいうべき。アルストロメリアは主に南米に生育するユリ科の一種で、誕生花としてのこの花は3月25日となっており、これは作曲者・TAGの誕生日と同じである。ジャケットに描かれている卒業証書を持った笑顔の女の子は、BEMANI Backstageの第19回においてTAGが「ちせ」と名付けており、誕生日もTAGと同じである。ピアノのアルペジオとシンセのメロディが調和した、明るく綺麗なフュージョンのインスト曲。花言葉には「未来への憧れ」という言葉があり、学校を卒業してこれからの未来や社会を作る、希望に満ち溢れた若者達へ向けた1曲といえそうだ。
 ハイパーはフュージョン特有の裏の裏でリズムを取らせる配置が多い。序盤は左白のバスドラに惑わされてリズムを崩さないよう、広い視野での譜面認識が大切。メインフレーズのピアノの箇所は右から入るスライド含みの乱打となっており、レベルの割には強めだがほとんどがパターンになっているのが救い。EXは最初と最後が規則性のある隣接階段、同時押しは取りこぼしを誘いやすい隣接同時が出てきたりする。難所となるメインフレーズの乱打地帯は、1回目がピアノのメロディが同時押しになっていることを意識し、密度の上がる2回目は8分間隔で同時押しが来ていることを意識するのがコツで、地力と慣れ次第で体感難度に影響する譜面といえる。

ハイライト発生箇所

番号 5Buttons / EASY NORMAL HYPER EXTRA
1
2
3
4
5
6

他のBEMANIシリーズへの収録

ジャケット
jubeat版 DDR版

jubeat

  • copiousで初登場。
    copiousでは条件で獲得する楽曲であり、称号パーツを1000種類集めるというかなりハードルの高い条件であった。
    同作から「伝導」システム(同じ曲をプレイした、未解禁のプレイヤーにも曲が解禁される)が登場したが、この曲はこのシステムの対象外となっていた。
    称号パーツは大半が、「copious travel」においてPASELIを消費してUFOが連れてくる形でなければ獲得できず、さらに1プレイで獲得できる称号パーツは1~2個程度である。
    以上から相応の金額を注ぎ込まなければ楽曲を得られず、一種の特別な曲の位置づけであった。
  • ジャケットは卒業式をイメージした、笑顔の女性が描かれている。
    後にTAG#?自身が、BEMANI Backstageの第19回でちせという名前を付けた。
  • 全譜面フルコンボしたときの称号「百合水仙」は、曲名の和名。
  • saucer以降は旧曲として扱われるので、伝導やbistro saucerで楽曲の獲得は容易になった。
    また、らびーとカップ2のjubeatでの課題曲に選出されたことがある。
  • アプリのplusでは、作者本人が作った譜面が存在した。

Dance Dance Revolution

  • X3 vs 2ndMIXでリミックス版「アルストロメリア (walk with you remix) 」が登場。
    BPMが少しだけ上がっている。
  • 当初は「デイリースター」を累計で2つ獲得することが楽曲の解禁条件となっていたが、CHALLENGE譜面のみ「デイリースターの5日間連続獲得を2回達成」が解禁条件となっていた。
    住んでいる環境や設置環境に左右され、毎日通えるような人でなければ解禁は難しいものであったが、CHALLENGE譜面を考えなければ解禁は易しいといえる。
  • ポップンにおけるちせキャラクターポップの上段は、これが元となっている。

REFLEC BEAT

  • collete(Spring版)で、「パステルくんとスミス氏のRUNRUNマラソン!」の隠し曲として登場。
    25周でREFLECでもプレイ可能になる。
  • groovin'!!Upperで2015/02/19から追加されたSPECIAL譜面は、HARD譜面と難易度表示が同じ。
    Lv10+以外では初となる。

SOUND VOLTEX

  • 「SOUND VOLTEX II製作開始記念 リミックスコンテスト」で採用された、 kuroburgerによるREMIX曲「アルストロメリア KURO-HACO Remix」が2013/07/18より登場。

GITADORAGUITARFREAKSdrummania

  • GITADORAにおいてアレンジバージョンであるアルストロメリア(GITADORA Ver.)として、2013/11/13に登場。
    KONAMI Arcade Championship 2013の予選ラウンド課題曲を兼ねており、Evans -TLION69 Remix-と同時登場。
  • 後述の通り元々ギタドラに手掛けられていた曲が、別アレンジを通してギタドラに登場する形となった。

beatmaniaIIDX

  • TAG#?の誕生日に合わせ、2014/03/25より登場。
  • BEGINNER譜面は次作PENDUALで追加。

ミライダガッキ

  • TAG#?の誕生日に合わせ、2014/03/25より登場。

Dance Evolution

  • DDRのリミックス版「アルストロメリア (walk with you remix) 」が2015/09/02に登場。
    //

BeatStream

  • アニムトライヴで2016/03/17より追加。
    「春のにゃん祭り」という形で、1プレイで1曲獲得できる形で登場。

ノスタルジア

  • 稼働開始から登場。
  • Op.2において、2019/08/15からReal譜面が追加された。

MUSECA

  • 1+1/2で2017/03/14より追加。
    この時点では、一時的に現行BEMANI機種の全収録実現を達成していた。

DANCERUSH STARDOM

  • DDRのリミックス版「アルストロメリア (walk with you remix) 」が2020/02/26に登場。
    //

その他関連

  • BEMANI BackstageのOP曲として第33回まで使われており、以降はSOUND VOLTEX FLOORで募集されたコンテストで採用された「V.I.P」が使われるようになった。
  • ゲーム「メタルギア サヴァイブ」で、特定条件で入手できるカセットをトランシーバーで使った際に聞けるBGMとして収録されている。
  • ULTIMATE MOBILEにおいて、2020/07/15から配信されたアルバム「BEMANI 8bit collection#?」に、Koji OkadaによるREMIX アルストロメリア - Party Go!!-8bit- 」が収録されている。

チュウニズム(セガ)

  • 2月4日から稼動開始したPLUSにおいて、2016/03/03に追加された。
    ゲームメーカーの枠を超えて収録された楽曲としては、この機種では4曲目となる。
    • しかし2021/01/21から稼働の「~PARADISE」で、初出がKONAMIのBEMANI収録である他の5曲と共に削除されることとなったが、「~NEW」において2022/03/03からULTIMA譜面を加えて復活する形となった。
      まさに卒業シーズンのタイミングでの復活である。

  • これだけ移植しているにもかかわらず、EASY譜面が存在しないのが玉に瑕。
    これはコナミ以外の音楽ゲームに収録されている曲の中では唯一となる。
  • 元々はGUITARFREAKSdrummaniaシリーズに登場したChronosの流れを継ぐ曲として作られたのが元。
    変拍子も絡んで高難易度のボス曲となるつもりだったが、高難易度にするにはあまりにもハードルが高かったためか一旦没になった経緯がある。
    その後に作り直したギタドラのボス曲こそが、後のEXCELSIOR DIVEとなる。

収録作品

AC版
ポップンミュージック Sunny Parkからの全作品

CS版

関連リンク

TAG#?

作者の誕生日が由来

楽曲一覧/ポップンミュージック Sunny Park

最終更新:2023年12月09日 13:33

*1 Dance Evolution、ミライダガッキ、BeatStream除外