【オトカドール】
※本来はタイトルに「オトカ♥ドール」とハートマークが付きますが、リンクページはこれを抜いた形で作成しています。
2015年3月~2022年3月31日で稼動していた、小学生~中学生の年齢層を意識した女性向けカードゲーム。
タイトルの「ドール」は、人形の「Doll」ではなくフランス語で"金の"を意味する「D'or」から取られている。
自由に着せ替えたプレイヤーの分身「ドール」を、個性豊かなライバル達とバトルさせるという形で、相手ごとに設定された楽曲でのリズムゲームでMPを溜め、リズムゲームで溜めたMPでスキルを交互に発動させて戦うという、コナミらしくBEMANIっぽい音楽ゲームの要素が組み込まれている。
バトル後にはコーデアイテムや素材が入手、コーデすることができる。
それぞれ異なるステータスが割り振られたコーデアイテムの組み合わせによって、様々なスキルが得られる。
着せ替えたドールはポーズ・背景を決めた後、実物のカードとして印刷・排出される。
このカードは既に稼動している「オレカ」と同じ実物のカードをプリントアウトして生成するシステムが搭載されている。
印刷されたカードには二次元コードが付いており、次回以降のプレイでを読み込むことで、そのコーデのドールを呼び出しバトルさせることができる。
プリントアウトしたカードをe-amusementアプリで投稿して楽しむといったことが考えられるため、他人に二次元コードを悪用されないよう、二次元コードが見えないようにする形のフォトフレームが多数配信されていた。
使われている楽曲は村井聖夜や劇団レコード#?、Vivianといったオレカ楽曲を支える面々が参加しており、ほとんどの曲でボーカルにNU-KOを起用している。
このため、BEMANIユーザーにも馴染めるかもしれない。
ゲーム雑誌「ファミ通」で2017年に行われたゲーム総選挙において、音楽ゲーム部門で第2位、およびゲーム総選挙で15位に入るという快挙を見せた。
カードコネクトが登場した頃から更新は実質停止状態ではあるが、2021/02/25から登場したゲーム「ソロモンプログラム」にて、オトカドール初出のキャラクターの一部が出演している。
登場から7年後となる2022年3月31日をもって、BeatStreamなどと同じくe-amusementサービスが終了。
しかし、2023/09/29にカードコネクトでライバルカードが登場するようになったのもあり、ファンへのフォローは続いているようだ。
NU-KOを起用しているためか、ポップンミュージック eclaleでキャラクターと共に楽曲[オトカドール~このゆびとまれ~]が登場した。
またeclaleのポップンミュージックカードでは、コラボレーションカードとしてオトカドールの筐体と連動するカードも登場した。
後に、「オトカドール イントロダクション」においては、特定のバトルにおいてBGMに[僕の気持ちを描く]が使われるようになり、「~アクト1」ではバーガンディロゼコーデのローズとのバトルでPink RoseのNU-KOカバー版が使われるようになった。