エントリーカード

概要

e-AMUSEMENTに初めて対応したポップンミュージック9から導入された、プレイ内容を記録する磁気カード。
プレーヤー名、使用オプション、使用キャラクタークリアメダル数などのプレイ内容が記録され、インターネットランキング期間中は参加すれば自動的に登録できるといった特典があった。
また新作バージョンが出た場合は、プレーヤー名、使用オプション、使用キャラクタークリアメダル数などを引き継げるため、毎回プレイ毎にオプションやキャラクターの設定をしなおす手間が省けるのも利点である。

自分のプレイを記録するための証ともいえるので、長く使っているほど管理も重要になる。
折れ曲がったりすると認識エラーになる可能性が高い。
ポップンミュージック11までは、ポップンフレンドのシステムでポップンキャラが隠し特典を持ってきてくれる場合もあった。

ee'MALLの稼動期間中は他のe-AMUSEMENTに対応したエントリーカードと共通して、ee'MALLで使用可能なポイントを溜めることができた。
またポップンミュージック13 カーニバルまでは全解禁になるまでの稼動期間中、カードを使用しなければ出現しない隠し要素や特典が含まれていた。

エントリーカードは当初、最後に使用した日から60日以内に再度使用しなければデータが無効になる仕様であったが、後のバージョンでは180日に伸びた。

  • これはサーバーへの負荷の考慮も有ると思われる。

変遷

記録できる内容の変遷は以下の通り(1作前との比較で)。

ポップンミュージック10

  • クリアマークの種類がクリア・NO BADパーフェクトに分割。
  • エキスパートコースのヒストリーコースの登録を行うかどうかを選択できる。
  • インターネットランキング対応しているエキスパートコースの、構成している楽曲ごとにスコアが記録される。
    ひみつの呪文#?でランキングのコメントを設定できる。

ポップンミュージック11

  • 引継ぎ時、KONAMI IDを設定したエントリーカードから引き継ぐ場合はIDを引き継げる。
  • マイレージのシステムでプレイするたびに貯まっていき、一定の条件を満たすとウラ譜面がプレイできるチケットを獲得できたり、隠し条件の緩和があった。
  • MY BESTカテゴリが出現する。
  • EX譜面を常駐して、条件を満たした新曲のEXがEXTRA STAGE以外でもプレイできるようになった。
  • 携帯アプリポップンパスポートから、自由にエキスパートコースを設定できる。

ポップンミュージック12 いろは

  • 譜面ごとの最高スコアを記録できるようになった。
  • 前作からのデータ引継ぎ時にプレーヤー名#?を変更できる。
  • スタッフロールで1枚絵を完成させるパズルが出現。完成させると携帯待ち受け画面がダウンロードできた。
  • ポップンパスポート2で自由に設定可能なエキスパートコースに名前を付けることができる。

ポップンミュージック13 カーニバル

  • 2回目以降のプレイ時、前回選択したモードおよび楽曲にカーソルが位置するようになった。
  • 通常チャレンジ超チャレンジでそれぞれスコアが記録できるようになった(ee'MALL曲も超チャレンジでの記録が可能)。
  • クリアできなかった場合、一度でもプレイした譜面にグレーのマークが付くようになった。

  • カードは1枚当たり200円~300円が相場。
  • ポップンミュージック9ではコイン投入後にカード受付の流れになるが、カードを挿入しても認識できず、結果的にそのクレジットがカード未使用プレイになるという事例もあったので、ポップンミュージック10からはコイン投入前にカードを挿入して認識する方法が取れるようになった。
  • ポップンミュージック10では新規カードの他にポップンミュージック9のエントリーカードも引き続き使用可能だった。
    しかし何度も使用していくうちに裏面が黒く汚れてくるため、認識が徐々に上手くいかなくなる場合もあった。
    このような問題点を解消するためポップンミュージック11では、新規カードへの引継ぎでカードを一新できるようにして、ポップンミュージック12 いろはではオンライン稼動期間内で、同じバージョンのカード同士での引継ぎが可能になった。
  • 2006年に登場したコナミ作品からICカード「e-AMUSEMENT PASS」へと、記録できるカードが変更された。
    これにより複数のe-AMUSEMENT作品でプレイしている人にとって、プレイしている作品の分持つ必要がなくなり、管理がしやすくなった。

エントリーカード特典・一覧

  • そのポップン作品が隠し要素全解禁になるまでにカード毎でしか使えなかった特典の一覧です。

ポップンミュージック9

  • フロントドアのデザインは旧筐体アニメロ筐体を参照。
  • これらのカードをポップンミュージック10に引き継いだ場合、全て共通でカード特典としてカップ君が使えるようになっていた。
  • キャラクター6人は左側のほうから上から下、右側のほうから上から下に描かれたキャラクターの順。
  • スペシャルカードはポップンがe-AMUSEMENTに対応したキャンペーンにおいて、異なった絵柄5種類のエントリーカードを登録して指定の手順で応募することで、抽選で送られたエントリーカードのことである。
    2003年2月から「iモード」、「J-スカイ」(後のYahooケータイ、ソフトバンク)、「EZweb」(後のau)のそれぞれで行われた。
    「iモード」ではいちごチョコ色、「J-スカイ」ではバナナチョコ色、「EZweb」ではチョコミント色のエントリーカードが抽選で送られた。
    しかし、「EZweb」でのキャンペーン終了は既に隠し要素が全解禁してからだったので、隠し要素のお得感を得られなかったのが残念だが。
  • スペシャルカードのデザインは、実物とらんらん♪ポップンイラストブックに掲載されているものとは異なっている。
    らんらん♪ポップンイラストブックのものは、当初は横向きにデザインされていたものであり、コナミのロゴも付いていた。

ポップンミュージック10

ポップンミュージック11

ポップンミュージック12 いろは

ポップンミュージック13 カーニバル

絵柄とわくわく!ポップンイラストブックとの対応

P.342

(×) pm10 ミミニャミ pm10 スギレオリエさな
pm10 ヨシオ他 pm10 月面上でのプリティ・ししゃも他 pm10 MZDマリィジュディ
pm10 スマイル他 pm10 白背景ニャミ pm10 黒背景ミミ

P.343

pm10 キャラクター12種 pm10 ポエット他 (×)
pm11 横向きミミ pm11 メイレイヴガール pm11 切手風
pm11 オリビアジャムおじさんウサおくん pm11 コンガ卿ほか pm11 ムラサキ

P.344

pm11 ブロンソン・エマ pm11 南極風 pm11 カーリー&シャラ
pm11 ツースト (×) pm12 いろはに、ぽ
pm12 1/5の純情な感情 pm12 夏☆ハニー pm12 古都の柿

P.345

pm12 餌を取り合ふ獣図 pm12 CS10特典 (×)
pm13 ジョーカー柄 pm13 スペード柄 pm13 ダイヤ柄
pm13 ハート柄 pm13 クラブ柄 pm13 CS11特典

関連用語

e-AMUSEMENT
KONAMI ID
プレーヤー名#?
クリアメダル

カード再発行サービス
ポップンフレンド
属性
ee'MALL

e-AMUSEMENT PASS

基本要素・システム

タグ:

システム
最終更新:2023年01月30日 07:23

*1 ポップン5で変更される前のハリアイ絵