▽副腎は、皮質と髄質という二つの層からできており、髄質からはアドレナリンやノルアドレナリンというホルモンが分泌され血圧を高める働きをします。

皮質からは、数種のステロイドホルモンが作られ、そのうちの一つが糖質コルチコイドと呼ばれるものです。
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▽尿細管は他にもとても大事な働きをしています。

1 ビタミンDを活性化します。(体で働くようにすること)だから腎不全になるとビタミンDが欠乏します。

2 赤血球をつくるエリスロポエチンというホルモンを作ります。腎不全になると貧血が進むのはこのためです

3 ミネラル(ナトリウム、カリウム、カルシウム、リン、マグネシウムなど)の調節をします。食事でとった塩(NaCl)はほぼ同量 が尿から排泄されます。(10g食事で取ればその分がおしっこに出てしまいます)

4 体でできた老廃物を排泄します。たとえば蛋白質の燃えかすである尿素はそのほとんどが尿から排泄されます。

5 体でできた酸(細胞が働くと酸が生まれる)も尿から排泄されます。細胞は酸にとても弱いのでこの働きはとても大切です。
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腎機能が悪化すると血液の中に窒素化合物がどんどんたまり,高窒素血症が高度になると吐き気,嘔吐,出血,神経マヒ,心不全,昏睡など様々な症状があらわれてきます。【腎ネット】
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痛風は高尿酸血症とも言われ、血液中の尿酸値が高い状態が長い間続いた結果、引き起こされる。体内に増えた尿酸が結晶化して足指などの関節に貯まり炎症を起こすことによる激痛が主な症状だ。この痛風の原因である尿酸こそ、簡単に言うと、摂取されたプリン体が体内で形を変えたものなのだ。

プリン体は食品から摂取することができる成分で、レバーやあん肝のような内臓類に特に多く含まれ、普段も口にするものでは牛ヒレ肉や豚ロース肉、エビなどにも含まれる。そしてビールもまた、プリン体が多く含まれるものの一つだ。
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最終更新:2007年11月15日 19:00