Galaxy Tab 10.1 SC-01D のroot化まとめ
1 ソフトウェア更新とsystemのイメージファイルの取得
Kiesを使ってアップデートすると、%TEMP%ディレクトリーに
新たなディレクトリーが作成され、その中に
SC01DOMKJ7_SC01DDCMKJ7_SC01DOMKJ7_HOME.tar.md5
というファイルができます。このファイルを抜いておきます。
このファイルはtarアーカイブフォーマットなので、リネームして展開します。
すると、system.img.ext4というファイルができます。
これがシステム・パーティションのイメージファイルです。
もしすでにアップデートしてしまっている場合は、Check Fusでダウンロードできます。
2 systemイメージにSuperuser.apkとsuを組み込む
system.img.ext4をLinux環境にコピーします。
このファイルを書き換えるためにはループバックでマウントできる形式に
変換しなければいけません。そのためにext4_utilsを使います。
ext4_utilsを使い、system.img.ext4をループバックでマウントできるイメージファイルに
変換します。そして、適当なところにマウントし、app/Superuser.apkとbin/suをコピーします。
オーナー・グループはいずれもrootで、アクセス権限はそれぞれ「644」と「4755」です。
ファイルをコピーしたら、ext4_utilsを用いて、イメージファイルを作成します。
3 ODIN用ファイルの作成
イメージファイルができたら、
tar --format=ustar -cf FOO.tar system.img.ext4
md5sum -t FOO.tar >> FOO.tar
mv FOO.tar FOO.tar.md5
のようにしてodin3用のファイルを作成します。
これをodin3のPDAに指定して書き込みます。
これで、ドコモ公式ファームのroot化ができます。
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最終更新:2012年07月12日 10:43