2 名前:age :01/09/24 13:01 ID:Hu3/2uXs
死亡者:前田幸長、野口茂樹、山崎武司、筒井壮
生存者:星野仙一、荒木雅博、ゴメス、川上憲伸、
岩瀬仁紀、小笠原孝、川崎憲次郎、紀藤真琴
中村武志、関川浩一、井端弘和、山本昌、
鈴木平、高橋光信、
残り14人
7 名前:69110 :01/09/25 21:14 ID:/YIoNPlA
川崎は燃え盛る小屋の前に立っていた。
「なかなか激しいバトルを繰り広げているじゃないか。」
川崎はにやりと笑う。
そのとき小屋の裏側で気の割れる音がした。
「何だ?」
川崎が裏手に回ると人が何かを抱え叢の方へ走り去って
行くのが見えた。
「一体誰だ?まあいい。誰だか知らんが後でじっくりいたぶってやる・・。」
小屋の日が燻り始めたころ、川崎は中に入っていった。
そこには“22”とかかれたヘルメットが転がっていた。
「そうか・・・。奴がやられたか。なかなか骨のある奴だとおもっていたが。
あとは奴くらいのものか。」
なにやら川崎は不敵な笑みを浮かべ小屋を後にした。
17 名前:新たなる戦いの序曲 :01/09/28 01:29 ID:r.6sfmh.
川崎は山崎の遺体が炎に包まれるのを見ると、その小屋を後にした。
彼が、戦いの一部始終を見ていたのであれば、本来存在するはずの死
体が二つ、消えていることに気づいたであろう。しかし、彼は、強力
なヒルマン・・・ならぬヒットマンではあっても、千里眼の持ち主で
はなかったから、山崎が倒れたことと・・・
「やつを倒したのは大豊か、意外だったな、大豊が山崎に勝つとは。」
小屋で発見した血袋つきの防弾カツラを手に、川崎は当然すぎる予
測を口にした。カツラで連想できうる人物は大豊一人しかいなかった
からだ。もちろん、遺体となって存在していなければならないはずの
背番号47がいずこかに姿を消したことを、否、ほんの数分前までそ
の場にいたということすら、彼の想像の範囲外であった。この誤断が
この後の展開にどのような影響をもたらすのか、生者のうちに知りう
る者はいない・・・。
18 名前: :01/09/28 08:15 ID:KfXCbS0o
「みんな、ちょっといいか?」
中村が皆を集めた。
「このまま固まっていては敵の標的になる。全員が死んだらどうにもならないからな。
それでいくつかに分けようと思う。」
「俺・・ちょっとあっておきたい人がいるんで・・・。」
「岩瀬?」
岩瀬がつづけた。
「そういうわけで俺・・・ちょっと行かせてください。そいつもいつか連れてきます。」
「・・・わかった。死ぬなよ。」
「はい。」
岩瀬は言った。
「俺は・・・荒木と一緒にいます。」
井端が言った。
「これで三つに分かれた。死ぬなよ。」
「・・・・はい。」
井端らと岩瀬が行った後、中村は大きく息をついた。
そして持っていた銃を憲伸たちに向けた。
「えっ・・?」
「これで仕事がやりやすくなった。」
19 名前: :01/09/28 08:25 ID:KfXCbS0o
「冗談でしょ??ハハハ・・・。」
小笠原が言った。
「・・・今にわかる。」
「・・・武志!!!」
中村が後ろを振り向いた。そこには昌と彦野がいた。
「あ・・・彦野さん。何でここに??」
「パンッ!!」
武志は倒れた。
「な・・・!?」
「安心しろ、急所は外してある。ちょっと眠ってもらっただけだ。」
彦野の手には麻酔銃が握られていた。
「おまえらは・・・。川上と小笠原か。」
25 名前:番外編 :01/09/29 18:44 ID:53um4fE2
「門倉。」
益田が酒屋で門倉に話しかけた。
「何だ?」
「俺、昨日眠れなかった。」
「優勝したからじゃないのか?俺も昨日は寝れなかった。」
「そうじゃない。なんか変なんだ。金縛りにあったような・・・。それと、声が聞こえた。」
「誰の声だったんだ?」
「・・・・立浪さんだ。」
死亡者:前田幸長、野口茂樹、山崎武司、筒井壮
生存者:星野仙一、荒木雅博、ゴメス、川上憲伸、
岩瀬仁紀、小笠原孝、川崎憲次郎、紀藤真琴
中村武志、関川浩一、井端弘和、山本昌、
鈴木平、高橋光信、
残り14人
7 名前:69110 :01/09/25 21:14 ID:/YIoNPlA
川崎は燃え盛る小屋の前に立っていた。
「なかなか激しいバトルを繰り広げているじゃないか。」
川崎はにやりと笑う。
そのとき小屋の裏側で気の割れる音がした。
「何だ?」
川崎が裏手に回ると人が何かを抱え叢の方へ走り去って
行くのが見えた。
「一体誰だ?まあいい。誰だか知らんが後でじっくりいたぶってやる・・。」
小屋の日が燻り始めたころ、川崎は中に入っていった。
そこには“22”とかかれたヘルメットが転がっていた。
「そうか・・・。奴がやられたか。なかなか骨のある奴だとおもっていたが。
あとは奴くらいのものか。」
なにやら川崎は不敵な笑みを浮かべ小屋を後にした。
17 名前:新たなる戦いの序曲 :01/09/28 01:29 ID:r.6sfmh.
川崎は山崎の遺体が炎に包まれるのを見ると、その小屋を後にした。
彼が、戦いの一部始終を見ていたのであれば、本来存在するはずの死
体が二つ、消えていることに気づいたであろう。しかし、彼は、強力
なヒルマン・・・ならぬヒットマンではあっても、千里眼の持ち主で
はなかったから、山崎が倒れたことと・・・
「やつを倒したのは大豊か、意外だったな、大豊が山崎に勝つとは。」
小屋で発見した血袋つきの防弾カツラを手に、川崎は当然すぎる予
測を口にした。カツラで連想できうる人物は大豊一人しかいなかった
からだ。もちろん、遺体となって存在していなければならないはずの
背番号47がいずこかに姿を消したことを、否、ほんの数分前までそ
の場にいたということすら、彼の想像の範囲外であった。この誤断が
この後の展開にどのような影響をもたらすのか、生者のうちに知りう
る者はいない・・・。
18 名前: :01/09/28 08:15 ID:KfXCbS0o
「みんな、ちょっといいか?」
中村が皆を集めた。
「このまま固まっていては敵の標的になる。全員が死んだらどうにもならないからな。
それでいくつかに分けようと思う。」
「俺・・ちょっとあっておきたい人がいるんで・・・。」
「岩瀬?」
岩瀬がつづけた。
「そういうわけで俺・・・ちょっと行かせてください。そいつもいつか連れてきます。」
「・・・わかった。死ぬなよ。」
「はい。」
岩瀬は言った。
「俺は・・・荒木と一緒にいます。」
井端が言った。
「これで三つに分かれた。死ぬなよ。」
「・・・・はい。」
井端らと岩瀬が行った後、中村は大きく息をついた。
そして持っていた銃を憲伸たちに向けた。
「えっ・・?」
「これで仕事がやりやすくなった。」
19 名前: :01/09/28 08:25 ID:KfXCbS0o
「冗談でしょ??ハハハ・・・。」
小笠原が言った。
「・・・今にわかる。」
「・・・武志!!!」
中村が後ろを振り向いた。そこには昌と彦野がいた。
「あ・・・彦野さん。何でここに??」
「パンッ!!」
武志は倒れた。
「な・・・!?」
「安心しろ、急所は外してある。ちょっと眠ってもらっただけだ。」
彦野の手には麻酔銃が握られていた。
「おまえらは・・・。川上と小笠原か。」
25 名前:番外編 :01/09/29 18:44 ID:53um4fE2
「門倉。」
益田が酒屋で門倉に話しかけた。
「何だ?」
「俺、昨日眠れなかった。」
「優勝したからじゃないのか?俺も昨日は寝れなかった。」
「そうじゃない。なんか変なんだ。金縛りにあったような・・・。それと、声が聞こえた。」
「誰の声だったんだ?」
「・・・・立浪さんだ。」