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S閉ざされた牢獄」(2005/08/19 (金) 18:56:00) の最新版変更点

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<p> (うつぶせているジャンゴ)<br> <br> ???<br> 「・・・<br> ジャンゴ・・・<br> ジャンゴ!!<br> 死ぬんじゃない!<br> 目を覚ますんだ、<br> 太陽少年ジャンゴ!!」<br> <br>  (声に気がつき起き上がるジャンゴ 目の前には???が居る)<br> <br> ???<br> 「気がついたか、ジャンゴ?<br> ふう・・・<br> 今回ばかりはヴァンパイアの血に助けられたようだな<br> こんなことになろうとは・・・」<br> <br>  (立ち上がるジャンゴ 沈黙の吹出しが出る)<br> <br> ???<br> 「なにっ、覚えていない?<br> 軽い記憶喪失のようだな・・・<br> だがまさか・・・<br> 共に闇の一族(イモータル)と戦ってきた、わたしのことまでわすれてはいないだろうな?<br> わたしは太陽の使者、おてんこだ<br> とにかく・・・<br> まずはこの地下牢獄から脱出するんだ」<br> <br> おてんこさま<br> 「いいか、ジャンゴ<br> 画面左上のLIFE(ライフゲージ)は、おまえの生命力をあらわす<br> 敵からの攻撃などによりダメージを受ければライフは減少し、<br> ライフがゼロになればゲームオーバーだ<br> LIFEの下にあるENE(エナジーゲージ)は、おまえの精神力をあらわす<br> おまえの武器、太陽銃(ガン・デル・ソル)は魔法機械・・・<br> エナジーなくしては使えない<br> どこかでエナジーを回復しなければ・・・<br> 行くぞ、<br> 太陽少年ジャンゴ!!<br> 太陽と共にあらんことを!」</p> <p><br>  (階段を上ろうとするジャンゴを静止するおてんこさま)<br> <br> おてんこさま<br> 「ジャンゴ、右を見てみろ<br> あそこに見えるのは宝箱じゃないか?<br> 何かアイテムが入っているかもしれん。調べてみてはどうだ?<br> 近づいてAボタンを押せば宝箱を開けることができるぞ」</p> <p><br>  (部屋の隅の宝箱を開けるジャンゴに)<br> <br> おてんこさま<br> 「アイテムを手に入れたようだな<br> それは太陽樹の周りでのみ育つという太陽の果実、<br> その中でも特にエナジーが豊富な太陽の実だ<br> 太陽の実を使ってエナジーを回復すれば、<br> 太陽銃(ガン・デル・ソル)を使うことができる<br> アイテムを使うには、STARTボタンでメニュー画面を開き、<br> L・Rボタンでアイテムメニューを選択して、[つかう]を実行すればいい」</p> <p><br>  (階段を上がったジャンゴに)<br> <br> おてんこさま<br> 「待て、ジャンゴ!!」<br> <br> おてんこさま<br> 「あれを見てみろ<br> あれは闇の一族(イモータル)の下僕たる、アンデッド(死者)タイプのモンスター、<br> グールだ<br> 多くの敵モンスターは視覚と聴覚を持つ<br> 正面から近づけば、当然発見され攻撃を受けることになるが、<br> 背後からであれば、そのまま戦わずにやりすごすことも、<br> 先制攻撃をしかけることも可能だ<br> 背後からの攻撃は、<br> 敵モンスターにより多くのダメージをあたえることができるぞ<br> 今おまえが装備している太陽銃(ガン・デル・ソル)は<br> Bボタンを押すと銃をかまえ、はなすと太陽ショットを放つ<br> まずはあのグールに、背後攻撃を試してみてはどうだ?」</p> <p><br>  (天窓のある広い部屋についたジャンゴに)<br> <br> おてんこさま<br> 「ジャンゴ、<br> 天窓があるぞ!<br> 太陽少年であるおまえのエナジーは、太陽の光を浴びてさえいれば自然に回復する<br> 画面の下中央にあるSUN(太陽ゲージ)は、<br> 太陽センサーがキャッチした、太陽の光の強さをあらわしている<br> 太陽ゲージの値が高ければ、その分エナジーの回復も早いぞ<br> さらにAボタンを押して太陽チャージを行えば、急速な回復も可能だ<br> だが、太陽の光のとどかない屋内エリアではそうはいかない<br> いくら太陽ゲージの値が高くても、エナジーが回復することはない<br> そこで役に立つのが天窓だ<br> 天窓の光の下であれば、<br> 屋外エリアと同様にエナジーを回復することができるぞ<br>  (太陽ゲージが1以上)<br> まだまだ先は長い。<br> 今のうちにしっかり回復しておけよ?」<br>  (太陽ゲージが0)<br> もっとも太陽ゲージがゼロでは天窓の光すらあらわれないか・・・」</p> <p><br>  (部屋の壁にあるヒントパネルを見付けて)<br> <br> おてんこさま<br> 「これはヒントパネルだな<br> ヒントパネルは、先人がのこした冒険者への道しるべだ<br> 冒険に必要な基本的な知識や<br> 困難を乗りこえるためのヒントを教えてくれる<br> パネルに近づいてAボタンを押せば、読むことができるぞ」</p> <p><br>  (天窓のある広い部屋のヒントパネルに残されたメッセージ)<br> <br> [見回し]<br> Rボタンを押しながら<b>+</b>ボタンを動かせば、自分の周りを見回すことができる<br> 冒険者たる者、<br> 新しいエリアではまず、周囲の状況を確認せよ</p> <p><br>  (移動ブロックのある部屋のヒントパネル)<br> <br> [移動ブロック]<br> 木箱などの移動ブロックは、<br> ブロックに向かって<b>+</b>ボタンを押し続けることで、移動させることができる<br> 冒険者たる者、道は自らの手で切り開け</p> <p><br>  (移動ブロックのある部屋にて)<br> <br> おてんこさま<br> 「ふむ・・・<br> 通路というには細すぎるが、壁にはりついて移動すれば問題なかろう<br> 壁に向かって<b>+</b>ボタンを押しっぱなしにすれば壁にはりつくことができる<br> そのまま矢印の方向に<b>+</b>ボタンを動かせば、はりつき移動が可能だ<br> わすれずにマスターしておけよジャンゴ?」</p> <p><br>  (スパイダーの居る部屋にて)<br> <br> おてんこさま<br> 「スパイダーか・・・<br> ビースト(動物)タイプのモンスター、スパイダーは、<br> クモの巣をしかけ、相手をつかまえようとする<br> クモの巣など、敵モンスターやその罠につかまってしまったときは、<br> <b>+</b>ボタンをすばやく動かして、ただちに脱出するんだ<br> クモの巣は通常、目に見えないが、<br> 太陽ショットを放てば、照らし出すことができるぞ」</p> <p><br>  (スパイダーの居る部屋を宝箱を開けずに抜けようとするジャンゴに)<br> <br> おてんこさま<br> 「ジャンゴ、<br> 何かを見のがしていないか?<br> 先を急ぐばかりでは、これからの冒険を乗り切ることはできないぞ?」</p> <p><br>  (スパイダーの居る部屋の緑の宝箱を開けたジャンゴに)<br> <br> おてんこさま<br> 「太陽銃(ガン・デル・ソル)パーツを手に入れたようだな<br> それは太陽銃(ガン・デル・ソル)フレーム、ウィザードだ<br> 太陽銃(ガン・デル・ソル)はフレームをつけかえることで、<br> 攻撃方法を切りかえることができる<br> フレームの装備は、メニュー画面の太陽銃(ガン・デル・ソル)メニューで行うんだ<br> 一度に8つまで装備できるぞ<br> 装備したフレームは、<br> SELECTボタンを押しながらRボタンを押して行うクイックチェンジによって、<br> 自由に持ちかえることができる<br> フレームごとの特徴をよく理解して、<br> 効果的に使い分けることが重要だ」</p> <p><br>  (広い部屋を抜けようとするジャンゴに)<br> <br> おてんこさま<br> 「ところでジャンゴ・・・<br> 冒険の記録、セーブはしているか?<br> セーブは、メニュー画面のセーブメニューで行うことができる<br> 冒険にアクシデントはつき物だ<br> いざというときのためにも、セーブはおこたるなよ?」</p> <p><br>  (トラップクリアでレベルアップしたジャンゴに)<br> <br> おてんこさま<br> 「レベルアップしたようだな、ジャンゴ<br> 敵モンスターをたおすことによって得られる経験値が、<br> 一定の値をこえるとレベルをアップすることができる<br> レベルアップ時に得られるステータスポイントをわりふれば、<br> おまえの能力を強化することができるぞ<br> 強化できる能力はLIFE(ライフゲージ)の最大値に影響する[カラダ]<br> ENE(エナジーゲージ)の最大値に影響する[ココロ]、<br> 攻撃力に影響する[チカラ]、以上の3つだ<br> ポイントのわりふりは、メニュー画面のステータスメニューで行ってくれ<br> レベルアップしても、ポイントをわりふらなければ能力は強化されない<br> わすれずにポイントのわりふりを行っておくんだ」</p> <p><br>  (トラップ部屋を抜けたジャンゴの背後から、突然モンスターが襲い掛かる)<br>  (太陽の実を(持っている場合)盗まれ、吹き飛ばされるジャンゴ)<br>  (おてんこさまと共にモンスターの去った方向を眺め沈黙の吹き出しを出す二人)<br>  (お互いに向き合って)<br>  (太陽の実を持っていた場合)<br> おてんこさま<br> 「おまえともあろう者がアイテムをぬすまれるとは・・・<br> まだ本調子ではないようだな?<br> まあ、すぎてしまったことは仕方がない<br> 明日もまた日は昇る!<br> 気を取り直して行こう、<br> ジャンゴ!!」<br>  (太陽の実を持っていなかった場合)<br> おてんこさま<br> 「何だったんだ、今のは?」</p> <p><br>  (地図を手に入れたジャンゴに)<br> <br> おてんこさま<br> 「地図を手に入れたようだな<br> ダンジョンのマップは、メニュー画面のマップメニューで確認することができる<br> マップを見るためには、そのダンジョンの地図が必要だ<br> ダンジョンによっては、地図が1枚とはかぎらないから注意してくれ」</p> <p><br>  (十字の部屋のヒントパネル)<br> <br> [方角]<br> 冒険者たる者、道にまようことなかれ<br> 画面右上は北、右下は東、<br> 左下は南、左上は西と知れ</p> <p><br>  (十字の部屋の東側にて)<br> <br> おてんこさま<br> 「これは重量スイッチだな<br> 上におもりとなるモノを乗せれば、起動するはずだが・・・」</p> <p><br>  (剣を手に入れたジャンゴに)<br> <br> おてんこさま<br> 「ソードタイプの武器を手に入れたようだな<br> ソードは太陽銃(ガン・デル・ソル)とちがい、エナジーがなくても使うことができる<br> 太陽ショットのように、遠くの敵を攻撃することはできないが、<br> 移動ブロック、木箱を破壊することが可能だ<br> 中には、さらに特殊な効果を持ったソードもあるらしい<br> ソードには、メニュー画面のソードメニューで装備した上で、<br> SELECTボタンを押しながらRボタンを押して行うクイックチェンジによって、<br> 持ちかえることができる<br> Bボタンを押すとソードをかまえ、はなすと攻撃をくり出すぞ<br> 太陽銃(ガン・デル・ソル)とソード・・・<br> それぞれの特徴をよく理解して、<br> 効果的に使い分けるんだ」</p> <p><br>  (剣を手に入れずに移動ブロックのある部屋に行ったジャンゴに)<br> <br> おてんこさま<br> 「ぬぅ・・・<br> この木箱を何とかしなければ、先には進めそうもないな・・・<br> 太陽銃(ガン・デル・ソル)では木箱を破壊することはできない<br> ジャンゴ、何か別の武器をさがすんだ」</p> <p><br>  (移動ブロックのある部屋のヒントパネル)<br> <br> [太陽タケノコと精霊虫]<br> ダンジョン内で武器を使うと、<br> 地面から水晶のようなモノが生えてくることがある<br> それは大地にたくわえられたエネルギーのかたまり、太陽タケノコだ<br> 太陽タケノコには3種類の精霊虫がひそんでいる<br> ふれた者のエナジーを回復させる太陽虫、<br> ライフを回復させる月光虫、<br> そしてエナジーをうばう暗黒虫だ<br> 太陽虫、月光虫は太陽チャージでよびよせることもできるが、<br> 暗黒虫は自ら近づいてきてエナジーをうばおうとする<br> 冒険者たる者、つねに警戒をおこたるな</p> <p><br>  (スイッチに近づいたジャンゴに 鉄格子に関するコメントとどちらか一方のみ聞ける)<br> <br> おてんこさま<br> 「レバースイッチか・・・<br> これは何か仕掛けを動かすためのものだ<br> レバースイッチを入れるには、レバーを攻撃すればいい<br> どうする、ジャンゴ?」</p> <p><br>  (鉄格子に近づいたジャンゴに スイッチに関するコメントとどちらか一方のみ聞ける)<br> <br> おてんこさま<br> 「鉄格子か・・・<br> どこかに、この鉄格子を開けるためのスイッチがあるはずだ<br> ジャンゴ、スイッチをさがすんだ!」</p> <p><br>  (天窓とグールのいる広い部屋にて)<br> <br> おてんこさま<br> 「天窓、<br> そしてグールか・・・<br> いいか、ジャンゴ<br> アンデッド(死者)タイプのモンスターは太陽の光を苦手とする<br> 天窓の光の中にさそい出せば、<br> 攻撃することなく、ダメージをあたえることができるぞ<br> 聴覚を持つ敵モンスターをさそい出すには、<br> 壁たたきが有効だ<br> 壁にはりついた状態でAボタンを押せば、<br> 壁をたたいて物音を立て敵モンスターをさそい出すことができる<br>  (太陽ゲージが1以上)<br> 重要なテクニックだ。<br> 今のうちにしっかりマスターしておいてくれ」<br>  (太陽ゲージが0)<br> 太陽ゲージがゼロでは、天窓を利用することはできないが・・・<br> 重要なテクニックだ。<br> 今のうちにしっかりマスターしておいてくれ」</p> <p><br>  (クロロホルルンの居る部屋にて)<br> <br> おてんこさま<br> 「この気配は・・・<br> あれは暗黒物質(ダークマター)によって形作られた闇の精霊、<br> ファントム(幻影)タイプのモンスター、クロロホルルンだ<br> 冒険者が近づくと、取りついてライフをうばおうとする<br> 万が一取りつかれてしまったら<b>+</b>ボタンをすばやく動かして、ただちにふりほどくんだ<br> ホルルンは闇の精霊なだけあって、太陽の光を苦手とする<br> グール同様、天窓の光でダメージをあたえることもできるぞ」</p> <p><br>  (太陽スタンドと太陽ダケがある部屋にて)<br> <br> おてんこさま<br> 「これは・・・<br> 太陽スタンドに太陽ダケか<br> この太陽スタンドは・・・<br> 太陽センサーがキャッチした太陽の光を、<br> エナジーとして自動的にためておいてくれる魔法機械だ<br> そのスタンドの前でAボタンを押しっぱなしにすれば、<br> エナジーをチャージすることができる<br> 夜間でもチャージすることができるから、昼間の内にエナジーを集めておくといい<br> そしてこの太陽ダケは・・・<br> 成長し、地上に飛び出した太陽タケノコだ<br> 攻撃を加えることで中にいる月光虫をよび出すことができる<br> いくら攻撃を加えても、こわれることはないから安心してくれ<br> しかし気になるのは、この闇の気配だ<br> 闇の一族(イモータル)ほどではないが・・・<br> 油断は禁物だぞ、ジャンゴ!!」</p> <p><br> おてんこさま<br> 「これは・・・闇の封印か?<br> ジャンゴをほうむり、さらに封印までほどこすとは<br> これがあいつの本心だとは思えんが・・・<br> くそっ、このままでは永遠にこの地下牢獄からぬけだせない!!<br> 何か方法はないのか!?」<br> <br> ???<br> 「うわああああああっ!!」<br> <br> 青ポンチョの少年<br> 「いってぇーっ!!<br> クソッ、ケツが2つにわれちまうぜっ!!」<br> <br> 青ポンチョの少年<br> 「まったく・・・<br> 時間転移(タイムワープ)だかタイムストリップだか知らねーが<br> パンの耳ちょろまかしたぐらいでこんな目に会うなんて、割に合わねーぜ」<br> <br> 青ポンチョの少年<br> 「まさかホントに・・・<br> 世紀末世界とやらに来ちまったのか?<br> それじゃあ、この世界のどこかに伝説の戦士が・・・」<br> <br> 青ポンチョの少年<br> 「まさかな・・・<br> あんなのはただのおとぎ話さ<br> たとえいたとしても、どうせ死んじまうんだ<br> だったらさがすだけムダさ<br> まったく、伝説の戦士の子孫だなんて・・・<br> ぬすみの言いわけにしちゃあ、話がデカすぎたぜ<br> それにしても・・・<br> ハラへったなぁ」<br> <br> 青ポンチョの少年<br> 「・・・太陽少年ジャンゴ、<br> ここに眠る」<br> <br> 青ポンチョの少年<br> 「ヤバッ!!」<br> <br> 青ポンチョの少年<br> 「待てよ・・・太陽少年?」<br> <br>  青ポンチョの少年<br>  (日中)<br> 「あれは・・・太陽?<br> 本物の太陽なのか!?」<br>  (夜間)<br> 「あれは・・・月?<br> 本物の月なのか!?」<br> <br> 青ポンチョの少年<br>  (日中)<br> 「それじゃあやっぱり・・・<br> この世界はまだ闇の一族(イモータル)に支配されていないのか?<br> どうやら・・・<br> 食い物にこまることだけはなさそうだな!!」<br>  (夜間)<br> 「それじゃあやっぱり・・・<br> この世界はまだ、闇に支配されてはいないのか?<br> どうやら・・・<br> 食い物にこまることだけはなさそうだな!!」<br> <br> 青ポンチョの少年<br> 「ま、悪気はなかったんだ<br> 化けて出るんじゃあねーぞ、<br> 太陽少年!<br> じゃあな!!」<br> <br> おてんこさま<br> 「闇の封印が弱まった?<br> いったいどうして・・・<br> いや、そんなことは後回しだ<br> 今なら封印をやぶれるかもしれん。<br> 撃つんだ!!」<br> <br> おてんこさま<br> 「よしっ!!<br> これで地上に出られるぞ!」<br> <br> おてんこさま<br> 「やれやれ、<br> 助かったか・・・」<br> <br> おてんこさま<br> 「いい顔になったな、<br> ジャンゴ!」<br> <br> ジャンゴ<br> 「おてんこさまもね!」<br> <br> おてんこさま<br> 「ふふっ<br> それにしても、やつはなぜこんなことを・・・」<br> <br> おてんこさま<br> 「思い出したようだな、<br> ジャンゴ・・・」</p> <p><br> ???<br> 「さすがはわれらが主サバタさま・・・」<br> <br> ???<br> 「大いなる災厄<br> ・・・<br> 破壊の獣、<br> ヴァナルガンド<br> その力を受けつぐ者、暗黒少年・・・」<br> <br> ???<br> 「ヴァナルガンドはまもなく解放される<br> 血と大地によって月がそまる時破壊の獣はとき放たれる」<br> <br> ???<br> 「太陽の季節は終わりを告げ、暗黒の時代がおとずれる」<br> <br> サバタ<br> 「さらばだ・・・<br> 太陽少年ジャンゴ<br> もはやわれわれのジャマをするものはない<br> 世界は・・・終わる」</p> <p><br> おてんこさま<br> 「サバタ、<br> どうしてなんだ・・・?<br> 闇の女王(クイーン)に暗黒少年として育てられたとはいえ、<br> おまえもまたジャンゴと同じ太陽と月の血を受けつぐ者<br> 血を分けた弟をたおし、封印までをもほどこすとは・・・<br> その身に宿る暗黒物質(ダークマター)の命ずるままに、世界をほろぼそうというのか?<br> だが・・・<br> あのサバタがふたたび闇の一族(イモータル)に加わるとは考えられん<br> この裏にはきっと何かある・・・」<br> <br> ???<br> 「クックックッ・・・<br> やはり生きていたか、<br> ジャンゴ!!」<br> <br> おてんこさま<br> 「おまえは伯爵!?<br> またしても復活を果たしたのか!?」<br> <br> 伯爵<br> 「相変わらずのようだな。<br> 太陽の使者、おてんこよ<br> わすれたわけではあるまい?<br> わたしはヴァンパイア・ロード何度でもよみがえる<br> そして破壊の獣、ヴァナルガンドの復活もまた近い<br> 急いだ方が良いのではないか?」<br> <br> おてんこさま<br> 「何が言いたい?<br> 言われるまでもなく、おまえたち闇の一族(イモータル)の思い通りにさせるつもりはない!」<br> <br> 伯爵<br> 「クックックッ・・・<br> ならば教えてやろう<br> ヴァナルガンドの復活を止める、ただ一つの方法を」<br> <br> おてんこさま<br> 「なにっ!?」<br> <br> 伯爵<br> 「世界の崩壊を止める、ただ1つの方法<br> それは暗黒少年サバタ・・・<br> ヴァナルガンドの後継者であるあの男をたおすことだ」<br> <br> おてんこさま<br> 「バカなっ!?<br> あのサバタが・・・<br> ヴァナルガンドの後継者だと!?」<br> <br> 伯爵<br> 「どうする、太陽少年?<br> たおせるのか、実の兄を?<br> クッカッカッカッカッ!!<br> その覚悟があるのなら・・・<br> われらイモータル四人衆を追って来い!<br> 東の地で待っているぞ、<br> 太陽少年ジャンゴ!!」<br> <br> おてんこさま<br> 「イモータル四人衆・・・<br> ヴァナルガンドの復活がやつらの目的だとすれば<br> サバタはやつらにあやつられているのか?<br> それとも・・・」<br> <br> おてんこさま<br> 「ジャンゴ・・・<br> 真実がどうであれ、いずれはその決着をつけるときが来る<br> そのときまでに、おまえは自らの心を決めておかなければならない<br> おまえのその心が、われわれの運命を決することになるだろう<br> だがたとえどんな結末が待っていようとも・・・<br> わたしはいつまでも、おまえと共にある<br> ・・・とにかく今は伯爵を追うしかない<br> 行こう、ジャンゴ!!<br> 明日もまた日は昇る!」</p> <p><br> by kame</p> <center> <p><br> <a href="10.html">S目次</a><br> <a href="28.html">←Sプロローグ</a>  <a href="30.html">S死灰の街→</a><font color= "white">■</font><br> <a href="43.html">Sダンジョン外</a></p> </center>
<p> (うつぶせているジャンゴ)<br> <br> ???<br> 「・・・<br> ジャンゴ・・・<br> ジャンゴ!!<br> 死ぬんじゃない!<br> 目を覚ますんだ、<br> 太陽少年ジャンゴ!!」<br> <br>  (声に気がつき起き上がるジャンゴ 目の前には???が居る)<br> <br> ???<br> 「気がついたか、ジャンゴ?<br> ふう・・・<br> 今回ばかりはヴァンパイアの血に助けられたようだな<br> こんなことになろうとは・・・」<br> <br>  (立ち上がるジャンゴ 沈黙の吹出しが出る)<br> <br> ???<br> 「なにっ、覚えていない?<br> 軽い記憶喪失のようだな・・・<br> だがまさか・・・<br> 共に闇の一族(イモータル)と戦ってきた、わたしのことまでわすれてはいないだろうな?<br> わたしは太陽の使者、おてんこだ<br> とにかく・・・<br> まずはこの地下牢獄から脱出するんだ」<br> <br> おてんこさま<br> 「いいか、ジャンゴ<br> 画面左上のLIFE(ライフゲージ)は、おまえの生命力をあらわす<br> 敵からの攻撃などによりダメージを受ければライフは減少し、<br> ライフがゼロになればゲームオーバーだ<br> LIFEの下にあるENE(エナジーゲージ)は、おまえの精神力をあらわす<br> おまえの武器、太陽銃(ガン・デル・ソル)は魔法機械・・・<br> エナジーなくしては使えない<br> どこかでエナジーを回復しなければ・・・<br> 行くぞ、<br> 太陽少年ジャンゴ!!<br> 太陽と共にあらんことを!」</p> <p><br>  (階段を上ろうとするジャンゴを静止するおてんこさま)<br> <br> おてんこさま<br> 「ジャンゴ、右を見てみろ<br> あそこに見えるのは宝箱じゃないか?<br> 何かアイテムが入っているかもしれん。調べてみてはどうだ?<br> 近づいてAボタンを押せば宝箱を開けることができるぞ」</p> <p><br>  (部屋の隅の宝箱を開けるジャンゴに)<br> <br> おてんこさま<br> 「アイテムを手に入れたようだな<br> それは太陽樹の周りでのみ育つという太陽の果実、<br> その中でも特にエナジーが豊富な太陽の実だ<br> 太陽の実を使ってエナジーを回復すれば、<br> 太陽銃(ガン・デル・ソル)を使うことができる<br> アイテムを使うには、STARTボタンでメニュー画面を開き、<br> L・Rボタンでアイテムメニューを選択して、[つかう]を実行すればいい」</p> <p><br>  (階段を上がったジャンゴに)<br> <br> おてんこさま<br> 「待て、ジャンゴ!!」<br> <br> おてんこさま<br> 「あれを見てみろ<br> あれは闇の一族(イモータル)の下僕たる、アンデッド(死者)タイプのモンスター、<br> グールだ<br> 多くの敵モンスターは視覚と聴覚を持つ<br> 正面から近づけば、当然発見され攻撃を受けることになるが、<br> 背後からであれば、そのまま戦わずにやりすごすことも、<br> 先制攻撃をしかけることも可能だ<br> 背後からの攻撃は、<br> 敵モンスターにより多くのダメージをあたえることができるぞ<br> 今おまえが装備している太陽銃(ガン・デル・ソル)は<br> Bボタンを押すと銃をかまえ、はなすと太陽ショットを放つ<br> まずはあのグールに、背後攻撃を試してみてはどうだ?」</p> <p><br>  (天窓のある広い部屋についたジャンゴに)<br> <br> おてんこさま<br> 「ジャンゴ、<br> 天窓があるぞ!<br> 太陽少年であるおまえのエナジーは、太陽の光を浴びてさえいれば自然に回復する<br> 画面の下中央にあるSUN(太陽ゲージ)は、<br> 太陽センサーがキャッチした、太陽の光の強さをあらわしている<br> 太陽ゲージの値が高ければ、その分エナジーの回復も早いぞ<br> さらにAボタンを押して太陽チャージを行えば、急速な回復も可能だ<br> だが、太陽の光のとどかない屋内エリアではそうはいかない<br> いくら太陽ゲージの値が高くても、エナジーが回復することはない<br> そこで役に立つのが天窓だ<br> 天窓の光の下であれば、<br> 屋外エリアと同様にエナジーを回復することができるぞ<br>  (太陽ゲージが1以上)<br> まだまだ先は長い。<br> 今のうちにしっかり回復しておけよ?」<br>  (太陽ゲージが0)<br> もっとも太陽ゲージがゼロでは天窓の光すらあらわれないか・・・」</p> <p><br>  (部屋の壁にあるヒントパネルを見付けて)<br> <br> おてんこさま<br> 「これはヒントパネルだな<br> ヒントパネルは、先人がのこした冒険者への道しるべだ<br> 冒険に必要な基本的な知識や<br> 困難を乗りこえるためのヒントを教えてくれる<br> パネルに近づいてAボタンを押せば、読むことができるぞ」</p> <p><br>  (天窓のある広い部屋のヒントパネルに残されたメッセージ)<br> <br> [見回し]<br> Rボタンを押しながら<b>+</b>ボタンを動かせば、自分の周りを見回すことができる<br> 冒険者たる者、<br> 新しいエリアではまず、周囲の状況を確認せよ</p> <p><br>  (移動ブロックのある部屋のヒントパネル)<br> <br> [移動ブロック]<br> 木箱などの移動ブロックは、<br> ブロックに向かって<b>+</b>ボタンを押し続けることで、移動させることができる<br> 冒険者たる者、道は自らの手で切り開け</p> <p><br>  (移動ブロックのある部屋にて)<br> <br> おてんこさま<br> 「ふむ・・・<br> 通路というには細すぎるが、壁にはりついて移動すれば問題なかろう<br> 壁に向かって<b>+</b>ボタンを押しっぱなしにすれば壁にはりつくことができる<br> そのまま矢印の方向に<b>+</b>ボタンを動かせば、はりつき移動が可能だ<br> わすれずにマスターしておけよジャンゴ?」</p> <p><br>  (スパイダーの居る部屋にて)<br> <br> おてんこさま<br> 「スパイダーか・・・<br> ビースト(動物)タイプのモンスター、スパイダーは、<br> クモの巣をしかけ、相手をつかまえようとする<br> クモの巣など、敵モンスターやその罠につかまってしまったときは、<br> <b>+</b>ボタンをすばやく動かして、ただちに脱出するんだ<br> クモの巣は通常、目に見えないが、<br> 太陽ショットを放てば、照らし出すことができるぞ」</p> <p><br>  (スパイダーの居る部屋を宝箱を開けずに抜けようとするジャンゴに)<br> <br> おてんこさま<br> 「ジャンゴ、<br> 何かを見のがしていないか?<br> 先を急ぐばかりでは、これからの冒険を乗り切ることはできないぞ?」</p> <p><br>  (スパイダーの居る部屋の緑の宝箱を開けたジャンゴに)<br> <br> おてんこさま<br> 「太陽銃(ガン・デル・ソル)パーツを手に入れたようだな<br> それは太陽銃(ガン・デル・ソル)フレーム、ウィザードだ<br> 太陽銃(ガン・デル・ソル)はフレームをつけかえることで、<br> 攻撃方法を切りかえることができる<br> フレームの装備は、メニュー画面の太陽銃(ガン・デル・ソル)メニューで行うんだ<br> 一度に8つまで装備できるぞ<br> 装備したフレームは、<br> SELECTボタンを押しながらRボタンを押して行うクイックチェンジによって、<br> 自由に持ちかえることができる<br> フレームごとの特徴をよく理解して、<br> 効果的に使い分けることが重要だ」</p> <p><br>  (広い部屋を抜けようとするジャンゴに)<br> <br> おてんこさま<br> 「ところでジャンゴ・・・<br> 冒険の記録、セーブはしているか?<br> セーブは、メニュー画面のセーブメニューで行うことができる<br> 冒険にアクシデントはつき物だ<br> いざというときのためにも、セーブはおこたるなよ?」</p> <p><br>  (トラップクリアでレベルアップしたジャンゴに)<br> <br> おてんこさま<br> 「レベルアップしたようだな、ジャンゴ<br> 敵モンスターをたおすことによって得られる経験値が、<br> 一定の値をこえるとレベルをアップすることができる<br> レベルアップ時に得られるステータスポイントをわりふれば、<br> おまえの能力を強化することができるぞ<br> 強化できる能力はLIFE(ライフゲージ)の最大値に影響する[カラダ]<br> ENE(エナジーゲージ)の最大値に影響する[ココロ]、<br> 攻撃力に影響する[チカラ]、以上の3つだ<br> ポイントのわりふりは、メニュー画面のステータスメニューで行ってくれ<br> レベルアップしても、ポイントをわりふらなければ能力は強化されない<br> わすれずにポイントのわりふりを行っておくんだ」</p> <p><br>  (トラップ部屋を抜けたジャンゴの背後から、突然モンスターが襲い掛かる)<br>  (太陽の実を(持っている場合)盗まれ、吹き飛ばされるジャンゴ)<br>  (おてんこさまと共にモンスターの去った方向を眺め沈黙の吹き出しを出す二人)<br>  (お互いに向き合って)<br>  (太陽の実を持っていた場合)<br> おてんこさま<br> 「おまえともあろう者がアイテムをぬすまれるとは・・・<br> まだ本調子ではないようだな?<br> まあ、すぎてしまったことは仕方がない<br> 明日もまた日は昇る!<br> 気を取り直して行こう、<br> ジャンゴ!!」<br>  (太陽の実を持っていなかった場合)<br> おてんこさま<br> 「何だったんだ、今のは?」</p> <p><br>  (地図を手に入れたジャンゴに)<br> <br> おてんこさま<br> 「地図を手に入れたようだな<br> ダンジョンのマップは、メニュー画面のマップメニューで確認することができる<br> マップを見るためには、そのダンジョンの地図が必要だ<br> ダンジョンによっては、地図が1枚とはかぎらないから注意してくれ」</p> <p><br>  (十字の部屋のヒントパネル)<br> <br> [方角]<br> 冒険者たる者、道にまようことなかれ<br> 画面右上は北、右下は東、<br> 左下は南、左上は西と知れ</p> <p><br>  (十字の部屋の東側にて)<br> <br> おてんこさま<br> 「これは重量スイッチだな<br> 上におもりとなるモノを乗せれば、起動するはずだが・・・」</p> <p><br>  (剣を手に入れたジャンゴに)<br> <br> おてんこさま<br> 「ソードタイプの武器を手に入れたようだな<br> ソードは太陽銃(ガン・デル・ソル)とちがい、エナジーがなくても使うことができる<br> 太陽ショットのように、遠くの敵を攻撃することはできないが、<br> 移動ブロック、木箱を破壊することが可能だ<br> 中には、さらに特殊な効果を持ったソードもあるらしい<br> ソードには、メニュー画面のソードメニューで装備した上で、<br> SELECTボタンを押しながらRボタンを押して行うクイックチェンジによって、<br> 持ちかえることができる<br> Bボタンを押すとソードをかまえ、はなすと攻撃をくり出すぞ<br> 太陽銃(ガン・デル・ソル)とソード・・・<br> それぞれの特徴をよく理解して、<br> 効果的に使い分けるんだ」</p> <p><br>  (剣を手に入れずに移動ブロックのある部屋に行ったジャンゴに)<br> <br> おてんこさま<br> 「ぬぅ・・・<br> この木箱を何とかしなければ、先には進めそうもないな・・・<br> 太陽銃(ガン・デル・ソル)では木箱を破壊することはできない<br> ジャンゴ、何か別の武器をさがすんだ」</p> <p><br>  (移動ブロックのある部屋のヒントパネル)<br> <br> [太陽タケノコと精霊虫]<br> ダンジョン内で武器を使うと、<br> 地面から水晶のようなモノが生えてくることがある<br> それは大地にたくわえられたエネルギーのかたまり、太陽タケノコだ<br> 太陽タケノコには3種類の精霊虫がひそんでいる<br> ふれた者のエナジーを回復させる太陽虫、<br> ライフを回復させる月光虫、<br> そしてエナジーをうばう暗黒虫だ<br> 太陽虫、月光虫は太陽チャージでよびよせることもできるが、<br> 暗黒虫は自ら近づいてきてエナジーをうばおうとする<br> 冒険者たる者、つねに警戒をおこたるな</p> <p><br>  (スイッチに近づいたジャンゴに 鉄格子に関するコメントとどちらか一方のみ聞ける)<br> <br> おてんこさま<br> 「レバースイッチか・・・<br> これは何か仕掛けを動かすためのものだ<br> レバースイッチを入れるには、レバーを攻撃すればいい<br> どうする、ジャンゴ?」</p> <p><br>  (鉄格子に近づいたジャンゴに スイッチに関するコメントとどちらか一方のみ聞ける)<br> <br> おてんこさま<br> 「鉄格子か・・・<br> どこかに、この鉄格子を開けるためのスイッチがあるはずだ<br> ジャンゴ、スイッチをさがすんだ!」</p> <p><br>  (天窓とグールのいる広い部屋にて)<br> <br> おてんこさま<br> 「天窓、<br> そしてグールか・・・<br> いいか、ジャンゴ<br> アンデッド(死者)タイプのモンスターは太陽の光を苦手とする<br> 天窓の光の中にさそい出せば、<br> 攻撃することなく、ダメージをあたえることができるぞ<br> 聴覚を持つ敵モンスターをさそい出すには、<br> 壁たたきが有効だ<br> 壁にはりついた状態でAボタンを押せば、<br> 壁をたたいて物音を立て敵モンスターをさそい出すことができる<br>  (太陽ゲージが1以上)<br> 重要なテクニックだ。<br> 今のうちにしっかりマスターしておいてくれ」<br>  (太陽ゲージが0)<br> 太陽ゲージがゼロでは、天窓を利用することはできないが・・・<br> 重要なテクニックだ。<br> 今のうちにしっかりマスターしておいてくれ」</p> <p><br>  (クロロホルルンの居る部屋にて)<br> <br> おてんこさま<br> 「この気配は・・・<br> あれは暗黒物質(ダークマター)によって形作られた闇の精霊、<br> ファントム(幻影)タイプのモンスター、クロロホルルンだ<br> 冒険者が近づくと、取りついてライフをうばおうとする<br> 万が一取りつかれてしまったら<b>+</b>ボタンをすばやく動かして、ただちにふりほどくんだ<br> ホルルンは闇の精霊なだけあって、太陽の光を苦手とする<br> グール同様、天窓の光でダメージをあたえることもできるぞ」</p> <p><br>  (太陽スタンドと太陽ダケがある部屋にて)<br> <br> おてんこさま<br> 「これは・・・<br> 太陽スタンドに太陽ダケか<br> この太陽スタンドは・・・<br> 太陽センサーがキャッチした太陽の光を、<br> エナジーとして自動的にためておいてくれる魔法機械だ<br> そのスタンドの前でAボタンを押しっぱなしにすれば、<br> エナジーをチャージすることができる<br> 夜間でもチャージすることができるから、昼間の内にエナジーを集めておくといい<br> そしてこの太陽ダケは・・・<br> 成長し、地上に飛び出した太陽タケノコだ<br> 攻撃を加えることで中にいる月光虫をよび出すことができる<br> いくら攻撃を加えても、こわれることはないから安心してくれ<br> しかし気になるのは、この闇の気配だ<br> 闇の一族(イモータル)ほどではないが・・・<br> 油断は禁物だぞ、ジャンゴ!!」</p> <p><br> おてんこさま<br> 「これは・・・闇の封印か?<br> ジャンゴをほうむり、さらに封印までほどこすとは<br> これがあいつの本心だとは思えんが・・・<br> くそっ、このままでは永遠にこの地下牢獄からぬけだせない!!<br> 何か方法はないのか!?」<br> <br> ???<br> 「うわああああああっ!!」<br> <br> 青ポンチョの少年<br> 「いってぇーっ!!<br> クソッ、ケツが2つにわれちまうぜっ!!」<br> <br> 青ポンチョの少年<br> 「まったく・・・<br> 時間転移(タイムワープ)だかタイムストリップだか知らねーが<br> パンの耳ちょろまかしたぐらいでこんな目に会うなんて、割に合わねーぜ」<br> <br> 青ポンチョの少年<br> 「まさかホントに・・・<br> 世紀末世界とやらに来ちまったのか?<br> それじゃあ、この世界のどこかに伝説の戦士が・・・」<br> <br> 青ポンチョの少年<br> 「まさかな・・・<br> あんなのはただのおとぎ話さ<br> たとえいたとしても、どうせ死んじまうんだ<br> だったらさがすだけムダさ<br> まったく、伝説の戦士の子孫だなんて・・・<br> ぬすみの言いわけにしちゃあ、話がデカすぎたぜ<br> それにしても・・・<br> ハラへったなぁ」<br> <br> 青ポンチョの少年<br> 「・・・太陽少年ジャンゴ、<br> ここに眠る」<br> <br> 青ポンチョの少年<br> 「ヤバッ!!」<br> <br> 青ポンチョの少年<br> 「待てよ・・・太陽少年?」<br> <br>  青ポンチョの少年<br>  (日中)<br> 「あれは・・・太陽?<br> 本物の太陽なのか!?」<br>  (夜間)<br> 「あれは・・・月?<br> 本物の月なのか!?」<br> <br> 青ポンチョの少年<br>  (日中)<br> 「それじゃあやっぱり・・・<br> この世界はまだ闇の一族(イモータル)に支配されていないのか?<br> どうやら・・・<br> 食い物にこまることだけはなさそうだな!!」<br>  (夜間)<br> 「それじゃあやっぱり・・・<br> この世界はまだ、闇に支配されてはいないのか?<br> どうやら・・・<br> 食い物にこまることだけはなさそうだな!!」<br> <br> 青ポンチョの少年<br> 「ま、悪気はなかったんだ<br> 化けて出るんじゃあねーぞ、<br> 太陽少年!<br> じゃあな!!」<br> <br> おてんこさま<br> 「闇の封印が弱まった?<br> いったいどうして・・・<br> いや、そんなことは後回しだ<br> 今なら封印をやぶれるかもしれん。<br> 撃つんだ!!」<br> <br> おてんこさま<br> 「よしっ!!<br> これで地上に出られるぞ!」<br> <br> おてんこさま<br> 「やれやれ、<br> 助かったか・・・」<br> <br> おてんこさま<br> 「いい顔になったな、<br> ジャンゴ!」<br> <br> ジャンゴ<br> 「おてんこさまもね!」<br> <br> おてんこさま<br> 「ふふっ<br> それにしても、やつはなぜこんなことを・・・」<br> <br> おてんこさま<br> 「思い出したようだな、<br> ジャンゴ・・・」</p> <p><br> ???<br> 「さすがはわれらが主サバタさま・・・」<br> <br> ???<br> 「大いなる災厄<br> ・・・<br> 破壊の獣、<br> ヴァナルガンド<br> その力を受けつぐ者、暗黒少年・・・」<br> <br> ???<br> 「ヴァナルガンドはまもなく解放される<br> 血と大地によって月がそまる時破壊の獣はとき放たれる」<br> <br> ???<br> 「太陽の季節は終わりを告げ、暗黒の時代がおとずれる」<br> <br> サバタ<br> 「さらばだ・・・<br> 太陽少年ジャンゴ<br> もはやわれわれのジャマをするものはない<br> 世界は・・・終わる」</p> <p><br> おてんこさま<br> 「サバタ、<br> どうしてなんだ・・・?<br> 闇の女王(クイーン)に暗黒少年として育てられたとはいえ、<br> おまえもまたジャンゴと同じ太陽と月の血を受けつぐ者<br> 血を分けた弟をたおし、封印までをもほどこすとは・・・<br> その身に宿る暗黒物質(ダークマター)の命ずるままに、世界をほろぼそうというのか?<br> だが・・・<br> あのサバタがふたたび闇の一族(イモータル)に加わるとは考えられん<br> この裏にはきっと何かある・・・」<br> <br> ???<br> 「クックックッ・・・<br> やはり生きていたか、<br> ジャンゴ!!」<br> <br> おてんこさま<br> 「おまえは伯爵!?<br> またしても復活を果たしたのか!?」<br> <br> 伯爵<br> 「相変わらずのようだな。<br> 太陽の使者、おてんこよ<br> わすれたわけではあるまい?<br> わたしはヴァンパイア・ロード何度でもよみがえる<br> そして破壊の獣、ヴァナルガンドの復活もまた近い<br> 急いだ方が良いのではないか?」<br> <br> おてんこさま<br> 「何が言いたい?<br> 言われるまでもなく、おまえたち闇の一族(イモータル)の思い通りにさせるつもりはない!」<br> <br> 伯爵<br> 「クックックッ・・・<br> ならば教えてやろう<br> ヴァナルガンドの復活を止める、ただ一つの方法を」<br> <br> おてんこさま<br> 「なにっ!?」<br> <br> 伯爵<br> 「世界の崩壊を止める、ただ1つの方法<br> それは暗黒少年サバタ・・・<br> ヴァナルガンドの後継者であるあの男をたおすことだ」<br> <br> おてんこさま<br> 「バカなっ!?<br> あのサバタが・・・<br> ヴァナルガンドの後継者だと!?」<br> <br> 伯爵<br> 「どうする、太陽少年?<br> たおせるのか、実の兄を?<br> クッカッカッカッカッ!!<br> その覚悟があるのなら・・・<br> われらイモータル四人衆を追って来い!<br> 東の地で待っているぞ、<br> 太陽少年ジャンゴ!!」<br> <br> おてんこさま<br> 「イモータル四人衆・・・<br> ヴァナルガンドの復活がやつらの目的だとすれば<br> サバタはやつらにあやつられているのか?<br> それとも・・・」<br> <br> おてんこさま<br> 「ジャンゴ・・・<br> 真実がどうであれ、いずれはその決着をつけるときが来る<br> そのときまでに、おまえは自らの心を決めておかなければならない<br> おまえのその心が、われわれの運命を決することになるだろう<br> だがたとえどんな結末が待っていようとも・・・<br> わたしはいつまでも、おまえと共にある<br> ・・・とにかく今は伯爵を追うしかない<br> 行こう、ジャンゴ!!<br> 明日もまた日は昇る!」</p> <p><br> by kame</p> <center> <p><br> <a href="10.html">S目次</a><br> <a href="34.html">←Sプロローグ</a>  <a href="36.html">S死灰の街→</a><font color= "white">■</font><br> <a href="43.html">Sダンジョン外</a></p> </center>

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