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平成19年9月13日 建設水道常任委員会(第7回)請願審査全文
1.請願第19-1号 開浄水場の一方的な閉鎖をしないように求める請願 《抜粋・一部要約》 (◆請願書

例えば、宇治市内の槇島にあります京都文教大学というところですが、ここは開校以来、地下水のみ使っているそうです。どうしてそうなのかお尋ねをしますと、市水道を使えば、年間億を超える費用がかかるんです…(俊正和寛参考人)
桑田静児水道事業管理者   水道部では、平成19年6月27日に当建設水道常任委員会にて、これまでの経過等について説明させていただきましたが、ご承知のとおり継続審査となっているものでございます。引き続き地元の皆様に説明を行い、ご理解いただけるよう、3月以降計8回にわたる説明会で休止理由を説明し、努力してまいりましたが、現在におきましても理解していただけていない状況でございます。
 なお、開浄水場の井戸の深さと取水カ所について、これまで深さが150メートル、取水カ所が3カ所とお答えいたしておりましたが、井戸の地層断面図などによりまして、今回、深さが120メートル、取水カ所が5カ所であることを確認いたしました。訂正させていただきたいと思います。これまでの経過などを含め、浄水管理センター場長、辻本より報告をいたします。

辻本貞雄浄水管理センター場長  平成19年6月27日建設水道常任委員会開催から今日に至ります経過につきまして、説明を申し上げます。
 平成19年6月27日の建設水道常任委員会において、開浄水場の一方的な閉鎖はしないでいただきたいという請願審査が行われ、請願審査については継続となりました。また、平成19年6月26日、開地区自治連合会長等から「話し合い再開に当たっての質問書」が出され、7月6日付で回答をいたしました。
 次に、平成19年7月14日、第5回地元説明会を開催いたしました。この説明会の地元意見としては、回答文に問題となる回答があり、今後は交渉と位置づけて対応すると発言され、また、供給している水道水は基準内で問題がないこと、地下水汚染について水道(部)はどういう対応をしているのか等の意見がありました。回答の中で水道部は、回答内容は水道部が今まで主張してきた内容を整理したものであり、交渉ではなく説明会として位置づけ、説明をさせていただく、より安全安心の水道水を供給する立場から、原水が環境基準を超えれば原則休止をするとしている、地下水汚染の問題は環境サイドの問題であり、水道事業者は一事業者であることを理解してクロロホルムしい( 議事録原文のまま )こと等を回答いたしました。
 次に、平成19年8月25日第6回地元説明会においては、7月6日付で開地区自治連合会長他に回答している内容を再度回答した上で協議を進めました。地元の意見としては、1つには、宇治市、日産、地元との三者の覚書は現在においても生きているものだとの主張に対し、水道部は、開簡易水道が上水道に移管されるまでのものであると回答しております。
 そして、平成19年9月8に第7回地元説明会を行いました。地元の意見として、確認事項に書かれている内容も過去の経過を無視している、地元の合意も得ずに休止を決定している、市民が主役のまちづくりを言っている市の考え方と違うのではないか、また、白紙撤回を求める意見等がありました。これらに対する水道部の回答は、確認事項の回答内容については、今まで水道部が回答してきた内容を整理したものであること、水道部は休止を前提として説明会を開催してきていること、白紙撤回については、地元の意見があったことについては伝えること等と回答しています。

池内光宏委員長 まず第1番目に、開浄水場休止決定とその後の地元説明会、特に6月議会以降、市当局の地元対応について参考人のお考えをお聞かせください。俊正会長。

俊正和寛参考人 ―浄水場休止決定に至るまで、重要なことが市議会で議論をされております。3月26日、29日の議事録を私どもも入手をしておりますが、休止に当たって地元住民の理解と納得をいただく、あるいは住民合意を得るということが大前提でありますという言葉が何回も議事録に出てまいります。これは休止決定に至るまでの大きな前提でありますが、そのことがなぜか不問に伏せられるといいますか、住民の理解と納得、住民の合意を得ることが大前提ですと、そういう議論がなぜ大事にされていないのか。
  休止決定を見ているから、水道部の説明を、のんでほしい、聞いてくれということに終始しております。 大筋そういうことで繰り返してきたわけです。休止決定が前提であって、あなたたちはこれを認めよと、そういうことでは私たちは到底納得することはできない。議会で議論された、住民の合意が大前提であるという、そのことこそ私たちは最も大事にしてほしいと考えておりますので、決定を見ているから私たちの説明を認めろと言われましても、それはできない話であります。これが一番大きな問題であります。

池内光宏委員長 次に、2番目にお伺いいたします。 地元の皆さんは、開浄水場の水について、おいしくて安全な水と主張され、浄水場を閉鎖しないように求められております。一方、宇治市当局は原水に発がん性の疑いのある物質が含まれているから、水道事業者の責務として休止をし、府営水に切りかえたいと言っております。あわせて、施設の老朽化と経費の問題も休止の理由に掲げております。参考人のお考えをお伺いいたします。

俊正和寛参考人 ―水質の問題について、3月5日、第1回の説明会のときに、水道部から水質が悪化している、改善の見通しがない。したがって、開浄水場を休止して、府営水への切りかえをするということであります。この問題については、今日までずっと私たちは主張しておりますが、 水道部の言う水質の悪化が進んでいるというのは事実ではありません。ここ10年間で見ましても、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレンの地下水に混入しているパーセンテージはほとんど変わっておりません。水質悪化が進んでいるとはとても言えない状況です。それは水道部資料によっても明らか だと思います。
 発がん性物質云々という議論ですが、トリクロロエチレンやテトラクロロエチレンが発がん性物質という、その議論にも随分不正確な部分があると私たちは主張してまいりました。 トリクロロエチレンは、WHOでも指摘をされておりますが、発がん性物質ではありません。発がん性のおそれがあるとなっております。これは水道部資料、議会での議論、あるいは私どもに対する説明の中でも、一貫して発がん性物質という説明ですが、それは正しくないでしょう。正確な議論をしてほしい 、これが第1点です。
 トリクロロエチレン、あるいはテトラクロロエチレンが問題であるということは私どももよくわかりますが、総トリハロメタンこそ発がん性物質があると言われております。この 総トリハロメタンは、府営水の方が開浄水場の原水よりも多いわけです。原水でいいますと、府営水に含まれる総トリハロメタンは、10倍高い値を示しています。浄水でも府営水の方が2倍高い値を示しております。これも水道部資料を見ますと一目瞭然 で、総トリハロメタンこそ、最も重要視しなければいけない物質と考えております。 したがって、トリクロロエチレンそのものについて発がん性の疑いがあるという指摘がされているから開浄水場の水が汚染されているということにはならない と考えています。
 それから、施設の老朽化によって経費がかかる、コストがかかるという点ですが、果たして老朽化をしているのであれば、今日までメンテナンスをどの程度行っていただいているのか、そういう疑問が率直なところでありますし、私は、宇治市内ですが、近辺の地下水を利用している事業所といいますか、そういうところに少しお尋ねをした。そうすると、こういう回答であります。 例えば、宇治市内の槇島にあります京都文教大学というところですが、ここは開校以来、地下水のみ使っているそうです。どうしてそうなのかお尋ねをしますと、市水道を使えば、年間億を超える費用がかかるんです、そんなことはとても学校経営上、できない。したがって、地下水のみ使わせていただいておりますということでしたし、小倉に徳洲会病院というところがありますね。ここは昭和でいえば54年、今からざっと30年前に開かれた病院ですが、当初は市の水道のみを使ってこられたそうです。しかし、現在は地下水に全面的に切りかえておりますということです。それはちょうど7年前にそうしたそうです。これはどうしてなのか尋ねますと、これも経費削減のためですと、これだけだと、ほかに理由はありませんということです
 したがって、開浄水場の揚水量あるいは規模の大小、施設、設備の移管と京都文教大学や徳洲会病院のそれと、私は比較検討しておりませんが、私どもの開浄水場が小規模であってコストが高くつくということを強く主張されますが、果たして京都文教大学や徳洲会病院は大規模でしょうか。それでも、コスト削減のために地下水に切りかえていると、その方がはるかにコスト削減になるんだとに言明をされています。ここのところの矛盾を市の水道部はどういうふうに解明されるでしょうか。どの程度事実調査をされて、私どもに対する説明をされているんでしょうか。私どもは大変疑問に思っております。ほかの病院や大学にも尋ねてみましたが、市水道と地下水といずれも併用しております。その理由は、緊急の場合に水がとまっては大変と、入院患者や手術ができなくなる、それでは困るので、経費の削減もありますが、病院という性格上、地下水を独自に掘っていると、言っておりました。以上のようなことから、水質や施設老朽化、経費が高くつくというのも、今もって大きな疑問と考えております。

池内光宏委員長 3番目にお伺いいたします。 地元の皆さんは、昭和53年当時、宇治市と日産車体、そして開自治会の三者で、開浄水場の宇治市移管に際して覚書を交わされております。その覚書を根拠に、市当局に対して地元合意が前提だと主張されております。一方、宇治市当局は、覚書はその時点のことであって、合意形成ではなくて、地元へはあくまで説明をさせてもらうということで、そういう面での意見の開きがございます。参考人のお考えをお伺いいたします。

俊正和寛参考人 ―確かに覚書では、水道部が主張されておりますように、開簡易水道の移管に関し、次のとおり覚書を交換するというふうに冒頭述べて、第8条までここに記録されております。この文言だけを拾いますと、確かに開簡易水道の移管に関する覚書であるというふうに受け取れないことはありません。しかし、当時から今日まで、実態としては地下水を利用してきたという点では変わりません。簡易水道の移管に関し、次のとおり覚書を交換するとなっておりますが、移管後も私どもは同じく地下水を利用してきているわけです。
 したがって、地下水利用という点では、 この覚書の中に日産車体と宇治市と地元住民の代表が入っておりますが、移管に関してのみであれば、私ども地域住民の代表が入る余地はなかったろうと私たちは考えているんです。 地元代表が入っているということからも察しられますように、私どもにとってはいわば死活の問題でして、開浄水場の前身であります簡易水道が地下水を利用していると、そして今日までいろいろな手を加えられつつ地下水利用をしてきたわけです。したがって、文章の字面だけを追うのでなくて、歴史を持っている開浄水場の前身である簡易水道の実態を、歴史に含まれております実態をぜひ酌んでいただきたい。そうでなければ、私どもとの円満な解決というのはできにくいのではないかと私たちは基本的に考えております。

池内光宏委員長 続いて4番目なんですけども、9月8日の地元説明会で、地元は市当局に休止方針の白紙撤回を求められたと伺っております。本請願の趣旨からはさらに一歩踏み込んだ主張になっていると思われますが、その真意をお聞かせいただきたいと思います。

俊正和寛参考人 ―確かに9月8日の交渉の中で、終わりに私どもは、会場、その交渉に集まっておられた方々の総意として白紙撤回を申し入れました。繰り返し説明会という形で話し合いを進めてまいりましたが、次々と数字が変わる。先ほども桑田管理者からの話がありましたが、私どもは、水道部というのは、いわば専門家の集団、プロの集まりだというふうに考えておりますが、先日、井戸の深さが150メートルというふうに長く説明を受け、公文書でもそうなっておりながら、急に120メートルというふうに訂正をされました。あるいは、取水口は3カ所であるというふうに、これも公文書で繰り返し述べてこられましたが、これが5カ所であったという訂正であります。あるいはまた、第1回目か第2回目の説明でしたが、開浄水場の水の単価について、1トン当たり幾らかとお尋ねしたときに、24円40銭であるという公式な説明でした。それに対して 府営水は幾らですかと尋ねますと、70円強である、70円を少し超えるというふうに説明がありました。しかし、その後の話し合いの中で一気にその単価が変わってきます。開浄水場の単価はざっと10倍、240円、250円という数値が出てきます。府営水は一方でがたんと下がりまして、150円でしたか、そういう数字になってきます。
 こういう訂正というのは、単なる数字を読み違えました、事実誤認でしたと、そういうことでは私は済まないと思います。仮に井戸の深さが150であったというのが120に変わり、取水口が3カ所だと思っていたけれど、実際は5カ所であったということになりますと、水脈は幾つあるのか私は存じませんが、どの辺の水をとっているのか、ポンプはどこにあるのか、取水口の5カ所のうちのどれから主として水をとっているのか、そういうことにも影響を及ぼすような数字ではないでしょうか。そうなりますと、開浄水場の水が汚染されているというのが一貫した主張でありますが、ここの部分も随分あやしくなってくる。基本的なデータが狂ってしまう。そういうことで、宇治市の水道部がそういう説明で一体責任がとれるのかと、私どもは極めて疑わざるを得ないといいますか、これが専門家の集団の回答であろうかというふうに、実は心もとない感じであります。
 そういうことがありまして、私どもはすべてをもう一度スタートに戻してほしい、そして、正確な事実を出していただいて、一から話し合いを進めてほしい、これが私ども地域住民の一致した結論になったわけです。
 きょう、先ほど配られた資料にも出てまいりますが、一番最後のページにこう書いてあります。「説明会参加者は、現在の開浄水場のおいしい地下水を飲み続けたいと主張されておりますが」、その次です。「市水道部では、自己水(井戸水)」、ここは開浄水場の水のことを指しているに違いないと思いますが、それと「府営水(河川水)はともに浄水しており差はなく、どちらもおいしい水道水として供給しています」と書いてあります。これはちょっと不思議な文章でして、 どちらも浄水しており、質的に差がないとすれば、どうして水道部は繰り返し繰り返し、府営水の方がより安全安心と強調されるでしょうか。 私は、この簡単な論理がわかりません。どちらも安全安心、おいしいんだということでしたら、開浄水場を私たち住民の意思に反して閉鎖するという理由はどこにあるでしょうか。これは極めて根本的なことにかかわる問題でして、説明をきちんとしていただきたい。こういうことも含めて、これはここで初めて出た問題ではありません。今までもこの表現は出ているんです。そういうことも含めて、もう一度最初から正確な議論をお願いしたいというのが私どもの総意であります。

池内光宏委員長  以上で、4点質問をさせていただきました。以上で委員長からの質問を終了いたしますが、特にぜひともこれだけは聞いておきたいという委員の方からありましたら、簡単に、お伺いありましたらどうぞ。西川委員。

西川博司委員  平成2年に浄水場のエアレーション装置の工事をしたときに、市水道部が地元に水質悪化のことを説明していないということですけれども、それは本当でしょうか。

俊正和寛参考人  その資料は、17年前の自治会報です。同じ年度に3回出されておりまして、ここに3回にわたってそれに関連する報告がされております。そこには、今、西川委員がおっしゃったとおりでありまして、こういうふうに書かれております。これは1991年6月20日に出された自治会報ですが、上水道水系水質検査等の状況について、市水道部配水課及び保健所へ出向き、日常活動の状況、給水の現況等について調査した報告が行われましたと。特に問題がないというふうに自分たちは承ったと初めに出てきます。その次ですが、第2号にはこう出てきます。開浄水場の改造工事についてという項がありますが、2つありまして、イ、揚水能力の低下のため、ポンプ2基取りかえ、それから建物の一部改修を行う。ロ、工事期間は12月末まで、時間は午前8時半から午後6時半までであると、こういうふうに報告を受けたと書いてあります。
 実は、この件に関しては私は強い憤りを持っておりまして、平成2年に市水道部からいただいた資料を見ますと、トリクロロエチレンが、暫定基準とおっしゃっていますが、基準値を大きく超えます。そこで、市水道部としては大急ぎで曝気装置を取りつけたわけです。新設されたわけです。そのためにトリクロロエチレンを大幅に減らすことができたと、基準内におさめることができたと、市水道部は公式の文書の中で書いておりますしかし、開地区自治連合会の役員に対しては、エアレーション装置をつけたなどという報告は一切しておりません。揚水ポンプ2基を取りかえたんだと、そういう工事であったということを言っておりますし、なお私は悪意に満ちているというふうに考えますが、トリクロロエチレンという今日でいう発がん性のおそれがある物質が出たということは全く地域住民には知らせないで、今日まで17年間経過をしてきたわけです。そして、開浄水場の水質が悪いということを私どもに印象づけ、府営水に切りかえなければならないということを強調しようとした今日、初めて、実はあなた方の使っておられる開浄水場の水からはトリクロロエチレンという発がん性物質が出ていると。より安全安心な府営水に切りかえたいんだと、ここになって初めて私どもにその事実を明らかにするというのは何という無責任ぶりでしょうか。なぜ17年間、地域住民に対して事実を伝えずに来たのですか。施設、設備を更新し、あるいは新しく新設しながらその事実も伝えず、地下水の汚染状況も一切口をつぐんで、17年間私たち地域住民をいわばだまし続けたのはなぜか。その意図はどこにあるのか 、私はこのことは厳しく市水道部に問いただしたいと考えております。
 以上です。

向野憲一委員  今、署名活動に取り組んでおられると思いますけど、現在どういうふうな集まりぐあいとか、あるいは市民の反応はどうやとか、そういうことについてお聞かせいただきたいと思います。

◎俊正和寛参考人 私どもは、1万人署名ということで、それを目標にして今日まで取り組んでまいりました。開地区自治連合会、それから隣接しております開浄水場の水を同じように供給を受け、利用してきております開ケ丘自治会、あるいは一里ケ丘住宅地自治会の皆さん、あるいはさらにそれを取り巻いている、開浄水場の水は利用しておりませんが、その他の自治会にも呼びかけて、何年前ですか、府営水が長期にわたって断水したときの苦い経験がありますので、開浄水場の水をいわばおすそ分けしたような、そういう経験も持っておりますので、皆さんは万一のことに備えて、開浄水場は、私たちは今は利用していないけれど、ぜひ残していただきたいという、そういう強い希望を述べられて、ほぼ今、1万人に近く署名が集まっております。

西川博司委員  給水原価ですけども、府営水の購入単価、私の試算ではトン当たり83.29円、これに対して開浄水場の浄水単価はトン当たり24.4円ということで、この差は58円89銭と、開の方がまだ安いということを前回の委員会で指摘させていただきましたけども、これに浄水場の減価償却費が入るということで、もう少し高くなるんだという答弁をされていましたけども、どのぐらいかかるのか、計算式を示してください。

小西吉治水道部長  給水原価の話でございますが、府営水が今計算されたら83円、開の方が24.4円と、この時点では浄水単価は幾らかということであり、開につきましては理論上の数値ではございましたが、24.4円ですよという資料は当時出しました。府営水につきましては、その府営水の基本水量にかかります43円、従量制にかかります19円というのは、府の施設の減価償却等も含まった単価です。その後私どもは給水原価で提示をする方がより理解を得られるのではないかということで、おのおのの浄水場の理論数値で給水原価を出させていただいて、開につきましては229円、府営水につきましては、市の施設の分も入れまして155円、ちょっと今資料がありませんが、150円強という形で比較をいただくような資料をきちっと提出をいたしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

小西吉治水道部長  見積書が出ていないということで委員さんの方から言われましたけど、今出しているんではないかということで確認をしています。

西川博司委員  府営水の場合83円29銭、開浄水場の浄水単価は24円40銭ですけども、これに減価償却等がかかるということで、それも計算してみる必要があると思います、私の知識の範囲内で計算をしてみたんですけども、浄水場新設となりますと2億1,100万円かかるという説明がありましたね。30年使うとなりますと、1年間で703万3,333円、年間配水量が開の場合1日当たり平均690トン、それを365日掛けますと、25万1,850立米。年間大体配水されます。それを割りますと、27円93銭。27円93銭と24円40銭を足しても52円33銭、ポンプ交換を合わせてもまだ府営水よりも安いわけですね。やはり当局説明は違うんじゃないか。
 議会筋からも、府営水よりも自己水の方が安いから、自己水をふやせということをたびたび指摘されてきた経過もある。水道部自身もその認識で自己水開発に努力をしてきた経過もあります。その状況は今も変わっていないと思いますが、これはどうでしょうか。
 それから、もちろん地下水の方がおいしい、より安全だという認識も水道事業者にもあったと思います。もとより府営水も自己水もともに浄水処理をして、安全な飲み水にして給水をされております。ただ、安全な飲み水にする費用が地下水の方が安くつくという共通認識が前からあったと思います。府営水の場合、川の水ですし、宇治川の水はそれほど汚れていないといえどもかなり汚れておりまして、オゾンを使った高度処理、活性炭を投入と、こういう形でかなりの投下を京都府がしている、こういう中でこのような高い水道単価になっているわけですから、自己水をふやすという方針で来た、これは当然なことであるし、それを今後も継続すべきであろうと思います。問題のない水道をわざわざ廃止するというのはおかしいと思うんですけども、考えを聞かせてください。

小西吉治水道部長   給水原価につきましては、、浄水で比較をすると非常に無理がございますので、給水原価でおのおのの原価をお示しして、比較がしやすいようにということで、その数値を出させていただいた。それで比較をいただきますと、小さい浄水場はやっぱり効率が悪いという形になってまいります。
 府営水よりも自己水の方が安いということですが、その給水のおのおのの単価を見ていただきますと、一定の規模の自己水の浄水場は当然安いです。市営の宇治浄水場があるということで全体の単価は下がっている、小規模の部分はやっぱり少し高くなりますので、私どもは中長期計画の中でも浄水場の再編なりが要るのではないかということで上げております。

西川博司委員  私も試算をし、それでも府営水より安いという結論が出たわけです。小規模浄水場は高いから廃止するんだということは聞いたことがないし、その状況はそんなに大きくは変わっていないと思うんです。一方で、河川水の方は水の汚れがきつくなって、においがするということで、オゾン処理、活性炭を加えた高度処理がされるようになって、費用もかかってきていると思うんですけどね。その点は、納得しがたいわけですけども、どうでしょうか。
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請願書


平成19年6月宇治市議会定例会
             請願文書表(第1号)
                            平成19年6月15日
[建設水道常任委員会]
   請願第19-1号 開浄水場の一方的な閉鎖をしないように求める請願
※(請願者の住所氏名、請願の要旨、紹介議員の氏名並びに受理年月日は別添請願書の写しのとおり)
   -----------------------------------
                             ┌--------┐
                             |受理第19-1号|
                             └--------┘
                請願書
件名 開浄水場の一方的な閉鎖をしないように求める請願
紹介議員
  西川博司、 水谷 修、向野憲一、宮本繁夫、帆足慶子、
  山崎恭一、 中路初音、坂本優子、浅見健二、浅井厚徳、
  片岡英治
請願の趣旨
          開浄水場の一方的な閉鎖はしないでいただきたい
 去る3月5日、市水道部の第1回説明会が行なわれ、つづいて4月1日に第2回、4月26日には第3回目の説明会がありました。
 私たち開自治連合会、開ヶ丘自治会はすべての自治会員に呼びかけて、この3回にわたる説明会に積極的に参加をしてまいりました。しかし、この説明会で市水道部は、「開浄水場を閉鎖して府営水に切り替える」ことを前提にし、すべての説明がこの動かし難い「前提」の中で進められてまいりました。
 開浄水場閉鎖の理由として挙げられていたのは、「地下水の水質悪化が進行し、水質改善の見込みが立たない」事が第一となっており、水質悪化の内容としては、トリクロロエチレン・テトラクロロエチレンの存在を挙げていました。そして、この二つの物質には「発がん性がある」との解説つきでしたので、私たち住民は、突然のこの発表に戸惑いと大きな不安を抱きました。
 またこの二つの物質が、10年以上にわたって地下水に含まれていたことを初めて知らされ、いっそう驚きを大きくしたものでした。
 「地下水の水質悪化が進行」「水質改善の見込みが立たない」という水道部の見解は、事実を正確に表現したものではありませんでした。それは水道部の提出した資料からも窺い知ることができます。「水質悪化が進行」という点に関して言えば、この二つの物資はどちらも、ここ10年間は多少の増減を繰り返しながら、一定の範囲に収まっているからです。
 また「水質改善の見込みが立たない」と言いつつ、地下水の水質改善に向けて積極的な方策を講じた資料は何ら提出されていません。私たちは、これらの点に関して質問や意見を出しましたが、十分納得のいく説明や回答はありませんでした。
 第1回の説明会の終了近く、水道部は私たち出席者に対して「理解を得られないままに休止はしない」こと、また「現時点では、3月末は難しいと思っている。強行はしない」「理解を得られれば6ヵ月後、3ヵ月後または1ヵ月後の休止となる」ことなどを明言しました。
 ここには「理解が得られないまま」、あるいは「理解が得られれば」という文言が、重い意味合いを持って私たちとの間で交わされています。
 4回の説明会で出されている資料の中には、数値について大きく異なるものも見られます。それらの食い違いについても、まだ説明がなされてはおりませんし、出されるたびに数値が異なるのも理解しがたいことです。去る3月29日の議会本会議で水道部が述べた「地元に対して説明責任は果たしたい」との答弁に鑑みても、誠意のある態度とは言いがたいものです。
 ひきつづき私たちは、行政としての責任ある説明を市水道部に求めるものです。市水道部は私たちへの約束に誠実に応え、「開浄水場の閉鎖」を一方的に行なうことのないようここに強く請願するものです。
 万一、強行された場合は、原状回復をしていただくよう付け加えておきます。
                             2007年6月8日
宇治市議会議長 坂下弘親様
                       請願者
                       開地区自治連合会会長 俊正和寛
                          宇治市開町63-1
                                 ほか2人




平成18年12月21日 建設水道常任委員会(第5回)P.54
P.54 8.槇島・開浄水場の休止について
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