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地元紙「洛南タイムス」電子版(Rakutai On The Web )(一部城南新報記事) 2009年06月11日 (木) 11時55分35秒 最終更新

洛南タイムス2007/07/24>?「地下水守ろう」と署名運動開始 南陵町自治会も加わり5団体
洛南タイムス2007/07/15>?「地下水と私たちの暮らし」テーマに開自治連合などが勉強会
洛南タイムス2007/07/15>?地元自治会と市水道部が再協議 何ら進展せず、こう着状態
洛南タイムス2007/07/15

洛南タイムス2007/07/12>?14日夜、水道部と地元との協議再開 
洛南タイムス2007/07/07>?水道部が地元の質問に9点で回答 地元「前向きな回答内容ない」
洛南タイムス2007/07/01>?「地下水守ろう」と各戸ビラを掲出 開ヶ丘自治会住民が「意思表示」

洛南タイムス2007/06/28>?
問題点7項目挙げ、質問書を提出 地元自治連合など4者

   宇治市の開浄水場の休止方針に対し、市と地元との対立が深まっているが、開地区自治連合会、開ヶ丘自治会、一里丘住宅自治会など4者連名で26日に「話し合い再開にあたっての質問書」を桑田水道事業管理者に提出した。質問は7項目に渡っており、7月7日まての回答を求めたのに対し、同管理者は「努力はするが、改めて連絡したい」と伝えた。
   質問書提出にあたっては、今後の話し合いを積極的に進めるため、これまでの自治会や議会への説明で明確になった問題点を明らかにしたとして、▽府営水への切り替えが地元に通知されたのは1月22日で、廃止を市が明確にした昨年11月7日時点で地元に説明すべきもののはず▽浄水場が日産車体から市に移管された昭和53年の覚書8条に「定めのない事項や疑義が生じた場合は、相互に協議する」ことが明記されている▽水道部提出資料によると、環境汚染物質の検出は平成2年のことであり、17年間住民に隠し、浄水場閉鎖に当たり初めて公表された――などと、問題点を指摘している。

■洛南タイムス2007年6月19日
「美味しい水、飲み続けたい」 地元3自治会が地下水を守る決起集会

   開浄水場(宇治市神明宮北)を休止、府営水に切り替えようとしていることで宇治市と住民が対立している問題で、17日夜、地元の開地区自治連合会と開ケ丘自治会、一里丘住宅自治会が開地域福祉センターで地下水を守る決起集会を開き、住民130人が参加。これまでの経過説明を行うとともに「美味しい水を飲み続けたい」という意志を確認し合った。
   休止問題をめぐっては、12日午前2時ごろに宇治市水道部が府営水への切り替えを強行しようとし、住民と押し問答する騒ぎがあったばかり。集会はそれ以前から企画していたもので、今回の市側の強行があったことで「集い」から「決起集会」に名称を改めて開いたという。
   集会では、開地区自治連合会の俊正和寛会長が「地下水を今、飲み続けたいというだけでなく、子どもや孫に貴重な地下水源を守って引き継いでいきたいという意志を確認し、これからの戦いの糧にしたい」と挨拶した。
   11人の請願紹介議員のうち、西川博司議員、向野憲一議員、中路初音議員、浅見健二議員が駆けつけたほか、副議長の川原一行議員も訪れ、それぞれ挨拶に立った。
   同連合会内に設置した水道問題対策委員会委員の紹介のあと、木村正孝委員長がこれまでの経過を報告。市側の休止理由の矛盾点や自己水確保の重要性、11日深夜の顛末などを説明した。
   また、今後の取り組みとして、議会の傍聴、近所や議員への声かけ、反対看板の製作、新聞への投書などの方法を呼びかけ、「地下水(自己水)の大切さと先輩たちが残したきた水の重みを感じましょう」と訴えた。
   その後、一里丘住宅自治会の高橋勝二さんによる民謡で和やかなに交流のひと時を過ごしたほか、淀川水系の水質を調べる会の山田晴美さんや浅見議員、中路議員が自然環境、水道事業、議会などの内容の講演を行い、住民らは知識を深めた。
   最後に3自治会で「地下水を守る」という内容の共同集会アピールを出し、確認した。【本好治央】

■洛南タイムス2007年6月14日
開浄水場休止問題、最大焦点に 宇治市6月定例議会開会

   宇治市6月定例議会は13日開会され、7月3日閉会の21日間の会期日程で開催することを決めたあと、2億636万7000円の一般会計補正予算、市道認定など当初提出10議案について、久保田勇市長が提案理由を説明した。続いて、世帯あたり1万円の引き下げに向けた国民健康保険条例の一部改正条例が議会議案として共産議員団が提出。中路初音議員が提案理由を述べた。
   市提出の補正予算では、市道宇治橋若森線のJR宇治駅前~宇治橋西詰350㍍のバリアフリー整備予算8500万円が計上され、年度内完成予定で工事を進める。
   6月定例議会では、3月議会の水道事業会計当初予算の中で、19年度休止による府営水への切り替え実施を決めたものの、12日未明に予定していた切り替え作業を住民の激しい反発から作業を先送りした開浄水場の休止問題が焦点となる。
   地元の開地区自治連合会から「閉鎖を一方的に行わず、納得ゆく説明を」と求める請願が提出されており、27日の建設水道常任委員会、最終日の本会議で採決に入る。
   今後、改めて地元協議を再開する見通しにもあるが、市はこれまでの説明会で一定理解を求め、議会承認の前提でもあった地元協議に努力したとの認識を持っており、双方の認識に大きな開きが生じ、対立が深まっている。請願提出の紹介議員となっているメンバー構成や11日の同委員会での各委員の発言からみて、建水委では委員長採決で請願採択、本会議採決ではぎりぎりの逆転不採択が予想されている。
   今後、同請願の取り扱いを巡っては、会派内で一部議員の足並みが乱れる可能性の高い自民、民主が「与党会派として意思統一が必要」との認識を強く持っており、改めて会派内調整を急ぐ。
開浄水場休止問題に4議員通告 宇治市6月定例議会一般質問は20日~22日まで3日間の日程で開催するが、13日に通告が締め切られた。府営水への切り替えを巡って、地元と市との対立が表面化した開浄水場の休止問題で、野党3議員、与党1議員の4人が質問通告した。

■洛南タイムス2007年6月13日
府営水へ切り替え実施、先送る 住民、現地取り巻き騒然状態に 午前2時前中止を判断 市「今後も休止の考えに変更ない」

   宇治市が開浄水場(神明宮北)を休止し、府営水へ切り替える作業を11日深夜から12日未明にかけ予定していたが、「一方的閉鎖に断固反対」と反発する地元住民約100人が現地で夜10時から抗議集会を開くとともに、その後も作業現場となる路上に大勢の住民が残ったため、市は12日午前2時前に切り替え作業に入ることを見送った。「このまま実施すれば不測の事態を招きかねない」と、現場周辺が騒然となったため、この日の作業は見送った。市は「休止の考えに変更はない」としている。12日午後に開かれた議会運営委員会でもこの問題が取り上げられ、委員の質問に川端修副市長が「休止変更の考えはないが、(6月議会に地元自治会から)請願も出ており、今一度慎重な対応が必要」と答えた。
   市水道部は、11日の議会建設水道委員会答弁で、地元自治会との今後の協議について「拒むものではない」としていたことで、自治会として、話し合いの再開を正式に申し入れた。市水道部では「協議や今後休止作業に入る場合には、事前に自治会を窓口に調整・周知する」としており、今回の切り替え作業着手にあっては、周辺各戸に直接「お知らせ」ビラを配布して事前周知を図ったが、対応方法を変更するとしている。
   27日には建設水道常任委員会で、地元自治会から提出のあった「開浄水場を一方的に閉鎖しないで」との請願審査が行われるが、12日の議会運営委員会で、受理報告があったことを受け、池内光宏委員と宮本繁夫委員が水道部が取った休止準備行動について質疑した。
   池内委員は「切り替えについては、11日の建水委で十分慎重な対応をと求めたはず。物理的理由で、現地から引いただけ。市民の請願権を否定することになる」と、6月議会で請願審査を控えている前に、切り替え実施のために現地に入った点を問題視した。宮本委員は「行政の施策に対する住民の請願権を形骸化させる行為。議会が正常な形で審査できるよう市として対応すべき」などと指摘。6月議会最終日に請願の取り扱いが決着するまで、切り替えの直接行動を差し控えるよう求めた。
   川端副市長は、開浄水場休止の議決予算が3月議会で承認されたことにも言及しながら「議会から指摘のあった理解を得るための努力を市はしてきたが、昨夜は住民の関心の示し方が高かったといえる。休止については、少なくとも議会で理解は頂いたはず。今一度、慎重に対応したいと考える」と答えた。
■「住民や議会を無視する気か」と怒号
この日(11日)、午後8時ごろに市職員数人が開浄水場へ入ったという報を受けた住民は、車両を門前に駐車し封鎖。「強行閉鎖は許せない」「市民の血税の無駄使い」などと記したパネルを置いて、切り替え反対の姿勢を示した。
   午後10時ごろ、浄水場近くに住民約100人が集まり、抗議集会を行った。開地区自治連合会の俊成和寛会長が、昼間に開かれた議会建水常任委の経過を説明するとともに、「我々を押し切るかたちで休止を進める久保田市政に対し、強い抗議の意志を示さなければならない」と呼びかけた。
   また、同水道問題対策委の木村正孝さんが「絶対に美味しい水を飲もうという意志をつらぬきましょう」と述べたほか、市議会の西川博司議員、中路初音議員、浅見健二議員、水谷修議員などが挨拶し、支援の姿勢を示した。
   集会を終えた住民らは、府営水への切り替え作業は浄水場の外にある切り替え弁に手を加える――という話を聞きつけ、5カ所に分かれて、見張りや座り込みを行った。
   その後、午前1時ごろ、小西水道部長が数人で話し合いに訪れるという一報が入ったが現れなかった。
   住民のイライラがピークに達した午前2時前、浄水場から西へ約300㍍離れたマンションの前に、作業の装備を整えた小西水道部長以下市職員、ガードマン20数人が姿を現した。
   それを聞きつけた住民50~60人は現場に殺到。「住民や議会を無視する気か。議会は何のためにあるんや」「誰の責任でやってるんや。市長か」「水道管理者を出せ」などと市職員たちに詰め寄り、深夜の住宅街には怒号が鳴り響いた。
   周辺住民の通報を受け、警察も出動。押し問答は約15分間続き、小西水道部長が「今日は中止する」と表明し、事態は収束した。
   市職員らが引き揚げた後、俊成会長は住民に対し、▽早急に休止しない▽今後の話し合いについて自治会長に連絡する――との約束を取り付けたことを説明。今後の見通しを述べて解散した。【本好治央】

■洛南タイムス2007年6月12日
「府営水へ切り替え、今夜予定通り」宇治市会建水委で市答弁 住民らが抗議集会 27日の委員会請願審査で改めて論議

   宇治市水道部が施設の老朽化や原水の悪化などを理由に「これ以上の話し合いをしても進展は望めない」と、開浄水場(神明宮北)を休止し、11日深夜に府営水への切り替えに着手すると地元の開地区自治連合会に通知したのに対し、「横暴。府の安全宣言も出ており、今後も井戸水の使用を」と対立が深刻化している問題で、11日午前、市議会建設水道常任委員会(池内光宏委員長)が開催され、4度にわたり行われてきた地元説明でのやり取りの内容を中心に委員が質疑した。住民15人が傍聴するなか、委員会の質疑応答も堂々巡りとなり、噛み合わなかった。桑田水道事業管理者は「切り替えは予定通り進めたい。地元との話し合いは、拒まない」と答えた。
   この問題では、地元自治会が13日開会の6月定例議会に「浄水場閉鎖を一方的にしないで」とする請願を提出。27日の同委員会で、請願審査を行うことになっている。
   委員会の閉会にあたり、池内委員長が「行政の地元説明のあり方にも少しいかがかと思える部分があり、地元も胸襟を開く必要があるといえる。請願も出ており、慎重な対応を願いたい。一定の行政判断あろうが、十分に受け止めた対応を」と要請した。
   質疑では、市が浄水場休止の1つの理由に挙げている原水について、中路初音委員が「水道の原水として、使用しないとする根拠について、市は示していない。原水の基準をどう定めてるのか、求めに対して地元に説明がなされていない」と質した。桑田水道事業管理者は「より安全安心な水を供給する立場に立ち、水道水の原水基準は市水道部で決めるものであり、府の示す環境基準とは違う。どのような原水を使用するかは私共の判断となる。府もそうした考えである」と答え、府が4月に公表した開地域の地下水調査結果の見解で示した「安全宣言」とは別個のものであるとの認識を伝えた。
   西川博司委員は「休止する理由がはっきりしない。原水基準が超えているため使用しない――突然出てきた話。水道事業者が独断で決められるものでないと考える」などと指摘した。
   向野憲一委員は「(6月3日の第4回説明会に)地元が不参加を表明、これ以上の話し合いの進展が見込めないとして、話し合いをせず府営水への切り替えを強行する責任を地元にあると考えるのか」と質した。桑田管理者は「市の方にも地元にもある。どちらか一方ということはない」とした。
   同委員は「地元からの申し入れ書でも、地元が話し合いを続けたい気持ちを持っているのは明らか。地域を挙げて話し合いを望んでいるのに、切り替えを強行するのか」と質したのに対し、同管理者は既定方針に変更のないことを伝えるとともに、話し合いについては今後も継続する意思のあることを伝えた。
   鈴木章夫委員は「3月の予算委で休止を可決した経過もある。地元意見も一定理解するが、3度説明会が持たれ、市の方向性も一定評価している。今後も話し合いは平行線と見られる」との見解を述べた。
   なお、住民らは11日夜、府営水の切り替えに反対して抗議集会を開いた。

■洛南タイムス2007年6月9日
地元自治会、6月議会へ請願「開浄水場閉鎖、一方的にしないで」議会建水委、11日の急きょ招集決める

   宇治市水道部が開浄水場(神明宮北)を休止し、11日夜に府営水への切り替え作業に着手すると7日に通知した、市水道部の行為に対し地元住民が「横暴だ」と反発している問題で、8日に議会建設水道常任委員会(池内光宏委員長、7人)は11日午前10時に急きょ、委員会の招集を決めた。休止に反対する開地区自治連合会(俊正和寛会長)と開ヶ丘自治会(森本眞理子会長)が8日、6月定例議会に向けて「開浄水場の一方的な閉鎖をしないでいただきたい」とする請願(紹介議員、西川博司議員)を提出した。請願審査は、27日予定の6月議会の同常任委で行われるが、審査時に府営水への切り替えがすでに行われていた場合は、請願者は原状回復を求めたい、としている。
   11日に委員会開催を決めたことについて、建水委の池内委員長は「開浄水場休止問題は、3月議会予算委で論議され、本会議では休止反対の修正案が否決されたあと、(水道会計予算を)可決したが、地元理解を得るよう市に求めた経過がある。7日に水道事業管理者から地元への通知に際して、事前の報告があったが、改選後の委員会にはこの問題の経過報告が市水道部からされておらず、遺憾といえる。行政と議会との関係を考えても、きっちりとした経過説明を所管委員会へすべきと考えている」と、委員会招集の理由を伝えている。
   請願書提出に加えて、両自治会会長が連名で、同日、久保田勇市長と桑田静児水道事業管理者に対して申し入れ書を提出した。
   申し入れ書では、7日に水道部が地元住民に配布した「11日に府営水への切り替えのお知らせ」について、「一方的な話し合いの打ち切りで、理解を得られないままに休止はしないとの合意を踏みにじるもの」などとし、「11日の閉鎖強行を中止し、話し合いの再開を強く要望する」などとした文面で申し入れた。
府営水切替え中止、協議再開申し入れ 日本共産党宇治市会議員団
{   日本共産党宇治市会議員団(水谷修団長)は8日、桑田静児宇治市下水道管理者へ開浄水場の府営水への切り替え問題について緊急の申し入れを行なった。    申し入れによると、宇治市水道部が今月7日午後に『開浄水場給水区域の皆さまへ・開浄水場休止に伴う京府営水への切り替えのお知らせ』というチラシを対象区域の約910世帯に全戸配布した行為は、「この間地域の町内会と協議を進めてきた宇治市が、説明内容が変わったり、住民の質問に十分に答えられないなどの経過がある中で、説明責任を放棄したものに他ならない」として、「今月11日深夜から12日未明にかけて実施しようとしている府営水切替えを中止し、直ちに関係町内会との協議の再開を」と強く求めている。

■洛南タイムス2007年6月8日
11日深夜、府営水への切り替え実施 宇治市水道部、開地区住民に通知「これ以上、話し合いの進展望めず」

   地元の水道問題対策委 「横暴」と反発、切り替え時に抗議集会 施設の老朽化、原水の悪化などを理由に、宇治市が開浄水場(神明宮北)を休止し、府営水に切り替える方針に対し、「府の水質検査結果でも安全宣言がなされ、美味しい井戸水を飲み続けたい」と反対する地元住民との話し合いは3月以降、4度の話し合いが難航していたが、市水道部は7日に同浄水場給水区域住民に、11日深夜から12日未明に掛けて府営水への切り替えに伴う準備と洗管作業を実施することをチラシで通知した。
   地元の開自治連合会住民で、水道問題対策委の代表を務める木村正孝さんらは、市水道部が配布した通知に対し、「あまりにも横暴で、一方的に過ぎる。この間の経過を無視したやり方だ。水道部の行為は、市長公約の地域が主役のまちづくりにも反するものだ」と反発。切り替え準備に入る11日夜に浄水場前で抗議集会を開く、としている。10日には地元全戸に改めて、市水道部に対する抗議ビラを撒くという。
   今月3日に市水道部が行った対地元説明では、開連合自治会などが「市主催の説明会には出席しない」との意思を事前に地元住民へ伝えた。このため、約20人の住民参加にとどまったが、この間説明してきた休止理由を改めて、市水道部が参加住民に伝えた。
   市水道部は、7日夕に開地区910戸と切り替えによって濁水発生の影響が予想される周辺450戸にも切り替えを周知するチラシを配布した。水質悪化と施設の老朽化、揚水量の低下、小規模浄水場の統廃合、府営水の経済性と安全性など6項目で休止理由を伝えるとともに、この間の地元との話し合いの経過に触れた上で「これまで、地元説明に努力して参りましたが、説明会を開催しても自治会として参加されないこと。また、説明会参加の皆さんが地下水を飲み続けることが条件のため、これ以上状況の進展は望めないと判断した。開浄水場と同様に休止決定した槙島浄水場については、すでに4月12日に府営水に切り替えている」と、府営水への切り替えに入る理由を伝えている。
   チラシを配布したことで、同日午後7時ごろまでに、地元から数件の抗議電話が水道部に寄せられているという。

■洛南タイムス2007年6月7日
市・地元7度目の協議重ねる 住民側が休止の白紙撤回求める

   宇治市開浄水場の休止を巡って、市水道部と地元の開地区自治連合会(俊正和寛会長)、開ヶ丘自治会(森本眞理子会長)などとの間で紛糾が続いているが、7度目の話し合いが8日午後7時半から開地域福祉センターで開かれた。先月25日の話し合いでは地元が文書回答を同部に求めていた8項目の内容について、桑田静児水道事業管理者から回答が6日にあった。地元は「納得できる内容でない」と、不満の意を強めていたが、文書内容を確認するかたちで話し合いを持った。休止を「裁量行為」とする水道部に対し、「住民同意」が前提とする地元意見が真っ向から対立したままで終わり、住民側が浄水場休止の白紙撤回を要求、次回の協議で回答するよう申し入れた。    文書回答のなかで、浄水場の休止に関して市水道部は「自己水、府営水のどちらの水を供給するかは、水道事業者の裁量」との従来の考え方を踏襲したほか、この間の話し合いで大きな意見対立に至っている昭和53年の同施設の市移管に関する覚書では、水道部は「今回の休止にまでその効力が及ぶものでない。市の顧問弁護士とも相談した結果」と回答。「歴史的事実を踏まえず、文書の文字面だけを取り上げ強弁する姿勢。過去の市行政の努力を自ら無視するものだ」などと、一線も相容れない解決の糸口が見出せない状況が続いている。
   この夜の話し合いでは、地元が「こちらの質問に合致した回答になっていない。事実に違う点があり、議会答弁とも食い違う内容」などと指摘。「議会に8月末に提出している図面資料を自治会への回答には提出せず、当日になって出してくるなど、誠意ある対応といえない」と、冒頭から紛糾した。
   「裁量行為」とした回答に「住民合意を必要と考えない水道部の考えは『市民が主役のまちづくり』を言う市長公約に反する行為。市職員として市民との関係を明確にせよ。この点が明らかに説明されない限り、話し合いは進められない」と出席した水道部職員を指弾する声が会場のあちこちから飛び交い、協議が前に進まない状態が続いた。
   また、休止を議決した3月予算委の議事録について住民側が「議員の誰一人として、無条件で休止を認めていない。住民合意を求めたはず。委員会答弁でも水道部は議会に対し、虚偽答弁がある」と指摘した。住民側が「合意が得られない限り、府営水への切り替えを執行することはないと考えてよいのか」と質したのに対し、小西水道部長は「私達の説明会での説明努力を議会がどう判断するかによる」と答えた。
   同浄水場休止問題の地元請願を審査する議会建設水道常任委員会が13日に予定されている。前回は閉会中の継続審査を決め、引き続き水道部と地元自治会との協議の行方を見守る姿勢を打ち出した。「一方的閉鎖はしないで欲しい」という請願について、6月議会の各委員の態度表明からして、委員会採択したあと、9月議会本会議で「協議は尽くされた」として、市方針を支持する逆転不採択に持ち込まれる可能性が強いが、地元住民の市に対する不信感が拭えないまま双方の話し合いが長期戦化している。休止方針の住民理解を得られるのは困難と見られ、前回同様に住民の激しい反発から強行突破が厳しいと見られ、市の方針決定が宙に浮いた状態が今後も続く見通しとなってきた。

■洛南タイムス2007年6月5日
紛糾、対立の溝深まる 第4回説明会、会場外では抗議運動

   宇治市が開浄水場(神明宮北)を休止し、周辺900世帯を府営水に切り替えようとしている問題で、3日夜、開地域福祉センターで4回目の住民説明会が開かれた。市側による浄水場の打ち切り理由の説明に対し、参加した住民10数人は「おいしい水を飲みたい」と引き続き反対の構えを示した。説明会の最中、ほかの住民約30人は同センター前で「地下水を守ろう」などと書いた横断幕を持って、抗議運動を行った。
   説明会の前々日に開地区自治会連合会と開ケ丘自治会は連名で「市主催の説明会に私たちは参加しません」と示すチラシを地域に配布。これに呼応した住民らが説明会の間、抗議の意思表示を行った。
   説明会で市側は、切り替え理由として▽水質▽施設の老朽化▽揚水量の低下▽小規模浄水場の統廃合▽府営水に余裕がある▽経済性や効率性――の6点を提示し、理解を求めた。
   これに対し、参加した住民は「水質は環境基準はクリアしている」「府営水の元である琵琶湖の汚染は深刻」「市は自己水の確保を図るべき」などと述べて紛糾。約3時間半にわたり激しい話し合いが続いたが、結局はこれまでと同じく物別れで終了。 最後に、住民は「一方的に休止の方針を押し付けるのではなく、住民が納得できるように、もう一度話し合いをやり直してほしい」などと要望。市側は「要望にそえるかわからない。しかるべき判断はする」と答え、早急の休止の有無について明言を避けた。【本好治央】
建設水道常任委に浄水場存続訴える 開地区自治連合会
   開浄水場休止問題で、同地区自治連合会の俊正和寛会長と同自治会第2次水道問題対策委の木村正孝委員長ら3人は4日、同市議会の建設水道常任委員会(池内光宏委員長)に経過報告書を提出し、同浄水場の存続を訴えた。

■洛南タイムス2007年6月2日 
市と地元対策委の協議、物別れ 3日、市が府営水切り替えで説明会 「自治会欠席」を各戸ビラで周知

   施設の老朽化、原水の水質悪化を理由に宇治市が開浄水場を休止し、府営水に切り替える方針決定に対し、「府の水質検査結果でも安全宣言がなされ、引き続き、美味しい井戸水を飲み続けたい」と切り替えに反対する地元との協議は平行線にあるが、31日夜に急きょ、開自治連合会第2次水道問題対策委員会(木村正孝委員長)と市水道部が持った協議も物別れで終った。市は3日に予定する切り替えの住民説明会開催の周知チラシを900世帯に31日配布したが、翌1日には開地区自治連合会長と開ヶ丘自治会長連名で、「市主催の説明会に私たちは参加しません」と意思表示したチラシ1千枚を地域に配布。対立の溝が深まっている。
   この問題では、3月以降、3回の地元説明会が開かれているが、話し合いは進展していない。31日の協議には、市の桑田水道事業管理者も出席。集まった住民約30人に府営水に切り替える市方針の決定に変更がないことを伝えた。出席した住民のなかからは「市の手法は強引だ」と反発の声が出るなど、紛糾した。
   1日に自治会が自治会員向けに配布したチラシでは「市水道部は第1回説明会で、理解が得られないままの休止はしないと約束した。約束したことを平気で破るような水道部主催の説明会には、参加しないことにした。しかし、『説明会に参加したい』という個人の参加の自由を認めないということではありません」とし、3日夜の説明会には出席せず、会場の地域福祉センター前で自治会として抗議の意思表示をする意向を伝えている。

■洛南タイムス2007年5月26日
周辺1ヵ所で、環境基準超す物質 開浄水場周辺の汚染調査で

   府山城北保健所は3月の採水測定調査で、宇治市開浄水場(神明宮北)の原水と周辺井戸1ヵ所で、環境基準値を超す有機塩素系化合物のトリクロロエチレンやテトラクロロエチレンが検出されたことを受けて、半径500㍍に範囲を広げて周辺井戸8ヵ所で地下水の汚染状況を実施した結果を25日、発表した。
   今回の調査では、1ヵ所の井戸で基準値(0・01㍉㌘)を若干上回る0・011㍉㌘のテトラクロロエチレンを検出した。
   検出数値について、府は「長期間多量に使用しない限り、健康への影響はない」としている。当該井戸については、飲用の停止を指導したため、現在は使用していない。
   府は、今後も引き続き、代表的な井戸で汚染推移を監視していく。  
■城南新報2007年2月27日
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