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*29歳女性。右胸背部の疼痛、全身倦怠感、発熱 【主 訴】右胸背部の疼痛、全身倦怠感、発熱 【既往歴】特記事項無し 【家族歴】両親共にDM 【生活歴】飲酒:機会飲酒 2週間前にハワイ旅行 【現病歴】28歳までにBW:80kgに増加。その後口渇・多尿出現し、現在60kg.10日の昼頃、右上背部から       右側腹部の掻痒感が急に出現。11日には同部位を触ることにより電気が走るような感じがした。       12日、夕方より疼痛が増強し始め眠れなくなった。翌13日朝から全身倦怠感、気分不良を認め、       14日近医受診。検尿にて尿糖+++ケトン+++BS:219であったため、疼痛精査、DMコントロー       ルにて同院に入院となった。痛みは同じ高さで輪状の範囲になり、疼痛も増強した。胸部CTにて       両上中肺野に散在性の斑状影を認めアシドーシス進行したため、当院受診。 【入院時現症】   ≪General findings≫BP:160/96,PR:69/min,BT:37.7,     Conj.p:anemic,Conj.b:not icteric, Neck LN:n.p,     Thyroid:not palp,Supraclavian LN:not palp,     HS;S1→S2→S3(-)→S4(-),regular,no murmur,RS;no rale,RS,     Abdomen:no mass and no tenderness,Liver:not palp,Spleen:not palp,     Skin:no edema,no cyanosis,oral cavity:dry,skin:     右上背部に発赤、掻爬痕(+)、ダニ咬傷痕(+)   ≪Neurological findings≫Mental state:normal, Cranial nerves:n.p.,     Neck stiffness(+),Motor:MMT:右上肢遠位筋、両下肢低下,     gait&standing:施行できず。Sensory:右はC3、左はC4以下の全感覚低下。     右C3-Th2領域の激しい痛み。両下肢腱反射の亢進と病的反射あり。 【入院時検査】   ≪Labo.data≫     RBC:497万,Hb:14.6,Ht:41.5,Plt:25.6万,     WBC:13100(Eos:0%,Mono:2%,Baso:0%,Lym:9%,Neutro:88%), TP:8.0,AST:13,ALT:7,LDH:351,     CK:420,T-Bil:0.7, BUN:10.5,Cr:0.7,Na:141,K:4.4,Ca:9.2,Cl:114,iP:2.1, ESR:45mm,Glu:292,     Hb-A1c:14.8   ≪腰椎穿刺≫     性状:淡黄色透明、初圧:230mmHg、終圧:130mmHg、TP:304,     Cell:2134/3(neutro:94%,mono:6%),Glu102(BS195),Cl:129,     Gram染色では明らかなorganismは認められず。墨汁染色:(-) 胸部CT  脊髄MRI 【Problem list】     #発熱     #頚髄以下の感覚障害、腱反射亢進     #髄膜刺激症状     #好中球優位の髄液細胞数増加、蛋白上昇、糖低下     #高血糖、ケト-シス、アシドーシス     #両側肺野の斑状影     #頚髄以下のT2 high病変     #ハワイ旅行帰り [[診断は?>http://www4.atwiki.jp/croquette/pages/80.html]]
*29歳女性。右胸背部の疼痛、全身倦怠感、発熱 【主 訴】右胸背部の疼痛、全身倦怠感、発熱 【既往歴】特記事項無し 【家族歴】両親共にDM 【生活歴】飲酒:機会飲酒 2週間前にハワイ旅行 【現病歴】28歳までにBW:80kgに増加。その後口渇・多尿出現し、現在60kg.10日の昼頃、右上背部から       右側腹部の掻痒感が急に出現。11日には同部位を触ることにより電気が走るような感じがした。       12日、夕方より疼痛が増強し始め眠れなくなった。翌13日朝から全身倦怠感、気分不良を認め、       14日近医受診。検尿にて尿糖+++ケトン+++BS:219であったため、疼痛精査、DMコントロー       ルにて同院に入院となった。痛みは同じ高さで輪状の範囲になり、疼痛も増強した。胸部CTにて       両上中肺野に散在性の斑状影を認めアシドーシス進行したため、当院受診。 【入院時現症】   ≪General findings≫BP:160/96,PR:69/min,BT:37.7,     Conj.p:anemic,Conj.b:not icteric, Neck LN:n.p,     Thyroid:not palp,Supraclavian LN:not palp,     HS;S1→S2→S3(-)→S4(-),regular,no murmur,RS;no rale,RS,     Abdomen:no mass and no tenderness,Liver:not palp,Spleen:not palp,     Skin:no edema,no cyanosis,oral cavity:dry,skin:     右上背部に発赤、掻爬痕(+)、ダニ咬傷痕(+)   ≪Neurological findings≫Mental state:normal, Cranial nerves:n.p.,     Neck stiffness(+),Motor:MMT:右上肢遠位筋、両下肢低下,     gait&standing:施行できず。Sensory:右はC3、左はC4以下の全感覚低下。     右C3-Th2領域の激しい痛み。両下肢腱反射の亢進と病的反射あり。 【入院時検査】   ≪Labo.data≫     RBC:497万,Hb:14.6,Ht:41.5,Plt:25.6万,     WBC:13100(Eos:0%,Mono:2%,Baso:0%,Lym:9%,Neutro:88%), TP:8.0,AST:13,ALT:7,LDH:351,     CK:420,T-Bil:0.7, BUN:10.5,Cr:0.7,Na:141,K:4.4,Ca:9.2,Cl:114,iP:2.1, ESR:45mm,Glu:292,     Hb-A1c:14.8   ≪腰椎穿刺≫     性状:淡黄色透明、初圧:230mmHg、終圧:130mmHg、TP:304,     Cell:2134/3(neutro:94%,mono:6%),Glu102(BS195),Cl:129,     Gram染色では明らかなorganismは認められず。墨汁染色:(-) 胸部CT       &ref(case-01.jpg) 脊髄MRI       &ref(case-02.jpg)  &ref(case-03.jpg) 【Problem list】     #発熱     #頚髄以下の感覚障害、腱反射亢進     #髄膜刺激症状     #好中球優位の髄液細胞数増加、蛋白上昇、糖低下     #高血糖、ケト-シス、アシドーシス     #両側肺野の斑状影     #頚髄以下のT2 high病変     #ハワイ旅行帰り [[診断は?>http://www4.atwiki.jp/croquette/pages/80.html]]

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