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高安病 TAKAYASU Syndrome Aortitis Syndrome


高安病は通常大血管の血管炎だが,この症例のようにlupus-likeの皮疹や
erythema nodosumなどの皮膚の小血管炎や腎炎なども合併する事がある.
Carotidyniaは高安病の30%にみられる,頸動脈に沿った圧痛の所見.特異度は
高くはなさそう.(片頭痛などでもみられるみたい)肝脾腫やリンパ節腫張はまれで,
症例報告程度である.
高安病の病期は不明熱や疲労感のみの時期(prepulseless stage)と血管炎による狭窄や
拡張による血管症状を来す時期(pulseless stage)がある.
この症例ではわずかなBruitが頚部で聴取されたが,ほんの一時期で脈の左右差,上下差はなかった.

この症例の経動脈エコー所見とMRAの所見を示します.
なお最近では大動脈造影まで施行せずにMRAで診断することが増えてきているようです.               

頚動脈内膜の肥厚


腕頭動脈の蛇行と狭窄、鎖骨下動脈と大動脈の壁不整や腎動脈部までの拡張がみられる。
なおこの症例では腹部大動脈の拡張が一ヶ月で1cmおこっている。



                                 2000 8/10 小野・西垂水