Purple Urine Bag syndrome




膀胱カテーテル留置中の慢性便秘患者に尿路感染症を合併した際にみられる現象であり、
尿自体は変色せず、蓄尿バッグやチューブに着色を来すことが特徴。
慢性の便秘により腸内細菌が異常増殖し、トリプトファンが分解され、尿中にインジカンとして排泄
される。そこで尿路で増殖した細菌によりインジゴとなり着色を来す。
これのみで抗生剤などの適応はないが、便通コントロールや排尿管理が大切。

                           2000.10.26 西垂水
                           コロッケ会 2000/10/17


最終更新:2006年08月24日 22:55
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