※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

突然に記銘力障害をきたした48歳女性

主 訴)突然の記銘力低下、異常行動
既往歴)ANCA関連腎炎の診断で5年前より週3回透析中
      Medication)プレドニゾロン(5mg) 2T ラシックス(40mg) 2T
            アンプラーグ  3T 炭酸カルシウム 3g
            カリメート 2包

現病歴)透析中であるが体調はよく経過していた。7月16日もいつも変わりなく、予定通り午前中に透析を
     うけた。娘さんによると、透析後はいつも娘の店に寄って帰るが、この日は立ち寄らなかった。
     またこの日の午後に突然夫の会社に仕事と知っているにも関わらず「今どこにいるの?」などと
     電話をかけたり、パンを大量に購入してきたり、「赤ん坊のミルクを冷蔵庫からとって」と頼むと
     缶ビールを取り出すなどの行動があった。
     また自分の年齢を28歳というなど、急におかしくなったとのことで家族につれられ、
     同日救急外来を受診した。

現 症)General appearance :おちついているが、やや表情が暗い、元気がない印象あり。
     BP:98 /70  PR:79 /min RR:16/min  BT: 36.3℃ 
     身体所見:項部硬直なし。その他明らかな異常所見なし。
     神経学的所見:意識レベル:覚醒はしている。
     見当織障害あり(場所× 日付× 住所× 電話× 家族の認識○、食事内容×)
     HDS-R 9点/ 30 (想起記憶× 近時記憶障害強い)
     脳神経系:異常なし。構音障害なし、嚥下障害なし。運動系:麻痺なし、不随意運動なし。
      強調運動:正常。失調症状なし。 反射:正常。病的反射なし。

Lab data)
     (CBC) WBC 5600 RBC 354 Hb 10.9 Ht. 33.9, Plt 20.2
     (Chemi) GOT 21 GPT 7 LDH 652 TP 8.3 BUN 41 Cre 6.8
         Na 140 K:4.9 Cl:107 Ca:9.4 Glu:95 NH3:35 CPK : 320 CRP : 0.1
     (髄液所見) いずれも正常範囲

頭部CT


添付ファイル