比良坂 罪(ひらさか しん)


『現世への執着』

地獄の環境で鍛錬された数十人の魔人を用いた地上侵攻ゲームの主宰。
自らの手駒も倒した相手も死ねば地獄に戻り運用可能になるという滅茶苦茶なやり口で気ままに適当な時代を蹂躙して暇潰そうと考えている。

キャラクター設定

自由気ままな三兄弟……ではなく、二体の死体人形を操る少年。
無邪気さからくる残虐性と幼さからくる悪意を持ち合わせている。
謎の声につき従い、今トーナメントの実務一切を取り仕切っている……と思われたが、
そもトーナメントの開催自体が彼の一存で、九割九分の暇つぶし要素を兼ねた練兵のためにある。

特殊能力『恣意操身』

比良坂沈、もとい比良坂罪(しん)の能力。
自由意思を完全に除いた死者を、同時に二体まで使役する。
比良坂弑、比良坂葬は手動操縦していた意思無き腹話術人形である。
制約として対象の敗北経験が必要となるものの、
今回出場した素体であれば、自在に持ち出すことが可能。

「身体スキル」:【獄卒の膂力Lv.4】【俊敏Lv.3】
「知的スキル」:【悪意Lv.5】【残忍Lv.5】
「固有スキル」:【恣意操身[魔]】【腹話術Lv.3】
「オプション」:【比良坂弑の遺骸Lv.1】【比良坂葬の遺骸Lv.1】



謎の声=一 四三(にのまえ よみ)


特殊能力1『クォ・ヴァディス』

死者を蘇生させる。その力は冥界を司る者に相応しく、蘇生には対象の肉片一つ必要としない。

特殊能力2『メメント・モリ』

死者が死亡した際の痛みや苦しみを倍増して再現する。その苦痛に抗う事は出来ない。彼女は”死”そのものであるゆえに。

特殊能力3『コギト・エルゴ・スム』

死者を異世界、或いは異次元に送還する。それは死者の生前の世界に限らず、あらゆる時代、あらゆる次元へと送還が可能。

キャラクター設定

冥界を統べる女王であり、あらゆるものの死を司る存在。謎の声の正体。
かつては人であり、魔人であり、或いは転校生であったのかもしれない。それとも最初からこうであったのか。それを知るすべはない。
禍々しい角を生やした少女の姿を取り、その性は残忍にして傲慢。
死に対する恐れを過去に一度でも抱いた事のある者は、彼女に抗う事は出来ない。
彼女は”死”そのものであるゆえに。
──────という黒幕演技を比良坂罪に強要されている。
本来は弱気な性分で押しに弱く決断力に乏しいが、その性格に見合わぬ強大な能力と冥界の女王存在である事自体は本物。
死者相手には反抗を許さぬ力を持つが、生者相手には無力。そこを比良坂罪に突かれ、能力を利用される事となる。

「身体スキル」:【悪魔の如き美貌】【不滅】
「知的スキル」:【言いなり】 【無知】
「固有スキル」:【クォ・ヴァディス[魔]】【メメント・モリ[魔]】【コギト・エルゴ・スム[魔]】
「オプション」:【黒衣】


最終更新:2012年10月07日 23:53