神無月 狂輔(かんなづき きょうすけ)


『現世への執着』

彼が狂信的なまでに信じる神が生きろと言っているので、たとえ死んでも生き返らないといけない。この場合の神は殺しあえと言った謎の声の主。

キャラクター設定

普段はおとなしく優しいが、暴力で圧力をかけようとすると、激しく抵抗する。さらに、自分の行く先を阻むものにも容赦はしない。
また、目的のためには手段を選ばない傾向がある。小さい頃から自分の中に自分とは別のお存在が居ると思っており、それを彼は神だと定義した。近くにあるものを目で見なくとも感じる優れた感性を持っており、相手の動きの先を読むことにも長けている。
魔人になる前は筋力はそこら辺のチンピラと大差ないが動体視力はスポーツカーのドライバーほどあり、
身体測定では反復横跳び、50メートル走で10点取れるほど優れていて持久力はスポーツ選手並み
常にバットと野球ボールを持ちこれを武器とし、盾としている。自分以外は誰も彼の能力は知らないし、ばれるはずがない。
過保護に育てられ、暴力を禁じられていたが心の中では敵対する人は皆殺しにしていた。

特殊能力『神のご加護』

自分の半径50メートル以内に近づくもの或いはその場にいるすべての存在の肉体的能力を無効にする。効果時間は10分。
原理…彼の中に存在する(と思っている)神が彼に害なすものを排除する。
GK註:狂輔の50メートル以内では狂輔に対しての物理攻撃(特殊能力による殴打や斬撃等の通常攻撃を含む)を無効化する能力、と扱います

プロローグSS

おれの前には何時だって敵がいる。
「暴力は絶対ダメよ。たとえ相手がわがまま言っても話し合えばわかるはずよ。」
記憶が残らないほど小さい頃から喧嘩や人を傷つける行動が、どれほどやってはいけない行動かを叩き込まれていた俺は幼稚園や小学校でいじめっ子に直接対抗する手段をとれなかった。
陰愚痴を叩くことや、直接相手の身体的特徴を責めるのは相手を傷つけてしまうので自分は悪くなくとも怒られるし、無理やり相手に謝らせられるのだ。
そうじゃなくとも、自分の中の正義感が許さなかった。間違っても相手と同じことをするわけにはいかなかったのだ。
その為、いじめっ子相手に正義を語る無意味な行動しかとれなかった。始めはそれが正義だと信じ、不満もなかったのだが、自我を持ち始めるとそうはいかなかった…
小学生の高学年になり、始業式に新たないじめっ子がやってきた。
自分が気に食わないとすぐに大声で威嚇したり、暴言や暴力を振るうのだ。
あるとき、虫を怖がる女子を捕まえて大きな蜘蛛を頭に乗せてゲラゲラと笑っていた。
泣き始める女子を見かねていつもの様に正論を並び立てて、いじめっ子を攻め立てたが逆効果だった。
自分では手に負えないと職員室にいる担任に止めさせるように報告した。が、
「いつも、いつも先生に言わないで自分たちで説得しなさい」と追い返された。
頼りにしていた担任の言葉に多少ショックを受けたが文句も言わずに教室に戻った。
その後から頭の中で誰かが話しかけてきた。

ーあんな餓鬼どもなんざ殺してしまえばいい。お前ならできるだろう。分かっているはずだ。お前の素早さと動体視力なら相手の攻撃なんざ当たんねぇよ。
…そんな、暴力はいけないことなんだよ。
ーなにをいう、相手はその暴力を使って好き放題やっているんだ。お前が使って何が悪い。
…そんなことするとあいつらと同じじゃないかあいつらと同じような奴にはなりたくない。
ー何を言う、お前は正義の為に戦うんじゃないか。今までの体験で分かっているだろう。
あんな奴ら話すだけ無駄だ。力には力で対抗しなければならん。お前はその先頭に立つだけだ。
…ど、どうすればいいの?
ー簡単だ俺の言うとおりに動けばいいそうすればお前を俺が助けてやろう。


この日、の夕方体育館倉庫裏で瀕死の子供が十数名見つかった。意識を取り戻したあいつらは俺を化け物と呼び
二度と俺に近寄らなかった。きっと、隠れても、逃げても必ず見つけ、死角からの攻撃も猫だましも同時攻撃も効かない俺にビビったのだろう。

…あなたはいったい誰ですか。なぜ僕の中にいるのですか。
ー俺は誰でもいし、お前の中にいるわけではない。どこにもいないが、確かに存在するものだ。
…そんなのよく分かんないよ。・・・・・・そうだあんたは神なんだな俺はの神に選ばれたってわけだ
ははははっははっはあはははhっはhっはh・・・・・・・・・


プロローグSSーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーEND

MPおよびGKスタンス

キャラ 能力 SS ボーナス 増減 仕様
2 2 2 6 ゆとり


最終更新:2012年05月29日 21:20