巨大アメーバのキョスェ(きょだいあめーばのきょすぇ)


『現世への執着』

原生生物である自分に意思をもたらした科学者「関 野茂志」への恋慕。ちなみに彼女(それ)には己が死んだという自覚が無い様である。

キャラクター設定

ヒト以上のサイズを誇る人型を為す巨大なアメーバ。
元はとある生物科学研究所の研究室で飼われていた小さなアメーバで、研究員の一人である関 野茂志(せき のもし)の魔人能力よって自意識を植えつけられ「キョスェ」と名付けられた。
意識が芽生えてすぐに関に一惚れし性愛に目覚めるが、関の婚約者である女性研究員に対し嫉妬の感情が芽生え、次第に憎悪を募らせる。
嫉妬の力で魔人に覚醒したキョスェは繁殖により体積を瞬く間に増やしていき彼女を覆い尽くして消化してしまう。
最後は婚約者を殺された関に泣きながら絶対冷凍ガンで撃ち抜かれ、瞬く間に生命活動を停止した。
この研究所内で起こった出来事は一切外部には洩れていない。

特殊能力『アメーバ・ブロブ』

通常のアメーバでは考えられない驚異的なスピードで繁殖と捕食を繰り返す。
彼女(それ)が巨大化するに至った大元の能力。

プロローグSS

Y県S市


(………ココ……ハ……?)

ん…?なんだ、この感覚……もしかして、君が…語りかけてるのかい?

(………ダレ…………?)

そうか、君が……ハハ、僕はとうとう……

(……アナタ、ハ……?)

僕の名前は関。関野茂志だよ。

(セキ………セキサン!)

君の名前も教えてあげるね。僕が付けたんだ。

[ブーン]

君の名前は…は…ハ…ハ…"キョスェ"ッ!!

(キョスェ…キョスェ!!)

……へっ?

(キョスェ…ワタシ……キョスェ!)

あ、あはは…気に入ったんだね。よかった。
よし、キョスェ……今日からずっと僕がそばにいてあげるからね。

(セキサン……ウレシイ………!)


¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥


ねぇ関さん、今日は私と一緒に帰りましょうよ。

(……ダレ………?)

あぁ、茂歩美(もぶみ)。ちょっと待ってくれ、もうすぐ行くよ。

(……アレハ………ナニ………?)

何よ、毎日毎日そんな粘菌相手にして。私よりそんな単細胞生物の方が大事なわけ?

(……セキサン……ダレ……ソイツ………?)

お前なぁ……言っていい事と悪い事が………ムグッ!?

(………………!!)

フフフ……ンチュ……もう、私の事しか考えられなくしてあげ…ンフゥッ!

(……………セキサン…………セキサン……………!)

おい、やめろよっ、見っ、見てっ………ンクゥゥッッ!?!?

[ビュッ!ビュルルッ!!]

……………セキサン…………ナンデ………………?
……………ユルサナイ……ユルサナイ…………アイツ…………!!



¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥



お前が……お前が、彼女を、茂歩美を殺したのか………キョスェ……!

(アイツ……モウイナイ……セキサン…ワタシノモノ…)

キョスェ…もうこれっきりだ…全て、僕が悪かったんだ……

(セキサン……セキサン……セキサン………!)

………さようなら。







[ [ [パァン!] ] ]







セ………………



キ……………



サ……




……














……




(クライ……ココ……ハ……?)


……………………………………………………



(アイタイ…アイタイ…ヨ……セキサン…ドコ…?)



……………………………………………………



(セキサン……セキサン……セキサン……セキサン……)



セキサンセキサンセキサンセキサン
セキサンセキサンセキサンセキサン
セキサンセキサンセキサンセキサン
セキサンセキサンセキサンセキサン
セキサンセキサンセキサンセキサン
セキサンセキサンセキサンセキサン
セキサンセキサンセキサンセキサン
セキサンセキサンセキサンセキサン
セキサンセキサンセキサンセキサン
セキサンセキサンセキサンセキサン
セキサンセキサンセキサンセキサン
セキサンセキサンセキサンセキサン
セキサンセキサンセキサンセキサン
セキサンセキサンセキサンセキサン
セキサンセキサンセキサンセキサン








セキサン!!!

MPおよびGKスタンス

キャラ 能力 SS ボーナス 増減 仕様
1 2 0 3 ゆとり


最終更新:2012年06月02日 15:35