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**未来ショック 「走れ、走路」 ロバート・A・ハインライン ☆☆ これはさすがに古さを感じる。走路のエンジニアがストライキを起こして パニック。「走路のある未来」がイメージできなければダメな気がする・・・ 「海底牧場」 アーサー・C・クラーク ☆ これはどこが面白いのかさっぱり分からない。 イルかといっしよにサメを退治したから何だというんだろう? 「草原」 レイ・ブラッドベリ ☆☆ 子供部屋の四面に立体テレビみたいなものを設置。子供はアフリカの ソフトに夢中。子供にとってTVの重要性が親を上回り、 「夢を売ります」 アイザック・アシモフ ☆☆☆☆ 夢を体感できるソフト開発の話。映画のように売られてる未来。 それだけの話で特に明確なストーリーは無いが、読んで楽しめるので良い。 「一九九九年」 フレドリック・ブラウン ☆☆ 最近の犯罪者が、嘘発見器に反応しない。で、探偵が調査を始める。 結果的に、犯罪者が催眠術で犯罪の記憶そのものを消していたことが判明。 しかし、彼らはその後善人になる(完全に忘れてる)のでそれで良しとする。 「それでいいのか?」「まあいいだろう」みたいな。昔はもっと面白いと思ったが・・・ 「徘徊許可証」 ロバート・シェクリィ ☆☆☆☆☆ これは面白い。しかしどう考えてもユーモア小説の類だが・・・ 滅亡したと思われていた地球から、200年ぶりに通信が入る。 「地球と違った文化を持つ星は敵だ」と言われ、慌てて地球の研究をする。 この星はとっても平和で、地球の本にある犯罪というものが理解できず、職業のひとつと思い込む。 「犯罪というのは必要なものなのだ」と説得され、主人公は人を殺す仕事と、 いかがわしい場所を徘徊するのが犯罪者の義務だと「徘徊許可証」を受け取る。 風刺云々でなくユーモア小説と見るべきだと思うがな・・・センスを感じさせる作家だ! 「ショク・・・・・・・」 リチャード・マティスン ☆☆ うっ。あからさまに藤子F先生の「気楽に殺ろうよ」の元ネタだ。 食べることは恥ずかしいこと、という価値観の未来。しかし、その理由が書かれていない。なのでSFとしてはちょっと・・・でもよく書けてるとは思う。 なお作品としての完成度は、後発なので当たり前だが、「気楽」の方がかなり上。 「災厄のとき」 アイザック・アシモフ ☆☆☆ スーザン・キャルビン最後の舞台。最後を締めくくるにふさわしい話だ。 面白いのだが、しかし論理のみのSFのため、正直言うとちょっと退屈かも・・・ アシモフの用意している見事な結末のために、前半の長さは必要なものなのだと分かってはいるのだが・・・ ----
***未来ショック 「走れ、走路」 ロバート・A・ハインライン ☆☆ これはさすがに古さを感じる。走路のエンジニアがストライキを起こして パニック。「走路のある未来」がイメージできなければダメな気がする・・・ 「海底牧場」 アーサー・C・クラーク ☆ これはどこが面白いのかさっぱり分からない。 イルかといっしよにサメを退治したから何だというんだろう? 「草原」 レイ・ブラッドベリ ☆☆ 子供部屋の四面に立体テレビみたいなものを設置。子供はアフリカの ソフトに夢中。子供にとってTVの重要性が親を上回り、 「夢を売ります」 アイザック・アシモフ ☆☆☆☆ 夢を体感できるソフト開発の話。映画のように売られてる未来。 それだけの話で特に明確なストーリーは無いが、読んで楽しめるので良い。 「一九九九年」 フレドリック・ブラウン ☆☆ 最近の犯罪者が、嘘発見器に反応しない。で、探偵が調査を始める。 結果的に、犯罪者が催眠術で犯罪の記憶そのものを消していたことが判明。 しかし、彼らはその後善人になる(完全に忘れてる)のでそれで良しとする。 「それでいいのか?」「まあいいだろう」みたいな。昔はもっと面白いと思ったが・・・ 「徘徊許可証」 ロバート・シェクリィ ☆☆☆☆☆ これは面白い。しかしどう考えてもユーモア小説の類だが・・・ 滅亡したと思われていた地球から、200年ぶりに通信が入る。 「地球と違った文化を持つ星は敵だ」と言われ、慌てて地球の研究をする。 この星はとっても平和で、地球の本にある犯罪というものが理解できず、職業のひとつと思い込む。 「犯罪というのは必要なものなのだ」と説得され、主人公は人を殺す仕事と、 いかがわしい場所を徘徊するのが犯罪者の義務だと「徘徊許可証」を受け取る。 風刺云々でなくユーモア小説と見るべきだと思うがな・・・センスを感じさせる作家だ! 「ショク・・・・・・・」 リチャード・マティスン ☆☆ うっ。あからさまに藤子F先生の「気楽に殺ろうよ」の元ネタだ。 食べることは恥ずかしいこと、という価値観の未来。しかし、その理由が書かれていない。なのでSFとしてはちょっと・・・でもよく書けてるとは思う。 なお作品としての完成度は、後発なので当たり前だが、「気楽」の方がかなり上。 「災厄のとき」 アイザック・アシモフ ☆☆☆ スーザン・キャルビン最後の舞台。最後を締めくくるにふさわしい話だ。 面白いのだが、しかし論理のみのSFのため、正直言うとちょっと退屈かも・・・ アシモフの用意している見事な結末のために、前半の長さは必要なものなのだと分かってはいるのだが・・・ ----

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