メイキング・オブ・啓発セミナー(仁摩中)

    
※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

職業意識啓発セミナー担当より感想と反省

今回の企画は、3年生が昨年2年生夏休みの職場体験学習をおえたあとの反省をふまえて企画したものです。

昨年の職場体験では

  • 元気がもう少しあった方がいい。
  • 仕事は丁寧だが、スピードが遅い。
  • 挨拶の声が小さい。

といったような事業所の反省をいただきました。

<それをうけて>

それをうけて、仁摩商工会のキャリア・アドバイザーの方に協力が得られないかと相談を持ちかけました。その方から、ジョブカフェしまね様、地域講師(事業主、各場関係者の方々)に働きかけていただき今回の職業意識啓発セミナーにつながりました。

ジョブカフェしまね様に主で入っていただいて、教員と地域講師のサポートという形でプランを作っていただいたものが今回の企画です。

とくに、ジョブカフェしまね様には、普段、高校生の指導を中心に進められる中、無理をお願いしましたが、細部にわたって細かい配慮の企画を進めていただきました。

初めは、商工会のキャリア・アドバイザーの方からそれぞれに連絡をしていただきましたが、やはり直接の打ち合わせをということで松江のジョブカフェしまね様のディスクに一回、また地域講師の方にも何回か訪問して、事前にお訪ねしてこちらのねらいをお伝えしました。そのやりとりを、相互にそのたびごと、電話で打ち合わせという形をとりましたが、こちらの考えをきちんと理解いただき指導に入っていただけたと思い感謝しています。

<お願いのポイント>

地域講師の方、ジョブカフェしまね様にお願いして、普段ふれあうことのない方々の声の中から、生徒に、働くために必要なことを学び、そして、実習することができる機会を与えたかったので、その目標が十分に達成できました。

<セミナーが始まって>

生徒のほとんど情報を与えず、このセミナーを始めたので、生徒は「今から何が起こるのだろう?質問とかされたらどうしたらいいのだろう。」と、身構え堅くなったスタートでした。

しかし、カウンセラーの方の巧みな話術と、笑顔。生徒の中に進んで入っていこうとされる姿勢から、生徒達も徐々にうち解けていけました。

「お金が有り余って、生活に困らないあなた。そんなときに、仕事をしますか?それとも遊んで暮らしますか?」

この質問に対して

「遊んで暮らす。」という生徒と「やっぱり働いた方がいい。」という生徒 この反応は非常におもしろい発問だったと思います。働く意味を考えさせる良いきっかけになって生徒の中に響きました。

バースデーラインというエクササイズ

※言葉を使わずに、誕生日順に並んでいく。このことから、言葉の便利さ大切さを感じさせるエクササイズです。

実施する中で、どんどん動く生徒と、固まってしまう生徒。そんな生徒の様子を理解していただき、大変適切なフォローをしながら予定を進行してもらいました。これが、全員さっさと動ける集団ができれば、職場体験もスムーズになるのでしょうが、どんな集団でも難しいのかもしれません。しかし、生徒諸君にも、こうしたイベントで、協力して速やかに動ける力が実は、チーム・集団で働くときに必要な力だということを、知らせることが我々にとって大きな課題だと考えます。

ここからは、10人弱のグループでの活動です。

まず、カウンセラーの方と教員とで、生徒に話し言葉や姿勢の確認です。便利なチェックシート等用意していただき書き込みながら考えました。お互いに考えたことを比べながら、いい言葉遣いや接し方を考えましたが、若干時間に追われる活動になったのは設定時間の短さを感じ残念に思いました。

そのあとで、休憩をとり、地域講師の方やカウンセラーの方に入っていただき実際の挨拶や言葉の練習です。時間も15分程度と短いもので駆け足でしたが、中学生の実体験としては十分だったように思います。それぞれの職種(接客や公務員)の立場でふれあっていただいた地域講師の方、カウンセラーの方の積極的なアプローチの中で、ほめていただいたり、「それではだめ」とご指導頂いたりは、教員の切り口と違ってひびきました。生徒達には、生の社会勉強になり十分私どものねらいが達成できました。特に、カウンセラーの方が、グループの子ども達に「次にやってみたい人」と、声をかけられたら、さっと手を挙げて挑戦しようとする、子ども達の活動場面は、学級での一斉指導では見られない意欲的な場面でした。

最後に

全体を通して、各グループで代表がでて、明日からの職場体験の決意表明をして終わりましたが、予想以上にはっきりと、楽しそうに各代表が発表活動ができたのは、今回のセミナーが成功した証だと考えます。


担当の反省として

  • 事前の準備について、ジョブカフェ様地域講師の方との接し方はこれで良かったのか。
  • 生徒のグループ分けは、今回8人程度でしたが、5人程度の方が意見交換とか楽ではなかったか。
  • 8人ぐらいならば、実習の時間はもう少し多い方が良かったのではないか。
  • 生徒の決意表明の場面では、予想以上に生徒が楽しそうに発表できたし、相互評価も十分できた。きっかけをうまく持って行ってこうした活動をもっと増やせたらと思う。

今回のセミナーが本当に形になるのは、明日以降の職場体験や実際社会に出たときに生徒達がどう動けるかによって評価されるのでしょうが、生き生きとした活動、積極的な発表が見られた今回の活動は、生徒にとって大変良い勉強になりました。セミナーを体験して、職場にでるのと、これをせずに職場にでるのとでは大きな差があります。

しかし、さらに考えれば、声を出す、挨拶をする、人の話しを聞く、自分の考えを伝える、分からないことを質問をする、それらはすべて、小学校から中学校、高等学校、大学まで、社会に出る基礎基本として常に意識することであり、それがきちんとできていないことは問題だとおもいます。各学校種でも常に考えて、つけていく力であるし、特に、中学校や高等学校では入学時のオリエンテーション(1年生)で、入学のはじめに、こうした姿勢(服装)や挨拶について、大切なことだという意識、学校はそのトレーニングの場だという考えを、生徒も教職員も持つことが必要だと考えます。

個性を尊重する教育も大切ですが、社会に出ることを意識したトレーニングも、社会、家庭、教育現場を通して意識していくことが必要になってきたといえるのではないでしょうか。

|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|
  


更新履歴

取得中です。