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動脈瘤肥大を抑える物質 阪大、ネズミで効果確認」(2007/03/17 (土) 13:46:22) の最新版変更点

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#weblog()  腹部や胸部の大動脈がこぶのように膨らむ大動脈瘤(りゅう) は、破裂すると突然死する恐れが高い。その大動脈瘤が大きく なるのをとどめる物質を、大阪大の三宅隆医師や森下竜一教授 (ともに遺伝子治療学)らが開発し、ネズミで効果を確認した。 小さいままにできれば破裂の恐れが低くなる。脳動脈瘤などへ の応用も考えられ、森下さんは「患者の不安が和らぐ。安全性 を確かめ臨床応用につなげたい」という。  動脈瘤は、加齢や動脈硬化に伴って、炎症が起きたり組織が 壊れたりして血管の壁がもろくなった動脈が、血圧の影響で膨 らんで起きる。  炎症や組織の破壊は、それぞれ誘因物質が知られている。 森下さんらは誘因物質を直接壊したりするのではなく、誘因物 質が働きかける核酸とよく似た「おとり核酸」を合成し、動脈 瘤の近くに入れる戦略をとった。誘因物質の大半が「おとり」 に引っかかって、炎症や組織の破壊が進まなくなると考えた。  腹部大動脈瘤を発症させたネズミで実験したところ、「おと り核酸」を大動脈近くの腹腔(ふくくう)内に注入した場合の こぶの断面積は、1週間後で平均3平方ミリ(注入しなかった ネズミでは5平方ミリ)、2週間後で6平方ミリ(同13平方 ミリ)と膨らみ具合が抑えられ、4週間後も維持された。  近年、健康診断で直径3センチ前後の小さな腹部大動脈瘤が 見つかるケースが増えている。治療に危険を伴うこともあり、 破裂の恐れが高まる5~6センチになるまで待ってから手術や ステントという器具で治療することが多い。その間、患者は不 安と隣り合わせになる。  胸部大動脈瘤や脳動脈瘤などへの応用をにらみ、静脈内に注 入できるよう「おとり核酸」の微小粒子化に取り組んでいるほ か、薄膜状や寒天状にして細い管(カテーテル)で患部に入れ ることも検討している。  成果は17日、神戸市で開催中の日本循環器学会で発表され る。 ねずみなんだよね・・・ どうなのかなぁ~ 有効ならいいけどね~

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