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 「うちの子がいじめられているかもしれない」。
子どもの被害を心配する親たちが、探偵社に調査
を依頼するケースが増えている。インターネットの
ホームページで「いじめの実態を調べます」と宣伝
する探偵社もある。子どもを尾行したり、ランドセル
に小型のICレコーダーを仕掛けて会話を録音する
調査まで行われている。

 全国各地に180カ所の拠点を持つ東京の大手探
偵社によると、調査依頼は98年度から増え始め、
05年度は本社に約260件あった。浮気、家出の
調査に次いで多い。北海道や福岡などでいじめ自殺
が相次いでからは問い合わせも例年以上に寄せられ
ているという。最近は、「うちの子もいじめている
のではないか」と加害を心配する親の相談もあった。

 同社は依頼を受けると、登下校時や休日に子どもを
尾行する。いつも1人で帰宅していたり、様子がおか
しいことが分かれば、いじめを受けているのではない
かと疑い、他の親に聞き込みをすることもあるという。

 費用は1~2週間で平均5万~20万円。社長は
「慎重な調査を心がけている。最終的な対応は親に
任せているが、尋ねられればいろいろな対策も紹介
している」と話す。

 また、別の探偵社の代表も「ここまで需要がある
とは考えていなかった」と語る。月に1~2件は調
査依頼が舞い込む。夏休みなど長期休暇の前後が多く、
金銭の要求を伴う恐喝まがいのいじめもあったという。

 「いじめられている証拠がつかめないか」という要
望も多く、子どものランドセルなどに小型のICレコ
ーダーを「絶対に子どもに分からないよう」に仕掛け
るという。友人との会話を録音して内容を探るためだ。

 調査で証拠を押さえても学校側に情報を持ち込むの
ではなく、弁護士を通じて相手の子の親と交渉するこ
とを求めることを勧めている。代表は「学校側と交渉
してもどうしても不信感が残り、結局は転校すること
が多くなる」と説明する。【佐藤敬一】


うわ・・・
探偵まで使うんだ・・・。

今、相互助け合いってないの?
私が小中学校のころは・・・そこまでしなくても、
どうにかなっていたと思うんだけどな。

より陰湿になってるのかな。

お互いにコミニュケーションをとることが少なく
なった社会だから、探偵に頼るしかなくなっちゃ
うのかな・・・

なんだか悲しいね。
最終更新:2006年11月10日 22:06