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 官製談合事件での前知事辞職による出直し知事選
となった宮崎県知事選で、元タレントのそのまんま東氏
(49)が善戦している。15日の朝日新聞朝刊には
「大接戦」、読売新聞朝刊には「3氏競る」の見出しが
躍った。出馬表明時の「あり得ない」との評価から、
勢いは急上昇。このまんま「まさか」はあるのか-。

 宮崎県知事選で激しい争いを繰り広げているのは
東氏のほか、前林野庁長官の川村秀三郎氏(57)
と元経済産業省課長で自民、公明が推薦する持永哲志氏(46)。

 朝日新聞の世論調査によると、東氏は自民支持層の
2割強、民主支持層の4割強に浸透。無党派層でも5割
近い支持を集めている。20-40代の若い層に支持が
厚く川村氏と大接戦、持永氏が追う展開としている。

 読売新聞の世論調査でも東、川村、持永の3氏が激し
く競り合う展開。東氏は民主支持層の3割弱、無党派層
の2割を取り込み、やはり20、30代の若年層では他
候補を上回っているという。

 一方、日本経済新聞の世論調査では、川村氏が先行。
追う東氏は20代の約5割と30代の約3割を取り込み、
無党派層では他候補に先んじているという。

 東氏はかつて未成年に対する買春騒動を起こしたこと
もあり、出馬表明当初は「当選させたら、『宮崎の民度
はこんなもの』と全国に恥をさらすようなもの」
(地元選出議員)とまで言われた。

 しかし、自・公が推薦する持永氏と、中山成彬元文相
(宮崎1区)らが支持する川村氏の「保守分裂」の中、
マラソンで鍛えた体力で県内を精力的に回り、討論会で
の発言も「分かりやすくておもしろい」と若い世代を中
心に評価はうなぎのぼりだ。

 政治評論家の有馬晴海氏は「東氏は宮崎の数少ない
有名人で、『いつか政治に』という県民の思いはあった。
また、対立候補は役人出身で、『談合知事の後継』とい
うイメージがあり、そこを『素人』の東氏がうまくつけ
ば、さらにスムーズに行く。当選確率は3割。あとは支
持してくれている無党派層に投票に行ってもらえる戦略
が必要だ」と分析する。

 タレントを呼ばず、サプライズ抜きの地味な選挙活動
に終始する東氏だが、21日の開票日に超弩級(ちょう
どきゅう)のサプライズを起こせるのか。

でもさ・・・その指示してくれている20~30代が
ちゃんと選挙に行くかどうかも問題だと思うけどね。

まぁねぇ・・・役人さんが当選しても信用できない
気もするけどねぇ。
最終更新:2007年01月15日 18:38