「小説:ガーディアンⅡ ♯2」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

小説:ガーディアンⅡ ♯2」(2006/06/21 (水) 17:12:31) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

第2話 ~あらすじ~ 瑩は「亀のゲーム屋(ゲーセン)へ行け」という指令を受け取った!   そんなわけで今、オレは真悟とよく来るゲーセン、亀のゲーム屋へ来ている。   店内へ入り、例の指令が書いてある紙を探す。しかし見回しても見つからない。   「くっ、どこだ!? どこにあるっ!?」 ゲーセンにいるということを忘れて叫んでしまったため、周囲から冷めた目で見られてしまった。しかし今はそんなこと、どうでもいい! いや待った・やっぱよくねぇ!   「なんだ今の奇声は・・・・・・ってやっぱり瑩か」   「真悟!?」   UFOキャッチャーの影から真悟が顔をのぞかせる。『やっぱり』っていうのが気になる点だが、こいつがここにいるのは何かと頼もしい。   ていうかコイツ今日ヒマだったんだな・・・。一人でゲーセン来てるし。   「ちょうどよかった真悟、ちょっと探してほしいも・・・」   「コレのことか?」   「なっ!?」 真悟がポケットから出した物。それはオレの探してる”白い紙”だった。なんでコイツが持ってるのかは謎だが、とにかく助かったぜ!   「真悟、それだよ!」 ――――ヒョイッ   オレが真悟から紙を受け取ろうとした瞬間、真悟はそれをポケットに戻してしまった。   「・・・・・・なんのつもりだ?」   「いやぁ、なんか勝負に勝ってからじゃないと渡しちゃダメだよ♪って言われててさ」   「貴様、奴に会って・・・・・・! くっ、オレを裏切るつもりか!」   すると真悟は、奥の方からジャラジャラと金属音のする大きな箱を持ち出した。   「・・・なんかよくわからんオッサンにメダル3000枚もらっちゃってさ・・・」   「買収されとんかい! ってそんな話に軽く乗ってんじゃねえよテメェ!」 メダルとは、メダルゲーム専用のやつだ。ちなみにこのゲーセンでは100円で12枚。   こんな小学生でも乗らないような取引に簡単に乗りやがって。このボケ高校生が。   「そういうわけだ、瑩。先へ進みたければオレを超えていけ!」   「戦うしか・・・ないのか!?」   「・・・・・・そのようだな」 ――――風が舞う。   闘志という名の風が。   「雪音ちゃんも、お前にはうんざりしてたのではないか?」   「!?」   真悟がふと言い出す。   思えば、雪音がやすやすと敵の手の内に落ちるはずがない。以前、身内であるオレを地球儀で撲殺しようとしていたからな。   ・・・・・・あんま理由になってねえなぁ、コレ。   「オレは信じたい・・・雪音を、この世界を、そして・・・オレ自身を! だから戦う・・・・・・生き抜くために!」 [[第3話へ続く>http://www4.atwiki.jp/hayato0420/pages/53.html]] [[トップへ戻る>トップページ]] [[小説部屋へ戻る>小説部屋]]
第2話 ~あらすじ~ 瑩は「亀のゲーム屋(ゲーセン)へ行け」という指令を受け取った!   そんなわけで今、オレは真悟とよく来るゲーセン、亀のゲーム屋へ来ている。   店内へ入り、例の指令が書いてある紙を探す。しかし見回しても見つからない。   「くっ、どこだ!? どこにあるっ!?」 ゲーセンにいるということを忘れて叫んでしまったため、周囲から冷めた目で見られてしまった。しかし今はそんなこと、どうでもいい! いや待った・やっぱよくねぇ!   「なんだ今の奇声は・・・・・・ってやっぱり瑩か」   「真悟!?」   UFOキャッチャーの影から真悟が顔をのぞかせる。『やっぱり』っていうのが気になる点だが、こいつがここにいるのは何かと頼もしい。   ていうかコイツ今日ヒマだったんだな・・・。一人でゲーセン来てるし。   「ちょうどよかった真悟、ちょっと探してほしいも・・・」   「コレのことか?」   「なっ!?」 真悟がポケットから出した物。それはオレの探してる”白い紙”だった。なんでコイツが持ってるのかは謎だが、とにかく助かったぜ!   「真悟、それだよ!」 ――――ヒョイッ   オレが真悟から紙を受け取ろうとした瞬間、真悟はそれをポケットに戻してしまった。   「・・・・・・なんのつもりだ?」   「いやぁ、なんか勝負に勝ってからじゃないと渡しちゃダメだよ♪って言われててさ」   「貴様、奴に会って・・・・・・! くっ、オレを裏切るつもりか!」   すると真悟は、奥の方からジャラジャラと金属音のする大きな箱を持ち出した。   「・・・なんかよくわからんオッサンにメダル3000枚もらっちゃってさ・・・」   「買収されとんかい! ってそんな話に軽く乗ってんじゃねえよテメェ!」 メダルとは、メダルゲーム専用のやつだ。ちなみにこのゲーセンでは100円で12枚。   こんな小学生でも乗らないような取引に簡単に乗りやがって。このボケ高校生が。   「そういうわけだ、瑩。先へ進みたければオレを超えていけ!」   「戦うしか・・・ないのか!?」   「・・・・・・そのようだな」 ――――風が舞う。   闘志という名の風が。   「雪音ちゃんも、お前にはうんざりしてたのではないか?」   「!?」   真悟がふと言い出す。   思えば、雪音がやすやすと敵の手の内に落ちるはずがない。以前、身内であるオレを地球儀で撲殺しようとしていたからな。   ・・・・・・あんま理由になってねえなぁ、コレ。   「オレは信じたい・・・雪音を、この世界を、そして・・・オレ自身を! だから戦う・・・・・・生き抜くために!」 [[第3話へ>http://www4.atwiki.jp/hayato0420/pages/53.html]] [[第1話へ戻る>http://www4.atwiki.jp/hayato0420/pages/48.html]] [[トップへ戻る>トップページ]] [[小説部屋へ戻る>小説部屋]]

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: