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小説:ガーディアンⅡ ♯3」(2006/08/03 (木) 19:48:39) の最新版変更点

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~あらすじ~ 瑩はゲーセンで真悟と戦うことに!   「それで真悟、対戦内容は?」   「エアホッケーはどうだ?」   「うーん、まぁ悪くはない」   「よっしゃぁ! いくぞ!」   「だが断る」 そして数秒の沈黙が続いた。   「真悟、今のはノリで言ったんだ。気にしないでくれ」   「そうか。地味に傷付いたぞ」   「ははは」   「あはーは」 何このシュールな会話。   オレと真悟は互いにエアホッケーのゴール位置につく。   ゲーム代はストーカーに渡されていたらしく、オレは無償でホッケーできるのでちょっと嬉しい。つーかサイフ持って来てないから無償じゃないと困っていた。   「ハンデだ、瑩」 そう言って真悟はオレにタマを渡してくる。タマとはホッケーで飛ばしあうアレのことだ。正式名称なんか知らん。   「後悔するなよ、真悟」   「へっ、せいぜい今のうちにほざいてな!」   真悟が台に100円を投入する。いよいよゲームスタートだ。   「悪いが真悟、先手を打たせてもらうぜ!」 オレはタマを思い切り撃つため、魂を込める。   「タイガーキャノン!」 風を斬りタマを弾く。加速するタマが、真悟のゴールへ迫る。虎は関係ない。   「甘いわ瑩! ブラスターカノン!」   カァン! と軽快な音が鳴り、弾き返されるタマ。さらにスピードを増し、オレのゴールへ迫ってくる。   「ならば! セイントファイヤーボレイ!」 タマはさらに速度を上げ、そして   「なにぃ!?」   タマは真悟の振り切られた腕をえぐるようにゴールへと吸い込まれていった。   「まずは1点先取、かな」   「フフ、瑩よ、いいところを突いてきたな」   真悟の弱点は、その大きなモーションにあるようだ。この調子で行くぜ! ――――カン! ガシャン!   え?   「何ボーっとしてやがる瑩!」 ハッと気付くと、オレのゴールにタマが入っていた。いつのまに。   「フン! やってくれるねぇ、真悟!」 オレが真悟を分析している隙を狙って撃ったのか。こいつ、恐るべし!   「これで1-1だ、瑩。手加減はしねーぜ?」   「上等だぜ」 得意気に言う真悟。たしかに今のは見事だった。 ――――再び風が舞う。   闘志という名の風が。   オレたちを取り巻くように。   「勝負はこれからだ!」 [[第4話へ>小説:ガーディアンⅡ ♯4]] [[第2話へ戻る>第4話へ>http://www4.atwiki.jp/hayato0420/pages/51.html]] [[小説部屋へ戻る>小説部屋]] [[トップへ戻る>トップページ]]
~あらすじ~ 瑩はゲーセンで真悟と戦うことに!   「それで真悟、対戦内容は?」   「エアホッケーはどうだ?」   「うーん、まぁ悪くはない」   「よっしゃぁ! いくぞ!」   「だが断る」 そして数秒の沈黙が続いた。   「真悟、今のはノリで言ったんだ。気にしないでくれ」   「そうか。地味に傷付いたぞ」   「ははは」   「あはーは」 何このシュールな会話。   オレと真悟は互いにエアホッケーのゴール位置につく。   ゲーム代はストーカーに渡されていたらしく、オレは無償でホッケーできるのでちょっと嬉しい。つーかサイフ持って来てないから無償じゃないと困っていた。   「ハンデだ、瑩」 そう言って真悟はオレにタマを渡してくる。タマとはホッケーで飛ばしあうアレのことだ。正式名称なんか知らん。   「後悔するなよ、真悟」   「へっ、せいぜい今のうちにほざいてな!」   真悟が台に100円を投入する。いよいよゲームスタートだ。   「悪いが真悟、先手を打たせてもらうぜ!」 オレはタマを思い切り撃つため、魂を込める。   「タイガーキャノン!」 風を斬りタマを弾く。加速するタマが、真悟のゴールへ迫る。虎は関係ない。   「甘いわ瑩! ブラスターカノン!」   カァン! と軽快な音が鳴り、弾き返されるタマ。さらにスピードを増し、オレのゴールへ迫ってくる。   「ならば! セイントファイヤーボレイ!」 タマはさらに速度を上げ、そして   「なにぃ!?」   タマは真悟の振り切られた腕をえぐるようにゴールへと吸い込まれていった。   「まずは1点先取、かな」   「フフ、瑩よ、いいところを突いてきたな」   真悟の弱点は、その大きなモーションにあるようだ。この調子で行くぜ! ――――カン! ガシャン!   え?   「何ボーっとしてやがる瑩!」 ハッと気付くと、オレのゴールにタマが入っていた。いつのまに。   「フン! やってくれるねぇ、真悟!」 オレが真悟を分析している隙を狙って撃ったのか。こいつ、恐るべし!   「これで1-1だ、瑩。手加減はしねーぜ?」   「上等だぜ」 得意気に言う真悟。たしかに今のは見事だった。 ――――再び風が舞う。   闘志という名の風が。   オレたちを取り巻くように。   「勝負はこれからだ!」 [[第4話へ>小説:ガーディアンⅡ ♯4]] [[第2話へ戻る>http://www4.atwiki.jp/hayato0420/pages/51.html]] [[小説部屋へ戻る>小説部屋]] [[トップへ戻る>トップページ]]

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