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「真・ルーラー√(後編)」(2012/02/28 (火) 20:16:55) の最新版変更点
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308 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:01:33.68 ID:/+NBb9ico
『 』「お膳立ては終わりだ」
『 』「全てはこの日の為にあった、なんて良い言葉じゃないか」
『 』「だが、メインディッシュには早いだろ?」
『 』「少し遊んでいけよ」
&font(15pt){【士郎編、開始】}
324 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:14:42.12 ID:/+NBb9ico
もう、何度目になるのだろう
剣を作り出す、撃ち出す、斬り上げる、薙ぐ、振り下ろす
もう何度目になるだろう
地面を転がり、血を吐き、砕かれ、切られ、破られる
それでも、立ち上がる
衛宮士郎は立ち上がる、剣を杖に替わりに
幽鬼のごとく怪しさで、立ち上がる
ギルガメッシュ「ほう、贋作者にしては中々粘る」
ギルガメッシュ「興が乗った、もう少し遊んでやる」
直後の書き込みにてコンマ判定
一の位にて戦闘判定
325 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)} [sage]:2012/02/24(金) 22:14:54.3&font(13pt){0} ID:29hyFOCeo
一三代目はどうやってイリヤを叱るんだろうか?
……お尻ぺんぺん?
337 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:18:21.81 ID:/+NBb9ico
325の判定にて
戦闘判定『0』
負けられない、この戦いが『意思』によって決められる戦いならば
負けられない
幾度と無く繰り返してきた聖杯戦争
その全てで得た、モノ達の為にも
――――投影、開始
私を使え、そんな声が聞こえた
俺を使え、余を使うが良い、私を使いなさい
ボクの力を貸すよ、■■■■ッッ、俺を使え
私の技を貸そう、私の力を、俺で戦え
そうだ、もし、これが『意思』によって勝敗を決める戦いならば、負けられない
339 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:22:25.51 ID:/+NBb9ico
士郎「……覚悟しろ、英雄王」
士郎「お前の前に立つのは、衛宮士郎じゃない」
その手に握るは、炎を模した大剣と歪んだ短剣
それだけじゃない、士郎の背後には無数の刃
魔剣、聖剣、魔槍、聖槍、刃、刃、刃、刃
刃、刃、刃、刃、刃、刃、刃、刃、刃、刃
それが全て、士郎が紡いできた、絆
士郎「これが――俺と想いを共にした、数多の英雄だ」
&font(15pt){【士郎編、終了】}
----
348 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:25:32.29 ID:/+NBb9ico
『 』「さて、メインイベントへ移ろうか」
『 』「『 』が誰かだって?」
『 』「すぐにわかるさ、またすぐ会える」
『 』「君達はいつも通りに、世界を救えば良い」
『 』「では健闘を祈る」
350 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:29:16.61 ID:/+NBb9ico
……やっとで、辿り着いた
目の前には、彼女
ゆっくりと目を見開いた彼女は小さく呟く
???「お久しぶりですね」
貴方「ああ、そうだな」
貴方「あの日の約束を、果たしに来た、ジャンヌ」
???「約束…?」
貴方「ああ、お前は知らないのか」
貴方「…舐めるなよ、英雄」
貴方「人を、舐めるなよ!」
彼女は手を組み、祈る
その瞬間、彼女の横から黄金の英霊が現れた
???「聖杯の記憶、私の宝具とも言えるでしょうね」
貴方「だから、どうした?」
貴方は
1,『ルーラー』のスキルを使用する
2.使用しない
↓4
354 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします} [sage]:2012/02/24(金) 22:29:56.25 ID:pRplyK2Do
&font(13pt){2}
357 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:32:43.55 ID:/+NBb9ico
貴方は、スキルを使用しない
使用する必要もない『ギルガメッシュ程度、造作も無いのだ』
『空間操作』
人の思いが創り上げた能力
これはスキルではなく、基本性能
貴方が拳を握れば、黄金の鎧ごと、その身は砕け散った
???「………」
貴方「あまり、舐めるな」
直後の書き込みにてコンマ判定
一の位にて戦闘判定
358 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします} [sage]:2012/02/24(金) 22:32:43.8&font(13pt){6} ID:fyA69HiDO
あえて使用しないのが正解か…?
365 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:38:22.89 ID:/+NBb9ico
358の判定にて
戦闘判定『6』
???「エラーを確認、リセットを行います」
彼女が剣を構える
紅蓮の刃が炎を生み出し、世界ごと、燃やし尽くすつもりだろう
だが、ソレはやらせない
貴方「―――時よ、止まれ、君は誰よりも美しいから」
急激に、炎が燃え広がるのが減速した
いや、止まった、といっても良い
周囲の停滞
これも、望まれた、貴方の力
貴方「逃がさない」
直後の書き込みにてコンマ判定
一の位にて戦闘判定
366 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方)} [sage]:2012/02/24(金) 22:38:30.6&font(13pt){2} ID:igMTv1UAO
こい
377 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:42:31.83 ID:/+NBb9ico
366の判定にて
戦闘判定『2』
???「――その程度では!」
だが、彼女は止められない
彼女もまた、人の意思によって意味出された存在
その燃える剣を横薙ぎ
貴方の胴は真っ二つに……切られていない
むしろ、体力が回復したように身体が軽くなった
攻撃を受けると逆に回復する
それも貴方の能力の1つ
???「好き勝手はさせません!」
彼女も能力を使用する
『ル-ラー』の権限を行使
『この戦いにおいてルールが変更される』
『一度使った能力は失われる』ようだ
直後の書き込みにてコンマ判定
一の位にて戦闘判定
378 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします} [sage]:2012/02/24(金) 22:42:34.1&font(13pt){8} ID:aDuC9EPho
■■の真骨頂をお見せしよう
387 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:45:37.54 ID:/+NBb9ico
378の判定にて
戦闘判定『8』
貴方は一度距離と取る
相手の姿がもう既に見えないほど離れたが…・
だが、それでも此処は貴方の射程範囲
対象を思い描くだけで、そこに攻撃は的中する
無制限射程
だが、このままでいいのか
彼女を倒すのが、…ジャンヌを救うすべなのか?
貴方は
1.倒す
2.別の方法があるはずだ
↓6
393 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方)} [sage]:2012/02/24(金) 22:46:07.48 ID:igMTv1UAO
&font(13pt){2}
403 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:48:19.25 ID:/+NBb9ico
別の方法が有るはずだ
彼女もまた、ジャンヌ達の想いの結晶
それを踏み躙るのが、ジャンヌを救うことなのか?
???「この期に及んで、そんな甘い考えを――ッッ!」
その瞬間、貴方の心臓は紅蓮の刃によって貫かれた
&font(13pt,red){YOU ARE DEAD}
----
416 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:50:27.05 ID:/+NBb9ico
『 』「だから言っただろ?」
『 』「すぐに会えるってさ」
『 』「だが、そのまま戦ったって、救えないよ」
『 』「だから、『 』からプレゼントさ」
『 』「まあ、こんなモノは有っても邪魔なだけかもね」
『 』「この程度、起き抜けにサンドイッチを作りながらやるようなことだしさ」
『 』「それでも欲しいかい?」
欲しい
欲しくはない
↓6
422 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします} [sage]:2012/02/24(金) 22:51:10.35 ID:aDuC9EPho
&font(13pt){欲しい}
427 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:53:32.74 ID:/+NBb9ico
貴方は願った
救えるすべがあるなら、欲しい、と
『 』「そうか、そんなにお願いされたのは『青の青』以来かな?」
『 』「ああ、ほんの4000年ほど前の話なんだけどさ」
『 』「説明がてらあっちを見てみなよ」
『 』「刹那と黄金と水銀が戦ってるよ」
『 』「アレを君にあげよう」
『 』「流れ出る力、君達風に居るなら『第六の魔法』」
『 』「世界を救えないなら世界を作れば良い」
『 』「ほら、簡単だろ?」
431 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:55:52.71 ID:/+NBb9ico
『 』「もう行くのかい?」
『 』「なんだよ、暇つぶしぐらい付き合えよ」
『 』「あと300年ぐらいで、神の力を持った少女が生まれるし」
『 』「そのまた500000年後には少年と少女が『進化の階段』を登る」
『 』「その他、旧神が…って聞いちゃいないね」
『 』「じゃあ、行ってらっしゃい」
『 』「世界を作るって意味を理解しなよ」
432 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:58:03.84 ID:/+NBb9ico
貴方は、傷だらけの身体で立ち上がった
もう、超人的な力もなく
燃え盛る炎の中、何とか呼吸だけを行い生きながらえている
ジャンヌ「………」
祈る少女が目の前にいる
ああ、気付かたかった
彼女は『ジャンヌだったのか』
最後の一人になった後、彼女が『英雄』となったのか
貴方は
その手を
1.握った
↓1~9多数決
434 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)} [sage]:2012/02/24(金) 22:58:17.71 ID:jzLPB+ZX0
&font(13pt){1}
435 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県)} [sage]:2012/02/24(金) 22:58:24.59 ID:hhaHsRPto
&font(13pt){1}
436 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)} [sage]:2012/02/24(金) 22:58:26.53 ID:vz2Oz6tDo
&font(13pt){1}
437 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします} [sage]:2012/02/24(金) 22:58:27.08 ID:OEhLi/rEo
&font(13pt){1}
438 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)} [sage]:2012/02/24(金) 22:58:31.62 ID:eCT0rG6g0
&font(13pt){1}
439 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県)} [sage]:2012/02/24(金) 22:58:33.43 ID:qOT1v9oo0
&font(13pt){1}
440 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします} [sage]:2012/02/24(金) 22:58:34.60 ID:xn6T3Ajn0
&font(13pt){1 }
つまり新しいスレを作れるということか
441 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県)} [sage]:2012/02/24(金) 22:58:42.55 ID:RxDxbuS60
&font(13pt){1}
442 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福井県)} [sage saga]:2012/02/24(金) 22:58:49.62 ID:AAUV5a2z0
&font(13pt){1}
446 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 23:00:14.33 ID:/+NBb9ico
貴方は、その手を握った
今度こそ、もう間違えるものか
彼女を救い出す
あの日の約束を果たそう
ジャンヌ「……私、海が見たいです」
貴方「――ああ」
貴方は、どんな世界を望みますか?
447 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 23:01:04.70 ID:/+NBb9ico
↓1~10
448 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします} [sage]:2012/02/24(金) 23:01:22.19 ID:7YPcqGR50
&font(13pt){優しい世界を}
449 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福井県)} [sage saga]:2012/02/24(金) 23:01:38.19 ID:AAUV5a2z0
&font(13pt){歴代貴方を含めたみんなが笑顔の世界}
450 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)} [sage]:2012/02/24(金) 23:01:43.33 ID:xpdpYhD3o
&font(13pt){みんなが笑いあえる世界}
451 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方)} [sage]:2012/02/24(金) 23:01:47.18 ID:igMTv1UAO
&font(13pt){幸せな世界を}
452 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)} [sage]:2012/02/24(金) 23:01:48.96 ID:29hyFOCeo
&font(13pt){海}
453 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします} [sage]:2012/02/24(金) 23:01:53.27 ID:pRplyK2Do
&font(13pt){報われる世界}
454 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします] [sage]:2012/02/24(金) 23:01:53.96 ID:OEhLi/rEo
&font(13pt){みんなが笑える温かい世界}
455 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)} [sage]:2012/02/24(金) 23:01:56.66 ID:eCT0rG6g0
&font(13pt){彼女とともに幸せになれる世界}
456 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県)} [sage]:2012/02/24(金) 23:01:57.03 ID:DBPeRNY+o
&font(13pt){救われる世界を}
457 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします} [sage]:2012/02/24(金) 23:01:59.00 ID:Uj+wajZDO
&font(13pt){皆が居て皆がある世界}
467 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 23:05:19.80 ID:/+NBb9ico
沢山の人の思いが聞こえてくる
沢山の人々の願いを受け入れられる世界が欲しかった
もし、世界を作る神となれるなら
その想い、全てを許す世界が欲しい
そんな想いが、流れ出す
ジャンヌ「海って、キレイです」
ジャンヌ「……ね、みんな」
それが、第六の魔法
皆を、幸せにする魔法の力
&font(15pt){【プロローグ、開始】}
----
473 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 23:08:10.93 ID:/+NBb9ico
&font(15pt){【プロローグ】 }
今日も、冬木の街は賑やかだ
聖杯戦争でもないのにサーヴァントは溢れているし
魔術師たちも、馬鹿な理由で暴れている
だが、それでいい
造り出されたものは自由を謳歌し
死した者たちも生を謳歌している
何があっても良い
何が起きても良い
そんな世界を望んだのだから
475 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 23:09:34.98 ID:/+NBb9ico
何が起きてもおかしくはない
つまり
ジャンヌ「聖杯戦争を開始します」
また、こんな馬鹿げた聖杯戦争が起きる可能性も、否定はできないだろう?
&font(15pt){【長すぎたプロローグ、終了】 }
&font(15pt){【聖杯戦争は、終わらない!】}
----
[[前編>真・ルーラー√(前編)]] - 後編
308 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:01:33.68 ID:/+NBb9ico
『 』「お膳立ては終わりだ」
『 』「全てはこの日の為にあった、なんて良い言葉じゃないか」
『 』「だが、メインディッシュには早いだろ?」
『 』「少し遊んでいけよ」
&font(15pt){【士郎編、開始】}
324 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:14:42.12 ID:/+NBb9ico
もう、何度目になるのだろう
剣を作り出す、撃ち出す、斬り上げる、薙ぐ、振り下ろす
もう何度目になるだろう
地面を転がり、血を吐き、砕かれ、切られ、破られる
それでも、立ち上がる
衛宮士郎は立ち上がる、剣を杖に替わりに
幽鬼のごとく怪しさで、立ち上がる
ギルガメッシュ「ほう、贋作者にしては中々粘る」
ギルガメッシュ「興が乗った、もう少し遊んでやる」
直後の書き込みにてコンマ判定
一の位にて戦闘判定
325 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)} [sage]:2012/02/24(金) 22:14:54.3&font(13pt){0} ID:29hyFOCeo
一三代目はどうやってイリヤを叱るんだろうか?
……お尻ぺんぺん?
337 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:18:21.81 ID:/+NBb9ico
325の判定にて
戦闘判定『0』
負けられない、この戦いが『意思』によって決められる戦いならば
負けられない
幾度と無く繰り返してきた聖杯戦争
その全てで得た、モノ達の為にも
――――投影、開始
私を使え、そんな声が聞こえた
俺を使え、余を使うが良い、私を使いなさい
ボクの力を貸すよ、■■■■ッッ、俺を使え
私の技を貸そう、私の力を、俺で戦え
そうだ、もし、これが『意思』によって勝敗を決める戦いならば、負けられない
339 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:22:25.51 ID:/+NBb9ico
士郎「……覚悟しろ、英雄王」
士郎「お前の前に立つのは、衛宮士郎じゃない」
その手に握るは、炎を模した大剣と歪んだ短剣
それだけじゃない、士郎の背後には無数の刃
魔剣、聖剣、魔槍、聖槍、刃、刃、刃、刃
刃、刃、刃、刃、刃、刃、刃、刃、刃、刃
それが全て、士郎が紡いできた、絆
士郎「これが――俺と想いを共にした、数多の英雄だ」
&font(15pt){【士郎編、終了】}
----
348 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:25:32.29 ID:/+NBb9ico
『 』「さて、メインイベントへ移ろうか」
『 』「『 』が誰かだって?」
『 』「すぐにわかるさ、またすぐ会える」
『 』「君達はいつも通りに、世界を救えば良い」
『 』「では健闘を祈る」
350 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:29:16.61 ID:/+NBb9ico
……やっとで、辿り着いた
目の前には、彼女
ゆっくりと目を見開いた彼女は小さく呟く
???「お久しぶりですね」
貴方「ああ、そうだな」
貴方「あの日の約束を、果たしに来た、ジャンヌ」
???「約束…?」
貴方「ああ、お前は知らないのか」
貴方「…舐めるなよ、英雄」
貴方「人を、舐めるなよ!」
彼女は手を組み、祈る
その瞬間、彼女の横から黄金の英霊が現れた
???「聖杯の記憶、私の宝具とも言えるでしょうね」
貴方「だから、どうした?」
貴方は
1,&link_anchor(yes){『ルーラー』のスキルを使用する}
2.使用しない
↓4
354 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします} [sage]:2012/02/24(金) 22:29:56.25 ID:pRplyK2Do
&font(13pt){2}
&anchor(no,option=nolink)
357 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:32:43.55 ID:/+NBb9ico
貴方は、スキルを使用しない
使用する必要もない『ギルガメッシュ程度、造作も無いのだ』
『空間操作』
人の思いが創り上げた能力
これはスキルではなく、基本性能
貴方が拳を握れば、黄金の鎧ごと、その身は砕け散った
???「………」
貴方「あまり、舐めるな」
直後の書き込みにてコンマ判定
一の位にて戦闘判定
358 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします} [sage]:2012/02/24(金) 22:32:43.8&font(13pt){6} ID:fyA69HiDO
あえて使用しないのが正解か…?
365 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:38:22.89 ID:/+NBb9ico
358の判定にて
戦闘判定『6』
???「エラーを確認、リセットを行います」
彼女が剣を構える
紅蓮の刃が炎を生み出し、世界ごと、燃やし尽くすつもりだろう
だが、ソレはやらせない
貴方「―――時よ、止まれ、君は誰よりも美しいから」
急激に、炎が燃え広がるのが減速した
いや、止まった、といっても良い
周囲の停滞
これも、望まれた、貴方の力
貴方「逃がさない」
直後の書き込みにてコンマ判定
一の位にて戦闘判定
366 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方)} [sage]:2012/02/24(金) 22:38:30.6&font(13pt){2} ID:igMTv1UAO
こい
377 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:42:31.83 ID:/+NBb9ico
366の判定にて
戦闘判定『2』
???「――その程度では!」
だが、彼女は止められない
彼女もまた、人の意思によって意味出された存在
その燃える剣を横薙ぎ
貴方の胴は真っ二つに……切られていない
むしろ、体力が回復したように身体が軽くなった
攻撃を受けると逆に回復する
それも貴方の能力の1つ
???「好き勝手はさせません!」
彼女も能力を使用する
『ル-ラー』の権限を行使
『この戦いにおいてルールが変更される』
『一度使った能力は失われる』ようだ
直後の書き込みにてコンマ判定
一の位にて戦闘判定
378 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします} [sage]:2012/02/24(金) 22:42:34.1&font(13pt){8} ID:aDuC9EPho
■■の真骨頂をお見せしよう
387 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:45:37.54 ID:/+NBb9ico
378の判定にて
戦闘判定『8』
貴方は一度距離と取る
相手の姿がもう既に見えないほど離れたが…・
だが、それでも此処は貴方の射程範囲
対象を思い描くだけで、そこに攻撃は的中する
無制限射程
だが、このままでいいのか
彼女を倒すのが、…ジャンヌを救うすべなのか?
貴方は
1.倒す
2.別の方法があるはずだ
↓6
393 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方)} [sage]:2012/02/24(金) 22:46:07.48 ID:igMTv1UAO
&font(13pt){2}
403 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:48:19.25 ID:/+NBb9ico
別の方法が有るはずだ
彼女もまた、ジャンヌ達の想いの結晶
それを踏み躙るのが、ジャンヌを救うことなのか?
???「この期に及んで、そんな甘い考えを――ッッ!」
その瞬間、貴方の心臓は紅蓮の刃によって貫かれた
&font(13pt,red){YOU ARE DEAD}
----
416 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:50:27.05 ID:/+NBb9ico
『 』「だから言っただろ?」
『 』「すぐに会えるってさ」
『 』「だが、そのまま戦ったって、救えないよ」
『 』「だから、『 』からプレゼントさ」
『 』「まあ、こんなモノは有っても邪魔なだけかもね」
『 』「この程度、起き抜けにサンドイッチを作りながらやるようなことだしさ」
『 』「それでも欲しいかい?」
欲しい
欲しくはない
↓6
422 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします} [sage]:2012/02/24(金) 22:51:10.35 ID:aDuC9EPho
&font(13pt){欲しい}
427 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:53:32.74 ID:/+NBb9ico
貴方は願った
救えるすべがあるなら、欲しい、と
『 』「そうか、そんなにお願いされたのは『青の青』以来かな?」
『 』「ああ、ほんの4000年ほど前の話なんだけどさ」
『 』「説明がてらあっちを見てみなよ」
『 』「刹那と黄金と水銀が戦ってるよ」
『 』「アレを君にあげよう」
『 』「流れ出る力、君達風に居るなら『第六の魔法』」
『 』「世界を救えないなら世界を作れば良い」
『 』「ほら、簡単だろ?」
431 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 22:55:52.71 ID:/+NBb9ico
『 』「もう行くのかい?」
『 』「なんだよ、暇つぶしぐらい付き合えよ」
『 』「あと300年ぐらいで、神の力を持った少女が生まれるし」
『 』「そのまた500000年後には少年と少女が『進化の階段』を登る」
『 』「その他、旧神が…って聞いちゃいないね」
『 』「じゃあ、行ってらっしゃい」
『 』「世界を作るって意味を理解しなよ」
----
314 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/28(火) 09:07:59.78 ID:EOUvDFyNo
痛い、身体が痛い
頭も、心も、魂すら燃えるように
ああ、これが彼女の痛み
聖杯を背負った痛み
管理者としての『ルーラー』としての
全てを記憶する、つまり、全てを体験する
幾度とない死を、幾度とない別れを、幾度とない愛を
彼女は背負い続けてきたのか
貴方は拳を
1.握れない
2.握る
↓2
316 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/28(火) 09:09:18.68 ID:EOUvDFyNo
&font(13pt){2}
317 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/28(火) 09:10:33.06 ID:EOUvDFyNo
貴方は拳を握り締める
薄れれていく意識を何とか繋ぐように
心が折れぬように
彼女の存在を忘れぬように
立ち上がるために、足に力を
1.入れる
2.入らない
↓1
318 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/28(火) 09:10:58.62 ID:EOUvDFyNo
&font(13pt){1}
319 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/28(火) 09:12:40.69 ID:EOUvDFyNo
貴方はふらつく足で立ち上がる
一歩でも、彼女に近づくために
一秒でも、早く彼女の元へ
荒い呼吸が脳に響く
喉が焼ける、声も出そうにない
1.それでも目を見開く
2.……もう諦めよう
↓1
320 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/28(火) 09:13:34.57 ID:EOUvDFyNo
&font(13pt){1}
322 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/28(火) 09:16:03.16 ID:EOUvDFyNo
貴方は、見つけた
ジャンヌ「………」
祈る少女が目の前にいた
ああ、気付かなかった
彼女は『ジャンヌだったのか』
最後の一人となった後、彼女が『英雄』となったのか
それはなんて『孤独』、『壷毒』
炎に照らされた小さな白い手はかすかに震えている
それはなんて『孤独』、『壷毒』
炎に照らされた小さな白い手はかすかに震えている
貴方は
その手を
1.握った
↓1~9多数決
434 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)} [sage]:2012/02/24(金) 22:58:17.71 ID:jzLPB+ZX0
&font(13pt){1}
435 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県)} [sage]:2012/02/24(金) 22:58:24.59 ID:hhaHsRPto
&font(13pt){1}
436 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)} [sage]:2012/02/24(金) 22:58:26.53 ID:vz2Oz6tDo
&font(13pt){1}
437 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします} [sage]:2012/02/24(金) 22:58:27.08 ID:OEhLi/rEo
&font(13pt){1}
438 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)} [sage]:2012/02/24(金) 22:58:31.62 ID:eCT0rG6g0
&font(13pt){1}
439 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県)} [sage]:2012/02/24(金) 22:58:33.43 ID:qOT1v9oo0
&font(13pt){1}
440 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします} [sage]:2012/02/24(金) 22:58:34.60 ID:xn6T3Ajn0
&font(13pt){1 }
つまり新しいスレを作れるということか
441 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県)} [sage]:2012/02/24(金) 22:58:42.55 ID:RxDxbuS60
&font(13pt){1}
442 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福井県)} [sage saga]:2012/02/24(金) 22:58:49.62 ID:AAUV5a2z0
&font(13pt){1}
446 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 23:00:14.33 ID:/+NBb9ico
貴方は、その手を握った
今度こそ、もう間違えるものか
彼女を救い出す
あの日の約束を果たそう
ジャンヌ「……私、海が見たいです」
貴方「――ああ」
貴方は、どんな世界を望みますか?
447 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 23:01:04.70 ID:/+NBb9ico
↓1~10
448 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします} [sage]:2012/02/24(金) 23:01:22.19 ID:7YPcqGR50
&font(13pt){優しい世界を}
449 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福井県)} [sage saga]:2012/02/24(金) 23:01:38.19 ID:AAUV5a2z0
&font(13pt){歴代貴方を含めたみんなが笑顔の世界}
450 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)} [sage]:2012/02/24(金) 23:01:43.33 ID:xpdpYhD3o
&font(13pt){みんなが笑いあえる世界}
451 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方)} [sage]:2012/02/24(金) 23:01:47.18 ID:igMTv1UAO
&font(13pt){幸せな世界を}
452 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)} [sage]:2012/02/24(金) 23:01:48.96 ID:29hyFOCeo
&font(13pt){海}
453 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします} [sage]:2012/02/24(金) 23:01:53.27 ID:pRplyK2Do
&font(13pt){報われる世界}
454 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします] [sage]:2012/02/24(金) 23:01:53.96 ID:OEhLi/rEo
&font(13pt){みんなが笑える温かい世界}
455 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)} [sage]:2012/02/24(金) 23:01:56.66 ID:eCT0rG6g0
&font(13pt){彼女とともに幸せになれる世界}
456 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県)} [sage]:2012/02/24(金) 23:01:57.03 ID:DBPeRNY+o
&font(13pt){救われる世界を}
457 :&font(green){VIPにかわりましてNIPPERがお送りします} [sage]:2012/02/24(金) 23:01:59.00 ID:Uj+wajZDO
&font(13pt){皆が居て皆がある世界}
467 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 23:05:19.80 ID:/+NBb9ico
沢山の人の思いが聞こえてくる
沢山の人々の願いを受け入れられる世界が欲しかった
もし、世界を作る神となれるなら
その想い、全てを許す世界が欲しい
そんな想いが、流れ出す
ジャンヌ「海って、キレイです」
ジャンヌ「……ね、みんな」
それが、第六の魔法
皆を、幸せにする魔法の力
&font(15pt){【プロローグ、開始】}
----
473 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 23:08:10.93 ID:/+NBb9ico
&font(15pt){【プロローグ】 }
今日も、冬木の街は賑やかだ
聖杯戦争でもないのにサーヴァントは溢れているし
魔術師たちも、馬鹿な理由で暴れている
だが、それでいい
造り出されたものは自由を謳歌し
死した者たちも生を謳歌している
何があっても良い
何が起きても良い
そんな世界を望んだのだから
475 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/24(金) 23:09:34.98 ID:/+NBb9ico
何が起きてもおかしくはない
つまり
ジャンヌ「聖杯戦争を開始します」
また、こんな馬鹿げた聖杯戦争が起きる可能性も、否定はできないだろう?
&font(15pt){【長すぎたプロローグ、終了】 }
&font(15pt){【聖杯戦争は、終わらない!】}
----
[[前編>真・ルーラー√(前編)]] - 後編
&anchor(yes,option=nolink)
311 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/28(火) 09:02:23.03 ID:EOUvDFyNo
貴方は、『ルーラー』としてのスキルを発動した
『聖杯の記憶』
この永遠に続く聖杯戦争の聖杯であった彼女の記憶
一人で背負い続けた、罪の盃
この戦いの全てを、『再現する』
ギルガメッシュ「興が乗った、少し遊んでやるとしよう」
彼女が『再現』したのは黄金の王
最強、と言っても過言でないサーヴァント
英雄王、ギルガメッシュ
だが、貴方の中の記憶が囁く
最強で有っても、無敵ではない
この聖杯戦争で、彼は……
貴方の傍らに現れたのは、蒼の槍兵
獣の跳躍を思わせる身のこなしで、ギルガメッシュに接近
クーフーリン「―――その心臓、貰い受けるッ!」
瞬間、紅が一閃
黄金の鎧を貫き、その心臓を抉った
ギルガメッシュ「馬鹿な、馬鹿な馬鹿な馬鹿なぁあ!」
呪いの槍、刺し穿つ死棘の槍
かつての聖杯戦争で彼は、この一撃にて敗退している
???「ですが、彼もまた敗退したサーヴァント」
312 : &font(red){◆8NYroe5tmA} [saga]:2012/02/28(火) 09:02:57.85 ID:EOUvDFyNo
砕かれた黄金の鎧の奥から現れたのは異形
海魔と呼ばれたソレは大軍をなしてクーフーリンを押しつぶした
クーフーリン「……後は任すぜ、坊主」
ジル・ド・レェ「屈辱的でしょう?」
ジル・ド・レェ「栄えも無ければ誉れも無い魍魎達に圧し潰され窒息して果てるのです…英雄にとってこれ程の恥はありますまい」
現れたのはカエルめいた異相
その身に異形の触手を纏わせ、微笑む姿は異様の一言に尽きる
アルトリア「……此の一撃は龍の息吹」
アルトリア「約束されたッ、勝利の剣ァ(エクスカリバー)ッ!」
貴方が軽く腕をふるうと光の波が全てを飲み込んだ
聖剣振るう、アルトリアによって異形は総じて薙ぎ払われた
まるで千日手
こんなモノで決着は付きはしない
彼女に対して貴方は、自ら戦わなければ
(&link_anchor(no){選択肢『2.使用しない』へ})