オペラ≪フィガロの結婚≫
モーツァルト・エキゾチカ
こんにゃく座
六本木・俳優座
こんにゃく座
六本木・俳優座
キーワードは「うんこ」
幕開けから度肝を抜かれた。
モーツァルトの有名な序曲に歌詞がついて,高らかな「うんこ賛歌」に生まれ変わっていたのだ。
生きることに対する陽気な肯定,理性の専制支配に対する下層からの強かな逆襲が,「糞喰らえ!」の序曲から始まったこの陽気なオペラの主要動機を成している。
モーツァルトの有名な序曲に歌詞がついて,高らかな「うんこ賛歌」に生まれ変わっていたのだ。
生きることに対する陽気な肯定,理性の専制支配に対する下層からの強かな逆襲が,「糞喰らえ!」の序曲から始まったこの陽気なオペラの主要動機を成している。
スカトロジスト・モーツァルト250才を祝う,目出度いオペラ。
「世界はうんこだ!」とぶち上げて大きな反響を呼んだ1984年の初演以来,4度目の上演。演出・加藤直による今回のテーマは「モーツァルト・エキゾチカ」。異界会向けのテーマだけど,それについては書けたら書きます。