龍然路

龍然路 (りゅうぜんじ、英語: Ryuzen-ji)は、龍然封都 (封政府所在地)。龍然封最大にして唯一の都市である。
龍然封の中西部にある龍然盆地に位置し、全域が封政府の直轄地である。首都としての機能を果たすべく設計された、計画都市である。
現代の主要都市としては狭隘で人口も少ないが、世界で唯一大量対核戦力を有する地域の政府所在地として、国際的に強大な軍事的影響力を保持する都市である。


りゅうぜんじ
龍然路

上から時計回りに:文殊院議事堂、
灯小路のちりめん灯篭、花ノ丸の紅小路、
バイオマス燃料工場の屋外培養池、奉宮金剛閣


龍然路章
日本
地方 大東地方
沖縄・大東地方
構成領 龍然封
(封政府直轄地)
協定団体コード 48100-1
面積 2058.9km2
総人口 1,902人
人口密度 0.9人/km2
隣接都道府県 沖縄県
封の木 オオシマザクラ
封の花 オオシマザクラ
封の鳥 ダイサギ
明奉院
明奉 日向時雨
所在地 龍然封竜胆花ノ丸1-1


概要

龍然盆地は四方を山に囲まれ、龍然路の都市域は、盆地のほぼ中心部に広がっている。
龍然封最大にして唯一の都市であり、封の人口のほぼ100%を占める(2016年6月1日)。広域自治体全体の人口の過半数を占める都市は、東京23区を一つの都市として考えない場合は、日本国内では龍然路と京都市のみである。
封の政府機能及び、封外からの観光客の受け皿としての機能を果たすべく、緻密に設計された計画都市でもある。
レアメタルを含むマンガンクラストなどの鉱物資源の採掘で栄えているが、2016年以降は、バイオ分野で最先端を行く龍然に多数の研究機関が集積し、国内外から学生や研究者が集まる学研都市にもなりつつある。

地理・地域

龍然封本島の中西部に位置し、龍然盆地を市域とする。北西部は龍然湾。面積は2058.9km2で、日本の大阪府とほぼ同じ面積を持つ。

気候

都市域の平均標高が600m以上のため、1年を通して爽やかで過ごしやすい。
盆地状地形のため、降雨量が少なく、気温の日較差や年較差が大きくなっている。冬の晴れた夜には放射冷却が激しくなり、北緯25°以下という低緯度地域でありながら、5℃を下回る日もある。

(龍然路 標高約653m)

地名


町並み

イメージづくり

計画の設計は、封政府道部敷設局の封都デザインチームが行なった。
長安城京都平安京といった古都に倣った碁盤目状の平面計画を基本としつつも、
ロンドンやパリのように、街の中心地や通りの交差地点に広場や宗教施設を設けるといったヨーロッパの都市要素も内包した「新しい伝統都市」を目指して作られている。
龍然盆地の北端にある父祖山の頂上からほぼ真南、都市部の北端中央に、封都御所とそれを内包する大東神宮を設け、そこから市街の中心に表参道を通して左右に分かれる形の構造となっている。

市域全域には厳しい景観規制が施かれており、建物の外観や広告のデザイン及び色、街灯や標識に至るまで、全体的に和モダンな印象で統一されている。
龍然路の建造物は、例外を除き、住宅、店舗、小規模商業施設、大規模商業施設、低層ビル、高層ビルといったいくつかの種類ごとに分けられており、
各種にそれぞれいくつかのデザイン規格が用意されている。封も民間企業も構造物を建造する際には、これらのデザイン規格から任意のデザインを選ぶ必要がある。

街路

市域内は東西南北を走る 大路 (おおじ)、 中路 (なかじ)によって約50m四方の「 」(ちょう)に分けられており、
さらに丁は、東西南北に走る区画線または 小路 (こうじ)によって12m四方の「 」(ます)に分けられる。
大路は車道6車線で約1kmごと、中路は車道2~4車線で約50mごとに走っており、バス専用道路を備えている場合がある。
小路は基本的に24mごとに走っており、緊急車両とバイクなどの二輪車以外の進入が禁止されている。
土地を購入する際はこの升が基本単位となる。ただし、大路・中路に面していない丁の中央4升(小路升)は、1升単位での購入はできず、大路・中路に面した升とセット(最低2升以上)でのみ購入できる。
丁の中央4升が小路升及び異なる所有者の土地または建造物に四方を囲まれた場合、自動的に公共の広場及び空き地となる。
また、縦横200升、大路に囲まれた約1km四方の土地を「 」(まち)と呼び、さらに町9つ分、約3km四方の土地を「 社区 」(しゃく)と呼ぶ。
社区には、その中心1町分の土地に封立神社が造営される。神社の境内には役所・地域事務所と保育園・小学校舎が併設されている場合が多い。
これらの升・丁・町・社区を基本とした都市構造により、住宅地は神社の周囲に、商業施設は大路寄りに建設される傾向が強い。

なお、碁盤目状に交差する大路や中路の交差点は環状交差点になっている。(バス専用道路との交差箇所は除く)
また、大路と大路の交差点に面した北東の土地は、最低でも50m四方の広場にする決まりとなっている。
広場は、住民の交流の場としての機能だけでなく、同じような景観が続く碁盤目状の都市において、その土地の目印の役割を果たしている。

土壌の改良

龍然盆地の土地は、ほぼ全域が塩分濃度の高いヘドロで覆われており、雨が降ると地面に染みこまずに巨大な水溜りになり、乾燥するとひび割れを起こした。
社区の中心には神社を造営するため、鎮守の森形成のために土壌の改良が必須であった。
まずは都市区画の整備計画に沿って道路を敷設し、確定した神社造営区の土地を掘削し、堆肥を混入する有機的な方法で土壌改良を実施した。
土壌の改良が難しい土地に関しては、東京農業大学関連の学術研究者による綿密な調査に基づいて耐塩性植物の植栽を行い、長期的な除塩を実施している。

運河の掘削

龍然盆地では、島の形成から間も無くして、大東山脈に降り注ぐ膨大な雨水により、既に河川の形成が始まっていた。
この河川を基に、乾燥した盆地に水を引くための用水と水路が整備された。運河は全長24,000m。水深2.5m、幅20〜30m。
水際は、動植物に対し自然の生態系がなだらかに形成されるように、接水部分に砕石や土、木を利用した。運河護岸はコンクリート壁を使わず、石積みとしている。
水鳥も、運河から容易に陸部に上がり、営巣している姿が見られる。また、放流された魚類の姿もよく観察できる。

経済

主要な産業は鉱業と、龍然湾岸部のバイオマス燃料工業である。
専門的職業やホワイトカラーのサービス業の割合は増加傾向にあるものの、日本本土よりも圧倒的に少ない。
現在は、法律事務所、独立契約就業者、非営利団体、ロビー団体、全国労働組合、職業団体といった多くの組織が、封政府に近接した場所を求めて、政府関連施設の近郊に本部を置いている。

交通

人口が少ないこと、人口が流動しやすいこと(単純な人口の増加、開発工事繁忙期の労働人口の変動)、封内の開発整備が不十分であることから、
龍然では鉄道の敷設が進んでおらず、準備用地があらかじめ設定されている程度である。
これらの問題に柔軟に対応可能であるとして、龍然では現在バス(バス・ラピッド・トランジット、 BRT )が鉄道網の代替として機能している。

封営封街道バス

車両は3両連結の大型クリーンディーゼルバスで、専用レーンを走行し、チューブ型のバス停に停車する形で運行される。ピーク時の運行頻度は毎分1本程度も可能。
特殊なチューブ型のバス停を使い入口の改札で運賃を支払う。このチューブ型のバス停には車椅子用のリフトがあり、車椅子でもバスを気軽に利用できるよう設計されている。
仮に乗降客がいなくても全てのバス停に必ず停車するため、乗客は車内の降車ボタンをわざわざ押す必要は無い(車内にボタンが設置されていない)。1編成の定員は300名。
扉は3両合わせて5つあり、各扉が開く際にチャイムが鳴り、それに反応してバス停に設置されている自動扉が開閉される。
観光用のため、レトロな外観デザインが採用されており、車体に御籠のマークが入れられていることから、「籠バス」を公式の愛称としている。

環状輪廻道線 (輪廻道バス)
中心街を環状周回する路線。ただし、利用者はほとんど封営第一住宅と花ノ丸付近から上下車するのみで、利用駅は限られている状況である。

直通港湾線 (港湾バス)
龍然港と龍然路の中心地(花ノ丸)を直通で結ぶ高速バス。龍然港との間を往復する。

直通空港線 (空港バス)
龍然路郊外の新大東空港と花ノ丸を結ぶ中型バス。空港との間を往復する。

新大東空港

国際線、国内線とも同一空港及び滑走路を利用している。
都市中心部からは約10km。空港から都市中心部まではバスで協定料金となっており、200円(2015年現在)。