IPR2005

6) 2003年 4月    =東大先端研 柴田+伊原講義=

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【TAってむちゃくちゃハード】

今回は、ビジネスIPRの活動とは直接の関係はありませんが、
ビジネスIPRの活動から派生したことについて書きます。

2002年度から、柴田さんを中心に東大の先端研で産学連携や
アントレプレナーシップについての講義をやっていて、私は
2003年度と2004年度に講義の学習効果を高めるために
講師と学生の繋ぎ役という位置づけのTA(ティーチング・アシ
スタント)をやらせて頂きました。
※今年(と来年)は、自分自身が学生をしているので、お休みし
 ていますが、卒業したらまたお手伝いをしたいと思っています。

柴田さんの講義スタイルは、聞くところによるとマルチファカル
ティ+チームアサインメント方式というものらしい。

<私の認識では、下記の用語についてはこんな感じ>
(マルチファカルティ)
専門分野の異なる複数の講師が一緒に講義を行う授業スタイル。
※1つのケースについて、複数の視点からコメントがでる。
(チームアサインメント)
学生がチームを組んで、課題を解決する授業スタイル。
※毎週、たくさんの宿題をメンバー全員でこなす必要あり。

下記のURLは2004年度の講義要目です。
http://kss.t.u-tokyo.ac.jp/pgrad/Tsk01_03.asp?Code=788x19

全部、本当に基本的な内容なのだが、12回(1回90分)で
「財務会計」、「マーケティング」、「組織論」、「交渉学」、
「ベンチャー」を学びながら、さらにビジネスプランを作成する
授業を行うのって、初めて学ぶ学生には本当にハードだと思う。

しかし、本当にハードなのは学生ではなく、TAです。
学生に比べれば、ビジネスプランにどんなことを書けばよいか
分かっているし、マーケティングだって、財務会計だって全く
知らないわけではない。でも学ぶのと教えるでは全く違って、
こんなに難しい事だとは、TAを引き受けた時点では夢にも
思っていなかった。

TAを引き受けた以上「ごめんなさい」はできないので、
学生以上に必死に勉強して、講義当日は如何にも何でも知って
いるように振舞っていましたが、本当にいっぱいいっぱいでした。

現在、会社で新規事業の立ち上げ支援業務を行っているが、この
講義(TAをした経験)から学んだことがとても役立っている。
というか、TAとして学生にやったことがそのまま仕事になった
感じです。

私は、東大の講義を通じて経験しましたが、ビジネスIPRの
ようなコミュニティで得たことを、自分の仕事にフィードバック
してこそ、コミュニティに参加する意義があるのではないかと思う。
※自分の仕事に限らず、別のコミュニティで役立てることが重要

ブレークスルーって新しい知を自らのフィールドに戻したことに
起こるのかなと思う。


カテゴリ: [なべきよ史] - &trackback() - 2005年09月18日 02:28:15
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